ドラゴンボールとのコラボCM をきっかけに、「Findy(ファインディ)」に関心を持った方も多いのではないでしょうか。
CMで語られる「つくる人が、世界を面白くする。」というメッセージや、「スキル偏差値」という独自の指標に期待を抱く一方、Findyの実態や利用者からの評判については、まだ情報が少ないと感じているかもしれません。
この記事は、まさにFindyの利用を検討しているエンジニア(求職者)の方々に向けた解説記事です。
利用者からのリアルな評判・口コミを分析し、Findyのメリット、そして登録前に知っておくべき注意点をわかりやすく解説します。
おすすめスカウトサービス5選
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 5.0
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公開求人数
約4.4万件
リモート可
約3.1万件
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【業界最大手】5人に4人が年収アップの実績あり。自分の市場価値を知りたい方におすすめ。
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★ 4.8
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公開求人数
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【フルリモート求人多数】待つだけで企業からスカウトが届く。使い勝手の良い公式アプリにも定評あり!
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★ 4.6
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約3.6万件
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【平均年収アップ額120万円】ビズリーチを利用する5人に1人がエンジニア。年収800万円以上の求人が2万件と充実!
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★ 4.4
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導入企業数
800社以上
リモート可
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【技術力に自信のある方】GitHubと連携して市場価値を可視化。スキル偏差値をもとにスカウトが届く。
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★ 4.3
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公開求人数
52万件以上
IT系求人数
9.5万件
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【1か月で平均20件以上のスカウトが届く】年収800万円以上を目指したい方向け
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サービス名 | 相性のいい年代 | 相性のいい地域 | 公式サイト |
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★ 5.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.8
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.6
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.4
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.3
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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サービス名 | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
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★ 5.0
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・面接対策や転職支援など、サポートが手厚いにも関わらず無料だったので非常に助かりました。
・担当の方は連絡も無駄に多い印象はなく、こちらとしてもストレスにならなかったです。 |
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★ 4.8
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・高収入の求人が思った以上に多く用意されていて魅力的でした。
・使い勝手の良いアプリがあり、サクサク検索できてよかったです。 |
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★ 4.6
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・7年勤めた会社から転職する際に利用しました。登録後の無料期間で多くのスカウトをもらえました。
・まだ転職前ですが、市場における自分の価値を認識できたので有意義だと感じています。 |
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★ 4.4
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・転職に関する悩み相談に丁寧に対応してくれて、前向きに転職活動が進められた。
・AIのマッチング精度が高く、スキルに見合った高単価な案件が多かった。 |
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★ 4.3
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・スムーズに年収の上がる転職ができたので、無駄な時間がかからなくて使い勝手が良かったです。
・エージェント担当の方の機械的な対応に「仕事感がある」と感じた。 |
関連記事:IT転職エージェントおすすめ比較28選!エンジニア向けに徹底解説
【アンケート概要】
調査期間:2024年10月30日
方法:インターネットによるアンケート
調査対象:findyを利用したことがある男女
※ユーザーアンケートより抜粋
目次
【結論】Findyは「技術力を武器にしたいエンジニア」にこそ最適な転職サービス
Findy(ファインディ)は「技術力を正当に評価されたい」と考えるすべてのエンジニアにとって、最適な転職サービスです。
その理由は、従来の職務経歴書だけでは伝えきれないエンジニアの「技術力」を、独自の仕組みで多角的に評価してくれるからです。
GitHubでスキルを可視化
Findyの最大の特徴は、GitHubの活動履歴から「スキル偏差値」を算出する点です。
独自のアルゴリズムが、コードのアウトプット量やOSSへの貢献度、アカウントの影響力などを解析し、実力を客観的な数値で示してくれます。
多様なエンジニアが利用
登録者は合計12万人(※2024年7月時点)を超え、Web系(フロントエンド/バックエンド)だけでなく、モバイル(Swift/Kotlin)、データサイエンティスト、インフラ、PdM/PMなど、幅広い職種のエンジニアが利用しています。
質の高いコミュニティ
Findyは技術イベントを頻繁に開催するなど、ハイスキルなエンジニアが集まる仕組みを持っています。
そのため、利用者全体の技術レベルが高い傾向にあり、それを求める優良企業と出会いやすい環境です。
手厚いキャリアサポート
転職を前提としない「ユーザーサクセス面談」という形で、専門家による手厚いキャリア相談を受けられるのも大きな魅力です。
こうした仕組みにより、例えばSIerでの経験しかないエンジニアでも、個人開発の実績をFindy上でアピールすることで、技術志向の強いWeb系企業やメガベンチャーから直接スカウトを受け、キャリアアップに成功するケースは珍しくありません。
Findyは、書いたコードそのもので評価される、まさに現代のエンジニアのためのサービスなのです。
Findyの良い評判・口コミからわかる利用するメリット
Findyは多くのエンジニアから高く評価されていますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、利用者が実際に感じたメリットを、具体的な口コミと共に6つのポイントに分けて詳しく解説していきます。
メリット① キャリアに寄り添う熱心な壁打ちが熱い
転職活動はFindy使っていたけど、CSの方のコミュニケーションの取り方が素敵で、プロダクトを通じた体験含めて最高でした...!
転職活動って不安がつきものやと思うけど、本当に素敵なCSの方に出会えてよかったです🙏
自分がどんな仕事がしたいか、CSの方と壁打ちできるのもよかった!
整理して言語化してくれるし、扱いたい言語や志向性に合いそうな企業を紹介してくれて、自分一人じゃ探しても辿り着けなかったような企業に出会えるのもよかった
引用:X
FindyのUS面談のお誘いメールが来たから試しに受けてみたんだけど物凄い良かった。
転職意欲は0に設定しているのもあり、求人の紹介などはなく、どういうエンジニアになりたいのか、なぜ今の会社に入ったのかといった壁打ちをさせてもらった。
メールで話した事のサマリが来るのも最高に良い
引用:X
Findyの最も大きなメリットとして挙げられるのが、転職を前提としない手厚いキャリアサポートです。
口コミからも分かる通り、Findyのユーザーサクセス担当者は、必ずしも求人紹介を目的としません。
むしろ、利用者のキャリアプランを一緒に言語化したり、客観的な視点で強みを整理したりする「壁打ち相手」としての役割を重視しており、転職意欲がまだ固まっていない段階でも、キャリアの思考整理を手伝ってくれる点が絶大な支持を得ています。
メリット②ヒアリングが本当に丁寧で好感度しかない

findyの担当者が応募書類の添削を丁寧に行なってくれたので、書類審査に合格しやすくなりましたし、転職に関する悩み相談にも丁寧に対応してくれたので、前向きな気分で転職活動ができるようになりました。
IT企業の求人の種類や数が豊富な所にも魅力感じました。
エンジニア転職支援サービスのfindyさん、エージェントのヒアリングがとても丁寧で、しっかり志望と合った企業さんを的確に推薦してくれて、毎回面談とか面接のフィードバックも確認してくれたりしてとても充実していたのでオススメです (回し者ではないです)
引用:X
口コミでは、テンプレートではない、個々の状況に合わせた対応に好感を持つ声が目立ちます。
過去の経歴やGitHubのリポジトリまで確認した上で連絡をくれるため、利用者側も安心して相談できるようです。
転職活動は不安がつきものですが、こうした真摯な姿勢が、利用者にとって大きな心の支えになっていることがわかります。
メリット③自分の市場価値を客観的に測れる

findyを利用しましたが、年収測定など他のサイトではあまり見た事がない機能が充実していたので、もちろん推定ではあってもキャリアプランを明確にしやすかったのは便利でした。
転職する気ないけど、findy面白い。
自分の戦闘力測ってるみたい。
引用:X
その理由は、Findyが提供する以下の3つの独自機能によって、技術力を多角的に数値化できるためです。これらの機能は、今いる会社の評価軸とは全く別の、市場における客観的な立ち位置を示してくれます。
これにより、自身のスキルセットに対する自信を深めたり、キャリアプランをより明確にしたりするきっかけを得ることができます。
口コミにあるように、「キャリアプランを明確にしやすかった」という声もあり、客観的な数値が、新たな一歩を踏み出す勇気につながることもあるようです。
メリット④サービスの使い勝手(UI/UX)や機能が良い

findyを利用しましたが、効率的に企業側の方と直接繋がる事が出来たので、求人を探すにも工程を省けて時短に繋がったのは非常に良かったと思います。
Findy転職サービス系の中だと群を抜いて使いやすいと思う。
センスいい。
あとイベントも魅力的なの多い
引用:X
FindyのWebサイトはUI/UXが洗練されており、直感的に使いやすいと評価されています。また、転職活動を効率化してくれる便利な機能が実装されている点も好評です。
日々の情報収集や企業とのやり取りで使うサービスだからこそ、こうしたストレスフリーな設計は嬉しいポイントです。
メリット⑤質の高い求人が多く、企業からのスカウトや「いいね」も届く

Tverやチャットワークなど、話題性の高い企業の求人が充実していて、エンジニアとして活躍できるチャンスが広がると感じました。

エンジニアとしてのこれまでの経験やスキルを生かせる専門性の高い仕事を見つけることができたので、findyを選んで正解でした。
Findyっていう転職斡旋サイトで、大したスキルもGitHubリポ登録してないのに、大手HR SaaSさんから良いね👍頂いた。
なんで4月なん?ワイの償却年限後2年やで?
いろいろハテナついたけど、まぁ、嬉しかったわ。
引用:X
自身のスキルにまだ自信が持てない段階でも、質の高い思わぬ優良企業からアプローチが来る可能性があるのもFindyの魅力です。
口コミを見ると、「大したスキルを登録していない」と感じている利用者にも、大手企業から「いいね」が届いたというポジティブな驚きの声があります。
これは、企業側が経歴だけでなく、GitHub上のポテンシャルを見出そうとしている証拠と言えるでしょう。
実際にFindyを利用している企業には、誰もが知る有名企業や、勢いのあるスタートアップが名を連ねています。
- LINEヤフー株式会社
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社MIXI
- 株式会社メルカリ
- 株式会社SmartHR
- 株式会社マネーフォワード
- 株式会社タイミー
- 株式会社TVer
- 株式会社Luup
- 本田技研工業株式会社 (HONDA)
※2025年8月時点
このように、メガベンチャーから急成長中のSaaS企業、大手メーカーまで、技術力を重視する多種多様な企業がFindyを利用しています。
自分では気づかなかった価値を、こうした質の高い企業が見出してくれる。そんな嬉しい出会いがFindyにはあるかもしれません。
メリット⑥イベントやCMなど、サービス外の取り組みも魅力的
引用:Findy
【動画(「つくる人が、世界を面白くする。」篇30秒)】
自分が漫画オタクというのを差し引いてもFindyの広告がめちゃくちゃイイ。
エンジニアとしてのブルマに注目するのは凄い着眼点だし、メッセージもシンプルで伝わりやすい。
転職を促進するという内容ではなかったけど、エンジニアではない僕でも【つくりたい】ってなった
もう30回くらい見てる(笑)
引用:X
FindyさんのCM、どこまで意図されているのかはわからないしこういう意見にはカウンターが来そうなことは承知の上で、なんですが 「ITエンジニア向け転職サービスの顔となっているキャラクターが(架空であっても)女性である」ということにすごく救われた気持ちになりました
引用:X
Findyは転職サービス本体だけでなく、エンジニア向けの技術イベントや、話題性のあるプロモーション活動など、多角的なアプローチでコミュニティに貢献しています。
特に象徴的なのが、2025年7月に放映開始され、大きな話題を呼んだテレビCMです。
このCMでは、「つくる人が、世界を面白くする。」というメッセージのもと、アニメ『ドラゴンボールZ』の"天才発明家"ブルマが起用されています。
Findyの発表によると、ブルマを起用した背景には、現代のエンジニアを取り巻く環境の変化があります。生成AIの進化により、単にコードを書くスキルだけでなく、「AIを活用して何を創り出すか」という創造性が問われる時代になりました。
ドラゴンレーダーをはじめとする数々の発明で、仲間を支え、物語を切り拓いてきたブルマの姿は、まさにこの新しい時代に求められる「未来を発明する力」を持つエンジニアの理想像である、とFindyは考えています。
こうした取り組みは、Findyがエンジニアという職種に対して深い理解とリスペクトを持っていることの表れであり、多くの利用者の信頼感に繋がっていると言えるでしょう。
Findyの悪い評判・口コミからわかる利用する際の注意点・デメリット
ここまでFindyのメリットを解説してきましたが、もちろん良い点ばかりではありません。
利用者の正直な口コミからは、スキル評価の精度や通知の質、利用の前提条件など、登録前に知っておくべき注意点も浮かび上がってきました。
これらのデメリットを事前に理解しておくことで、利用開始後の「思っていたのと違った…」というギャップを防ぐことができます。
利用者が実際に感じたデメリットや注意点を、具体的な口コミと共に5つのポイントに分けて解説します。
デメリット①スキル偏差値の算出ロジックが不明確な場合がある
拝啓Findy様 スキル偏差値というものを実装されてからおもろーという感覚で登録しておりましたが、最近はVer3への移行を進められており大変忙しいと思われます。
ですが最後に触ったのが5年以上前の言語にこのスコアが出るのは一体どうなってしまったのでしょうか。
引用:X
口コミにあるように、何年も前に少し触っただけの古い言語が高く評価されるなど、AIによる自動評価ならではの不可解な結果が出ることがあると報告されています。
その上で、スキルシートや自己紹介文に「現在は〇〇をメインで使用しています」「過去に△△を触っていましたが、直近では使用していません」のように、現状を補足説明することで、企業側の誤解を防ぐことも大切です。
また、カジュアル面談に進んだ場合には、自分の得意な技術や最近キャッチアップしていることについて口頭でしっかりアピールするようにしましょう。
デメリット②年収予測の精度がやや適当
Findyで企業からいいねもらったので年収みたら900-1200で目玉飛び出るかと思った。 わしのプロフィール完成度30%なのに適当過ぎやしないか
引用:X
findyの想定年収予測がほんとに?って感じの数字になってる
引用:X
口コミには、「ほんとに?」と感じるような年収予測や、プロフィールをほとんど記入していないのに高年収のスカウトが来るという報告が見られました。
提示される年収は、「ポテンシャルを含んだ参考値」と割り切ることが大切です。AIによる自動算出や、企業側の期待値が反映されているため、必ずしもその金額が保証されるわけではありません。
あまりに高い年収でのスカウトが来た場合には、高い年収予測に一喜一憂せず、自身のプロフィールに現実的な希望年収をしっかりと明記しましょう。
また、カジュアル面談や選考の場で、具体的な給与テーブルや評価制度について質問し、現実的な年収レンジを確認しておくことが大切です。
デメリット③スカウトや通知の量・質にばらつきがある

担当者にヒアリング時に希望条件をきちんと伝えておいたが、条件に合わない求人を勧められたことが複数回ありました。

条件に合っていない仕事のスカウトメールが届くことがあって、断りの連絡を入れるのに、結構時間と手間が掛かりました。(女性・40代)
Findy, 転職意向なしにしてるのに40個もいいねくるのなんでだ、人手不足?
引用:X
転職意欲がない状態でも多くの通知が届いたり、プロフィールが未記入でも「いいね」が来たりすることに、戸惑いや不信感を持つ声があります。
これは企業の採用意欲の高さの表れとも言えますが、利用者にとってはノイズに感じられることもあるようです。
この問題は、いくつかの設定を見直すことで大幅に改善できます。
- プロフィールの自己紹介やスキルタグを埋め、マッチング精度を向上させる。
- 設定ページから不要なメール通知をオフにする。
- 転職意欲ステータスを状況に合わせて「情報収集のみ」などに正しく設定する。
デメリット④GitHubアカウントが必須で用意しないと市場価値がわからない
仕事でGithub使わないとfindy無理ゲー感
引用:X
Findyを有効活用する上で、GitHubの利用がほぼ必須である点は、最大の注意点です。なぜなら、Findyの根幹をなす「スキル偏差値」が、GitHubリポジトリの解析によって算出される仕組みだからです。
GitHubアカウントを連携し、公開リポジトリがなければ、Findyは技術力を評価することができません。その結果、スキル偏差値は算出されず、企業側もスキルレベルを判断できないため、スカウトが届く機会をほぼ失ってしまいます。
口コミにある「無理ゲー感」という一言は、まさにこのサービスの核心をついています。
Findyを活用する際には、まずGitHubアカウントを作成し、Progateや技術書の写経コードなど、学習の記録を公開リポジトリとしてアップロードしましょう。
また、簡単な説明でも良いのでリポジトリにREADMEファイルを追加し、整備しておきましょう。
注意点として、会社のコードは公開厳禁です。 著作権や守秘義務に抵触するため、業務で書いたコードは絶対に公開しないようにしましょう。
デメリット⑤特定の希望条件では求人が見つかりにくい

求人数が多いと聞いて登録しましたが、地域によって求人数に差があると感じました。
私が希望するエリアでの求人はあまり多くなかったです。

大都市の求人が豊富なのは良かったのですが、地方都市のIT企業の求人が少なかった所が気になりました。
相談前にどんな求人があるのかなーと思ってFindy見てみたけど、あんま条件にマッチするのがないなぁ
プライベートの関係でフルリモートが良くて
フルリモート&フロントエンド&フレックス&希望年収で絞るとほとんどない😭
メルカリも出社になってきてるしフルリモな優良企業はないんですか😭
引用:X
Findyの求人数は豊富ですが、「フルリモート」など複数の細かい条件で絞り込むと、希望に完全に合致する求人が見つからなかったといった声が見られます。
これに加えて、求人が関東など大都市圏に集中している傾向があり、地方在住の場合は選択肢がさらに限られてしまう可能性が高いです。
さらに、US面談で担当者に直接希望を伝え、非公開求人や条件交渉の可能性を探ってもらうのもよいでしょう。
地方在住の場合でも、フルリモート可能な求人であれば場所を問わずに働くことができるため、検索条件で「フルリモート可」に絞って探してみるのも有効な手段です。
求める条件は人によっても違うので、Findyに登録後はご自身で一度、希望の条件で検索してみることをおすすめします。
おすすめスカウトサービス5選
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 5.0
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公開求人数
約4.4万件
リモート可
約3.1万件
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【業界最大手】5人に4人が年収アップの実績あり。自分の市場価値を知りたい方におすすめ。
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★ 4.8
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公開求人数
約1.6千件
リモート可
非公開
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【フルリモート求人多数】待つだけで企業からスカウトが届く。使い勝手の良い公式アプリにも定評あり!
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★ 4.6
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公開求人数
約3.6万件
リモート可
非公開
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【平均年収アップ額120万円】ビズリーチを利用する5人に1人がエンジニア。年収800万円以上の求人が2万件と充実!
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★ 4.4
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導入企業数
800社以上
リモート可
非公開
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【技術力に自信のある方】GitHubと連携して市場価値を可視化。スキル偏差値をもとにスカウトが届く。
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★ 4.3
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公開求人数
52万件以上
IT系求人数
9.5万件
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【1か月で平均20件以上のスカウトが届く】年収800万円以上を目指したい方向け
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サービス名 | 相性のいい年代 | 相性のいい地域 | 公式サイト |
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★ 5.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.8
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.6
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20代
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40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.4
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20代
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40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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★ 4.3
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20代
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40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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サービス名 | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
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★ 5.0
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・面接対策や転職支援など、サポートが手厚いにも関わらず無料だったので非常に助かりました。
・担当の方は連絡も無駄に多い印象はなく、こちらとしてもストレスにならなかったです。 |
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★ 4.8
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・高収入の求人が思った以上に多く用意されていて魅力的でした。
・使い勝手の良いアプリがあり、サクサク検索できてよかったです。 |
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★ 4.6
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・7年勤めた会社から転職する際に利用しました。登録後の無料期間で多くのスカウトをもらえました。
・まだ転職前ですが、市場における自分の価値を認識できたので有意義だと感じています。 |
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★ 4.4
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・転職に関する悩み相談に丁寧に対応してくれて、前向きに転職活動が進められた。
・AIのマッチング精度が高く、スキルに見合った高単価な案件が多かった。 |
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★ 4.3
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・スムーズに年収の上がる転職ができたので、無駄な時間がかからなくて使い勝手が良かったです。
・エージェント担当の方の機械的な対応に「仕事感がある」と感じた。 |
Findyの利用がおすすめな人・おすすめできない人の特徴
ここまでご紹介した評判や口コミを踏まえて、「結局、自分はFindyを使うべきなのか?」と疑問に思った方もいるでしょう。
一方で、手厚い転職サポートを最優先する人や、GitHubを全く使わない人には不向きな場合があります。
Findyに登録して後悔しないかどうかが明確になるよう、具体的な人物像を挙げながら、おすすめな人・おすすめできない人の特徴を解説します。
Findyはこんなエンジニアに【強く】おすすめ!
Findyを最高のパートナーとして活用できるのは、以下のような方々です。
- 今の会社の評価に不満があるSIer・SESエンジニア
- 業務外でも学習を続ける努力家
- 自身の市場価値を客観的に知りたい人
- 技術志向の強い自社開発企業へ転職したい人
- 転職を急いでいないが、キャリアの壁打ちをしたい人
Findyは、年功序列ではなく書いたコードそのものを評価する文化を持っています。「年次や役職ではなく、純粋な技術力で評価されたい」と感じているエンジニアにとって、スキル偏差値は自身の市場価値を証明する強力な武器になります。
また、「週末に新しいフレームワークを勉強している」「小さなツールを個人開発している」といった日々の努力は、Findyでは全てプラスの評価に繋がります。
さらに、転職ありきでなくとも「キャリアの壁打ち」を通じて客観的な自己分析ができるため、「まずは自分の市場価値を知りたい」という方や、技術志向の強い自社開発企業への転職を漠然と考えている方にとっても、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
Findyの利用がおすすめな人に一つでも当てはまるなら、Findyに登録することで、キャリアが新たなステージに進む可能性が高いので、ぜひ利用してみてください。
Findyの利用を慎重に検討すべき人
一方で、以下のような特徴を持つ方には、Findyはあまり合わないかもしれません。他のサービスを検討した方が、良い結果に繋がる可能性があります。
- 手取り足取りのサポートを最優先する人
- GitHubに公開できる実績が全くない人
- GitHubアカウントの作成そのものに抵抗がある人
- 地方での転職を第一に考えている人
- ITエンジニア以外の職種を希望する人
Findyのサポートは、キャリアの壁打ちといった上流の相談に強い反面、ダイレクトリクルーティングが基本です。
また、Findyの評価はGitHubに大きく依存します。もし公開できるリポジトリが一つもない場合、スキルを正しく評価できず、宝の持ち腐れになってしまいます。
求人も大都市圏に集中しているため、地方での転職を最優先に考える場合も注意が必要です。
そして、Findyはあくまでエンジニア求人に特化しているため、他の職種への転職を考えている場合は、幅広い職種を扱う総合的な転職サイトを利用しましょう。
Findyの基本情報と4つのサービス特徴

Findyは「①サービスの基本設計」「②スキル偏差値という評価軸」「③集まる企業と人の質」「④キャリアに寄り添うサポート体制」の4点において、従来の転職サイトとは一線を画す、エンジニアのためのプラットフォームと言えます。
サービス概要 | |
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サービス名 | Findy |
サービス内容 | ユーザーサクセス面談、応募書類の添削、面接対策、求人紹介など |
公開求人数 | 非公開 |
取り扱い職種 | IT/Webエンジニア (フロントエンド、バックエンド、インフラ、アプリ等) |
利用料金 | 完全無料 |
運営会社 | ファインディ株式会社 |
設立 | 2016年7月1日 |
有料職業紹介事業許可書 | 13-ユ-308478 |
本社所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階 |
では、上記の基本情報を踏まえ、Findyならではの特徴的な仕組みを一つずつ解説します。
特徴①「スカウト」と「キャリア相談」のハイブリッド型サービス
Findyでは、企業からのアプローチを待つ「スカウト機能」と、専門家に相談できる「キャリア相談(ユーザーサクセス面談)」という2つの機能を、自身の状況に合わせて自由に使い分けられます。
特にFindyの価値を際立たせているのが、後者の専門スタッフによる「キャリア相談」です。これは単なる求人紹介に留まらず、目先の転職だけでなく、利用者の長期的なキャリアの成功を見据えたサポートを重視しているのが特徴です。
実際に、久しぶりの転職活動で何から手をつければいいか分からず、まずこの面談を頼りにしたという声もあります。
とはいえ2年間転職市場から距離をおいていたので相場感も読めず、取り急ぎFindyのユーザーサクセス面談を予約しました。
開発者にとっては転職サービスはFindyを超えるところはなかなか出てこないな。
引用:X
このように、エンジニアのキャリアパスに詳しい専門スタッフが、転職活動の始まりから入社後の活躍まで、トータルで支援してくれます。
- 面談は何度でも無料で費用を気にせず、納得いくまで相談が可能。
- 事前準備は一切不要で「何を話せばいいか分からない」という方も利用OK。
- 登録、予約フォームで希望日時選択の簡単な2ステップで利用可能
転職意欲や状況に応じて、「まずはスカウトを待ってみる」「本格的に活動したいからキャリア相談で壁打ちをしてもらう」といったように、2つの機能を柔軟に活用できるのが、Findyのハイブリッド型サービスならではの強みです。
特徴②技術力を可視化する独自指標「スキル偏差値」
Findyの最大の特徴は、職務経歴書だけでは伝わりにくいエンジニアの技術力を、独自の指標で多角的に可視化する仕組みにあります。その中核をなすのが「スキル偏差値」です。
スキル偏差値があることで、エンジニアにとって次のような重要な役割を果たします。
- スキルや経験の客観的な証明になる
- 自身のスキルアップの目標設定に役立つ
- OSS活動などのモチベーションになる
またFindyでは、このスキル偏差値に加えて、関連する3つの機能でエンジニアの市場価値をさらに分かりやすくしています。

これらの独自の機能によって、従来の書類だけでは伝わらなかったエンジニアの本当の価値を企業に伝え、納得感のあるマッチングを実現しやすくしているのです。
特徴③技術志向の「自社開発企業」を中心とした求人
Findyに登録しているのは、技術力を重視する「自社サービス開発企業」が中心であり、成長意欲の高いエンジニアが集まる一種の優良コミュニティとなっています。
サービス自体が「技術力の可視化」をコンセプトにしているため、それを評価基準にしたいと考える企業が集まりやすい傾向にあります。
実際にFindyを利用している企業(※2025年8月時点)には、以下のような有名企業が名を連ねています。
- LINEヤフー株式会社
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社MIXI
- 株式会社メルカリ (mercari)
- 株式会社SmartHR
- 株式会社マネーフォワード (Money Forward)
- 株式会社タイミー (Timee)
- 株式会社TVer
- 株式会社Luup
- 本田技研工業株式会社 (HONDA)
一般的に、自社サービス開発企業で働くことで、以下のようなメリットが期待できます。
- 企画からリリースまで一貫して関われる
- ユーザーからのフィードバックを直接受けやすい
- 技術選定の裁量がある、または意見を反映しやすい
- スケジュール調整がしやすく、ワークライフバランスを保ちやすい
SIerやSESから自社サービス企業への転職を目指す方にとって、Findyは最適な環境と言えるでしょう。
特徴④転職を前提としない「キャリア壁打ち」サポート
Findyの「ユーザーサクセス面談」は、一般的な転職エージェントと異なり、必ずしも求人紹介を目的としない「キャリアの壁打ち」の場として機能している点が、サービス全体の価値を大きく高めています。
エンジニアのキャリアパスに精通した専門スタッフが、転職活動の始まりから入社後の活躍まで、トータルで支援してくれるのが特徴です。
具体的には、この面談で以下のようなサポートを受けることができます。

「転職するかどうか迷っている」「自身の強みがわからない」といった段階でも、気軽に相談が可能です。
専門の担当者が利用者の思考を整理し、客観的な視点からアドバイスをくれるため、一人で悩むよりも深くキャリアと向き合うことができるでしょう。
【完全ガイド】Findyを最大限に活かす賢い使い方4ステップ
Findyはただ登録して待つだけではもったいないサービスです。ここでは、その機能を最大限に活かし、理想の転職を実現するための賢い使い方を4つのステップで解説します。
ただ待っているだけでは、悪い評判で見たような「質の低いスカウト」に悩まされる可能性もあります。サービスを使いこなし、理想の企業と出会う確率を高めていくことが重要です。
ちなみに、企業はアクティブなユーザーを好む傾向があるため、こまめにログインするだけでもオファーが増えやすくなります。
STEP1:まずは登録!GitHubを連携して現在地を知る
最初のステップは、GitHubアカウントを連携して無料登録し、自身の「スキル偏差値」を確認することです。
これが全てのスタート地点となります。現在の市場価値を客観的な数値で把握することで、今後の転職活動の戦略が格段に立てやすくなります。
登録方法は非常に簡単です。Findy公式サイトから登録ボタンを押し、GitHubアカウントでログインするだけ。
面倒な職務経歴書の入力をしなくても、すぐにスキル偏差値が表示されます。まずは気軽に、自身の現在地を確かめてみましょう。
STEP2:企業の目を引くプロフィールを作成する
スキル偏差値を確認したら、次は企業の採用担当者から「会いたい」と思わせるプロフィールを作り込むことが重要です。
具体的には、以下の項目を丁寧に埋めていくことで、自身のスキルや志向性を効果的にアピールできます。
- 自己申告スキル・希望スキル:業務で使いたい言語、フレームワークなど
- 直近の開発実績:どんなプロジェクトにどう貢献したか
- 自身の強み・興味分野:技術的な得意分野や、今後挑戦したいこと
- 仕事に求めるもの:働き方や企業文化、事業内容への興味など
- エンジニアリング領域におけるAI活用経験
- マネジメント経験
- 英語力・資格情報
- 転職意欲
これらの詳細な情報を入力することで、AIと採用担当者の両方が、スキルや経験、人柄をより深く理解し、精度の高いスカウトに繋がります。
STEP3:US面談を使い倒す!キャリアの壁打ちで思考を整理
Findyの最大のメリットであるユーザーサクセス(US)面談を積極的に活用し、キャリアの方向性を明確にしましょう。
多くの良い口コミが証明している通り、FindyのUS担当者は求人紹介を目的とせず、キャリアの思考整理を手伝ってくれます。
面談の予約は、Findyに登録後、「メッセージ」タブに送られてくる担当者からの案内から簡単に行えます。

上記のように、担当者から面談予約のURLが記載されたメッセージが届きますので、そこから希望の日時を選択するだけです。
「今後のキャリアに悩んでいる」「自身の強みがわからない」といった漠然とした相談でも、専門の担当者が親身に壁打ち相手となってくれますので、ぜひ活用してみてください。
STEP4:カジュアル面談から内定へ!攻めの姿勢でチャンスを掴む
魅力的な企業からスカウトが来たら、臆せずカジュアル面談を受けましょう。また、自分から「気になる」を送る攻めの姿勢も重要です。
カジュアル面談は選考の場ではなく、お互いを理解するための場です。少しでも興味があれば積極的に話を聞きに行くことで、思わぬ優良企業との出会いに繋がります。
スカウトメールに記載された企業の事業内容や開発環境を見て、興味が湧いたら「ぜひ一度、お話を聞いてみたいです」と返信する。あるいは、Findy上で求人を探し、自分から「気になる」ボタンを押して企業にアピールする。そうした小さなアクションが、キャリアを大きく動かすきっかけになります。
Findyのスキル偏差値とは?仕組みとスコアを上げる3つのコツ
ここでは、Findyを攻略する上で最も重要な指標である「スキル偏差値」について深掘りします。
そして、このスコアを意識的に上げることで、届くスカウトの質と量が劇的に向上します。
引用:Findy
このグラフが示す通り、スキル偏差値が高いほど、企業からの「いいね」数も明らかに右肩上がりに増加しています。これは、スキルが高ければ高いほど、転職市場での注目度が高まることを示す、何よりの証拠と言えるでしょう。
以下で、この偏差値の仕組みと、スコアを上げるための具体的なコツを解説します。
【仕組み】スキル偏差値は「活動の量・質・影響力」で決まる
Findyのスキル偏差値とは、GitHubの公開リポジトリを対象に、独自のアルゴリズムで解析・スコアリングしたものです。
具体的には、主に以下の要素で総合的に評価されています。
- コミット量:コードをどれくらい書いているか
- 他プロジェクトへの貢献度:OSS活動など
- 他者からのコード支持:Starなど
- アカウントの影響力
このスキル偏差値は、従来の職務経歴書だけでは評価が難しかったエンジニアのスキルを可視化する目的で生まれました。
エンジニアにとっては、転職活動でスキルを明示できるだけでなく、自身のスキルアップの客観的な指標として、あるいはOSS活動のモチベーションとしても活用できる、非常に価値のある指標と言えるでしょう。
コツ①まずはアウトプット!個人開発のコードを公開する
スキル偏差値の解析対象は、直近1年間のGitHubの公開リポジトリです。そのため、評価の元となるデータがなければ、偏差値は算出されません。
「仕事でGitHubを使わない」というSIerやSESのエンジニアでも、個人開発のコードを継続的に公開することで、Findyを有効活用するスタートラインに立つことができます。
例えば、以下のようなもので構いません。
- ProgateやUdemyで学んだ内容を元に作成した簡単なWebアプリ
- 普段の作業を自動化する小さなPythonスクリプト
- 新しいフレームワークを試した際のサンプルコード
どんなに小さなものでも大丈夫です。まずは「見せる」ことが何よりも重要です。
コツ②「読まれる」意識!READMEを丁寧に書く
リポジトリに「README.md」ファイルを作成し、丁寧に記述することは、コーディングせずとも偏差値を上げる非常に有効な手段です。
採用担当者やAIは、READMEを見て「このリポジトリが何をするものなのか」「どんな技術が使われているのか」を判断します。
例えば、READMEに以下の項目を記述するだけで、見栄えも評価も格段に向上します。
- 概要: Next.js学習用のTodoアプリなど、このリポジトリが何をするものなのか
- 使用技術: React, TypeScript, Viteなど使っている言語やフレームワーク
- 使い方: 「npm install して npm run dev」などローカル環境で動かすためのコマンド
コツ③他者と関わる!LGTMやOSSコントリビュートに挑戦
Findy内のLGTM(Looks Good To Me)機能の活用や、外部のOSSプロジェクトへの貢献は、技術的な信頼性を高め、偏差値を大きく向上させます。
他のエンジニアからの評価は、スキルが客観的に認められている強力な証拠となります。
実際に、Findyが開催するイベントに参加して他のエンジニアと繋がり、お互いのプロダクトにLGTMを送り合うったり、好きなライブラリのドキュメントのタイポ(誤字)修正や、日本語への翻訳といった簡単なコントリビュートから挑戦してみましょう。
こうした他者との関わりが、市場価値をさらに高めてくれるでしょう。
Findyと他のIT系スカウトサービスを比較
Findyの他にも、エンジニア向けのスカウトサービスはいくつか存在します。
ここでは、代表的なサービスとFindyを比較し、それぞれの特徴と、どのようなエンジニアに向いているかを解説します。
その中でもFindyは、GitHubでのアウトプット(=コード)を評価の軸に置き、転職ありきではないキャリアサポートに強みを持つ、ユニークな立ち位置のサービスです。
サービス名 | Findy | paiza | LAPRAS | forkwell |
---|---|---|---|---|
評価方法 | GitHub解析 (スキル偏差値) | コーディングテスト (スキルランク) | SNS・GitHub等の情報をAIが解析 | ポートフォリオ登録 |
主な求人層 | 即戦力〜ハイクラス | 若手〜中堅 | 全レベル | Web系即戦力 |
サポート体制 | キャリアの壁打ち (US面談) | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
特徴 | 技術力の可視化とキャリア相談 | ゲーム感覚でスキルチェック | 自動でポートフォリオ生成 | イベント・コミュニティが活発 |
おすすめな人 | 自身のコードで評価されたい人 | コーディング力に自信がある人 | 情報発信を活発に行っている人 | スタートアップ文化に興味がある人 |
このように、各サービスで評価方法や得意な領域が異なります。
もし「自身の書いたコードそのもので評価されたい」「転職を前提とせず、まずはキャリアの相談から始めたい」と考えているのであれば、やはりFindyが最も適していると言えるでしょう。
関連記事:paiza転職の評判は?口コミから分かる特徴やpaizaラーニングについても解説!
関連記事:Forkwellの評判や口コミは?利用するメリットや注意点を解説!
Findyに関するよくある質問(Q&A)
ここでは、Findyの利用を検討する上でよくある質問について、一つひとつ丁寧にお答えします。サービス利用前の不安や疑問を解消し、安心してFindyを使い始めてください。
Findyの利用料金は本当に無料?
Findyは、採用が決定した企業側から成功報酬や利用料を受け取るビジネスモデルを採用しています。そのため、求職者であるエンジニアは登録から内定まで一切費用を払う必要はありません。
登録料、サービス利用料、内定承諾時の成果報酬など、利用者側が支払う費用は一切ありませんので、ご安心ください。
Findyは実務未経験でも利用できますか?
Findyの求人の多くは、即戦力となる実務経験者(目安として3年以上)を対象としています。そのため、実務経験がない場合、書類選考を通過するのは難しい傾向にあります。
ただし、可能性はゼロではありません。実務経験がなくても、個人開発で高いレベルのポートフォリオ(Webアプリなど)を作成し、GitHub上で高いスキル偏差値を出せれば、ポテンシャルを評価してくれる企業と出会える可能性はあります。
未経験者の場合は「まずはポートフォリオ作りとスキル偏差値UPから」と考えるのが現実的です。
運営会社の「Findy株式会社」ってどんな会社?信頼できる?
2016年7月に創業し、複数の大手ベンチャーキャピタルから資金調達を成功させています。また、エンジニア向けの技術イベント(Findy Engineer Lab)を多数開催するなど、日本のエンジニア市場の活性化に貢献している実績も豊富です。
代表自身も元エンジニアであることから、エンジニアのキャリアに対する深い理解があり、安心して利用できるサービスと言えるでしょう。
フリーランス向けの「Findy Freelance」との違いは?
「Findy」と「Findy Freelance」の最も大きな違いは、対象とする雇用形態です。
- Findy:正社員転職向け
- Findy Freelance:フリーランス・副業案件向け
Findyが正社員としての雇用契約を結ぶ求人が中心なのに対し、Findy Freelanceは高単価な業務委託契約が中心で、週2〜3日稼働やフルリモートといった柔軟な働き方が可能な案件が豊富です。
まずはFindyで自身の市場価値を確認し、正社員としてのキャリアアップを目指すのが王道です。その上で、将来的に独立を考えたり、副業でスキルを試したりしたくなったタイミングで、Findy Freelanceを覗いてみるのが良いでしょう。
GitHubを使っていないと登録できませんか?
Findyの根幹をなす「スキル偏差値」は、GitHubアカウントを連携し、そのリポジトリを解析することで算出されます。アカウントを連携しない場合、技術力を客観的に評価する術がなく、企業からのスカウトもほとんど期待できません。
悪い評判にも「仕事でGithub使わないとfindy無理ゲー感」とあったように、Findyを有効活用する上ではGitHubの利用が必須です。
まだアカウントを持っていない方は、この機会に作成し、学習したコードなどをアップロードすることから始めてみましょう。
Findyを退会する方法は?
Findyが不要になった際は、公式サイトにログイン後、設定ページからご自身で簡単に手続きが可能です。
引用:Findy
具体的な手順は以下の通りです。
- Findyにログイン
- 画面右上のアカウント名をタップ
- 「お問い合わせ・退会」を選択
- 退会理由を入力し、「退会する」を選択で完了
一度退会すると、プロフィール情報やスカウトの履歴などが全て削除され、復元はできなくなりますので、その点だけご注意ください。
まとめ
本記事では、Findyの評判や特徴、賢い使い方について、利用者のリアルな口コミを交えながら徹底的に解説しました。
- Findyは「技術力を武器にしたいエンジニア」に最適な転職サービス
- キャリアの壁打ちなど、手厚いサポート体制に定評あり
- スキル偏差値の精度や質には、一部で改善の余地あり
- GitHubでのアウトプットがサービスを使いこなす上で最も重要
Findyは、書いたコードという「資産」を正当に評価し、これまでの経歴書だけでは出会えなかった優良企業と繋げてくれる、非常にパワフルなツールです。
特に、今の会社の評価に疑問を感じているSIerや受託開発企業のエンジニアの方にこそ、その価値を実感できるサービスと言えるでしょう。
登録は無料で、GitHubアカウントがあれば数分で完了します。まずは自身の市場価値を確かめる感覚で、キャリアアップへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
おすすめスカウトサービス5選
サービス名 | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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★ 5.0
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公開求人数
約4.4万件
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公開求人数
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★ 4.4
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導入企業数
800社以上
リモート可
非公開
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★ 4.3
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公開求人数
52万件以上
IT系求人数
9.5万件
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サービス名 | 相性のいい年代 | 相性のいい地域 | 公式サイト |
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30代
40代
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首都圏
名古屋
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兵庫
福岡
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仙台
その他
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首都圏
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サービス名 | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
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★ 5.0
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・面接対策や転職支援など、サポートが手厚いにも関わらず無料だったので非常に助かりました。
・担当の方は連絡も無駄に多い印象はなく、こちらとしてもストレスにならなかったです。 |
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★ 4.8
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・高収入の求人が思った以上に多く用意されていて魅力的でした。
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★ 4.6
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・7年勤めた会社から転職する際に利用しました。登録後の無料期間で多くのスカウトをもらえました。
・まだ転職前ですが、市場における自分の価値を認識できたので有意義だと感じています。 |
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・転職に関する悩み相談に丁寧に対応してくれて、前向きに転職活動が進められた。
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★ 4.3
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・スムーズに年収の上がる転職ができたので、無駄な時間がかからなくて使い勝手が良かったです。
・エージェント担当の方の機械的な対応に「仕事感がある」と感じた。 |