法テラスのメール無料相談ではなにを教えてくれる? その他の相談窓口も紹介

法テラスのメール無料相談ではなにを教えてくれる? その他の相談窓口も紹介
目次
  1. 法テラスのメール無料相談とは?どこまで相談できる?
    1. 相談内容に関わる法律・制度や適切な相談窓口を紹介してくれる
    2. 相談内容に対して、個別具体的な解決方法をアドバイスしてくれるわけではない
    3. 回答に数日かかるので急ぐ場合は、サポートダイヤルへ電話する
    4. 具体的なアドバイスが欲しい場合は、ほかの窓口・相談方法を検討する
  2. 法テラス以外でメールの無料相談が可能な弁護士の探し方
    1. インターネットで探す | 任意のキーワードで弁護士を探せる
    2. ベンナビ | トラブルの分野別・地域別などでメール相談が可能な弁護士を探せる
  3. メール相談で解決しない場合は、電話・オンライン・対面での相談も検討しよう
    1. メールに比べ対面で相談するメリット・デメリット
    2. メールに比べ電話で相談するメリット・デメリット
    3. メールに比べオンラインで相談するメリット・デメリット
  4. メール以外での無料法律相談が可能な窓口の例
    1. 【おすすめ】ベンナビ | 無料相談に対応した弁護士をさまざまな条件で検索できる
    2. 法テラス | 経済的に困窮している方は3回まで無料相談が可能
    3. 弁護士会 | 相談内容や時期などによっては無料相談が可能
    4. 市区町村 | 住民を対象とした法律相談会を定期的に開催している場合がある
  5. さいごに | 自分にあった方法や窓口で弁護士に無料相談をしよう

法テラスへにメールで無料で相談したいと考えているものの、法テラスの無料相談でどの程度まで対応してもらえるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。

法テラスでは、メールでの無料相談に対応していますが、実は相談できる内容はそこまで多くありません。

場合によっては、法テラスではなく、弁護士事務所に直接メール相談したほうがよいケースもあるでしょう。

本記事では、法テラスのメール無料相談で対応してもらえることや法テラス以外のメール相談窓口を紹介します。

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※一部の法律事務所に限り初回相談無料の場合があります。
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法テラスのメール無料相談とは?どこまで相談できる?

法テラスでは、メールでの無料相談を受け付けていますが、対応範囲はそこまで広くありません。

法テラスのメール相談でしてもらえることは、以下の2点です。

  • 関連する法律や制度の紹介
  • 適切な相談窓口の案内

メールでの問い合わせは24時間年中無休で受け付けますが、具体的な法律相談はおこないません。

また、回答には数日かかり、土日祝日や年末年始には遅れることがあります。

相談を急いでいる場合は、電話で問い合わせるほか、法律相談をしたい場合は、電話口で民事法律扶助を利用したい旨を伝えてください。

【公式サイト】相談窓口・法制度 | 法テラス

相談内容に関わる法律・制度や適切な相談窓口を紹介してくれる

法テラスは、相談内容に関する法律や制度、適切な相談窓口を案内してくれます。

そのため、法的な問題を抱えているけれども、どこに相談していいかわからない方にとって心強い存在です。

メールでの相談は、24時間受け付けているので、メール問い合わせページから必要事項を確認・入力したうえで問い合わせてみましょう。

なお、サポートダイヤルへの電話は予約不要なので、今すぐ相談窓口を教えてほしい場合は、「0570-078374」に電話するのがおすすめです。

相談内容に対して、個別具体的な解決方法をアドバイスしてくれるわけではない

法テラスは、個別に具体的な解決方法のアドバイスは提供していません。

あくまでも相談窓口の紹介がメインとなります。

また、法的トラブルに関する基本的な情報や手続きの流れについての一般的な説明をおこなうこともあるでしょう。

たとえば、法テラスでは民事法律扶助として無料法律相談や弁護士費用の補助などのサービスを提供しているので、利用したい場合はその旨を伝えるとよいでしょう。

回答に数日かかるので急ぐ場合は、サポートダイヤルへ電話する

法テラスのメール無料相談では回答に数日かかるので、急ぐ場合はサポートダイヤルへ直接電話しましょう。

サポートダイヤルでは、緊急の法的なアドバイスや支援を迅速に受けることが可能です。

通常の相談窓口よりも早く対応してもらえるため、急を要する問題に直面している方には特におすすめです。

サポートダイヤル電話番号0570-078374
平日:9時00分~21時00分
土曜:9時00分~17時00分
ホームページhttps://www.houterasu.or.jp/

具体的なアドバイスが欲しい場合は、ほかの窓口・相談方法を検討する

法テラスのメール相談では個別のアドバイスは提供されません。

具体的なアドバイスが欲しい場合は、ほかの窓口やメール以外の相談方法を利用する必要があります。

法テラスのメール無料相談以外の窓口は、以下の通りです。

法テラスの電話相談

電話で相談することで、より詳細なアドバイスを受けられる場合があります。

法テラスの電話番号は地域によって異なるため、公式サイトで確認してください。

法テラスの面談

直接法テラスの窓口で面談を行うことで、具体的な解決策を提案してもらえます。

面談による相談は予約が必要ですので、事前に連絡を取ることをおすすめします。

弁護士や司法書士の相談

個別の法的問題について具体的なアドバイスを受けたい場合、弁護士や司法書士に相談するのが有効です。

一部の法律事務所では初回相談を無料で提供しているところもあります。

自治体の法律相談

多くの自治体では、無料法律相談を提供しています。

地域の役所や市役所のホームページで確認して、適切な窓口を探してください。

これらの方法を利用することで、法的な問題に対してより具体的で専門的なアドバイスを受けることができます。

法テラス以外でメールの無料相談が可能な弁護士の探し方

ここからは、メールの無料相談が可能な弁護士の探し方を紹介します。

ここで紹介する窓口では、法テラスのメール相談とは異なり、個別的かつ具体的なアドバイスを受けることができるので、法律トラブルに悩む方はぜひ積極的に活用してください。

インターネットで探す | 任意のキーワードで弁護士を探せる

インターネット検索を利用すると、メール相談に対応した弁護士を見つけやすいです。

「メール 相談 弁護士」といったキーワードで検索し、法律事務所の公式サイトに「メール相談フォーム」があるかを確認します。

検索するときは、具体的な得意分野や住んでいる地域を組み合わせて検索することで、自分に最適な弁護士を見つけやすくなります。

たとえば「離婚 メール 相談 弁護士 東京」や「交通事故 メール 相談 弁護士 大阪」といったキーワードであれば、離婚や交通事故に関する相談を受け付けている弁護士を検索可能です。

また、多くの法律事務所のウェブサイトには、弁護士のプロフィールページがあり、そこに得意分野や経歴が詳しく掲載されています。

ホームページを確認することで、どの弁護士が自分の問題に最も適しているかを判断するのに役立ちます。

口コミサイトや弁護士の評価サイトを利用することで、その弁護士の評判や過去の相談者の感想を知ることもできるでしょう。

評価が高い弁護士やポジティブな口コミが多い弁護士は、安心して相談することができるでしょう。

ベンナビ | トラブルの分野別・地域別などでメール相談が可能な弁護士を探せる

弁護士探しに便利なポータルサイト「ベンナビ」は、メール相談に対応している弁護士を見つけるために最適なツールです。

Webサイトから直接弁護士にメールで問い合わせができ、法律問題を面会せずに解決する可能性があります。

特定のトラブル分野ごとに得意な弁護士の情報が集まっており、サイト上のフォームから効率的にメール問い合わせができます。

さらに、「ベンナビ」ではメール相談のほかにも、多くの便利な機能が揃っています。

たとえば、ユーザーレビューや評価を参考にして弁護士を選ぶことができます。

過去の依頼者が書いた評価や感想を読むことで、信頼性の高い弁護士を見つけやすくなります。

また、相談の内容や弁護士の得意分野に応じて検索フィルターを設定できるため、自分のニーズに合った弁護士を迅速に見つけることができるでしょう。

「ベンナビ」を利用することで、従来の面会形式の相談よりも手軽で迅速に法律問題を解決することが可能です。

メール相談で解決しない場合は、電話・オンライン・対面での相談も検討しよう

弁護士への法律相談にはメール相談以外にも複数の方法があり、状況に応じてそれぞれのメリット・デメリットを考慮して使い分けるのがおすすめです。

メールに比べ対面で相談するメリット・デメリット

メール相談ではなく、対面で相談するメリットは、弁護士と顔を合わせて会話できることです。

メール相談や電話相談では、弁護士と直接話すことはありません。

しかし、法律トラブルを解決するには、弁護士と密にコミュニケーションをとり、長期間にわたって連携する必要があります。

そのため、相談分野についての知識・経験が十分であることに加え、人柄や相性の良さも非常に重要です。

メールでは文面だけでのやり取りとなるため、相手の雰囲気や人柄まで把握することができません。

法律トラブルをスムーズに解決するためにも、可能であれば正式依頼前に一度は対面で相談するのがおすすめです。

メールに比べ電話で相談するメリット・デメリット

電話相談の最大のメリットは、法律事務所に行く手間や時間、交通費がかからず、電話代以外は無料で利用できる点です。

電話相談の際に、弁護士に依頼すべき問題かどうか確認することで、そもそも弁護士が必要なのかどうかも判断できるでしょう。

また、メール相談よりも電話相談のほうが弁護士の能力や雰囲気を見極めやすく、複数の弁護士から選ぶ際にも役立ちます。

電話相談では声のトーンや対応の丁寧さ、更には相手の説得力などを直接感じ取ることができます。

電話相談のもうひとつの大きなメリットは、プライバシーが守られる点です。

自宅やオフィスなど、自分が最も安心できる環境で相談ができるため、気軽に質問や悩みを打ち明けやすくなります。

特にセンシティブな問題に関しては、対面よりも電話のほうがリラックスして話しやすいことが多いです。

初回相談や方向性を確認する段階では、電話相談は非常に有効な手段といえるでしょう。

しかし、資料や証拠が必要な場合や、細かいニュアンスを伝えるためには対面相談が適していることもあります。

法律事務所によっては電話相談に「30分まで無料」などの条件が付けられており、事情や状況を説明しきれないこともあるでしょう。

電話相談だけで弁護士を選ぶのではなく、最終契約前には一度対面で相談することをおすすめします。

メールに比べオンラインで相談するメリット・デメリット

オンラインによる無料相談のメリットは、対面・電話・メールのそれぞれのよい点を兼ね備えていることです。

自宅から手軽に相談できるうえ、弁護士の顔を見て会話できるため、人柄や雰囲気も確認しやすいでしょう。

さらに全国どこからでも対面相談と同じくらい詳細な相談が可能で、オンライン上で全て完結し、必要に応じて依頼まで進めることができます。

対面相談の場合、弁護士のオフィスまでの移動時間や待ち時間が発生しますが、オンライン相談ではその必要がありません。

最近では、オンライン相談の際に事前にメールなどで必要資料を送っておくことで、相談がスムーズに進むこともあります。

ただし、オンライン無料相談のデメリットとして、アプリやソフトの操作が難しい場合があり、特に高齢者は利用を断念して電話相談にせざるをえないことがあります。

そのうえ、インターネット接続が必須であり、接続が不安定な地域ではスムーズな相談が難しいでしょう。

メール以外での無料法律相談が可能な窓口の例

ここでは、メール以外での無料法律相談が可能な窓口を紹介しています。

【おすすめ】ベンナビ | 無料相談に対応した弁護士をさまざまな条件で検索できる

ベンナビは、全国の弁護士情報を掲載し、法律事務所の所在地や相談内容に基づいて弁護士を検索できるサイトです。

離婚・相続・労働・刑事事件など、法律分野ごとに弁護士を掲載しているため、自分が相談したい分野に注力している弁護士の中から、自分に合った弁護士を探せます。

また、無料相談の可否や休日対応などの詳細な条件でも絞り込みが可能なので、相談方法はもちろん、日程や時間帯も相談しやすい弁護士が見つかるでしょう。

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トラブル別で弁護士に無料で相談できます*
※一部の法律事務所に限り初回相談無料の場合があります。
※一部の法律事務所に限り初回相談無料の場合があります。

法テラス | 経済的に困窮している方は3回まで無料相談が可能

法テラスは、経済的に困窮している方を対象に、弁護士への無料相談や弁護士費用の立替を提供する法的支援施設です。

法テラスでは、条件を満たすことで一つの案件につき3回まで無料法律相談を受けることができます。

無料法律相談の利用には簡単な審査が必要なうえ、予約が必須です。

サポートダイヤルやWebフォームから申し込みができるので、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

ただし、法テラスの無料法律相談では、相談相手の弁護士を指定することはできません。

あくまでも法テラス側が選んだ弁護士に相談することになるので、相談内容に適した弁護士にあたるとは限らない点に注意してください。

【公式サイト】無料の法律相談を受けたい|法テラス

弁護士会 | 相談内容や時期などによっては無料相談が可能

弁護士会は全ての弁護士が所属し、弁護士を管理監督する団体です。

弁護士会が運営する法律相談センターでは、弁護士による法律相談を受け付けており、内容やタイミングによっては無料相談も可能です。

無料相談ができる分野や時間帯は、法律相談センターごとに異なるので、詳細はお住まいの地域の弁護士会のホームページで確認してください。

なお、東京都に関しては15分だけ電話で無料相談が可能です。

今すぐに弁護士に相談したい方で東京都に在住の方は、弁護士会の法律相談センターへ電話してみてください。

【公式サイト】日本弁護士連合会|全国の弁護士会の法律相談センター

市区町村 | 住民を対象とした法律相談会を定期的に開催している場合がある

市区町村では、自治体主催の無料法律相談会が定期的におこなわれています。

各市区町村の住民を対象にしているため、別地域の方は利用できませんが、市役所や区役所で相談できる分、より身近といえるでしょう。

ただし、無料相談の利用回数は年度内に1回~2回までと制限が設けられている場合があるので注意してください。

また、市区町村の法律相談でも弁護士は自分で選ぶことはできません。

相談の場で、書類確認や慰謝料の算出などの実務依頼ができない点にも注意が必要です。

無料相談の枠は人気が高く、事前予約がすぐに埋まってしまうこともあるので、相談したいことがある場合はお早めに予約するのがよいでしょう。

【公式サイト】住民向け法律相談|自治体連携プログラム

さいごに | 自分にあった方法や窓口で弁護士に無料相談をしよう

法テラスでは、メール無料相談で相談内容に関わる法律・制度や適切な相談窓口を紹介してくれます。

しかし、相談内容に対して、個別に具体的な解決方法をアドバイスしてくれるわけではありません。

具体的なアドバイスが欲しい場合は、民事法律扶助を利用するほか、弁護士事務所や弁護士会などのほかの窓口・相談方法を検討する必要があります。

メールでの無料相談も可能ですが、より詳細に相談する場合は、対面や電話での相談も検討しましょう。

なお、今すぐ弁護士に無料相談したい場合は、ベンナビの活用がおすすめです。

ベンナビでは、相談分野はもちろん、地域や相談方法、無料相談可否などのさまざまな項目で弁護士を絞り込んで検索できます。

あなたに合った弁護士を簡単に見つけられるので、ぜひご活用ください。

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この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
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