転職を考えている方の中には、「ベンチャーから大手に転職したいけど、うまくいくか不安……」「そもそもベンチャーから大手への転職ってできるの?」などの悩みや疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ベンチャー企業から大手企業への転職は、コツさえ掴めば難しくありません。むしろベンチャー企業での経験が武器になり、優遇されるケースもあるのです。
そこで本記事ではベンチャー企業空大手企業への転職を成功させるコツを解説します。
おすすめ転職エージェント5社
エージェント | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 5.0
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公開求人数
優良求人を直接ご紹介
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【大手人気企業への転職に特化】事業会社・コンサル・Sierなど幅広い非公開求人を保有。
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★ 4.8
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公開求人数
13万件
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非公開
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転職者の3人に1人が年収アップに成功!レジュメ登録してスカウトを待つだけで自分の市場価値がわかる。優秀なコンサルタントを指名することも可能。
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★ 4.5
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公開求人数
6.2万件
非公開求人数
非公開
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人材大手マイナビが運営する転職エージェント。特に20~30代からの支持が高く、有名大手企業から勢いのあるベンチャー企業まで、幅広い求人を保有。
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★ 4.3
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公開求人数
42.9万件
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37.8万件
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まず必ず登録すべき、業界最大手エージェント。圧倒的求人数と内定数で、各業界や職種に精通したキャリアアドバイザーも多数在籍。
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★ 4.0
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公開求人数
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非公開求人数
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新しい環境にチャレンジしたい方にも、今までのキャリアを活かしたい方にもおすすめの、圧倒的な顧客満足度を誇る最大級の転職エージェント。
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エージェント | 相性のいい年代 | 相性のいい地域 | 公式サイト |
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★ 5.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.8
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.5
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.3
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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エージェント | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
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★ 5.0
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ビズリーチ ★ 4.8
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・情報収集目的で使いましたが、多くのスカウトをもらえました。
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★ 4.3
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★ 4.0
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関連記事:ベンチャー・スタートアップ企業向け転職エージェントおすすめ19選【比較】選び方や特徴・評判を解説
目次
ベンチャーから大手企業への転職が難しいといわれている理由
SNSや口コミサイトなどを見ると、「ベンチャーから大手企業への転職は難しい」と書かれていることが多々あります。
では、なぜそのようにいわれているのでしょうか。理由を見ていきましょう。
育成の必要があるため即戦力として判断されない
大手企業がベンチャー出身者を不採用とする理由には、育成する必要があり即戦力として判断できないというものがあります。
実際、ベンチャー企業は社員を育成する体制が整っていないことが多く、入社してすぐに現場で学ぶことも珍しくありません。もちろん、むしろそれがベンチャー企業の良い部分という考え方もあります。
しかし、一方の大手企業は、入社して数カ月〜半年程度、手厚い研修を行うことがほとんど。そんな大手企業の社員からすると、ベンチャー出身者に対して、社会人としての初歩的なスキルやビジネスマナーなどが不十分と感じることもあるでしょう。
そのため、大手企業はベンチャー出身者を即戦力と判断せず、どちらかというと新卒のような育成枠として採用します。即戦力が求められる中途採用においては、敬遠されてしまうということです。
新卒で就職活動に失敗したというイメージを持たれる
大手企業の中には、新卒でベンチャー企業に入社した人に対して「もしかしたら就職活動に失敗したのでは?」と考える人も存在します。
就職に失敗した、つまりあまり優秀ではないと考え、ベンチャー出身者を不採用とするケースです。特に古くから続く大手企業の人事担当者はこのような考え方を持つ人が少なくありません。
また、大手企業の中にはまだまだ人を学歴で判断している企業もあり、一定のレベルの大学を卒業していないと入社できないこともあります。スキルや経験を見る前に、卒業校で不採用と判断されてしまうこともあるのです。
とはいえ、今は就活生全員が大手企業への入社を目指す時代でもありません。大手企業の人事担当者が全員そういった考え方では決してないため、安心して大丈夫でしょう。
ベンチャー企業から大手企業に転職するなら「シンシアード」がおすすめ
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保有求人が幅広いため、各業界に精通したアドバイザーが在籍し、最適なサポートが受けられます。業界未経験の転職でも心強いでしょう。
また、企業との強いつながりを持っているため、質の高い非公開求人を多数保有しています。企業の内情が把握できたり、特別ルートでの選考に進めたりとほかにはないメリットがあります。
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運営会社 | sincereed株式会社 |
公開求人数 | 優良企業を直接ご紹介 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://sincereed-agent.com/ |
関連記事:大手企業への転職は難しい?成功に必要な7つの対策や注意点を徹底解説
【結論】ベンチャーから大手企業への転職は可能!むしろ有利な理由とは
難しいといわれているベンチャーから大手企業への転職ですが、コツさえ掴めば決して難しくありません。むしろ有利になるケースもあります。
ベンチャー企業での経験が武器になる
先ほども解説したように、ベンチャー企業には入社後すぐに現場に出て仕事を学べる環境があることが多いです。
若いうちに裁量を持って働いていることが多く、そういった経験は転職の際の武器になります。
また、ベンチャー企業で働いている人の中には、「本来は自分の仕事ではない分野まで担当している」という方も多いのではないでしょうか。きちんと分業されている大手企業にとって、1人で幅広い業務を担当できるベンチャー出身者は即戦力として期待できるのです。
さらに、できたばかりのベンチャー企業の場合は会社にノウハウや知識、ネームバリューがほとんどありません。
会社の力に頼らず個の力で仕事に取り組んできたチャレンジ精神や経験が評価されることもあるでしょう。
新規事業の立ち上げを任せられる
新規事業の立ち上げを任せられる人材として、大手企業がベンチャー出身者を優遇するケースもあります。
ベンチャー企業は事業の移り変わりが比較的激しく、同時にいくつものプロジェクトが出来上がったり並行して進んだりすることが多いです。そのため、入社して間もない頃から新規事業の立ち上げに関わる人も多いでしょう。
対して、大手企業では新規プロジェクトが立ち上がっても、メンバーは経験者ばかりで構成されることが多く、かなり優秀でない限り若手に任せられることはほとんどありません。そもそも新規事業が始まる機会自体が少なく、社内に経験者がほとんどいないということもあるでしょう。
IT知識や新しい風を取り入れる存在になれる
ベンチャー企業は、大手企業と比べてITの知識が豊富な人が多い傾向にあります。そのため、これからのデジタル時代に対応するためにIT知識を取り入れたい大手企業にとってはベンチャー出身者は魅力的に見えるでしょう。
また、最近では社内に新しい風を取り入れる存在としてベンチャー出身者を採用する大手企業も多いです。大手企業には、良くも悪くも古くから伝わるルールがあることが多く、働いているうちに考えがルールに則った安定志向になってしまいます。
そんな現状を打破するためにあえて新しい価値観やアイデアを持っているベンチャー出身者を採用し、会社を成長させようとしているのです。
マネジメント経験があるとさらに転職が有利になる
ベンチャー企業で働いている中でも、マネジメント経験があると大手企業への転職がさらに有利になります。大手企業は中途採用でマネジメント経験のある人材を求めていることが多いためです。
ベンチャー企業は人数が少なく人の入れ替わりも激しいため、数年務めただけでいつの間にか社内でベテラン的な存在になり、若いうちからマネジメントを任せられることも珍しくありません。さらにベンチャー企業では1人あたりの仕事の幅が広いため、マネジメントスキルが高いことも多いです。
一方、大手企業では年功序列で役職が与えられるケースが多く、若手のうちにマネジメントを任せられるケースはほとんどありません。
同世代で比較すると大手企業よりベンチャー出身者のほうがマネジメント能力に優れていることが多く、転職で有利になるのです。
ベンチャーから大手企業に転職するメリット
ベンチャー企業から大手企業に転職するメリットとしては、以下が挙げられます。
- 規模の大きい仕事に関われる
- 給与面や福利厚生が充実している
- ライフワークバランスが実現しやすい
- 人脈を作りやすい
- スキルの専門性を高められる
- ネームバリューが付くことも
それぞれ詳しく見ていきましょう。
規模の大きい仕事に関われる
大手企業に転職するメリットの1つ目は、規模の大きな仕事に関われることです。特に日本国内や海外に支店・拠点を多く構えている大手企業の場合、より顕著でしょう。
ベンチャー企業の場合、本社のみで社員数も少ないことが多いです。もちろん少数精鋭ならではの魅力はありますが、1つ1つの仕事の大きさで比較すると、やはり大手企業に軍配が上がります。
給与面や福利厚生が充実している
大手企業に転職すると、給料がアップする可能性があります。
そもそも大手企業は基本給が高い傾向にあり、ボーナスも十分に出ることが多いです。長年勤めれば勤めるほど、基本給も上がっていくでしょう。
一方のベンチャー企業は、業績次第でボーナスの金額が大幅に上下するリスクがあり、年功序列で給与が上がることも少ないです。インセンティブによる大幅な給料アップや昇進に関してはベンチャー企業のほうが有利かもしれませんが、安定感なら大手企業が優勢といえます。
また、福利厚生が充実しているのも大手企業の魅力の1つです。入社後の研修制度はもちろん、スポーツジムや映画館などのレジャー施設との提携、家賃補助の有無や育休・産休制度など、さまざまな面で充実しています。
ライフワークバランスが実現しやすい
ライフワークバランスが実現しやすいのも、大手企業に転職するメリットです。
ベンチャー企業で働くデメリットとして、長時間労働や残業が多いということが挙げられます。もちろん大手企業であれば必ずしも毎日定時で帰れるというわけではないですが、少数精鋭のベンチャー企業と比べると比較的融通が効くことが多いでしょう。
子育てや趣味などでプライベートの時間を充実させたい場合は、大手企業への転職を検討してみても良いかもしれません。
人脈を作りやすい
大手企業へ転職するメリットとして、人脈の作りやすさも挙げられます。
大手企業は、ベンチャー企業と比べて大人数の社員が働いていることがほとんどです。グループ会社を抱えているケースも多く、社内外問わずさまざまな人と接する機会が得られます。さまざまなバックグラウンドを持った社員も多く、人脈の作りやすさはベンチャー企業に勝るでしょう。
「さまざまな業種・職種の人と一緒に仕事したい」「多くの人から話を聞いて次の転職への知見を深めたい」という方は、大手企業に転職して人脈を広げるのも1つの手です。
スキルの専門性を高められる
大手企業は、ベンチャー企業と比較してスキルの専門性を高めやすいというメリットがあります。
ベンチャー企業の場合、社内体制が整っていなかったり人数が少なかったりなどの理由で、1人で幅広い業務を担当することが多いです。場合によっては専門外の仕事を任せられることもあるでしょう。
幅広い知識や経験を積むことで得られるものもありますが、目の前にある業務の影響で1つのスキルを磨く時間が限られてしまうこともあります。
一方で、大手企業の場合はきちんと分業されていることが多く、1人1人の担当する業務の幅がベンチャー企業と比べて狭いのが特徴です。任せられた業務に専念できるため、スキルの専門性を高められるでしょう。
ネームバリューが付くことも
ネームバリューが付く可能性があるのも、ベンチャー企業から大手企業に転職するメリットの1つです。
実際、ベンチャー企業にいた頃に営業を断られ続けていた企業でも、大手企業に転職した後に名刺を渡したり会社名を伝えたりした瞬間、快く迎え入れてくれたという経験談もよくあります。「◯◯社の社員さんなら」と、話を聞いてくれるケースもあるのです。
ベンチャーから大手企業に転職するデメリット3つ
ベンチャーから大手企業に転職するのはメリットが多い一方、以下のようなデメリットも存在します。
- 仕事が退屈でつまらなくなる可能性がある
- 会社の成長性を感じられない可能性がある
- 転勤や異動がある
それぞれ詳しく解説していきます。
仕事が退屈でつまらなくなる可能性がある
ベンチャー企業から大手企業へ転職すると、仕事が退屈でつまらなく感じてしまう可能性があります。
大手企業には、ルーティーンワークが多かったりルールを遵守しながら業務を進めたりする必要があり、段々と仕事を「こなす」ことが目的になってしまうケースが少なくありません。
しかし、大手企業だからといって必ずしもやりがいがないということではなく、中には自分なりのやりがいを見つけ、どんどん成長している人もいます。
副業や兼業を許可している大手企業も多いため、本業で生活の基盤を作りつつ、別の仕事でやりがいを見つけるのもおすすめです。
会社の成長性を感じられない可能性がある
大手企業は、すでに市場の中である程度の地位を獲得していることが多いです。市場が急速に拡大しない限り、会社の規模や事業が一気に大きく拡大することは少ないでしょう。これから市場に参入したり新しい市場を開拓したりするベンチャー企業と比べて、成長性を感じられないというデメリットがあります。
ただし、会社の成長と自分の成長は全くの別問題です。先ほども解説したとおり、大手企業でもやりがいを見つけて自分を成長させたり、副業を通して知見や経験を積んだりしている人は多くいます。
転勤や異動がある
ベンチャー企業から大手企業に転職するデメリットとして、転勤や異動があることも挙げられます。
大手企業は、日本国内や海外に複数の拠点を展開していることが多いです。拠点が多いからこそできる規模の大きい仕事もありますが、一方で望まない転勤や部署異動が起こる可能性もあります。人事異動は経営方針で決まることが多いため、断れないこともあるでしょう。
ただし、大手企業の中にも社員のプライベートや家族の状況を考慮して人事配置を行う企業も多くあります。転勤や異動が気になる場合は、面談や面接を通して事前に確認しておくと良いでしょう。
ベンチャー企業と大手企業を様々な面で比較
以下の表は、ここまで紹介した内容をもとにベンチャー企業と大手企業の特徴をさまざまな面で比較したものです。ベンチャー企業から大手企業への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
内容 | ベンチャー企業 | 大手企業 |
---|---|---|
給与 | 基本給が安い。 ボーナスがないこともある。 業績によって変動する不安定さ | ベースが高い。 年功序列によって基本給が上がる。 ボーナスも安定して十分に出る |
福利厚生 | 不十分。整備途中。 | 充実。整備されている。 |
仕事の規模の大きさ | 小さい | 大きい |
担当できる業務の幅 | 広い。やりたいことができる。 | 狭い。限られている。 |
裁量の大きさ | 大きい。 意見が通る。 | 小さい。 すでにルールが決まっている。 |
仕事のやりがい | 会社の成長=自分の成長 やりがいや責任感を十分に感じられる | 退屈でつまらないと感じるケースも。 副業などにやりがいを見出す場合もある。 |
ワークライフバランス | 長時間労働や残業が多い。 プライベートの時間が取れない | 融通が効きやすい。 子育てや趣味などの時間を確保できる |
人脈の作りやすさ | 比較すると出会う人の数に限りがある | さまざまな人と接する機会が多い。 人脈を作りやすい |
ベンチャー企業・大手企業ともに、メリット・デメリットがあります。自分が何を重視するかを改めて考え、転職を検討しましょう。
また、ここで紹介したベンチャー企業・大手企業の特徴はあくまで一般的なものです。
ベンチャー企業だからといって必ずしも給与や福利厚生が不十分、大手企業だからといって必ずしも裁量が少なかったり仕事のやりがいを感じられなかったりするわけではないため、注意しましょう。
ベンチャーから大手企業に転職するためのコツ5つ
ベンチャー企業から大手企業へ転職するためのコツを5つ紹介します。
自信を持ってアピールできる実績を積む
ベンチャー企業から大手企業への転職を成功させるためには、自信を持ってアピールできる実績を積むことが重要です。
大手企業がベンチャー出身者を歓迎・優遇するのは、即戦力として働いてくれる可能性があるときです。実績や具体的なスキルをアピールできなければ、良い条件での転職は難しいでしょう。
実績をアピールする際に意識すべきなのは、「前年比150%の売上を達成しました」「同期◯人中1位の成績を残しました」など、具体的な数値を用いて説明すること。また、その実績の裏にある具体的な行動内容も一緒にアピールすることが大切です。
自己分析をサボらない
大手企業への転職を成功させるためには、自己分析が欠かせません。
自己分析は、転職の軸を明確にしたり、自分のことを相手に分かりやすく説明したりするために行います。
自己分析がきちんとできていないと、面接での発言に一貫性がなくなり、人事担当者からの評価が下がってしまう可能性があります。
自分の強みや弱みは何なのか、どんな将来を思い描いているのかを改めて分析し、言語化できるようにしておきましょう。自分史やマインドマップを活用したり、周りの友人や知人に自分について分析してもらう「他己分析」をしてみたりするのもおすすめです。
企業についての情報収集を徹底的に行う
自己分析と同じくらい大切なのが、入社したい企業の情報収集です。
特に大手企業の中途採用の場合、ピンポイントなスキルや経験を求めていることも多いです。事業内容や求めている人物像はもちろん、会社のミッションやビジョン、組織体制などを徹底的に分析した上で、自己アピールの内容を考えましょう。
また、そもそも中途採用を積極的に行っている企業を選ぶのも、ベンチャー企業から大手企業に転職するコツの1つです。「余程良い人がいれば採用したいな...」と考えている企業よりも、高い合格率が期待できるでしょう。
大手企業が求める人物像を理解する
企業ごとに求める人物像を分析すると同時に、一般的な大手企業が求める人物像も理解しておきましょう。当然ながら、求める人物像にマッチすればその分合格率は上がります。
例えば、マネジメントの経験を持っていることや素直・真面目であること、専門的なスキルを持っていると大手企業への転職に有利になることが多いです。
転職エージェントを利用する
転職活動を進める方法はいくつかありますが、できるだけ効率的に進めたい場合や転職活動自体に不安を抱えている場合は、転職エージェントを活用しましょう。
転職市場に詳しいことはもちろん、企業の実態や社風を理解しているのも転職エージェントのメリットです。提出書類の添削や面接対策などのサポートもしてくれるため、レベルが高いといわれる大手企業への転職も成功させやすいでしょう。
ベンチャーから大手企業に転職するのにおすすめなエージェント6選
大手求人が多い、サポートが手厚いなど、ベンチャーから大手への転職を成功させやすい転職エージェントを6つ紹介します。
シンシアード
- 大手企業への転職に特化した転職エージェント
- 企業との強いつながりにより多数の非公開求人を保有
- 各業界に精通したコンサルタントがサポート
シンシアードは、大手有名企業への転職に特化した転職エージェントです。有名コンサルティングファームや有望スタートアップ企業の求人も保有し、営業職・エンジニア職・マーケティング職など幅広く取り扱っています。
保有求人が幅広いため、各業界に精通したアドバイザーが在籍し、最適なサポートが受けられます。業界未経験の転職でも心強いでしょう。
また、企業との強いつながりを持っているため、質の高い非公開求人を多数保有しています。企業の内情が把握できたり、特別ルートでの選考に進めたりとほかにはないメリットがあります。
サービス名 | シンシアード |
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運営会社 | sincereed株式会社 |
公開求人数 | 優良企業を直接ご紹介 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://sincereed-agent.com/ |
ビズリーチ
年収をアップさせたい場合やハイクラスな転職を目指す方には、「ビズリーチ」もおすすめです。導入企業数は22,000社を超えていて、求人の3分の1は年収1,000万円以上。優秀なヘッドハンターが多数在籍し、あなたの経歴やスキルを見逃しません。
職務経歴書を登録しておくだけで優良企業から直接スカウトが届くため、今の会社に在籍しながらでも無理なく転職活動を進められます。ハイクラスな転職を目指す人は、ぜひ登録しておきたいサービスの1つです。
マイナビエージェント
大手人材会社の株式会社マイナビが運営する転職エージェント「マイナビエージェント」。20代がもっとも信頼する転職エージェントともいわれていて、実際に第二新卒と呼ばれる20代向けの求人を多く取り扱っています。
カウンセラーの丁寧な対応にも定評があり、転職が初めてで不安な方でも安心してカウンセリングを受けられるでしょう。ITエンジニアや製造業、金融業界、営業職など、各業界に精通したアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるのも、マイナビエージェントの魅力です。
リクルートエージェント
求人数の多さで圧倒的No.1を誇る「リクルートエージェント」。求人数は非公開のものも含めて40万件以上もあります。転職成功実績も業界トップのため、とりあえず登録しておいて間違いない転職エージェントといえるでしょう。
大手企業の求人はもちろん、中小企業やベンチャー企業まで、職種も幅広く集まっているため、「転職を考えているけど具体的な業種や職種はこれから考えたい」「とりあえずいろいろな求人を見て、情報収集をしたい」という方におすすめです。
リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス向けの転職が多く揃っている「リクルートダイレクトスカウト」。転職スカウトサービス 顧客満足度2年連続No.1を獲得しています。(※1)
経験やスキルを登録しておくとアドバイザーや企業から直接スカウトが届く仕組みの転職エージェントです。会員登録後はスカウトを待つだけなので、効率的に転職活動を進めたい方におすすめです。
リクルートダイレクトスカウトの特徴は、転職決定年収 平均925万円以上(※2)であること。年収800万~2,000万円の求人を多数掲載しており、転職を機に年収をアップさせたい方にとってはぴったりのサービスといえるでしょう。
(※1)2023年オリコン満足度調査 転職
(※2)2022年度実績:2022年4月~2023年の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者
ベンチャーから大手企業に転職した人の体験談
最後に、実際にベンチャー企業から大手企業に転職した人の体験談を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
事例1.営業事務職からカスタマーサポート職へ転職した20代女性
ベンチャー企業に営業事務職として新卒で入社した27歳のAさんは、残業や休日出勤の多さに限界を感じ、転職を決意。
新しい仕事にチャレンジしたいと思いつつも、最初は自分が何に向いているのか全く分からなかったと言います。そこで自分が譲れない条件に優先順位を付けることから始めました。自分の希望を整理できたことで理想とする求人を見つけられ、大手企業のカスタマーサポート職としての入社が叶ったそうです。
面接の場で気になることは全て聞き、入社前に解消できたことで入社後のギャップもほとんどなかったと言います。自己分析や企業の情報収集をサボらなかったことで転職に成功した事例といえるでしょう。
事例2.アパレル業界からWeb業界へ転職した30代男性
35歳のBさんは、新卒で入社したアパレル関連のベンチャー企業に12年間務めていましたが、会社の将来性に不安を感じて転職を決意。家族の将来のことを考え、福利厚生が充実している大手企業への転職を検討していたそうです。
転職活動を進めていく中で出会ったのが、大手Web会社のマーケテイング職。前職のアパレル企業でECサイトを運営していた経験や自ら新規事業を立ち上げた実績を買われ、好条件での入社が叶いました。
未経験業界ながらも、自身の経験と企業が求める実績がうまくマッチングしたことで、年収をアップさせての転職に成功した事例です。
ベンチャーから大手企業へ転職する際によくある質問
最後にベンチャーから大手企業へ転職する際によくある質問にお答えします。
ベンチャーから大手企業へ転職するのは難しい?
ベンチャー企業から大手企業への転職は難しくありません。むしろ、新規事業の立ち上げなどのベンチャー企業での経験があれば、優秀な人材として大手企業から重宝されるでしょう。
第二新卒でもベンチャーから大手企業へ転職はできる?
第二新卒でもベンチャー企業から大手企業への転職はできます。第二新卒で転職を成功させるためには、なぜベンチャー企業から大手企業へ転職するのかを明確にする必要があります。
ベンチャー企業でできなくて、大手企業でできることを論理的に説明することができれば、第二新卒でも転職できるでしょう。
関連記事:第二新卒でも転職できるおすすめの大手企業を業界別に徹底解説
エンジニアがベンチャーから大手企業へ転職するには?
エンジニアがベンチャー企業から大手企業へ転職するためには、専門的なスキルや経験が身に付いていることをアピールする必要があります。
ベンチャー企業でエンジニアとしてスキルが身に付いている方であれば、年収を大幅に上げて転職することも可能です。
ベンチャーから大手への転職理由は?
一人ひとり転職する理由は異なりますが、主な転職理由は以下のとおりです。
- もっと規模の大きい仕事をしたい
- 給料を上げたい
- ライフワークバランスを実現したい
ベンチャーから大手に戻るのは無理?
決して、ベンチャー企業から大手に戻るのは無理ではありません。むしろ、大手企業とベンチャー企業を経験して、どちらの良し悪しを理解している人材は少なくありません。
ベンチャーから大企業になった会社は?
ベンチャー企業から大企業になった主な会社は以下のとおりです。
- DeNA
- 楽天
- ぐるなび
- リクルート
- サイバーエージェント
- LINE
- メルカリ
関連記事:転職におすすめのメガベンチャー企業10選紹介!転職成功のコツ、対策方法も解説
まとめ|ベンチャーから大手企業に転職するのは難しい?
インターネットやSNSを見ていると、「大手企業に転職したいけど、ベンチャー企業出身だと難しそう」といった声をよく見かけます。しかしベンチャー企業から大手企業への転職は決して特別に難しいということはなく、むしろベンチャー企業での経験が武器になり、優遇されるケースもあります。
大手企業は、ベンチャー企業と比べて給与や福利厚生、仕事の規模感やライフワークバランスの実現のしやすさなどの面でメリットが多いです。一方でデメリットもあるため、きちんと理解した上で転職を検討するようにしてください。
また、転職したいからといって何も用意せずに大手企業に応募しまくるのは危険。
現職で実績を積んでから転職活動を始めること、自己分析や企業の情報収集をサボらないこと、大手企業が求める人物像を理解することを忘れないようにしましょう。
おすすめ転職エージェント5社
エージェント | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 5.0
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公開求人数
優良求人を直接ご紹介
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【大手人気企業への転職に特化】事業会社・コンサル・Sierなど幅広い非公開求人を保有。
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★ 4.8
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公開求人数
13万件
非公開求人数
非公開
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転職者の3人に1人が年収アップに成功!レジュメ登録してスカウトを待つだけで自分の市場価値がわかる。優秀なコンサルタントを指名することも可能。
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★ 4.5
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公開求人数
6.2万件
非公開求人数
非公開
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人材大手マイナビが運営する転職エージェント。特に20~30代からの支持が高く、有名大手企業から勢いのあるベンチャー企業まで、幅広い求人を保有。
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★ 4.3
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公開求人数
42.9万件
非公開求人数
37.8万件
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まず必ず登録すべき、業界最大手エージェント。圧倒的求人数と内定数で、各業界や職種に精通したキャリアアドバイザーも多数在籍。
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★ 4.0
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公開求人数
25.6万件
非公開求人数
3.8万件
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新しい環境にチャレンジしたい方にも、今までのキャリアを活かしたい方にもおすすめの、圧倒的な顧客満足度を誇る最大級の転職エージェント。
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エージェント | 相性のいい年代 | 相性のいい地域 | 公式サイト |
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★ 5.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.8
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20代
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50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.5
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50代
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首都圏
名古屋
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兵庫
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札幌
仙台
その他
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★ 4.3
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.0
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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エージェント | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
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★ 5.0
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sincereedを選んだ理由は、履歴書・職務経歴書の作成支援や、面接・面談前の練習など、サポートが手厚かったため
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ビズリーチ ★ 4.8
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★ 4.5
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・面接対策や履歴書添削などを手厚く行ってくれました。
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★ 4.3
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・求人数、セミナーが充実していて、アドバイザーさんのサポートが手厚かったです。
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★ 4.0
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・比較的、業種分けがしっかりとされていて、特定の業種の求人だけを確認できて便利。
・テレビCMや転職サイトの王手企業ということと20代30代向けの求人が多いことから利用しました。 |