薬剤師におすすめの転職エージェント15社を比較！各社の口コミも紹介

薬剤師が転職エージェント選びで抱える悩みは、エージェントを見極めるためのポイントや適切な付き合い方を知ることで解消できます。

この記事では、薬剤師の転職におすすめの転職エージェントを紹介するとともに、転職エージェントを利用するメリット・デメリット、賢い利用方法、薬剤師の転職を成功させるポイントなどについて解説します。

薬剤師向けの転職エージェントの概要を掴んでおくことで、ご自身の転職を円滑に進めることができるでしょう。

また、以下の記事では職業・条件別にそれぞれおすすめの転職エージェントをまとめているため、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
⇒転職エージェントおすすめ比較ランキング！人気エージェントの選び方を年代・職種別に一覧で解説

薬剤師の転職に強い転職エージェントおすすめ15社比較

本記事では以下の基準に沿って、全国のあらゆる薬剤師におすすめの転職エージェントを15社ピックアップしました。

それぞれのエージェント概要について、以下の表で比較しながら解説します。

サービス名	求人数	サポート体制	非公開求人の有無	対応地域	サービス設立年 (継続年数）	スカウト機能の有無
マイナビ薬剤師	非公開 （2025年5月）	キャリアカウンセリング 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	1995年 （約30年） ※マイナビ転職のデータ
ヤクジョブ	52,436件 （2025年5月）	面接 求人紹介 書類添削 条件交渉		全国	1996年 （約29年）
レバウェル薬剤師	4,777件 （2025年4月）	キャリアカウンセリング 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2023年 （約2年）
ファルマスタッフ	52,641件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2000年 （約25年）
お仕事ラボ	16,736件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2016年 （約9年）
リクナビ薬剤師	35,000件以上	キャリアカウンセリング 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2011年 （約14年）
ファーマキャリア	31,240件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 オーダーメイド求人の提案 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2018年 （約7年）
薬剤師転職ドットコム	12,000件以上	キャリアカウンセリング 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2004年 （約21年）
アプロ・ドットコム	29,067件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 日程調整 面接同行		全国	1998年 （約27年）
薬キャリAGENT	33,371件 （2025年5月）	キャリアカウンセリング 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2009年 （約16年）
ファル・メイト	18,403件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2004年 （約21年）
薬剤師ワーカー	22,267件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 面接対策 条件交渉		全国	2012年 （約13年）
ファーネットキャリア	29,126件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 書類添削 面接対策 条件交渉		全国	2010年 （約15年）
ファゲット薬剤師	46,201件 （2025年5月）	個別面談 求人紹介 日程調整 条件交渉		全国	2000年 （約25年）
ママ薬	非公開	個別面談 求人紹介 日程調整 条件交渉		全国	2009年 （約16年）

マイナビ薬剤師｜利用者満足度の高さが強み

マイナビ薬剤師の評価

薬剤師向け転職エージェントと聞いて、まず「マイナビ薬剤師」を思い浮かべる方も多いでしょう。

知名度の高さはもちろんのこと、初めて転職サイトに登録した先がマイナビ薬剤師だったという薬剤師も多く、利用した方の満足度も高い評価を得ています。

マイナビ薬剤師を利用した方の満足度が高い理由には、親身なサポート体制が挙げられます。

業界の中でも比較的大きな規模を誇りながら、サポートの質を重視し、薬剤師のベストな転職を目指し運営しています。

「初めての転職活動で不安」「薬剤師としてのキャリアに悩んでいる」といった薬剤師の方は、サポート体制の整ったマイナビ薬剤師の利用をおすすめします。

サービス概要
対応エリア	全国
求人数	非公開
受付時間	平日9:30～20:30 土曜9:30～17:30 ※日曜祝日は定休日
運営会社	株式会社マイナビ
公式サイト	https://pharma.mynavi.jp/

マイナビ薬剤師の口コミ・評判

関連記事：マイナビ薬剤師の評判は悪い？口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説

ヤクジョブ｜5万件超の薬剤師求人が掲載されている大型転職サイト

ヤクジョブの評価

「ヤクジョブ」は、1996年に創業したクラシス株式会社が運営している薬剤師向けの転職サイトです。

20年以上にわたり薬剤師の転職活動をサポートしてきた実績があり、現在は6万件以上（公開求人数は約4万件）の求人を保有しており、7,000社以上の企業・医療機関と契約しています。

東京都や大阪府、愛知県といった大都市はもちろん、地域の求人も多数掲載していることが特徴となっています。

また、転職サイトでありながら「就職・転職サポート」も提供しており、専任コーディネーターが求人の紹介から面接アドバイス、条件面の交渉まで幅広く対応してくれます。

こちらのサポートは、求人紹介サービスに申し込みをするか、求人に問い合わせをすると受けることが可能です。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	51,989件
勤務地別求人数	調剤薬局：41,641件 ドラッグストア(調剤併設)：6,848件 病院：2,964件 クリニック：137件 福祉施設・その他：56件 一般企業：290件
雇用形態別求人数	正社員：32,017件 パート・アルバイト：17,366件 契約社員：266件 派遣：2,146件 紹介予定派遣：196件
運営会社	クラシス株式会社
公式サイト	https://yaku-job.com/

ヤクジョブの口コミ・評判

レバウェル薬剤師｜取引医療機関数14,000件

薬剤師の転職に精通しているキャリアアドバイザーがサポートしてくれるのはもちろん、採用担当者や事業所から直接スカウトが届くことが、レバウェル薬剤師の魅力の一つです。

また、求人情報が詳細に掲載されており、働く前に職場の内部情報まで把握することができるため、入社後のギャップも防ぐことができます。

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	3,621件
雇用形態別求人数	正社員：2,141件 パート・アルバイト：1,475件
運営会社	レバレジーズメディカルケア株式会社
公式サイト	https://levwell.jp/

関連記事：レバウェル薬剤師の評判を徹底解説！利用するメリット・デメリットとは

ファルマスタッフ｜転職相談満足度96.5%

ファルマスタッフの評価

「ファルマスタッフ」は、大手薬局チェーンである「日本調剤」のグループ会社が運営する、薬剤師向け転職エージェントです。

日本調剤のグループ会社がサービスを提供していることから、医療機関や企業などの信頼も厚く、掲載求人数は業界最大級を誇ります。

20年にわたる薬剤師の転職支援を通じて培った業界知識とノウハウにより、質の高い専門的なサポートが期待できます。

ファルマスタッフでは、薬剤師一人ひとりとしっかり向き合う転職サポートを心掛けています。

悩みを解決できるような求人を探してくれる可能性もあるため、職場環境による不満や困った点などを伝えてみるのもおすすめです。

『日本調剤』が持つノウハウを活かしたコンテンツや、業務に役立つアプリの配信など、薬剤師のスキルアップやキャリアアップにつながる情報も豊富です。

転職を検討している薬剤師の方は、登録しておいて損はないでしょう。

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	52,225件
職場別求人数	調剤薬局：43,630件 病院・クリニック：3,633件 ドラッグストア(調剤併設)：3,298件 ドラッグストア(OTCのみ)：864件 一般企業その他：658件
雇用形態別求人数	正社員：32,770件 パート・アルバイト：17,433件 派遣：1,957件 紹介予定派遣：63件
受付時間	平日9：30-19：00 土日10:00～19:00（※祝日を除く）
運営会社	株式会社メディカルリソース
公式サイト	https://www.38-8931.com/

ファルマスタッフの口コミ・評判

関連記事：ファルマスタッフの評判は良い？悪い？利用が向いている人の特徴や口コミからわかる実態を解説

お仕事ラボ｜利用者満足度90％以上、紹介後3ヶ月定着率は95.6％

お仕事ラボの評価

「お仕事ラボ」は、全国で薬局を390店舗以上持つ株式会社アイセイ薬局の、グループ会社である株式会社AXISが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

薬局運営を行う会社の子会社が提供するサービスだけあって、業界事情には当然詳しく、マッチング精度の高さが魅力です。

求職者一人ひとりのライフスタイルや働き方、志向を深く理解し向き合うことで利用者満足度90％以上、紹介後３ヶ月定着率95.6％の高い実績を誇るサポートを実現しています。

転職後のアフターフォローも充実しているため、万が一転職後に「思っていたのと違う」ということがあった場合は、コンサルタントに相談することが可能です。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	16,228件
職場別求人数 (公開求人)	調剤薬局：8,039件 病院・クリニック：165件 ドラッグストア(調剤併設)：1,045件 ドラッグストア(OTCのみ)：8件 企業その他：22件
雇用形態別求人数 (公開求人)	正社員：9,943件 派遣：160件 パート：6,125件
運営会社	株式会社AXIS
公式サイト	https://www.oshigoto-lab.com/

お仕事ラボの口コミ・評判

関連記事：お仕事ラボの評判を徹底解説！利用するメリット・デメリットとは

リクナビ薬剤師｜リクルートが持つノウハウを活用

リクナビ薬剤師の評価

「リクナビ薬剤師」は、人材業界でトップシェアを誇るリクルートグループが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

知名度の高さと独自のネットワークを活かし、さまざまな製薬会社や薬局の優良求人を多く保有しています。

また長年の転職支援により、転職のノウハウやサポート体制が充実しているのもリクナビ薬剤師の強みです。

最短３日のスピード転職から、妥協しない職場選びまで、求職者の要望に応じたサポートが可能となっています。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	29,759件以上
職場別求人数 (公開求人)	調剤薬局：20,201件 病院・クリニック：693件 ドラッグストア(調剤併設)：8,532件 ドラッグストア(OTCのみ)：106件 企業その他：382件
受付時間	平日9:30～21:00（土日祝日は定休日）
運営会社	株式会社 リクルートメディカルキャリア
公式サイト	https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

リクナビ薬剤師の口コミ・評判

関連記事：リクナビ薬剤師の評判は？口コミをもとにメリット・デメリットや利用時の注意点まで徹底解説

ファーマキャリア｜ベストマッチ求人をオーダーメイドで提案

「ファーマキャリア」は薬剤師専門の転職エージェントです。

他エージェントと大きく異なるのは、ファーマキャリアがすでに持っている求人を紹介するだけではなく、ひとりひとりの要望を聞き、その条件にできるだけ沿った求人になるよう地域の薬局や病院、ドラッグストアに交渉してオーダーメイドの求人を提案してくれる点です。

ファーマキャリアのコンサルタントは、大手人材紹介会社で売り上げトップを誇っていた優秀な人材を中心に構成されており、薬剤師の転職を有利に進めるためのサポートをおこなっています。

高い交渉力のあるコンサルタントが相談に乗ってくれるため、譲れない条件は積極的に伝えて交渉を依頼してみましょう。

人材紹介会社では、比較的希望条件が簡単な案件が優先されることが多いと言われています。

しかし、ファーマキャリアではそのような状況を避けるため、あえてアドバイザー1人が担当する薬剤師さんの人数を制限している傾向にあります。

さらに薬剤師の転職をどうしたら満足のいくものにできるのか、コンサルタント同士が話し合いを重ねながら進めているなど、一つの案件に対してきちんと力を入れています。

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	31,649件
職場別求人数 (公開求人)	調剤薬局：28,008件 病院：3,601件 OTC・その他：40件
雇用形態別求人数 (公開求人)	正社員：18,505件 パート・アルバイト：13,144件
受付時間	終日：9:00～21:00（年中無休）
運営会社	エニーキャリア株式会社
公式サイト	https://pharmacareer.jp/
設立年月	2018年1月
本店所在地	〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町22-6 東京セントラルプレイス4階

ファーマキャリアの口コミ・評判

関連記事：ファーマキャリアの評判は？口コミからわかる特徴や向いている薬剤師を解説！

薬剤師転職ドットコム｜病院勤務の薬剤師専門のエージェント

薬剤師転職ドットコムの評価

「薬剤師転職ドットコム」は、東証一部に上場するアイングループが運営する、病院求人に特化した薬剤師向け転職支援サービスです。

2004年にサービス提供を開始して以降、「納得のいく転職」にこだわり続け、現在は12,000件以上の求人数を保有し、利用者満足度も95.8%と企業・求職者双方の信頼を得た転職支援サービスへと成長しました。

病院への転職を考えているなら、真っ先に登録しておきたいサービスといえるでしょう。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	1,713件
職場別求人数 (公開求人)	調剤薬局：85件 病院・クリニック：1,510件 企業・その他：35件
雇用形態別求人数 (公開求人)	正社員：1,298件 アルバイト・パート：414件
受付時間	9:00～18:00(土日祝日除く)
運営会社	株式会社メディウェル

薬剤師転職ドットコムの口コミ・評判

アプロ・ドットコム｜サイト利用もエージェント利用もできる総合転職サービス

アプロ・ドットコムの評価

「アプロ・ドットコム」は、1998年に創業した株式会社アプロ・ドットコムが運営している薬剤師向けの総合転職サービスです。

正社員から単発アルバイトまで、さまざまな雇用形態の求人を取り扱っています。

転職サイトと転職エージェントの両方のサービスを提供しており、利用者満足度は98.3％と高い数値を達成しています。

とくに、優秀なキャリアアドバイザーによるきめ細かなサポートが魅力で、アプロ・ドットコム利用者からは「対応が丁寧」「家庭環境にも配慮してくれる」といった声が多くあります。

また、転職希望者向けのコンテンツが充実している点も特徴です。

たとえば、サイト内にはコラムが充実しているほか、無料メルマガ登録者には「単発求人プレミアム」や「現場薬剤師のための課外授業」などを発信しています。

「現場薬剤師のための課外授業」は、4,000人以上の薬剤師が申し込んでいる人気メルマガです。

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	29,050件
職場別求人数	調剤薬局：26,127件 ドラッグストア(調剤併設)：3,568件 ドラッグストア(OTCのみ)：442件 病院・クリニック：682件 一般企業・その他：92件 老健・療養型施設：8件
雇用形態別求人数	正社員：16,780件 パート・アルバイト：11,356件 契約社員：139件 派遣：116件 紹介予定派遣：599件
運営会社	株式会社アプロ・ドットコム

アプロ・ドットコムの口コミ・評判

薬キャリAGENT｜国内最大手の薬剤師特化型転職エージェント

2024年3月　薬キャリAGENT公式サイトより引用

薬キャリAGENTの評価

「薬キャリAGENT」は、医療情報サイト「m3.com」で有名なエムスリー株式会社のグループ会社である『エムスリーキャリア株式会社』が運営する薬剤師向けの転職エージェントです。

エムスリーキャリアが運営するサービスだけあって利用者は多く、年間2万人以上の薬剤師が利用。自社調べではあるものの、薬剤師の登録者数がNO.１（※）となっています。

薬キャリAGENTの担当者は連絡返答も早く電話のやりとりも多いため、スピード感を持って転職したい方におすすめです。

また働き方の要望をしっかり聞いたうえで求人紹介をしてくれるため、派遣・パートでしか働けないと思っている方でも、融通の利く正社員求人を紹介してもらえる可能性があります。

（※）公式サイトより引用

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	34,118件
職場別求人数	調剤薬局：27,192件 病院・クリニック：2,231件 調剤薬局・OTC販売：4,569件 一般企業その他：126件
雇用形態別求人数	正社員：23,632件 契約社員：0件 派遣：1,731件 パート：8,775件
運営会社	エムスリーキャリア株式会社

薬キャリAGENTの口コミ・評判

関連記事：薬キャリAGENTの評判は悪い？利用者の口コミから求人の質についても解説

ファル・メイト｜関西圏と首都圏に強みがある転職サイト

ファル・メイトの評価

「ファル・メイト」は、人材派遣・人材紹介を専門としている株式会社ファル・メイトが運営している転職サイトです。

人材派遣・人材紹介の強みを活かし、とくに関西・関東エリアでは最低時給2,800円以上（＋交通費全額支給）保障という高時給の求人を扱っています。

また、ファル・メイトでは、「エキスパート薬剤師制度」という、ファル・メイトの正規雇用となり、取引先の薬局に勤務する独自制度を設けています。

「調剤薬局の実務経験は3年以上」といった応募資格はありますが、複数店舗を掛け持ちすることもあるなど、即戦力としてのあなたのスキルを活かせます。

採用されれば大手調剤薬局チェーンの管理薬剤師に相当する待遇を受けることもできます。

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	18,416件
職場別求人数	調剤薬局：10,931件 調剤併設店：1,116件 OTCのみ：159件 病院・クリニック：376件 一般企業・その他：2件
雇用形態別求人数	正社員：8,576件 パート・アルバイト：4,687件 派遣：4,998件 嘱託：27件 紹介予定派遣：61件 契約社員：66件
運営会社	株式会社ファル・メイト

ファルメイトの口コミ評判

薬剤師ワーカー｜専任アドバイザーによる一元管理体制が特徴

薬剤師ワーカーの評価

「薬剤師ワーカー」は、トライトグループで医療・福祉業界への人材紹介などを手掛けている株式会社トライトキャリアが運営している転職サイト・転職エージェントです。

「一元管理体制」と呼ばれる専任アドバイザーによるマンツーマンのサポートが特徴であり、転職希望者の方への紹介から企業との条件交渉まで、すべてをひとりのアドバイザーが担当してくれます。

入社後の細かな要望を法人担当ではなく、アドバイザーが直接伝えてくれるため、入社後のミスマッチが起こりにくいことが特徴です。

また、薬剤師ワーカーでは就職後のアフターフォローにも丁寧に対応してくれます。

たとえば「面接で聞いていた内容と異なる」といった場合には、アドバイザーが問題を解決するために企業に連絡を取ってくれます。

紹介して終わり…ではなく、就職後の万が一にも備えることができるため、安心して転職活動をおこなえるでしょう。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	22,265件
職場別求人数	調剤薬局：15,698件 ドラッグストア(調剤併設)：2,558件 ドラッグストア(OTCのみ)：915件 病院・クリニック：2,864件 一般企業・その他：230件
雇用形態別求人数	正社員：13,699件 パート・アルバイト：8,566件
運営会社	株式会社トライトキャリア

薬剤師ワーカーの口コミ・評判

ファーネットキャリア｜口コミ・友達紹介満足度98.9％の転職サイト

ファーネットキャリアの評価

「ファーネットキャリア」は、薬学生や薬剤師などの就職・転職支援をサポートしている株式会社ユニヴが運営している転職・求人情報サイトです。

また「ファーネット独立」という薬剤師の独立支援もおこなっています。

コーディネーターのフットワークの軽さと面談カウンセリングの質に定評があり、転職希望者のニーズを丁寧にヒアリングしてからキャリアプランや求人の提案などをしてくれます。

またヒアリング内容を企業にも説明してくれて、条件交渉やアフターフォローまで対応してくれるそうです。

ファーネットキャリアの公開求人数は26,000件以上ですが、非公開求人を合わせると11万件以上の求人情報を保有しています。その膨大な求人の中から、転職希望者のニーズに合う転職先を探してくれます。

もしファーネットキャリアのサポートを受けたいなら、サイト上にある「転職サポート登録」をおこないましょう。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	29,215件
職場別求人数	調剤薬局：20,920件 ドラッグストア(調剤併設)：3,267件 ドラッグストア(OTCのみ)：568件 病院・クリニック：1,094件 一般企業・その他：67件
雇用形態別求人数	正社員：23,958件 パート・アルバイト：13,737件 契約社員：579件
運営会社	株式会社ユニヴ

ファーネットキャリアの口コミ・評判

ファゲット薬剤師｜20年以上にわたる転職サポートの実績あり

ファゲット薬剤師の評価

「ファゲット薬剤師」は、ECサイト運用や人材紹介事業を手掛ける株式会社カスタマが運営している転職・求人サイトです。

2000年から薬剤師の転職サポートを始め、現在は中小の調剤薬局・病院の求人に強みがあります。

転職サイトとしての機能が充実しており、気になる企業にまとめて問い合わせしたり、資料請求したりすることも可能です。

また「お仕事探しのサポートセンター」という専門サポート窓口も設置しており、求人や転職活動に関する悩みをコンサルタントへ相談できます。

相談は、メールか電話のいずれかからおこなえます。

サービス概要
対応エリア	全国
公開求人数	45,493件
職場別求人数	調剤薬局：35,688件 併設：2,387件 ドラッグストア：3,203件 病院・クリニック：3,820件 一般企業・その他：395件
運営会社	株式会社カスタマ

ファゲット薬剤師の口コミ・評判

ママ薬｜お母さんの転職サポートに特化している転職エージェント

ママ薬の評価

「ママ薬」は、医療医薬専門の人材紹介・派遣事業を手掛けているアポプラスキャリア株式会社が運営しているお母さん薬剤師向けの転職エージェントです。

アポプラスキャリアは「APOPLUS薬剤師」なども運営している企業であり、25年以上にわたって薬剤師の転職サポートをしています。

ママ薬のコンサルタントは、働くお母さんの転職ニーズを知り尽くしており、それぞれのニーズに合わせてオーダーメイド形式で転職先を紹介してくれます。

今大切にしたいこと、将来実現したいことなどをコンサルタントと話し合って、理想の働き方を実現できるように計画を立てましょう。

また、アポプラスキャリアは一度現場を離れた薬剤師の方に向けて、薬剤師研修制度を用意しています。

研修には「調剤実技研修」や「無菌調剤研修」などがあり、現場に出る前に薬剤師としての感覚を取り戻すことが可能です。こうしたバックアップが充実していることも、ママ薬の魅力となっています。

サービス概要
対応エリア	全国
総求人数	非公開
運営会社	アポプラスキャリア株式会社

ママ薬の口コミ・評判

薬剤師の転職理由

薬剤師が転職を考える背景には、日々の業務内容や職場の環境、将来のキャリアに対する悩みなどがあります。

ここでは、代表的な転職理由を3つ紹介します。

業務が多く単調だから

薬剤師が転職を考える理由として、業務が多く単調だという点が挙げられます。薬剤師の仕事は調剤や服薬指導など、毎日同じ作業の繰り返しになりやすく、成長ややりがいを感じにくいと悩む人が多いのです。

たとえば、処方せんの数や診療科が限られる職場では、仕事がルーティン化しやすく、仕事へのモチベーションが下がってしまう傾向にあります。

自分の知識や経験を十分に活かせないと感じると、新たな業務や新しい刺激を求めて転職を考える人がいるでしょう。

職場の人間関係が悪いから

職場の人間関係が悪いからという理由で、転職を考える薬剤師もいます。薬剤師は狭い空間で長時間同じメンバーと働くため、上司や同僚とのトラブルや雰囲気の悪さがストレスの原因になります。

たとえば、上司に相談しづらい、同僚とのコミュニケーションがうまくいかないなど、精神的な負担が積み重なると、仕事自体が苦痛に感じてしまうのです。

特に薬剤師が多い職場では、風通しが悪かったり、薬剤師同士の派閥ができたりするなどの問題が出てくることがあるため、転職によって環境をリセットしたいと考える薬剤師がいます。

キャリアアップできないから

薬剤師が転職を考える理由として、キャリアアップできないから、という理由もあります。今の職場で同じ業務ばかり続き、スキルや知識を広げる機会が少なければ、成長への意欲が満たされないでしょう。

たとえば、管理職や専門性の高い分野に挑戦したい、研修や勉強会が充実した環境で働きたいと考えている人は、転職を通じて自分の市場価値を高めたいと考えます。

そのため「新しい職場でさまざまな経験を積むことが将来のキャリア形成につながる」と考える薬剤師が増えているのです。

現職場から転職するのがおすすめの薬剤師の特徴

ここからは、薬剤師が今の職場から転職を考えるべきケースを紹介します。

以下のケースに当てはまっている人は転職することで解決できる可能性があり、転職活動を始めるのがおすすめです。

職場の人間関係が悪い人

「職場の人間関係が悪い」と悩んでいる薬剤師は、転職するのがおすすめです。努力しても職場の人間関係が改善されない場合、無理に我慢を続けると心身の健康を損ねる恐れがあります。

上司や同僚とのトラブルが続いて相談しても状況が変わらなかったり、異動も転勤も難しかったりする場合には、環境を変えなければ我慢を続けることになってしまいます。

転職すれば人間関係がリセットでき、新たな気持ちで仕事に臨めるでしょう。

残業が多くプライベートの時間を確保できない人

残業が多く、ワークライフバランスが取れない方は、転職を検討すると良いでしょう。仕事が忙しすぎて自分や家族の時間が持てない状況が続くと、生活の質が下がり、心身の負担も大きくなります。

「毎日遅くまで残業が続く」「有給が取りにくい」「短い休憩時間しか取れない」などの職場では、プライベートの時間を十分に確保できません。

転職によって残業の少ない職場や、柔軟な働き方ができる環境を選べば、仕事とプライベートが両立できるでしょう。

年収アップ・キャリアアップしたい人

転職をおすすめする人の特徴として、年収アップ・キャリアアップしたい方も挙げられます。今の職場で給与がなかなか上がらない、スキルや経験を活かせないと悩んでいる場合は、より条件の良い職場を選べば収入やキャリアの向上が期待できます。

たとえば、薬剤師の中でも「管理薬剤師」や「企業薬剤師」など責任あるポジションに挑戦すれば、年収が上がるケースも珍しくありません。

転職活動を通じて自分の市場価値を見直し、将来のキャリア設計を広げてみましょう。

転職大手のマイナビ薬剤師では、「薬剤師のための年収up転職相談会」や「今後の業界を見据えたキャリアアップ転職相談会」が受けられます。

転職のプロから最新の情報や年収アップできる求人を紹介してほしい人は、まずはマイナビ薬剤師に登録するのがおすすめです。

薬剤師が転職エージェントを利用する4つのメリット

転職サイトと転職エージェント、薬剤師の転職ならどちらをどのように利用するほうが一番有効でしょうか。

上述したように、転職エージェントは転職サイトとは異なり、キャリアアドバイザーが転職に関するさまざまなサポートをおこなってくれます。

ここからは、転職エージェントを利用すると具体的にどんなメリットがあるのか、どんなサポートを受けられるのか解説します。

キャリアに関する相談に乗ってもらえる

自分のキャリアビジョンに対して、どのような職場を選ぶべきか、どんなスキルを身につけるべきかなど具体的なアドバイスをもらえます。

こうしたサポートは転職サイトと明確に違い、転職エージェントのメリットです。

たとえば、子育て期間中はパートや派遣で働きたいが、子供が育ったら正社員に復帰したい場合など、将来に対して今からどのような準備をすればいいか相談できます。

中には休日対応をおこなっている転職エージェントもあります。

薬剤師は基本的に土日祝日などカレンダー通りの休日が休みになるため、じっくり相談したい方にとって休日対応可能な転職エージェントは心強い味方になるでしょう。

あなたにあった求人を紹介してくれる

面談の際に確認した希望条件や、キャリアプランなどを踏まえたうえで、理想に合致した求人を紹介してもらえます。

あなたはその中から気に入った求人を選ぶだけで、吟味するためにかかる時間を節約することが可能です。

1ヵ月以内や3ヵ月以内など期限を決めて転職活動をしている場合、エージェントがスムーズな転職活動ができるよう徹底してサポートしてもらえます。

応募書類の添削・面接対策をしてくれる

応募書類の作成や面接を苦手に感じている方も少なくないでしょう。書類選考は最初の審査を突破するために欠かせません。

面接は直接企業の担当者に自分をアピールできる機会ですから、ポイントを絞って効果的なアピールをする必要があります。

転職エージェントではこうした応募書類の添削や面接対策をおこなってくれます。

プロの目線で書類の添削や面接対策を受ければ、自分ではきづかなかったウィークポイントが見つかり、それを対策することで選考に通りやすくなるかもしれません。

転職エージェントによっては、企業ごとの特色やどのような人材を欲しがっているかを把握してる場合があります。

応募書類の添削や面接対策では、応募企業の特色をふまえてアドバイスしてもらえる可能性があるため、転職活動が不慣れな方はとくに利用しておきたいサービスです。

給与等の交渉を代行してくれる

労働者の当然の権利とはいえ、残業や給与の交渉を自分で行うことに抵抗を感じる方も多いでしょう。

転職サイトからの応募ではこうした交渉も自分で行わなければいけませんから、ほとんど交渉できずに転職してしまう方も少なくないでしょう。

転職エージェントでは、企業との条件交渉の代行をおこなっている場合もあります。自分一人で転職活動をしたときよりも、年収がアップするケースも少なくありません。

転職先企業と給与交渉を行うのは苦手だが、過去の経験をふまえて条件交渉や条件の確認を入念に行いたいと考えている方は、安心して選考に臨めるサービスと言えます。

【関連記事】転職エージェントに登録するメリットとは？上手な選び方や注意点を解説

薬剤師が転職エージェントを利用する際の注意点

転職エージェントは便利なサービスであっても、使い方によっては良い結果を得られません。

たとえ相手が転職の専門家でも、アドバイスの内容に納得できるか、希望がちゃんと反映された求人を紹介してくれているか、冷静に考えるようにしましょう。

ここでは転職エージェントを利用する際の注意点を説明します。

連絡がしつこいと感じるケースがある

転職サイトに登録すると求人紹介などさまざまな連絡をしてくれますが、人によっては電話の頻度が高いと感じてしまうでしょう。

転職エージェントでは紹介した求職者が内定を獲得することで、はじめて報酬を得る仕組みになっています。

このことから、早く結果を出そうと転職を急かしてくる担当者に当たる可能性もあるでしょう。

自分のペースで転職活動をしたい方は、前もって転職時期を伝えたり、連絡しないでほしい時間帯を伝えたりしておくことがおすすめです。

転職サイトによってはメールやLINEで相談できる場合もあるため、あわせて検討してみましょう。

担当者と相性が合わないことがある

薬剤師に特化した転職サイトでは、登録すると一人ひとりに専任のアドバイザーが付くケースがほとんどです。

求人紹介や面接対策などをおこなってくれる心強い味方ではありますが、担当者もひとりの人間であるため、相性が合わないと感じる場合もあるでしょう。

もし転職活動の妨げになっていると感じた場合は、遠慮せずに担当者の変更を申し出ることをおすすめします。

また自分に合った担当者と出会うためにも、複数の薬剤師向け転職サイトを併用するのも良いでしょう。

【関連記事】【予備知識】転職エージェントの注意点とは？トラブル事例と回避方法を紹介

薬剤師が自分に合った転職エージェントを選ぶ方法

薬剤師の転職で転職エージェントを有効活用するためには、自分に合った転職エージェントに絞ることも大事です。

重要なポイントは次の4つです。こちらの項目では、どの部分に注目して転職エージェントを選べば良いかをご説明します。

求人数の多さで判断する

薬剤師向け転職エージェントを選ぶポイントとして、求人数の多さが挙げられます。

求人数が多ければ、それだけ転職先の選択肢が広がります。

ちょっと条件が良い求人に挑戦してみたり、複数の転職先をじっくり吟味してみたり、余裕を持って進めやすくなるためおすすめです。

また、調剤薬局やドラックストアなど、さらに細かい転職先まで決めている方であれば、その職場の求人が多い転職エージェントを優先的に使うと良いでしょう。

転職支援サービスの質で判断する

転職エージェントを利用するメリットでもお伝えした、応募書類の添削や面接対応などは基本的にどの転職エージェントでも実施してくれます。

しかし、実際にどの程度までサポートしてくれるかは、各社の方針や担当者に左右されます。

とくに初めての転職で不安や不明点が多い方は、転職サポートに力を入れていて、サポート関連の口コミも良い転職エージェントを優先に選ぶと良いでしょう。

薬剤師に対する理解度で判断する

本記事でご紹介している薬剤師向けの転職エージェントは、薬剤師求人に力を入れているだけあって、薬剤師に対する理解を持っている運営会社・担当者も多いです。

薬剤師に対する理解がある転職エージェントであれば、直近の薬剤師の転職事情のアドバイスや薬剤師として働く大変さなどを理解してくれて、良きパートナーになってくれることも多いです。

中には、元薬剤師がアドバイザーを務める転職エージェントもあり、より親身になって転職サポートをしてくれることもあります。

一般的に有名な転職エージェントよりも、薬剤師向けの転職エージェントの中から絞っていくことがおすすめです。

薬剤師が転職エージェントを利用する際の流れ

薬剤師の転職で初めて転職エージェントを利用する場合、登録から内定までどのような流れで進んでいくのか気になりますよね。

基本的にどこの転職エージェントでも利用時の流れは同様で、上記のように進みます。

転職エージェントの登録後、すぐに求人を紹介してもらえるわけではなく、まずはキャリアアドバイザーとの面談をおこないます。

面談でキャリアに対する考え方や転職先に求める条件などを伝え、その内容をもとに求人を紹介してもらえることが一般的です(なかにはエージェント登録してすぐに求人を紹介してもらえるところもあります)。

紹介された求人のなかに気になる職場があれば、エージェント経由で応募。少しでも内定獲得の確率を上げるために履歴書の添削や面接対策が受けられます。

また面接の出来や応募先に対する印象などを知るため、面接後にも担当アドバイザーによるフォローアップがおこなわれます。

面接がうまくいかなかった場合でも、フォローアップ時に担当者にその旨を伝えておけば、応募先にプッシュしてくれるため、挽回できるかもしれません。

そして応募先から出た内定に対し、承諾をすれば転職活動は無事終了です。

関連記事：【5ステップ】転職エージェント活用時・登録後の流れと注意点を解説

薬剤師が転職エージェントを賢く利用する方法

転職エージェントを利用するデメリットは、ほとんどが担当者の質にばらつきがあることに原因があります。

ここでは転職エージェントを有効活用するための考え方をご紹介します。

【関連記事】転職エージェントの賢い使い方｜利用の流れや使い倒すコツを徹底解説

転職エージェントは2,3社登録する

複数の転職エージェントに登録しておけば、担当者との相性が悪かった際のリスクヘッジになります。

また、情報源を複数持つことで、相手の発言が妥当かどうか客観的に把握しやすくなります。

相性の良い担当者が見つかるまでは、複数の転職エージェントを試してみるくらいの気持ちでいてもいいかもしれません。

【関連記事】複数の転職エージェントを使うのってあり？上手に掛け持ちや併用する方法を解説

定期的に連絡を入れる

基本的に担当のキャリアアドバイザーは、あなた以外の求職者のサポートも並行しておこなっています。

場合によっては他の求職者が優先されて、自分のほうにはなかなか求人の紹介をしてもらえないということもありえます。

求人情報をできるだけ多く希望する場合、担当者からの連絡を待つだけでなく、こちらから連絡してみましょう。

ただし注意してほしいことが、ご自身が提示した条件が厳しすぎて紹介できる求人がない、面談した際の印象が悪く優先度が低くなっているなどの理由で、情報が来ない場合があります。

キャリアアドバイザーとの面談では、アドバイスに耳を傾けドタキャンや無断による遅刻を避けるなど、社会人としての基本的なマナーを守りましょう。

転職エージェントの言うことを鵜呑みにしない

利害が絡む場面に関しては、転職エージェントの言うことを疑い半分で聞いたほうがいいでしょう。

年収が高い企業に採用が決まったほうが、転職エージェントが得られる報酬も高くなるため、希望条件を無視した求人を紹介されることも考えられます。

もし、自分の希望に沿わない求人ばかりを紹介してくる場合、違う転職エージェントを利用しましょう。

逆に面接対策などはなんの利害も関係しないため、素直に話を聞いてもそれほど問題ありません。

薬剤師は転職しやすい？薬剤師の転職事情を解説

転職する際には、転職エージェントの選び方や使い方だけでなく、転職事情の傾向を知っておくことも大事でしょう。

より最新で詳細の転職事情は、転職エージェントの担当者などに相談することがおすすめですが、こちらでは基本的な薬剤師の転職事情についてご説明します。

フルタイムの薬剤師の有効求人倍率は3倍以上

厚生労働省のjobtagによると、令和5年度時点で、フルタイムの薬剤師の有効求人倍率は全国で3.41倍（※）です。

【画像引用】薬剤師｜厚生労働省jobtag

有効求人倍率は比較的高く、求職者の人数に対して求人の数が豊富です。しっかりと準備して転職活動をすれば、理想の転職ができるでしょう。

（※）ハローワークの「無期又は4か月以上の雇用期間のあるフルタイム（季節労働を除く）」の条件下で、計算しています。

薬剤師の主な転職先

薬剤師の転職先として、主に次の機関が挙げられます。

多くの薬剤師は調剤薬局やドラッグストアで働いていますが、薬剤師として経験を積んだ上で製薬会社などの企業に転職する選択肢もあります。

薬剤師に特化した転職エージェントであれば、このような薬剤師関係の企業求人を保有していることも多いです。

転職先を自分の考えだけで決めつけ過ぎず、アドバイザーと相談しながら最適な転職先を見つけていくこともおすすめです。

【関連記事】薬剤師が転職して企業に勤める場合の仕事内容は？転職する際の注意点や対策も解説！

薬剤師が転職を成功させる5つのポイント

転職を成功させるためには、転職エージェントに頼りきりではいけません。

あくまで転職エージェントはサポートをするだけで、最終的な決断を下すのはあなた自身です。

転職活動で良い結果を得るために、大事な５つのポイントを確認していきましょう。

転職理由を明確にする

漠然と今の職場に不満があるといった理由で転職すると、本当に求めていることが明確ではないため、次の職場でも似たような悩みを抱えることになりかねません。

もし転職理由がクリアでないなら、「一度立ち止まってなぜ転職をしたいのか」を文章化してみるとよいでしょう。

転職理由が明確だと職場選びの軸がズレなくなりますし、履歴書の作成や面接の受け答えにも役立ちます。

ただし、転職理由がネガティブな場合は、 前向きに言い換えるなどの工夫が必要です。

たとえば忙しすぎることが不満だった場合、もし変に空気を読んで先方や転職エージェントにバリバリ働けますと伝えてしまえば、転職しても問題を解決できない可能性が高くなります。

「以前の職場ではスピードを求められたため、ミスが多くなりがちでした。患者さん一人ひとり向き合い丁寧な指導ができる環境で働きたいと思い、転職を考えました。」といえば、本心を伝えつつも悪い印象を与えずに済むはずです。

転職理由は転職活動において、肝となる部分なため、もう一度よく考えてみてください。

優先順位を決める

転職理由は1つとは限らず、年収アップ、キャリアアップ、温かい人間関係、残業の少なさ、サポートの手厚さなど複数の希望があることでしょう。

しかし、すべてが満たされる職場はなかなか見つかるものではないため、優先したいものと妥協できるものの順位をつけておきましょう。

自分の中で優先順位が決まっていなければ、これもいい、あれもいいと複数の求人に目移りしますし、良さそうな条件の職場に転職しても、一番求めていた条件が満たされないといったことも起こりえます。

あらかじめ優先順位をつけることで、おのずと自分にあった求人がわかるようになります。

徹底的に求人情報を収集する

転職の動機が明らかになったら、次は求人情報集めです。

薬剤師の転職市場にはどんな求人が流れているのかを転職サイトで確認しつつ、転職エージェントから業界の動向やトレンドを教えてもらいましょう。

転職エージェントはあなたにピッタリの求人を紹介してくれるだけでなく、応募先企業の雰囲気や求められている人材像に関して生きた情報を持っています。

イメ－ジで職場を決めると、入社してからこんなはずではなかったと後悔するかもしれません。事前に情報収集をして、確信を持ったうえで転職しましょう。

職場見学・面談をさせてもらう

面接の印象が良かったから大丈夫だろうと思い転職したものの、働いてみたら職場の雰囲気や労働環境が悪かったというケースは少なくありません。

そのため、可能なら職場見学や実際に働いている人と面談をさせてもらい、あなたが働く場所の雰囲気を自分の目で確認しておきましょう。

事前に職場の環境や同僚・上司の雰囲気などの確認しておけば、転職後にミスマッチが起こる可能性は少なくなるはずです。

転職エージェントに関するよくある質問

この項目では、転職エージェントを利用する際によくある質問をまとめました。

それぞれ確認していきましょう。

転職サイトや転職エージェントが無料の理由は？

転職サイトや転職エージェントのほとんどは無料で利用できます。

理由は、運営会社は企業から一定の報酬を受け取っているからです。

転職サイトの場合は掲載費が支払われて、転職エージェントの場合は成功報酬が支払われます。

このような仕組みがあるため、利用者（転職希望者）は無料で転職サービスを利用できます。

【関連記事】転職エージェントに費用はかかる？負担をかけずに転職するコツを解説！

担当者が合わない！変更してもらえる？

担当者の変更について明記している転職エージェントはほとんどありません。

ですが、変更の依頼があった場合には、対応するという転職エージェントが多いかと思います。

直接、担当者に変わってほしいと伝えるのは難しいため、公式サイトの問い合わせフォームから変更を申し出てみてください。

フォームに記載する際は、変更を申し出る理由をできるだけ詳しく書きましょう。

内定を辞退しても大丈夫？

内定の承諾前であれば、辞退しても問題はありません。

ただし、企業側は入社手続きを進めているでしょうから、できるだけ早い段階で伝えるようにしましょう。

内定承諾後の辞退については、法的な問題はないものの、あまり望ましいことではありません。

承諾前の辞退と同様、速やかに申し出ることは当然として、トラブルに発展しないよう丁寧な対応を心がけましょう。

転職活動をしていることは周りにバレない？

転職エージェント経由で、転職活動をしていることが周りに発覚することは、まず起こらないと考えて大丈夫でしょう。

個人情報については厳重に管理していますし、許可なく第三者に提供もおこないません。

個人や規模の小さい転職エージェントを利用する場合は、多少の不安も残りますが、大手エージェントの場合はそれほど心配する必要はないでしょう。

非公開求人とは？なぜ企業は非公開にするの？

非公開求人とは、ホームページやインターネット上に公開していない求人のことです。

企業が非公開で求人をおこなうには主に以下のような理由があります。

非公開求人は、転職エージェントが採用企業側の募集要項に合う人にのみ紹介をおこないます。

企業側としても、エージェントから見て条件に合う人材を紹介してもらえるため、効率的に人材採用を行うことができます。

非公開求人は、エージェント登録をしない限り紹介されないため、ぜひ積極的に登録してみることをおすすめします。

まとめ

薬剤師の転職を成功させるには、明確な目的意識と転勤先に関する生きた情報が必要です。

複数の転職エージェントをうまく活用して、効率よく転職活動を進めていきましょう。

この記事で紹介した転職エージェントは、それぞれ特徴や求人数、使いやすさなどが異なるため、実際に登録して自分に合うエージェントを利用することがおすすめです。

薬剤師におすすめしたい転職サイト・転職エージェントの特徴説明
エージェント名	特徴
ヤクジョブ.com	48,000件以上の公開求人や非公開求人も多数保有。地方の薬剤師転職にも強い。 業界特化型で28年以上の支援実績あり。正社員・派遣転職に評判が高い。
ファルマスタッフ	日本調剤グループが運営する転職エージェント。 薬剤師として派遣登録をすることも可能。
マイナビ薬剤師	利用者満足度調査でも高評価を獲得し続けており、親身なサポートが評判の薬剤師転職エージェント。
ファーマキャリア	すでにある求人のみ紹介するのではなく、一番良い条件を提示できる求人をオーダーメイドで提案するスタイルが人気。
お仕事ラボ	株式会社アイセイ薬局のグループ会社が運営。 利用者満足度90％以上、紹介後3ヶ月定着率は95.6％
リクナビ薬剤師	人材業界最大手のリクルートグループが運営する薬剤師向け転職エージェント。 知名度の高さから企業の信頼は厚く、サポート体制も充実。
病院薬剤師ドットコム	東証一部上場のアイングループが運営。 利用者満足度95.8%の高い実績を誇る。
薬キャリAGENT	医療業界で有名なエムスリーキャリア株式会社が運営。 コンサルタントの質の高さが特徴。
ファル・メイト	関西圏と首都圏の求人が多く、人材派遣の求人を多く保有している。
薬剤師ワーカー	企業との条件交渉も担当する専任アドバイザーがサポートしてくれる。
ファーネットキャリア	8,000人以上の転職を支援しており、薬剤師の転職の悩みに応えるカウンセリング能力に自信がある。
ファゲット薬剤師	2000年から薬剤師専門の求人情報サイトを運営、老舗ならではの安心感がある。
ママ薬	働くお母さん薬剤師の転職サポートに特化しており、ブランクがあっても再就職しやすい。

参考文献

内閣府	薬局の利用に関する世論調査
厚生労働省	薬局・薬剤師に関する情報
	薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会
	薬剤師に関する基礎資料
	平成30年（2018年）医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
	おくすりe情報
	薬剤師の需給調査
総務省	薬局の活動内容について
文部科学省	薬剤師として求められる基本的な資質（案）
科学技術情報発信・流通総合システム	薬剤師のキャリアデザインとキャリア教育の必要性
職業情報提供サイト	薬剤師
公益財団日本薬剤師協会	薬剤師とは
公益財団法人東京都薬剤師協会	薬剤師の仕事
公益財団法人日本薬学会	薬学用語解説