外資系投資銀行への転職で評価されるスキルや資格、転職成功のポイントを徹底解説

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CUS士業・管理部門担当

佐藤 達也

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外資系投資銀行への転職で評価されるスキル・資格、転職成功のポイント
   
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外資系投資銀行では中途採用を行っていますが、求人数は非常に少なく、採用ハードルも高いとあって転職を希望される方にとっては厳しい状況です。

しかし高い報酬や国際的なキャリアを構築できる魅力的な環境でもあります。転職活動のポイントを知り、転職成功を目指しましょう。

この記事では外資系投資銀行への転職をテーマに、求人状況や必要なスキルセット・資格、転職のポイントなどをお伝えします。

サービス名特徴
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目次

外資系投資銀行の中途採用における求人状況

まずは外資系投資銀行の中途採用市場の状況を確認しましょう。

外資系に限定すると求人数は多くない

外資系投資銀行の中途採用は、日系の投資銀行で海外の大手投資銀行との提携が進んでいることもあり、求人はあまり多くありません。加えてコロナ禍の影響や市場の変化によって減少傾向にあるといえます。

特にフロントオフィスのポジションは競争が激しく、求人数は少ないです。

一方で、リスク管理やコンプライアンスなどのバックオフィスのポジションは、比較的安定的に求人が出ているという傾向があります。

採用される人の経歴

外資系投資銀行へ転職する人の前職はさまざまですが、傾向としては金融業界やコンサルティング業界(戦略コンサル)など、高度な分析能力やコミュニケーション能力が求められる職種からの転職が多いです。

とくに、M&Aや証券取引などの業務に携わっていた人は、外資系投資銀行で活躍できる可能性があります。

ほかには、監査法人でM&A案件を担当していた公認会計士や、総合商社での事業投資経験がある人などが転職を成功させています。

学歴や年齢などの応募条件について

一般的に、外資系投資銀行の中途採用では以下のような条件が必要とされます。

  • 学歴:大卒以上、とくに経済や金融関係の学部や大学院を卒業した方や、高学歴の方が有利です。海外のMBAトップスクールを卒業されている方にもチャンスがあります。
  • 年齢:30歳以下が基本です。ただし、経験やスキルによっては年齢制限が緩和される場合もあります。
  • 語学力:英語力は必須です。ビジネスレベル以上のコミュニケーション能力が求められます。ほかの外国語もできれば評価の対象になります。
  • 経験:金融業界での実務経験がある方が望ましいです。とくにM&Aや証券分析などの専門分野での経験があると有利にはたらきます。

未経験は難しいが30代前半までならチャンスあり

外資系投資銀行では即戦力を求めているため、未経験の場合はかなり厳しいです。そもそも中途採用の枠が少ないため、経験者と比較した場合に採用される確率はかなり下がると予想されます。

ただしポテンシャルが高い方であれば、30代前半までという条件付きで採用されるケースもあるようです。その場合、高学歴であることや公認会計士などの資格があることなども影響します。

また、未経験の場合はアソシエイトポジションでの採用に限定されるでしょう。

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外資系投資銀行の業務内容

外資系投資銀行では多数の部門がありますが、代表的な部門は「投資銀行部門」「マーケット部門」「リサーチ部門」「アセットマネジメント部門」の4つです。

投資銀行部門の業務内容

投資銀行部門は、クライアント企業に対して資金調達やM&Aの提案、アドバイスなどを行う部門です。

たとえば新規株式公開(IPO)や増資などの案件に関わり、クライアントの資金調達をサポートしたり、市場動向や投資家のニーズを分析して最適な価格設定や販売戦略を提案したりします。

また、M&Aなどの案件では、買い手や売り手のマッチングを行ったり、交渉や契約のサポートをしたりします。

投資銀行部門は、外資系投資銀行の中でも最も収益性が高く、競争も激しい部門です。そのため高度な金融知識や分析能力だけでなく、コミュニケーション能力や交渉力も求められます。

マーケット部門の業務内容

マーケット部門では、金融商品の売買や流動性の提供、リスク管理などを行います。

株式や債券、為替やデリバティブなどの市場で取引を行うトレーダー、顧客のニーズに応じて金融商品を提案するセールスなどがいます。

マーケット部門の業務は、市場の変動に応じて素早く対応する必要があります。高度な専門知識や分析能力、コミュニケーション能力も求められます。

リサーチ部門の業務内容

金融市場や経済状況、各種産業や企業の動向などに関する調査や分析を行い、レポートや予測を作成する部門です。

リサーチ部門の社員は、投資銀行部門やマーケット部門の社員に対して情報提供を行うほか、メディアや投資家に対しても意見を発信します。

アセットマネジメント部門の業務内容

アセットマネジメント部門では、クライアントから預かった資産を運用し、パフォーマンスを追求します。

アセットマネジメント部門の社員は、株式や債券、不動産やヘッジファンドなどさまざまな運用商品に関する知識や経験が必要です。

外資系投資銀行に転職するメリット

外資系投資銀行への転職を目指す方は、転職することのメリット・デメリットを把握しておきましょう。メリットは高い報酬や国際的なキャリア、ブランド価値などが挙げられます。

実力次第で高い報酬を得ることができる

外資系投資銀行では国内の金融機関よりも給与やボーナスが高く設定されています。とくに業績や評価に応じたインセンティブが大きく、実力次第では高い報酬を得ることができます。

海外勤務や出張の機会も多いため、その場合は手当がつき年収が上がります。

国際的なキャリアを築ける

外資系投資銀行では多国籍なクライアントや同僚と仕事をすることができ、国際的なコミュニケーション能力やビジネススキルを磨ける機会が多いです。

また、海外の拠点や他の部門への異動や出向のチャンスもあり、国際的な幅広いキャリアを築くことができます。

専門性やブランド価値が高い

外資系投資銀行では、国際的な取引や複雑な金融商品に関わる機会が多く、その分専門知識やスキルを身につけることができます。

また、外資系投資銀行は世界的に知名度が高い銀行が多く、その中で働くことは自分のキャリアにも大きなプラスになります。

転職することで、自分の専門性やブランド価値を高めることができるのは大きなメリットです。

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外資系投資銀行に転職するデメリット

転職するデメリットとしては、ハードワークや成果主義によるストレスなどが挙げられます。

不規則な勤務や海外出張などハードワークになりやすい

外資系投資銀行ではクライアントのニーズに応えるために深夜や休日にも仕事をすることが多くあります。海外の本社や支店との連携や、国際的な案件に関わることも多いため、出張も頻繁に発生します。

不規則な勤務や出張の多さは、自身の体調を悪化させる原因や、プライベートや家族との時間を削る原因になります。

成果主義で評価されるため競争が激しい

外資系投資銀行では成果主義の文化が強く、評価や昇進は個人の実績にもとづきます。そのため、同僚や上司との競争や対立が起こりやすく、ストレスや孤立感を感じることも少なくありません。

同僚や上司との関係が良好であっても、仕事の成果が出なければ厳しいフィードバックや解雇のリスクに直面する可能性があります。

日系企業に比べて福利厚生が充実していない

外資系投資銀行では高い報酬を得られる可能性が高いですが、日系企業に比べると福利厚生は見劣りします。

日系企業の場合は各種手当や各種補助、退職金などが充実しています。加えて過度な残業は抑えられる傾向にあり、医療費や交通費などの支出も少なく済む可能性があります。

こうした点から、トータルで見たときには報酬面で思ったようなメリットを享受できない場合もありえます。

外資系投資銀行への転職で求められるスキルセット

外資系投資銀行で働く人は優秀な人材が多く、多様なスキルを保有しています。とくに以下の6つは外資系投資銀行への転職で必須のスキルセットです。

ビジネスレベルの英語力

外資系投資銀行では国際的な取引やプロジェクトに携わる機会が多く、英語でのコミュニケーションやドキュメント作成が必須です。また、英語でのプレゼンテーションやミーティングにも参加する必要があります。

ビジネスレベルの英語力とは、単に英語で話せるということを意味しません。専門用語やビジネス用語にも精通していること、文脈やニュアンスを正確に理解し伝えることなどを含みます。

金融系の専門知識・スキル

グローバルな市場動向や金融商品の特性、リスク管理や財務分析など、幅広い金融知識が必要とされます。また、財務モデリングやデータ分析などのスキルも重要です。

これらの知識やスキルは、外資系投資銀行での業務を効率的に遂行するために不可欠なので確実に求められます。

高度なコミュニケーションスキル

国際的な取引やプロジェクトではさまざまな国や文化の人と協力しなければなりません。そのため、英語をはじめとする外国語の能力はもちろん、異なる背景や価値観を持つ相手に対して、自分の意見や提案を分かりやすく伝えることができるコミュニケーションスキルが必要です。

コミュニケーションスキルには、聞く力や理解力も含まれます。相手のニーズや課題を正確に把握し、それに応じた最適なソリューションを提供することが求められます。

論理的思考力、問題解決力

論理的思考力と問題解決力は必須のスキルセットです。

外資系投資銀行ではさまざまな業界や企業の分析・評価・アドバイスを行うため、複雑な情報を整理して要点を抽出し、説得力のある提案を作成する能力が求められます。

また常に変化する市場環境やクライアントのニーズに対応するため、柔軟に思考し、創造的に解決策を見つける能力も必要です。

これらのスキルセットは面接で重視されるポイントでもあります。

心身ともにタフであること

外資系投資銀行では、高いパフォーマンスを発揮するために、長時間の労働や厳しい競争に耐える必要があります。そのためには体力的、精神的にタフであることが必要です。

心身ともにタフであることは、自分の健康やストレスを管理し、チームワークやコミュニケーションを向上させるためにも欠かせません。

多様性への理解やグローバル感覚

外資系投資銀行ではさまざまな国籍やバックグラウンドを持つ人たちと働くことになります。そのため異文化理解や寛容さを持ち、グローバルな視点で物事を考えることが求められます。

また、グローバルな市場や経済の動向に敏感であり、自分の専門分野だけでなく幅広い知識や情報を持っていることも必要です。

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外資系投資銀行への転職で評価される資格

外資系投資銀行への転職では実務経験が重視されるため、資格は必須ではありません。しかし知識やスキルを客観的に証明できることから、以下の資格は評価の対象になる場合があります。

公認会計士

公認会計士は監査を独占業務とする専門家です。

外資系投資銀行では、M&AやIPOなどの案件において財務分析やデューデリジェンスなどの重要な役割を担います。

会計基準や税制などの知識を持ち、数字に強く正確で迅速な判断力を備えているという特徴があるため、転職の際にも評価の対象となります。

証券アナリスト

証券アナリストとは、株式や債券などの金融商品の価値や動向を分析し、投資判断の助言を行う専門家のことです。

CMA®(日本の証券アナリスト試験)とCFA®(アメリカの証券アナリスト試験)がありますが、外資系投資銀行ではCFA®の保有者が多くいます。

金融商品や市場の知識、分析技術、レポート作成能力などを総合的に問われる難易度の高い試験です。しかし、合格すれば転職において高い専門性と信頼性を認められることが期待できます。

簿記1級

簿記1級は、会計の知識を高度に身につけたことを証明する資格です。簿記2級や3級などの下位の資格と比べて難易度・学習量ともにかなり上がります。

外資系投資銀行では財務分析や企業評価などの業務に携わることが多く、簿記1級を持っているとその能力が評価されます。

TOEICやTOEFL

英語力が必須の外資系投資銀行において、英語力を証明するためにTOEICやTOEFLなどのスコアを示すことがあります。一般的には、TOEICは800点以上、TOEFLは100点以上が目安とされています。

これらの試験で高いスコアを取ることは外資系投資銀行で働くための最低条件といえますが、それだけでは不十分です。そのため、TOEICやTOEFL以外にも英語でのビジネススキルを証明できる資格があれば、より有利になります。

たとえば先述したCFA®は英語での金融知識や分析力を示すことができるので評価される可能性があります。

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外資系投資銀行からのキャリアパス

中長期的なキャリアプランを設定するために、外資系投資銀行へ転職した後のキャリアについても考えておく必要があります。外資系投資銀行からのキャリアパスとしては以下のパターンが考えられます。

同業他社や国内の金融機関

まず考えられるのが、同業他社や国内の金融機関への転職です。

同業他社への転職は、外資系投資銀行の中でも異なる文化や戦略を持つ企業に挑戦したいという人に向いています。自分の専門性や経験を活かして、より高いポジションや報酬を得たいという人にも魅力的です。

国内の金融機関への転職は、外資系投資銀行のスピードやプレッシャーに疲れたという人や、日本の市場に興味があるという人におすすめです。外資系投資銀行で培ったグローバルな視点や専門知識を活かして、日本の金融業界に貢献できます。ワークライフバランスを保ちやすく、福利厚生が充実している場合が多いのもメリットです。

コンサルティングファーム

外資系投資銀行で働いた後に転職する場合、よく選ばれるのがコンサルティングファームです。クライアントに対して経営戦略や業務改善などのコンサルティングサービスを提供します。

外資系投資銀行で培った金融知識や分析力を活かすことができ、より多様な業界や課題に関われます。ただし、外資系投資銀行と同様に長時間労働や厳しい競争環境が続くため、ワークライフバランスの改善などを目的とした転職には不向きです。

PEファンド

PEファンドへの転職もひとつのキャリアパスです。PEファンドは非公開株式や債券などを買収し、経営改善や再編などを行って売却益を得る投資ファンドです。

外資系投資銀行から転職を目指す場合は、M&AやLBOなどの経験やネットワークが重要になります。

PEファンドへ転職するメリットは、高い報酬や自ら経営に関われるやりがいなどが挙げられます。一方で、長時間労働や高いプレッシャーなどが想定されます。

大手企業の財務や経営企画

外資系投資銀行に勤めると、大手企業の財務や経営企画に関わる機会が多くあります。たとえばM&Aや株式公開などの案件に携わることで、企業の財務戦略や経営ビジョンを深く理解することができます。こうした経験を通じて大手企業に興味をもって転職する、というパターンです。

外資系投資銀行で磨いた国際的なビジネススキルや分析力は、大手企業の財務や経営企画に転職する際にも有利に働きます。

年収は下がる可能性が高いですが、労働環境が改善されてワークライフバランスを保ちやすくなるのがメリットです。

スタートアップ・ベンチャーのCFO

スタートアップ・ベンチャーのCFOとして活躍するチャンスもあります。

外資系投資銀行ではM&AやIPOなどの案件に携わり、企業の財務戦略や資金調達に関する知識やスキルを身につけることができます。これらの能力は、スタートアップ・ベンチャーのCFOにとって非常に重要です。

自分の能力や経験を活かして、より挑戦的でクリエイティブな仕事に携わることができるでしょう。自社の成長に直接貢献することで、やりがいや達成感を得ることもできます。

ただしスタートアップ・ベンチャーは、安定性や将来性が不確かな場合が多く、リスクも高いです。そのため実際にCFOに転身するかどうかは、自分のキャリアビジョンや価値観も考慮したうえで決めることが大切です。

起業

起業するケースもあります。外資系投資銀行ではさまざまな業界や企業に関する知識や分析力を身につけることができ、グローバルな視点やコミュニケーション能力も磨かれます。これらのスキルは、自分のビジネスを立ち上げる際に必要不可欠です。

起業する場合、自分の興味のある領域に関連した事業を選ぶことができるのがメリットです。また、外資系投資銀行で培った人脈やネットワークを活用することもできます。

起業はリスクも大きいですが、自分のアイデアやビジョンを実現したいという情熱を持った方であれば成功する可能性があるでしょう。

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外資系投資銀行への転職を目指す際のポイント

最後に、難易度が高い外資系投資銀行への転職を成功させるためのポイントを解説します。

採用ハードルが高いため徹底した準備が必要

外資系投資銀行の選考は、一般的には書類選考と複数回の面接が実施されます。各段階で数学や論理的思考能力、金融知識や市場動向への関心、コミュニケーション能力などが評価されます。

特に面接は回数が多く、短くても2~3回、多いと6回以上の面接を受けることがあります。徹底した対策や準備が必要なのはいうまでもありません。

難関の書類選考対策

書類選考はCV(英文履歴書)を重視されるのが一般的です。CVは英語で書くのはもちろんですが、独特の記載形式にも慣れておく必要があります。

外資系投資銀行は求人数が少ないうえに募集がかかったときは優秀な人材からの応募が殺到するため、書類選考で早々に落とされるケースが少なくありません。しっかり対策して、選考に進む必要があります。

英語面接を含めた面接対策

面接対策としては、まず自分の経歴や志望動機、強みや弱みなどを明確に整理しておくことが重要です。

自分が応募する部門や業務に関する基礎知識や最新のニュースを把握しておくことも欠かせません。面接官とのコミュニケーションを円滑にするためには、英語力やマナーなども重視されます。

また、よく出題されるケーススタディやブレインティーザーへの対策を行うことも必要です。

ケーススタディは、与えられたビジネスシナリオに対して分析や提案を行う問題です。ブレインティーザーでは、一見難解な問題に対して論理的に解答する能力が問われます。

人材の流動性が高いため次のキャリアも見据えた選択が必要

外資系投資銀行では人材の流動性が高く、長く勤め上げるというよりは必要な経験を積んだら再転職するのが一般的です。そのため外資系投資銀行へ転職する際には、その次のキャリアについても考えておく必要があります。

外資系投資銀行へ転職した後のキャリアパスについては先に説明しました。そのキャリアパスを実現するためにはどんな経験を積む必要があるのかを考慮して、転職先を選択しましょう。

転職エージェントを活用する

外資系投資銀行では日系企業とは異なる選考対策が必要となるため、ひとりで対策するのは簡単ではありません。外資系投資銀行の転職に詳しい転職エージェントのアドバイスを受けながら対策しましょう。

また外資系投資銀行は求人数が非常に少ないので、自分で求人を探すよりもエージェントに探してもらうほうが希望の求人に出会える可能性が高まります。

外資系投資銀行への転職におすすめの転職エージェント3選

外資系投資銀行の転職をサポートしてくれる、転職エージェント3社を紹介します。

「現職が忙しいので、条件にあった求人を提案してほしい」「応募書類・面接に不安があるので、対策を手伝ってほしい」「企業研究をする暇がないので、代行してほしい」など、転職に不安や懸念がある人は利用を検討してみてください。

LHH転職エージェント

LHH転職エージェント
公式サイト:https://jp.lhh.com/

「キャリアもライフも上げるなら」、LHH転職エージェントです。

アデコが運営するハイクラス人材向けの転職エージェントで、外資系投資銀行を含む経験やスキルを存分に生かせるハイクラス求人を豊富に取り扱っています。

LHHでは10人に1人は年収1,000万円以上で転職しており、求人の質の高さとエージェントの力量がうかがえます。

公式サイト:https://jp.lhh.com/

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズ
公式サイト:https://www.robertwalters.co.jp/

世界31か国にオフィスを構えるロバート・ウォルターズなら、優良な外資系投資銀行の求人が多数集まっています。

外資系はもちろん、日系グローバル企業の求人も豊富なため、外資系投資銀行を検討しながら日系企業も検討したい方におすすめです。

外資系のメリット・デメリットを理解したうえで転職を迷っている人は、一度相談してみてはいかがでしょうか。

公式サイト:https://www.robertwalters.co.jp/

コトラ

コトラ
公式サイト:https://www.kotora.jp/

コンサルタントに特化した転職エージェントとして、コトラを知っている方も多いのではないでしょうか。

外資系投資銀行などコンサル要素を含む金融業界にも強みがあり、業界知識と実績豊富なアドバイザーが転職をサポートしてくれます。

いま勢いのある特化型転職エージェントのひとつなので、最新情報を仕入れるためにも登録をおすすめします。

公式サイト:https://www.kotora.jp/

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まとめ

外資系投資銀行への転職では高度な金融知識や英語力、コミュニケーションスキルやタフネスさなどが必要です。

転職は決して簡単ではありませんが、転職エージェントに相談するなどして、適切に対策することでその可能性を高められます。

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佐藤 達也のアバター
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佐藤 達也

弁護士・公認会計士・管理部門特化の転職サポートを行う人材紹介会社に在籍。士業・バックオフィスに特化した転職ノウハウ・企業調査を担当しています。分野特化だからこその、勘所を押さえたリアルな情報を発信できるよう心がけています。