SNSでの発信が一般化したことで自作のイラストや漫画を公開している人が増えており、「自分もイラストレーターになれるのでは」と考えるひともいるでしょう。
イラストレーションの世界は、専門学校や大学での学習が必須ではないため、独学でスキルを磨き、プロのイラストレーターとして活躍する道も十分に可能です。
この記事では、イラストレーターになるための独学の方法や、そのメリット・デメリット、実績の積み方について解説します。
関連記事:クリエイティブ職に強いおすすめ転職エージェントは?成功確率を上げるポイントも紹介
目次
独学でイラストレーターになる方法とは
イラストレーターには学歴や資格は必要ないため、独学でイラストレーターになることは充分可能です。
以下では独学でイラストレーターになるための方法を紹介します。
イラストレーターとしての基礎スキルを磨く
イラストは手書きで描く方法もありますが、PCで描くデジタルイラストのほうがメジャーです。これからイラスト技術を磨く方はぜひ習得しましょう。
そのほか、これから手がけるイラストによっては色彩理論、デッサンの仕方など、イラスト制作に必要な知識や技術を身につけることが大切です。
自己学習の際には、オンライン教材や参考書を活用し、イラストの基本を網羅的に勉強しましょう。また、イラストにはさまざまなジャンルがありますので、多くのイラストを模写し、描き分けられるようにしましょう。
イラスト作成ツールの操作方法を身につける
先ほどもお伝えしたとおり、最近のイラスト案件はほとんどがデジタルイラストです。そのため、イラスト作成ツールのスキルは必須となることを覚えておきましょう。
特にIllustrator・Photoshopは多くの場面で必要とされるため、ぜひ身につけておきましょう。この2つのソフトウェアであれば、書籍やYouTubeなどの動画も豊富にあるため独学で身につけることもできますよ。
練習スケジュールを計画する
効率的な学習のためには、練習スケジュールの計画が不可欠です。特に、副業としてイラストレーターを目指す場合、限られた時間の中でいかに効率よくスキルを向上させるかが鍵となります。
毎日もしくは週に数回の練習の時間を設け、具体的な目標を持って取り組むことが重要です。例えば、「デジタルアートの基本操作をマスターする」「特定のスタイルのイラストを一定数描く」「ポートフォリオ用の作品を完成させる」など、達成可能な目標を定めてください。
また、スキルアップだけでなく、自己表現の楽しさを感じることも大切です。練習を通じて自分の創造性を探求し、イラストレーションへの愛着を深めましょう。
独学でイラストレーターを目指すメリット
学校やオンラインスクールなどを利用せず、独学でイラストレーターを目指すメリットはどのようなものがあるかを具体的にみていきましょう。
金銭的な負担を抑えられる
独学でイラストレーションの技術を身につける最大のメリットは、金銭的な負担を大幅に軽減できることです。
専門学校や大学への進学には高額な学費がかかりますが、独学ならば必要なのは書籍やオンライン教材、ソフトウェアの購入費用だけです。
自分の好きなペースで勉強できる
独学のもう一つのメリットは、自分のペースで学習を進められることです。学校のカリキュラムに縛られず、自分の生活リズムや仕事のスケジュールに合わせて学習を進めることが可能です。
この柔軟性は、特に副業としてイラストレーションを学ぶ場合に有利で、隙間時間を活用して効率的にスキルアップを目指せます。
様々な場所で学べる
独学ならば、自宅やカフェ、移動中など、場所を選ばずに学ぶことができます。
オンラインリソースや電子書籍を利用すれば、どこでも学習材料にアクセスでき、自由な環境でイラストレーションの技術を磨くことが可能です。
独学でイラストレーターを目指すデメリット
独学でイラストレーターを目指すことにはメリットも多いですが、デメリットもあります。一つずつみていきましょう。
プロ視点のアドバイスを受けることができない
独学のデメリットとして、プロからの直接的なフィードバックやアドバイスを受けられない点が挙げられます。
学校や専門コースでは、経験豊富な講師からの指導を受けることができますが、独学ではそのような機会が限られます。
スキル習得までに時間が必要
独学では、必要なスキルや知識を習得するまでの時間が長くなる可能性があります。
専門教育を受ける場合と比べて、効率的な学習方法や重要なポイントを見極めるのが難しいため、学習曲線が緩やかになることが一般的です。
モチベーション維持が難しい
独学の場合、学習の進捗や成果に対して外部からの評価やフィードバックが少ないため、モチベーションの維持が困難になりがちです。
特に長期間にわたる学習では、目標に向かってコンスタントに取り組むことが重要ですが、自己管理だけでこれを実現するのは容易ではありません。
イラストレーターとして実績を積む方法とは
イラストレーターは必要な学歴や資格がないぶん、実績がモノを言う仕事です。1つの実績が次の仕事につながることも多いので、最初は実績を増やすことを重視しましょう。
以下では実績を積む方法を紹介します。
SNSで作品を発信する
イラストレーターとしての実績を積む有効な方法の一つは、SNSを活用して作品を発信することです。
TwitterやInstagramなどのプラットフォームを利用し、自分の作品を広く公開することで、潜在的なクライアントやフォロワーに自分の存在を知ってもらうことが可能です。
コンテストに参加する
イラストレーターとしてのスキルと実績を築くためには、イラストコンテストへの参加も有効です。コンテストに参加することで、自分の作品を広く公開し、評価を受ける機会を得ることができます。
イラストの仕事を請ける
実績を積む一番有効な方法は実際にイラストの仕事を請け負うことです。特にイラストレーターになり始めは仕事一つひとつが実績となり、仕事で手がけた作品でポートフォリオを充実させることもできます。
リターンの少ない仕事でも積極的に請けるようにしましょう。
また、クライアントとのコミュニケーションや納品のプロセスを経験することで、プロフェッショナルとしての技術や知識を深めることが可能になります。
イラストレーターにおすすめのエージェント
駆け出しのイラストレーターが仕事を請けるのはとても難しいことです。
クラウドソーシングサイトも仕事を探すうえで有効なツールではありますが、単価が低い案件だったり、実績が無いとなかなか案件を受注するのが難しかったりもします。
駆け出しのイラストレーターが仕事を請けるうえで、おすすめなのはクリエイター専門のエージェントを利用することです。
レバテッククリエイターは、業界最大級の案件を持つクリエイター専門のエージェントです。業界専門の知識を持つアドバイザーがあなたに合った案件を提案してくれ、業界内最高レベルの高単価案件が豊富にあるのが特徴です。
また「紹介して終わり」ではなく、案件中も継続的に別の案件の紹介を受けることができます。アドバイザーが単価交渉や契約代行などもおこなってくれるため、悪い条件で仕事を請け負うことも無く、安心です。
「イラストレーターを始めたばかりでどのように案件を受注していいかわからない」「高単価の案件にチャレンジしたい」という方はぜひ利用してみてください。
サービス名 | レバテッククリエイター |
公開求人数 (イラストレーター選択時) | 64件 |
対応エリア | 東京メイン |
利用料 | 無料 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
まとめ
イラストレーターには、イラストスキルやデジタルツールのスキルさえあればなることは可能です。ただし、案件を継続的に受け、収入を安定させるには努力が必要な点は理解しておきましょう。
特に駆け出しクリエイターは実績が乏しいため、案件を獲得するのが難しい傾向があります。
クリエイター専門のエージェントであれば、業界に詳しいアドバイザーが案件獲得はもちろん単価交渉や契約などのわずらしい工程を代行してもらうことができますよ。
特にレバテッククリエイターは、業界最大の案件数を誇り、多くのクリエイターに選ばれるサービスの1つです。イラストレーターとしてデビューを目指す人は、ぜひ活用してみてください。