findyはハイスキルなエンジニアと企業をマッチングするサービスです。

企業から直接オファーがくるスカウト機能を提供していますが、ユーザーサクセス面談を受けることで求人紹介や転職サポートをしてもらえます。

本記事では、findy利用者の口コミをもとに、良い評判・悪い評判を徹底解説します。

さらにfindyの基本情報や特徴、利用がおすすめの方、企業からのオファーを増やすコツを紹介するので、findyの登録を検討している方は参考にしてください。

関連記事：IT転職エージェントおすすめ比較28選！エンジニア向けに徹底解説

findyの良い評判・口コミ

まずは、findyの良い評判・口コミを紹介します。

選考通過率が上がった

findyのユーザーサクセス面談を受けると、応募書類の添削や面接対策などさまざまなサポートを受けられます。

利用者の口コミでは、findyの担当者によるサポートのおかげで「選考通過率が上がった」と回答した方が多くいました。

応募書類は転職活動において必須であり、求職者の第一印象につながります。

選考通過率を上げるにはクオリティの高い応募書類を作成する必要があるため、添削によるサポートは非常に重要です。

また、面接対策では、受け答えの良くない箇所を指摘してもらえたり、アドバイスを受けたりできます。

そのため、口コミのように面接が苦手な方でも、自信を持って面接を受けられることが期待できます。

求人の質が高い

findyの登録企業は技術力の高いエンジニアを求めているからこそ、求人の質が高い傾向があります。

口コミでは、以下の点に満足している声が上がっていました。

findyでは自社サービス開発企業を中心に、大手企業からスタートアップまで幅広い求人を保有しています。

他社の転職サービスで満足できる求人に出会えなかった方でも、findyであれば見つかるかもしれません。

転職に役立つ機能が充実していて便利

findyでは他社のサービスにはあまりない、以下の機能を提供しています。

スキル偏差値では開発言語ごとの偏差値が理解でき、OSS活動をするほど偏差値が上がる仕組みです。

年収予測機能はスキル偏差値と連動し想定年収を算出する機能であり、職種や経験年数なども年収予測に加味されます。

口コミでは年収測定によって「キャリアプランを明確にしやすかった」と良い意見がありました。

発信力レベル機能は、テキストメディアと連携し情報発信力をスコア化します。

findyでは、このように独自の機能によって自分の市場価値が理解しやすい取り組みをおこなっています。

効率的な転職活動が可能

findyに登録し、プロフィールなどの入力が完了すると、求職者に興味を持った企業から直接オファーが届きます。

利用者の口コミでは、登録後にスカウトメールがすぐ届いたことに満足している声が上がっていました。

スカウト機能を活用すると、自分で求人を探す必要がないため、効率的に転職活動ができるメリットがあります。

転職活動にかける手間を軽減できるので、現職を続けながらでもスムーズに進められるでしょう。

findyの悪い評判・口コミ

続いては、findyの悪い評判・口コミを紹介します。

大量の通知が届いてストレスを感じた

findyに登録すると求人情報やアンケートなどの通知が届くようですが、利用者の口コミでは、大量の通知にストレスを感じたとの意見がありました。

求人情報や転職に関する情報でも、大量に届くと煩わしさを感じる方もいるでしょう。

また、findyではユーザー向けのイベントを積極的に開催しているので、通知が多いことが考えられます。

あまりにも多くてストレスを感じる場合は、一度担当者に相談してみましょう。

求人が大都市に集中している

求人が大都市に集中しており、地域によって差がある点に不満を抱えている利用者も多数いました。

findyは全国の求人を取り扱っているものの、求人の多くは関東が中心です。

そのため、お住まいの地域によっては、条件に合う求人が見つからなかったり、スカウトメールが届かなかったりする可能性があります。

しかし、findyではフルリモート可能な求人を取り扱っているため、該当する企業であれば地方に居住していても問題ありません。

条件に合わない求人を勧められる

希望していない職種の求人紹介メールが届くことや、担当者に希望条件を伝えたにも関わらず、条件に合わない求人を勧められたことに不満を感じた利用者もいます。

条件に合わない求人を勧められるがままに受けてしまうと、転職後にミスマッチを感じ、退職を繰り返す可能性があるので注意しましょう。

何度も条件に合わない求人を勧められるのであれば、担当者の変更を検討してみてください。

findyの基本情報と特徴

ここからは、findyの基本情報と特徴を紹介します。

基本情報については以下の表をご覧ください。

サービス概要
サービス名	findy
対応内容	ユーザーサクセス面談 応募書類の添削 面接対策 求人紹介など
案件数	3,887件
得意な職種	ITエンジニア
利用料金	無料
運営会社	ファインディ株式会社
本社所在地	東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
ホームページ	https://findy.co.jp/

続いて、findyの3つの特徴を詳しく解説します。

ハイスキルなエンジニアと企業をマッチする転職サービス

findyはハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービスであり、スカウト機能とエージェント機能の両方が利用できます。

GitHub連携で利用開始することでスキルを自動で偏差値化でき、プロフィールを入力すれば登録完了です。

スカウト機能のみ利用する場合は、登録後は企業から「いいね」がくるのを待つのみでOKです。

エージェント機能を利用したい方は、ユーザーサクセス面談をおこなうことで、以下のサポートを受けられます。

findyは転職の成立よりも「キャリアにおける成功」を目指しているため、無理に転職を進めることはありません。

転職に迷っている段階でも利用できるので、転職したほうが良いのか、現職を続けるべきか悩んでいる方は相談を検討してみてください。

GitHub連携でスキルをわかりやすく数値化

GitHubとはソフトウェア開発のプラットフォームであり、オンライン上でソースコードの公開や共有が可能です。

findyではGitHubの開発履歴をもとに、エンジニアの技術力を「スキル偏差値」として可視化しています。

スキル偏差値は、ユーザーの使っているGitHubの公開リポジトリを独自に解析したものであり、スキル偏差値をもとに求職者にマッチした企業からスカウトが届きます。

findyを利用するにはGitHubのアカウントが必要になるため、エンジニアとして実績のある方に向いているサービスです。

企業は自社サービス開発企業が中心

findyに登録している企業は自社サービス開発企業が中心なので、ある程度のスキルが求められます。

自社サービス開発企業で働くことで以下のメリットがあります。

受託開発や客先常駐（SES）、SIerの方で、自社サービス開発企業で働きたいと考えている方は、ぜひfindyで魅力的な企業を探しましょう。

findyがおすすめの方

ここからは、findyがおすすめの方の特徴について紹介します。

効率的に転職活動を進めたい方

findyはスカウト機能、エージェント機能のどちらを利用しても、効率的に転職活を進めることができます。

通常の転職活動では、求人検索にて自分に合う企業を探す必要があります。

スカウト機能では登録後にスカウトメール（いいね）を待っているだけで転職先が見つかる可能性があるため、求人検索の手間を省くことが可能です。

また、エージェント機能でも条件に合う求人を紹介してもらえるので、自分から求人を探す必要がありません。

応募書類の添削や面接対策のサポート、エンジニア転職の動向や技術トレンドについても教えてもらえるため、転職に成功する確率をグッと上げることができるでしょう。

希望年収に見合う会社を求めている方

現職の収入に不満を抱えている方も、findyの利用がおすすめです。

findyを通して転職された方の多くが、年収アップを実現させています。

希望年収に見合う会社を見つけるには、自分の技術力を評価してもらう必要があります。

findyであればGitHub連携でスキルを簡単に可視化できるため、求職者の技術力が企業に伝わりやすいメリットがあります。

年収予測機能では想定年収を算出できるので、自分の技術力に対する年収をチェックしてみましょう。

市場価値を知りたい方

前述したとおり、findyは市場価値を知るための便利な機能が豊富です。

スキル偏差値や年収予測機能を利用することで、エンジニアとしての市場価値を理解できるでしょう。

また、ユーザーサクセス面談では、キャリアの壁打ち・棚卸しがおこなえます。

これまでの経験や今後どうなりたいかを担当エージェントに話すことで、目指すキャリアが見つかるかもしれません。

さらにfindyの担当者は、求職者が自分では気づけない選択肢の提案もおこなってくれるため、キャリアビジョンを広げることができるでしょう。

findyと他のIT系スカウトサービスを比較

ここでは、findyと他のIT系スカウトサービスについて紹介します。

サービス名	公開求人数	特徴	対応エリア	おすすめの方	公式URL
findy	3,887件	ハイスキルなエンジニア向け	関東が中心	技術力に自信のあるエンジニアの方	https://findy-code.io/
Direct type	1,600件以上	公式サイトやアプリが使いやすい	首都圏・関西圏	さまざまな企業から転職先を見つけたい方	https://directtype.jp/
ビズリーチIT	30,119件	高年収の求人が豊富	全国	年収を上げたい方	https://www.bizreach.jp/
レバテックダイレクト	6,921件	書類選考免除で面接、面談ができる	首都圏・関西圏	スカウトだけでなく直接応募もしたい方	https://levtech-direct.jp/

全体の求人数で見ると、ビズリーチITが最も求人数が多いという結果になりました。

ビズリーチITは年収800万円以上の求人を約22,000件取り扱っているため、スキルに自信がある方、入キャリアを目指す方といえます。

また首都圏など都市部で転職したい方には、findyのほかにもDirect typeやレバテックダイレクトも選択肢に入るでしょう。

各スカウトサービスによって得意とする求人、企業の傾向が異なりますので、選択肢を広げるために1～2つのサービスに登録することをおすすめします。

以下記事ではエンジニア向けのスカウトサービスについて詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事：エンジニア向けスカウト型転職サービスおすすめ10選！効率的な使い方も紹介

findyの利用手順

ここからは、findyの利用手順を簡単に紹介するので、登録を進めるにあたっての参考にしてください。

1.GitHub連携で登録

findyを始めるには登録が必要になるため、公式サイトへアクセスして登録に進みましょう。

GitHub・Google・Qiitaのいずれかのアカウントで登録できますが、スキル偏差値などの機能を利用するにはGitHub連携で登録してください。

2.スキル偏差値を確認

GitHub連携で登録すると、公開リポジトリの情報からスキル解析をおこないます。

その際、プライベートリポジトリの取得や公開は一切おこなわれません。

3.プロフィール記入

続いて、プロフィールを記入していきます。

findyに登録している企業はプロフィールを見てオファーをするか判断しているため、しっかりと記入しましょう。

4.企業からオファーが届く

プロフィールまで記入できれば、企業からオファーが届くのを待ちます。

企業からはスカウトの前に「いいね」といったアプローチが届くため、気になる企業であれば「いいかも」を返しましょう。

「いいかも」を企業に返すことで、企業は登録者にスカウトを送付できるようになります。

企業はスキル偏差値が高いエンジニアを探しているため、継続的にGitHubを利用してスキル偏差値のアップを目指しましょう。

5.内定・入社

企業からオファーが届き、受けることで選考に進みます。

選考の回数は企業にもよりますが、2～3回ほど面接を実施し、内定が出るパターンが多いです。

入社時期を決めたら、退職の1ヵ月前には現職に退職の意向を伝え、引き継ぎなどをおこないましょう。

findyで企業からのオファーを増やすコツ

findyを利用して転職を成功させるには、企業から多くのオファーをもらう必要があります。

ここでは、findyで企業からのオファーを増やすコツを3つ紹介します。

プロフィールを充実させる

企業からオファーを受けるには、プロフィールを充実させることが重要です。

プロフィールが空欄ばかりの場合、スキルや経歴が伝わらないため、企業に登録者の魅力が伝わりません。

特に企業の採用担当者がチェックするには以下の3点です。

企業はこれまでの経験だけでなく、これからのキャリアビジョンにも注目しています。

そのため、経験や経歴以外にも、これからの展望について具体的に記入しているプロフィールが求められます。

既に職務経歴書などを持っており、プロフィールの記入が面倒な方は無料の入力代行を活用できるので確認してみましょう。

ユーザーサクセス面談をおこなう

ユーザーサクセス面談では、年収相場などの情報提供や、キャリア相談などをおこないます。

担当者（ユーザーサクセスメンバー）とヒアリングをすることで、企業に直接プッシュが可能です。

そのため「いいね」がもらえる確率が高くなり、オファーの増加に役立ちます。

なお、ユーザーサクセス面談は転職意欲の有無に関係なく利用できるため、気軽に相談してみましょう。

毎日ログインをする

企業は登録者のログイン頻度を確認できるため、毎日ログインをすることもオファーを増やすために効果的です。

まったくログインをしていない登録者の場合、転職意欲が低いと見なされるため、企業からは積極的にオファーをしたいと考えません。

頻繁にログインをすることで企業の目に留まる機会を増やせるので、毎日のログインを日課にしましょう。

また、多くの企業はエンジニアをすぐに採用したいため、登録者の転職意欲が「転職活動中」や「3ヶ月以内に転職を考えている」に設定している方を優先にオファーをしています。

「すぐの転職を考えていない」の設定ではオファーがないとは限りませんが、オファーを増やしたいなら現在の転職意欲を正確に更新するようにしましょう。

findyに関するよくある質問

最後に、findyに関するよくある質問にお答えします。

findyの利用料金は？

求職者はfindyに無料で登録できます。

ユーザーサクセス面談は何度でも無料で利用でき、事前準備不要なので気軽に相談してみましょう。

findy フリーランスはどんなサービス？

findy フリーランスは、スタートアップ企業の自社開発案件やフルリモート案件を中心に、フリーランスエンジニアに最適な案件を紹介するサービスです。

担当エージェントが豊富な案件情報のなかから、登録者の条件に合う案件を探してくれます。

気になる方は「こちら」からチェックしてみましょう。

findyを退会する方法は？

findyを退会するには、担当者に申し出ることで退会できます。

または、Findyお問い合わせフォームの「こちら」から申請が可能です。

技術力に自信があるならfindyに登録してオファーを受け取ろう！

findyはハイスキルなエンジニアと企業をマッチングする転職サービスであり、スカウト機能とエージェント機能が利用できます。

利用者の口コミでは、findyの求人の質の高さや、転職に役立つ機能が充実していること、転職サポートにより選考通過率が上がった点に満足している声が上がっていました。

一方、大量の通知がくることにストレスを感じている方や、求人が大都市に集中している点に不満を抱えている利用者もいます。

findyはGitHub連携で登録することで、スキル偏差値や年収予測機能を利用でき、自分の市場価値を把握することが可能です。

よりスキルを活かせる場所で挑戦できるきっかけを作ってくれるため、技術力に自信がある方はぜひfindyに登録して魅力的な企業からのオファーを受け取りましょう。