経理職は転職しやすい?転職事情とキャリアアップ方法、役立つ資格を解説

           

編集者
佐藤達也
【キャリアアドバイザー】国弁護士・公認会計士・税理士等の士業や、管理部門特化の転職サポートを行う人材紹介会社に在籍。士業・バックオフィスに特化した転職ノウハウ・企業調査を担当しています。分野特化だからこその、勘所を押さえたリアルな情報を発信できるよう心がけています。
経理は転職しやすい
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「キャリアアップを目的に経理職で転職先を探したい」と考える方もいるでしょう。

一般的に経理職は需要が高いこともあって、転職市場で引く手あまたとされており、転職しやすい職種とされています。これは、経理職は企業にとって欠かせない仕事であり、専門的な知識も必要な職種であるためです。

キャリアアップをお考えの方は、一度転職を検討してみてはいかがでしょうか。この記事では、経理職の方が転職を成功させるためのポイントや、キャリアアップするための資格を解説します。

関連記事:経理職に強いおすすめの転職エージェント厳選14社比較!選び方と最新の転職成功ポイントを解説

目次

経理が転職しやすいと言われる理由は?

経理職は他の職種と比べても「売り手市場」と言われています。考えられる理由は5つあります。

経理で転職を考えている方は、経理職が売り手市場である理由をしっかり把握しておきましょう。

業界・企業に関係なく必要不可欠な部門で、需要が高いから

経理は、企業の金銭を管理する重要な仕事です。どのような業界・規模の企業でも、必ず必要とされます

経理の仕事は、企業や業界によって求められる業務内容は異なりますが、一定の基本的なスキルは必要です。欠員が出た場合、すぐに新しい人を育てられるわけではありません。

そのため、経理職は経験者を募集する傾向があり、実務経験者は転職しやすいと言えます。

スキルの汎用性が高いから

経理の仕事は、業界や企業によって大きく変わることはありません。つまり、求められる知識やスキルが転職してもほぼ変わらないため、業界を跨いでの転職が可能です。

また、経理の経験があれば、新しい業界でもすぐに仕事に慣れることができます。業界ごとのルールや慣習を覚える必要はありますが、新たに全てを学ぶよりも負担が少ないと言えるでしょう。

基本的な業務内容が同じだから

どのような業界・企業であっても、金銭管理や取引の仕訳、決算業務など、経理の基本業務の流れや内容は同じです。

例えば、営業職の場合は勤めている業界の製品やサービスについて深い知識が求められるため、転職先も同じような業界になるケースが多いとされています。

業界が変わると、求められる知識や経験も変わるため、転職時は同じ業界で探すのが一般的です。しかし、経理職は、業務内容が基本同じなので、業界を横断して転職することもできます

求人数が多いから

企業が経営を行う上で、お金を管理する経理職は必須であり、経理の求人数は常に多い状態です。

安定して一定数以上の求人があるということは、求職者の希望に合った会社も見つけやすいと言えるでしょう。

資格があれば評価されやすいから

経理分野には信頼性のある資格が多く、取得しておけば知識やスキルを証明できるため、転職の際に有利になる傾向があります。

経理職で評価されやすい資格としては、日商簿記2級以上や、税理士、公認会計士などがあります。特に日商簿記は求人の応募条件となっていることも多く、実務経験が少ない場合は必須です。

これらの資格を保有していれば転職時に自信を持てる上、希望の会社に転職できる可能性も高まるでしょう。

経理が転職を考えるきっかけとは

経理の業務に従事している場合、どのようなタイミングで転職を考えるのでしょうか。

業務の対応幅を広げるためのスキルアップを考えたタイミング

経理に含まれる業務範囲は広く、担当業務によって必要な知識が異なるため、スキルアップの必要性を感じて転職を検討する人は少なくありません。

大手企業では分業制で決められた経理業務にしか携わることができないケースもあるため、経理業務全般を任せてもらえる環境に転職してスキルアップを叶えたいと思う人もいます。

逆に、幅広い業務を経験したことにより、特定の分野に興味を持ち、専門性を高めるために転職する人もいます。

年収アップをしたいと思ったタイミング

自身が持っている業務量やスキルに対する年収が低い場合も、転職を考えるきっかけになります。

市場価値が適切に評価されているのか疑問な場合は、転職エージェントと話して市場調査をしてみたり、スカウトサイトに登録してオファーを受けたりして、客観的な自己評価を受けてみましょう。

部署異動が発生したタイミング

経理部の所属として入社しても、ずっと経理部署の所属とは限りません。社内の人員状況や体制変更によって、他部署での異動を求められる場合もあります。

経理業務に携わっていきたい思っている方は、異動をきっかけに他社の経理部署へ転職を考えるでしょう。

経理職でキャリアアップするためのプランは?

経理の仕事を続けてきた方にとって、経理職でのキャリアアップは重要な目標です。

経理のキャリアプランとしては、「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」の2つがあります。自分が進みたいと考える方を選び、スキルアップのための目標を立てていきましょう。

ここでは、2つのキャリアプランについて概要や特徴を解説します。双方の違いについても把握しておきましょう。

経理のスペシャリストを目指す

スペシャリストとはある特定分野の専門家を指します。高度な専門知識を持ち、かつ経験も豊富にある人材がスペシャリストです。

経理のスペシャリストは、経理に特化した専門家を表します。経理のスペシャリストに向いているのは、経理分野の仕事を極めたい方や多くの企業で経験を積みたい方などです。

財務管理や経営分析、国際会計、コンサルタントやアナリストといった専門家を目指したい場合にも向いているキャリアプランと言えます。このほかにも、税理士や公認会計士といった国家資格を取って独立・開業を目指すことも可能です。

ジェネラリストを目指す

ジェネラリストは経理以外の幅広いポジションを経験し、幅広い知識や経験を蓄えていくキャリアプランです。最終的に、経営企画や最高財務責任者を目指します。

ここでは例として、ジェネラリストのキャリアパスをご紹介します。

業務担当やチームリーダー

まずは基礎と実務経験を積み、担当できる業務を増やしていきます。この際に、簿記などの資格を取得することがおすすめです。入社して2年〜5年目くらいに、チームリーダーとして難しい業務を周りと連携しながら進めていきます。

マネージャー

5年以上が経過すると、経理部署をまとめる立場としてマネジメントや人員の育成になどに携わります。経理の知識・スキルの他にマネジメント能力も必要です。

経営企画やCFO(最高財務責任者)

経営企画は経営陣の補佐をする仕事で、経理から経理主任、経営企画へとステップアップしていきます。中小企業診断士やMBAを取得するケースも珍しくありません。CFOは財務の最高管理者として、企業成長に重要な経営判断を行います。

フリーランスや専門職を目指す

事業会社での経理業務を経験をした後、フリーランスや公認会計士や税理士資格を取得し、専門職として働くことも可能です。

また、公認会計士や税理士であれば、独立開業を目指すキャリアアップの仕方もあります。独立することで、自身が得意とする分野の業務に注力した働き方もできるうえに、ワークライフバランスもとりやすくなるでしょう。

経理のキャリアアップ転職に役立つ10の資格

経理は資格が必須の仕事ではありません。資格がなくても、長く勤めている方であれば業務によって知識やスキルが身に付いています。

しかし転職を検討する際は、知見を明確にできる資格を所有していると有利です。

ここでは、経理職の転職に役立つ10の資格をご紹介します。転職を機会に、持っていない資格にチャレンジしてみるのもおすすめです。

公認会計士

公認会計士は国家3大資格のひとつで、会計のプロの証明になる資格です。令和5年の公認会計士の合格率は7.6%しかなく、難易度の高い資格です。

経理業務に対する専門知識を身に着けられるうえに、公認会計士が所属している経理部ということで会社の信頼度アップにも貢献できます。資格手当によって年収がアップしたり、ベンチャー企業であれば最高財務責任者(CFO)として採用されるかもしれません。

勉強時間はトータルで3,000~5,000時間必要なので、簡単には取得することはできませんが経理としてレベルの高い人材になりたい場合は挑戦することをおすすめします。

税理士

税理士は、税務の専門知識が高い人材として評価される資格で、取得することで高度な会計業務に対応できる高い知識を習得できます。

税理士資格は5科目合格することで資格を取得できますが、科目合格制で1科目から受験可能なため、一度に全て合格する必要はありません。そのため、時間をかけて税理士資格取得を目指すこともできます。

米国公認会計士(USCPA)

外資系企業やグローバル企業において、ビジネスの中心地であるアメリカの会計基準に対応できる米国公認会計士のスキルは評価されます。また試験は英語で出題されるため、英語スキルがあることもアピールできる資格です。

ただしUSCPAを取得しても、日本国内のみで事業を展開する企業への転職や、日本で公認会計士の業務をおこなうことは不可能です。

日商簿記検定

経理職の転職時におすすめの資格として、まず挙げられるものが「日商簿記検定」です。「簿記」とは、企業の経営活動における金銭的な流れを帳簿に記録することで、経理の仕事をする上では必須と言えます。

日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する試験です。名前が似ている資格に全商簿記や全経簿記がありますが、主催する団体や受験料、試験内容が異なるため注意しましょう。

受検者数が多い日商簿記検定は、経理への転職時に簿記の知識をアピールできます。また、企業によっては昇進や昇格の基準として日商簿記の有無を見ているケースもあり、経理職以外の方による受験も少なくありません。

日商簿記検定には、1級〜3級まで設けられています。基礎的な内容である3級の合格率は高めですが、転職時の履歴書に書いてもあまり評価はされません。経理職であれば、2級または1級の取得をおすすめします

FASS検定

「FASS検定」とは、日本CFO協会が経済産業省の委託を受けて開催している比較的新しい検定試験です。検定試験では経理や財務に必要な、資産・決算・税務・資金の4分野から出題され、内容は実務に沿ったものとなっています。

転職時だけでなく、経理の業務に関して必要な基礎知識を一通り勉強できる上、実務スキルの測定によってスキルアップに活かせる点がメリットです。

FASS検定の試験は合否による結果は出ません。試験結果はスコアによってA~Eの5段階評価となっており、身に付いているスキルを客観的に把握できる点が特徴です。実務レベルに応じた評価がされる試験のため、経理経験が長い方ほど高評価される傾向にあります。

FASS検定は経理や財務に特化した検定試験のため、経理職での転職やキャリアアップを目指す方におすすめです。

ビジネス会計検定試験

「ビジネス会計検定試験」は大阪商工会議所が主催する試験で、FASS検定と同様に比較的新しい検定試験です。具体的には、簿記を用いて作成された財務諸表を読み取り分析する試験内容となっています。

試験内容から簿記と混同されがちですが、財務諸表などの書類作成に必要な知識が簿記で、それを分析するのがビジネス会計検定試験です

ビジネス会計検定試験によって、財務諸表が読めるようになるだけでなく、簿記の勉強にもつながるでしょう。もちろん、転職時の資格アピールにも使えます。財務諸表を読めるようになれば、企業の経営状況から安定性や成長性などの判断ができるようになります。

ビジネス会計検定で設けられているのは、1級〜3級までです。簿記の知識に加え、身に付けておいても損はないでしょう。

財務報告実務検定

上場企業は、会社法や証券取引所が定めた情報開示制度に基づいて、財務報告書類の作成・開示を義務付けられています。

財務報告実務検定は、上場企業の財務報告に必要な知識やスキルを問う検定試験です。試験は、連結実務演習編と開示様式理解編の2つに分かれています。

連結実務演習編では、連結財務諸表の作成に関する知識を、開示様式理解編では、各種開示書類に関する知識を問われます。財務報告実務検定は、財務諸表作成の基礎知識を簿記で学んだ上で受けるのがおすすめです。

IFRS検定(国際会計基準検定)

「IFRS(アイファス)」とは、ロンドンの民間団体であるIASBが定めた会計基準のことです。国別に会計基準が分かれていると財務諸表などの比較が困難であるため、国際的な基準としてIFRSが設けられました。

IFRS検定は、IFRSに関する知識と理解力を問う検定試験です。試験は、公認会計士協会のICAEWによって認定されています。経理職や財務職の方だけでなく、公認会計士や税理士などの資格保有者も受験しています。

BATIC(国際会計検定)

「BATIC(バティック)」とは、国際会計処理能力を英語で問う試験です。国際的な会計知識を測れる資格ですが、試験問題は全て英語となっているため、語学力も必要になります。試験結果は合否ではなく、スコアに応じた称号が付与されるのが特徴です。

BATICは東京商工会議所が主催していましたが、検定試験自体は2022年に終了しました。検定そのものは受験できませんが、試験内容は経理のキャリアアップに十分役立つものです。

また、BATICの称号をすでに保有している場合は引き続き利用できるため、転職時の資格アピールにもつながります。

TOEIC

英語を日常的に使う外資系企業やグローバル企業では、ビジネスレベルの高い英語スキルが求められます。社内ミーティングやクライアントとの会議、海外出張、英語での資料やメール等が多いので、英語スキルがないと業務に支障がでてしまうからです。

TOEICは800点以上が目安で、最低でも600点以上あると、一定の英語スキルがあるとして評価されるでしょう。

経理転職を成功させるためのポイント

他の職種と比較しても、経理職は転職しやすいのが特徴的です。希望する企業へ確実に転職したいのであれば、転職がスムーズに進むように、以下のポイントを押さえておきましょう。

自分のスキルや経験の棚卸しをする

どの企業に転職する場合でも当てはまることですが、経理経験者としての知識やスキルを一つひとつ棚卸ししておくことが大切です。求人によっては経験や資格などを求めている企業もあるため、応募する前に確認しておきましょう。

キャリアプランを描く

経理のキャリアプランとしては、前述したした「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」があります。自分が経理担当としてどのようなキャリアアップをしていきたいのか、計画を立てておきましょう。描いたキャリアプランに合わせた転職先選びも大切です。

実務経験を十分に積む

転職の際は資格の有無も重要ですが、経理は実務経験があるかどうかも注目されます。入社したばかりの頃は対応できる業務が少なくても、経験を積むにつれて業務範囲が広がり、専門知識も身に付いていくものです。

経理は専門的な知識が必要になる業務で、求人は未経験者よりも経験者を希望するケースが多いため、実務経験をしっかり積んでいれば転職時のアピールポイントになるでしょう。

外資系を目指す場合は英語力を身につける

国内の企業とだけ取引している場合、経理職に英語は必要ないかもしれません。しかし、外資系企業への転職を目的としている場合には英語力が必要です。

経理には、英語で業務を行う英文経理があります。外資系企業の経理で働く際は、英語力の他に英文経理に関する知識も問われるでしょう。高い英語力があれば、他にいる転職希望者との差別化にもつながります。

経理に特化した転職エージェントを活用する

インターネットや求人情報誌などを利用し、自分で転職先を探すのも大切です。しかし、経理職は求人数が多いため、希望する転職先を探すのは難易度が高いと言えます。

そこで、転職エージェントの利用も視野に入れてみましょう。転職エージェントを活用することで、今まで見つけられなかった企業が発見できるかもしれません

転職エージェントは、プロのアドバイザーに仕事やキャリアの相談をしながら、転職先を探せる点が最大のメリットです。求人情報の他に、応募先に関する細かい情報も提供してくれるため、転職後にミスマッチを起こすリスクを抑えられます。

経理特化のおすすめ転職エージェント10選

経理の転職に強いエージェントは数多く存在するため、どれを選べば良いのかわからない方もいるでしょう。ここでは、転職で活用するのにおすすめの転職エージェントを10社紹介します。

自分のキャリアプランに合った転職エージェントを選び、転職を有利に進めていきましょう。

BEET-AGENT

BEET-AGENT」は、経理や財務などの管理部門やバックオフィス系職種に特化した転職エージェントです。管理部門で働く方のキャリアアップに向けたサービスを展開しているため、経理職を経験している方に最適のサービスです。

個別面談ではキャリアアドバイザーが親身に対応を心がけているため、レジュメの添削から面談対策、給与交渉に至るまでのサポートも万全です。

求人紹介に関しては、専門知識の豊富なアドバイザーが、上場企業の非公開管理部の職種やIPO準備中の企業といった、珍しい求人との出会いを手助けしています。

サービス登録から内定・入社までの流れは、以下のようになっています。

  • 新規登録・アドバイザー面談
  • これまでの経歴と希望条件を確認
  • アドバイザーから求人の提案
  • 書類選考・企業との面接
  • 内定通知・入社

公式サイト:https://beet-agent.com/

ハイスタ会計士

ハイスタ会計士

ハイスタ会計士」は、経理・財務の転職に特化した転職エージェントです。有資格者・科目合格者の転職支援実績が多いハイスタ会計士は、業界専門の転職支援サービスを提供しています。

キャリアアドバイザー1人が求職者と企業を担当するため、転職後のミスマッチを防ぐことが可能です。無料登録を行うと、キャリアプランの相談や非公開求人の紹介、履歴書の添削、面談対策といったサービスを無料で利用できます。

ハイスタ会計のサポートの流れは以下のとおりです。

  • 無料登録
  • 非公開求人の紹介や業界動向をふまえた提案
  • 履歴書の添削や面接対策
  • ご希望の企業と面接
  • 内定

公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/

MS-Agent

ms-japan

MS-Agentは、経理や管理部門、弁護士・会計士といった士業に特化した転職エージェントです。職種ごとに専門のキャリアアドバイザーがおり、業界の細かな情報や見識を持っているため、さまざまな要望に対応できます。

MS-Agentには、精通した知識を持つキャリアアドバイザーがいます。職務経歴書の書き方や模擬面接などを含めた面談対策、転職先への年収や各種条件の交渉といったサポートをしっかり受けられる点が魅力です。

公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

REXアドバイザーズ

レックスアドバイザーズ

REXアドバイザーズは、公認会計士、税理士、経理、財務の転職サポートに力をいれている転職エージェントです。

転職活動中の履歴書・職務経歴書の添削や面接対策のサポートに加えて、内定・入社後まで、専門のコンサルタントに転職活動を一貫してサポートしてもらえます。

15分のカジュアル面談があるので、転職自体を検討段階でも利用しやすいでしょう。

公式サイト:https://www.career-adv.jp/

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリア

ジャスネットコミュニケーションズ株式会社が運営する「ジャスネットキャリア」は、経理や会計、税務、財務分野に特化したサービスを提供する転職エージェントです。人材サービスの他に、実務経験を積む教育サービスなどキャリアアップを目指す方に向けたサポートを行っています。

紹介先の企業は国内上場企業や監査法人、会計事務所、外資系企業などさまざまです。非公開求人情報が多数あり、20代後半から30代、そして40歳以上の管理職求人に至るまで、個人のキャリアに合った転職活動をサポートしています。

公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/

経理転職.com

経理転職.com

「経理転職.com」は、名前の通り経理に特化している転職エージェントです。グローバル・経理の転職に強いJAC Recruitmentが運営する求人・転職サイトで、公開・非公開の求人が多数用意されています。

経理転職.comでは、求人を自分で受け取って判断するスタイルと、転職コンサルタントにサポートしてもらうスタイルを選ぶことが可能です。プロのアドバイスを受けたい場合は、コンサルタントのサポートを申し込むと良いでしょう。希望やペースに合わせて求人情報や転職サポートを受けられる点が魅力です。

公式サイト:http://www.finance-jac.com/

経理エージェント

経理エージェント

株式会社ビジネスビジョンが運営する「経理エージェント」は、経理の実務経験者向けに特化した転職エージェントになります。経理専門の転職エージェントとしては、約15年の実績を持つため安心です。

経理エージェントでの経理募集求人の大半が、経験者を求めるものとなります。少数精鋭ながら、経理専門の転職サポートを担当するエージェントは豊富な知識と経験を持っています。ベテランのエージェントが、キャリアに合った転職の手助けをしてくれるでしょう。

公式サイト:https://keiri-agent.com/

SYNCA

synca

株式会社WARCが運営する「SYNCA(シンカ)」は、管理部門やバックオフィスに特化している転職サイトです。中小から大手、ベンチャーに至るまで掲載している求人も幅広く、利用者に向けた市場価値診断のサービスも受けられます。

SYNCAでは、応募とスカウトの両方から企業へのアプローチが可能です。転職活動の選択肢が広がることで、転職後のミスマッチを減らせるでしょう。また、直接応募する求人だけでなく、キャリアアドバイザーがサポートを担当してくれる求人も用意されています。

公式サイト:https://synca.net/

ビズリーチ

ビズリーチは、管理職やハイクラス人材向けの転職サイトです。他の転職サイトとは異なり、求人を紹介したり面談を行ったりすることはありません。

厳選された企業やヘッドハンターと直接コンタクトを取れるため、転職活動を効率的に進められます。また、スカウトを受けることで、自分の市場価値を知ることも可能です。

ビズリーチは、無料プランと有料プランの2種類があり、転職活動の規模に合わせて選ぶことができます。

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

ヒュープロ

ヒュープロ

ヒュープロは、士業と管理部門の転職に強い転職エージェントとして知られています。

年間登録者が2,500人以上、求人取り扱い数は3,000以上となっており、サービスの利用者は拡大傾向です。

ヒュープロのアドバイザーにレジュメを添削してもらうことで書類通過率が20%UP、そして面接対策を受けてからの面接通過率は30%という結果もでています。

公式サイト:https://hupro-job.com/

まとめ

経理は企業活動に不可欠で、需要が高い職種です。どの会社でも基本的な業務内容は同じなので、転職しやすいというメリットがあります。

また、スペシャリストやジェネラリストなど、自分の目指したいキャリアプランを目指すことも可能です。日商簿記検定やFASS検定など、キャリアアップに役立つ資格・検定も豊富にあります。

経理職は求人数が安定しているので、自分で転職先を探す人も多いでしょう。転職活動の幅を広げたい場合は、転職エージェントの利用もおすすめです。

BEET-AGENTハイスタ会計士などのサービスを活用し、経理職への転職を成功させましょう。

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会社名 株式会社アシロ(ASIRO Inc.)
2021年7月20日 東証グロース上場(7378)
URL https://asiro.co.jp/
本社所在地 160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目3番1号
新宿アイランドウイング4F
法人番号 9011101076787
設立日 2009年11月
代表者(代表取締役社長) 中山博登
主な事業内容 HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業
許認可 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782)
グループ会社 株式会社アシロ少額短期保険
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