コロナウイルスの流行を機に、現在ではさまざまなサービスをオンラインで利用できるようになりました。
弁護士による法律相談も例外ではなく、ZoomやGoogle Meetなどを利用したオンラインでの無料相談に対応している法律事務所も増えています。
オンラインでの無料法律相談ができる弁護士を探す方法はいくつかありますが、なかでも当社が運営する「ベンナビ」のような弁護士ポータルサイトを利用するのがおすすめです。
ベンナビでは、各法律分野に強い全国の弁護士を掲載しており、オンライン相談対応の弁護士に絞り込んで一括検索することができます。
本記事では、これから初めて弁護士のオンライン無料相談を利用したいという方に向けて、弁護士の探し方やおすすめの相談窓口、オンライン無料相談のメリット・デメリットや相談の流れ、オンライン相談を有効活用するためのポイントなどを解説します。


解決したい

減らしたい



相談内容を選択してください


獲得したい

揉めている


弁護士を してほしい

相談できる

親族と揉めている

対策をしたい


請求したい

されてしまった



訴えたい


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労働者・従業員側のご相談はベンナビ労働問題で受け付けています。

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オンラインで無料相談できる弁護士の探し方
まず、オンラインで無料相談できる弁護士を探す方法としては、主に以下の2つがあります。
- GoogleやYahoo!などでインターネット検索する
- 弁護士ポータルサイトを利用する
ここでは、それぞれの探し方について解説します。
GoogleやYahoo!などでインターネット検索する
ひとつ目の方法としては、 GoogleやYahoo!で「相談内容」「地域」「弁護士」などのキーワードで検索するという方法があります。
たとえば、配偶者との離婚トラブルについて東京の弁護士に相談したい場合は、「離婚問題 東京都 弁護士」などのキーワードで検索したり、「オンライン相談 無料」などのキーワードも追加したりすればさまざまな法律事務所ホームページがヒットします。
ただし、詳しくは「オンライン無料相談を利用するときの弁護士の選び方」で後述しますが、一口に弁護士といってもそれぞれタイプが異なります。
弁護士との法律相談で的確なアドバイスをもらうためには、各事務所ホームページに掲載されている注力分野や解決実績などを確認したうえで相談先を決める必要があります。
自力で一からインターネット検索しようとすると、ある程度の手間や時間はかかってしまいます。
弁護士ポータルサイトを利用する
弁護士ポータルサイトとは、さまざまな地域の弁護士・法律事務所の情報が掲載されているサイトのことです。
サイト内の検索欄から相談内容や地域などを選択するだけで一括検索できるほか、検索結果ページからは営業時間・対応方針・解決事例・弁護士費用などの事務所情報を確認することもできるのが大きな特徴です。
自分で一からインターネット検索するよりも効率的に弁護士を探すことができ、法律相談が初めての方でも容易に複数の法律事務所を比較検討することが可能です。
弁護士との相談を考えているのであれば、ポータルサイトの利用をおすすめします。
【トラブル別】弁護士にオンラインで無料相談できるおすすめの相談窓口
オンラインで無料相談できる弁護士を探しているなら、当社の弁護士ポータルサイト「ベンナビ」がおすすめです。
法律分野ごとにサイトを構えており、「初回相談無料」「オンライン面談可能」といった条件を指定して、お住まいの地域で対応可能な弁護士を一括検索することが可能です。
ここでは、法律分野ごとのおすすめの相談窓口を紹介します。
離婚問題を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ離婚がおすすめ
「スムーズに離婚したい」「不倫相手に慰謝料を請求したい」「親権を獲得したい」など、離婚にまつわることで悩んでいる方は、ベンナビ離婚で弁護士を探しましょう。
ベンナビ離婚では、主に以下のような相談を取り扱っている弁護士を掲載しています。
ベンナビ離婚で扱う主な相談内容 |
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離婚前相談、離婚協議、離婚調停、財産分与、親権、養育費、DV、モラハラ、国際離婚、不倫・離婚慰謝料、離婚裁判、面会交流、離婚手続き、別居、男女問題、熟年離婚、婚姻費用など |
遺産相続を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ相続がおすすめ
「遺産分割協議がまとまらない」「親族に遺留分を請求したい」「自分が元気なうちに、確実に遺言を残しておきたい」など、遺産相続に関する相談をしたいならベンナビ相続で弁護士を探しましょう。
ベンナビ相続では、主に以下のような相談を取り扱っている弁護士を掲載しています。
ベンナビ相続で扱う主な相談内容 |
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相続トラブル、遺産・財産の使い込み、遺産分割、遺留分、相続放棄、遺言書、代襲相続、成年後見、不動産の相続、相続人調査、相続財産調査、相続登記、家族信託、事業承継など |
交通事故を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ交通事故がおすすめ
交通事故に遭ってしまい、「相手の保険会社との示談交渉がうまくいかない」「保険会社の提示する過失割合に納得できない」「どうすれば後遺障害等級認定を受けられるのかわからない」などで悩んでいる方は、ベンナビ交通事故で弁護士を探しましょう。
ベンナビ交通事故では、主に以下のような相談を取り扱っている弁護士を掲載しています。
ベンナビ交通事故で扱う主な相談内容 |
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慰謝料請求・損害賠償請求、示談交渉、過失割合、死亡事故、後遺障害、むちうち、休業損害、自動車事故、自転車事故、バイク事故、人身事故、物損事故など |
刑事事件を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ刑事事件がおすすめ
「家族や身近な人が逮捕されてしまった」「自分が近いうちに逮捕されるかもしれない」といった状況の場合は、一刻も早くベンナビ刑事事件で弁護士を探しましょう。
刑事事件の場合、逮捕後の刑事手続きにはタイムリミットが設けられていたりして、時間との勝負でもあります。
できるだけ早いうちに弁護士に相談して弁護活動を開始してもらうことで、早期釈放や減刑獲得の可能性が高まります。
的確なサポートをしてくれる弁護士を速やかに見つけるためにも、刑事事件に強い全国の弁護士を掲載しているベンナビ刑事事件の利用をおすすめします。
ベンナビ刑事事件では、主に以下のような相談を取り扱っている弁護士を掲載しています。
ベンナビ刑事事件で扱う主な相談内容 |
---|
性犯罪、痴漢・わいせつ、買春・援助交際、盗撮・のぞき、レイプ・強姦・不同意わいせつ、児童ポルノ・児童買春、暴行罪・傷害罪、正当防衛、殺人罪、恐喝罪・脅迫罪、器物損壊罪、窃盗罪・万引き、横領罪・背任罪、住居侵入罪、詐欺罪、賭博・裏カジノ・闇スロット、薬物・大麻、覚せい剤、ひき逃げ・当て逃げ、少年事件など |
労働問題を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ労働問題がおすすめ
「就業先でパワハラやセクハラを受けている」「勤務先が残業代を支払ってくれない」「正当な理由なく突然解雇された」などの事態に陥って辛い思いをしているなら、ベンナビ労働問題で力になってくれる弁護士を探しましょう。
ベンナビ労働問題では、主に以下のような相談を取り扱っている弁護士を掲載しています。
ベンナビ労働問題で扱う相談内容 |
---|
残業代請求、不当解雇、解雇予告、内定取消、雇い止め、労働災害、労働審判、ハラスメント、退職代行、給与未払い、退職金未払いなど |
債務整理を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ債務整理がおすすめ
「借金が返済できず苦しい」「過払い金の返還請求をしたい」などの借金問題で辛い状況にあるなら、ベンナビ債務整理で弁護士を探しましょう。
ベンナビ債務整理では、何度でも無料相談可能な法律事務所を掲載しているほか、弁護士費用の分割払いや後払いに対応している事務所も掲載しています。
以下のようなことで悩んでいる方は、ぜひベンナビ債務整理で弁護士を探して相談しましょう。
ベンナビ債務整理で扱う主な相談内容 |
---|
任意整理、個人再生、自己破産、過払い金請求、時効援用、闇金問題、法人(会社)倒産、住宅ローン、カードローン・クレジット会社、借金返済相談・交渉、消費者金融・サラ金など |
債権回収を弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビ債権回収がおすすめ
「売掛金を回収できていない取引先がある」「家賃の滞納を続けている入居者がいる」「投資詐欺に遭ってしまった」などで悩んでいるなら、ベンナビ債権回収で弁護士を探しましょう。
ベンナビ債権回収では、主に以下のような相談を取り扱っている弁護士を掲載しています。
ベンナビ債権回収で扱う相談内容 |
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売掛金、業務請負・委託代金、家賃・地代、給料・賃金・残業代、借金・貸金・出資、養育費・慰謝料、立替金、投資詐欺、差押・仮差押、遅延損害金、債権額100万円未満の回収など |
インターネットトラブルを弁護士にオンライン無料相談したい方|ベンナビITがおすすめ
「SNSで誹謗中傷されている」「インターネット上で根も葉もない噂をたてられた」「事実ではない悪い口コミを書き込まれた」などで困っている場合は、ベンナビITで弁護士を探しましょう。
インターネットトラブルの場合、時間が経つとログ情報が消去されて投稿者の特定が困難になることもあるため、時間との勝負でもあります。
ただし、IT・インターネットトラブルに力を入れている弁護士は、ほかの分野に比べるとあまり多くはありません。
ベンナビITなら、主に以下のような相談を取り扱っている全国の弁護士を掲載しているので、速やかに相談先が見つかって的確なサポートが望めます。
ベンナビITで扱う主な相談内容 |
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掲示板・SNS削除、口コミ・レビュー削除、発信者情報開示請求、ネット誹謗中傷、名誉毀損、私的情報・画像流出、リベンジポルノ、著作権・商標権侵害、IT・ネット法務、逮捕・犯罪歴記事の削除など |
オンライン無料相談を利用するときの弁護士の選び方
オンライン無料相談を利用するときの弁護士選びのポイントは、以下のとおりです。
- 相談したい内容と弁護士の得意分野は一致しているか
- 相談内容に関する解決実績は豊富か
1.相談したい内容と弁護士の得意分野は一致しているか
弁護士を探す際は、どの分野の問題解決を得意としているか確認しましょう。
弁護士は法律の専門家ではあるものの、あらゆる分野の問題解決を得意としているわけではなく、それぞれ得意分野・不得意分野があります。
離婚問題・遺産相談・交通事故・刑事事件・労働問題など、弁護士の対応分野は非常に幅広く、分野によって問題解決のために必要な知識やノウハウなどが大きく異なります。
自分が相談したい内容と弁護士の得意分野が一致していない場合、適切な助言が受けられずに解決しないまま法律相談が終わってしまう可能性があります。
弁護士の得意分野はそれぞれの事務所ホームページでも確認できますが、自分でひとつひとつ確認するのが面倒な場合はベンナビがおすすめです。
2.相談内容に関する解決実績は豊富か
弁護士を探す際は、これまでどのようなトラブルを解決してきたのか確認することも大切です。
過去に自分と似たような状況のトラブルをいくつも解決してきた弁護士であれば、今後の見通しや取るべき対応などについて的確なアドバイスが望めます。
また、同じ相談内容でも弁護士によってアプローチの仕方が異なることもあるため、弁護士の対応方針に納得できるかどうかもあわせて確認しましょう。
弁護士の解決実績や対応方針に関しても、それぞれの事務所ホームページでも確認できますが、ベンナビなら検索結果ページから各事務所の詳細情報を確認でき、効率的に比較検討できます。


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弁護士とのオンライン無料相談を利用する際の流れ
初めてオンラインで弁護士との無料相談を利用する場合、あらかじめ流れを知っておいたほうがスムーズに相談を進められるでしょう。
ここでは、弁護士とのオンライン法律相談の基本的な流れについて解説します。
1.電話・メール・LINE・Webフォームで相談予約をする
基本的に、弁護士に法律相談する際は事前予約が必要です。
予約方法は法律事務所によって異なり、電話・メール・LINEのほか、ホームページに設置されているWebフォームから申し込むところもあります。
自分が利用したい法律事務所の指定する方法で相談予約しましょう。
2.スタッフによるヒアリングがおこなわれる
多くの場合、法律相談の予約申し込みをするとスタッフから連絡が入ります。
相談日時の調整のほか、連絡先・相談内容・相手方の情報の確認など、法律相談にあたって必要な情報についてヒアリングがおこなわれます。
3.オンライン相談用のミーティングURLが送付される
スタッフによるヒアリング後は、オンライン相談用のミーティングURLやパスワードがメールで送付されるのが一般的です。
誤って破棄することがないよう、相談日当日までしっかり保管しておきましょう。
4.弁護士とオンラインで法律相談をおこなう
パソコンでオンライン相談する場合は、予約日時になったらミーティングURLをクリックしてミーティング画面を立ち上げましょう。
弁護士が入室すれば、そのまま相談開始となります。
一方、スマートフォンやタブレットでオンライン相談する場合は、アプリをインストールして起動するか、ミーティングURLをコピーしてブラウザに貼り付ければミーティング画面が立ち上がります。
相談日当日に慌てることがないよう、ミーティング画面の立ち上げ方法について事前に確認しておきましょう。
5.弁護士に問題解決を依頼する場合は契約を結ぶ
弁護士との相談によって無事に問題が解決した場合は、そこで終了となります。
一方、相談後に弁護士に問題解決を依頼したい場合は、着手金を支払って委任契約を締結します。
委任契約は来所のうえ締結する法律事務所がほとんどですが、なかには郵送や電子契約書で対応しているところもあります。
家が遠方にあったりして来所が難しい場合は、弁護士への依頼を決めた時点で弁護士やスタッフに委任契約の締結方法を確認しておきましょう。
弁護士とのオンライン無料相談を利用する4つのメリット
弁護士とのオンライン無料相談を利用することで、主に以下のようなメリットがあります。
- 好きな場所で自由に法律相談できる
- 弁護士に証拠や資料を見てもらいながら相談できる
- 弁護士の人柄がわかりやすい
- 遠方の家族が法律相談する際に自分も同席できる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
1.好きな場所で自由に法律相談できる
オンラインであれば、自分の好きな場所から弁護士に相談できます。
自宅やカフェなどのリラックスできる場所で受けられるため、「法律事務所で弁護士と直接相談するのは緊張する」というような方でも気軽に利用できるでしょう。
また、移動の手間や時間がかからずに済むため、仕事や育児などで忙しくて「相談に行きたくても時間が取れない」というような方にもおすすめです。
2.弁護士に証拠や資料を見てもらいながら相談できる
弁護士に事実関係を正確に把握してもらい、的確なアドバイスをもらうためにも、相談時には証拠や資料を確認してもらいながら相談を進めるのが有効です。
電話相談やメール相談などの場合、相談中に証拠を共有するのは困難なケースが多いものの、オンライン相談の場合は画面共有をして弁護士に証拠や資料を見てもらいながら相談を進めることができます。
PDFデータであれば事前にメールで送信しておくことも可能ですし、ダウンロードしたデータであればURLを伝えれば確認してもらえるでしょう。
ただし、紙の証拠の場合はPDFにする手間がかかります。
PDF化が面倒な場合は、画面越しに提示するという方法もありますが、状況によっては正確に確認できずにお互い不便を感じることもあるでしょう。
もし書類の枚数が多い場合やPDF変換に不慣れな場合は、オンライン相談ではなく来所して直接相談することも検討しましょう。
3.弁護士の人柄がわかりやすい
オンライン相談では、電話相談やメール相談とは違って弁護士の顔を見ながら相談できます。
弁護士の表情や雰囲気から人となりが垣間見えるため、「信頼できそうな弁護士か」「自分と相性が合いそうか」など、依頼を検討するにあたって大切な事柄を見極めやすいというのもメリットです。
また、実際に顔が見えることで安心感をもって相談できるというメリットもあります。
4.遠方の家族が法律相談する際に自分も同席できる
どこからでも利用できるオンライン相談であれば、遠方に住んでいる家族と一緒に相談することもできます。
たとえば、「実家の親の法律相談に同席したいが、時間や距離の制約があって難しい」というような場合には便利です。
同席してもらう家族側も非常に心強く、落ち着いて法律相談に臨めるでしょう。
弁護士とのオンライン無料相談を利用する3つのデメリット
どこからでも利用できて便利なオンライン相談ですが、一方で以下のようなデメリットもあります。
- 回線トラブルなどで相談が中断する可能性がある
- 事前にアプリの設定などをしておく必要がある
- アプリのセキュリティ面に不安が残る
1.回線トラブルなどで相談が中断する可能性がある
インターネットを利用していると、回線トラブルはつきものです。
突然接続が途切れたり、遅くなったりすれば、その対処に時間を取られてしまいます。
ただし、弁護士によっては多忙でスケジュールが詰まっていることもあり、必ずしも中断した分の時間を延長してもらえるとは限りません。
インターネットトラブルによって、満足のいくアドバイスを得られずに終わってしまう可能性もあります。
2.事前にアプリの設定などをしておく必要がある
オンライン相談をスムーズに開始するためにも、面談で利用するアプリの設定は事前に済ませておきましょう。
可能であれば、面談開始直前ではなく、前日のうちに余裕をもって済ませておくことをおすすめします。
基本的に、弁護士とのオンライン相談でよく利用されるアプリとしては以下があります。
- Zoom
- Microsoft Teams
- FaceTime
- Google Meet
- Chatwork Live など
3.アプリのセキュリティ面に不安が残る
法律事務所では、個人のプライバシーや会社の機密事項などの重要な情報を扱うため、セキュリティ面については厳しく配慮しています。
オンライン面談で利用するアプリについても安全性の高いものを利用していますが、テクノロジーが日々進歩する以上、 100%安全であるとは言い切れない部分があるのも事実です。
万全を期してはいても、不可避的なリスクも常に存在しているということを理解したうえで利用しましょう。
弁護士とのオンライン無料相談を有効活用するための5つのポイント
弁護士とのオンライン無料相談では、基本的に 30分~1時間程度の時間制限が設けられています。
貴重な相談時間をできる限り無駄にせずに有効活用するためにも、以下で解説する5つのポイントを押さえておきましょう。
- トラブルの経緯や背景をまとめておく
- 自分がどのような解決を望むのか明確にしておく
- 相談内容に関する資料や証拠はデータ化しておく
- 弁護士には隠しごとをせずに全ての事実を話す
- インターネット環境が整っていて静かな場所で相談する
1.トラブルの経緯や背景をまとめておく
限られた時間内で弁護士から有効なアドバイスをもらうためにも、相談の前提となる事柄の説明はできるだけ手短に済ませたいところです。
トラブルに至った経緯や背景については、あらかじめまとめておき、要領よく説明できるようにしておきましょう。
また、メモや人物関係図などを作成しておき、弁護士に示しながら説明するのも有効です。
2.自分がどのような解決を望むのか明確にしておく
弁護士に相談する際は、「最終的に自分はどうしたいのか」を明確にしておきましょう。
たとえば、配偶者との離婚トラブルについて相談したい場合は「自分は離婚したいのかどうか」「離婚したい場合はどのような離婚条件を望むのか」などをしっかり考えておきましょう。
相談者が目指したいゴールが曖昧な状態では、弁護士としてもどのように導けばよいのかわからずアドバイスも的確にできませんし、相談者としても思うような成果を得られずに不満が残ってしまうおそれがあります。
そのような事態を避けるためにも、自分の希望条件などをあらかじめよく考えてから相談に臨むことをおすすめします。
3.相談内容に関する資料や証拠はデータ化しておく
弁護士にできる限り事態を正確に把握してもらい、適切なアドバイスをしてもらうためには、できる限り多くの資料や証拠を見てもらうことが大切です。
オンライン相談では、対面相談のように実際に資料を手に取って見てもらうことはできないため、できる限りデータ化しておきましょう。
証拠が紙の文書であればPDF化して、証拠物に関しては写真に撮ってデータ化して送信できる状態にしておきましょう。
もし自宅にスキャン機能のついた機器がなかったり、データ化するのが面倒であったりする場合は、オンライン相談ではなく来所して直接相談することも検討しましょう。
4.弁護士には隠しごとをせずに全ての事実を話す
弁護士との法律相談では、隠し事をしたり嘘をついたりしてはいけません。
正しい情報を漏れなく伝えなければ、弁護士が正確に状況を把握できずに見当違いのアドバイスになってしまうおそれがあります。
もし間違った方針を示してしまえば、解決に至らないどころか事態が余計に悪化する可能性もあります。
そのような事態に陥っては、何のために弁護士に相談したのかわかりません。
事態を改善して悩みを解消するためにも、自分にとって不利な情報も弁護士には全て正直に話しましょう。
5.インターネット環境が整っていて静かな場所で相談する
オンライン相談を利用する際は、人の話し声や周囲の音などで自分や弁護士の声がかき消されることがないよう、できるだけ静かな場所を選びましょう。
自宅やホテルのほか、レンタルオフィス・ネットカフェ・コワーキングスペースなども比較的静かな環境でオンライン相談に向いています。
また、高速かつ安定したインターネット環境があることも重要です。
上記に挙げた場所であれば、基本的にWi-Fiなども用意されているため、ストレスなくスムーズなやり取りが望めます。
弁護士とのオンライン無料相談を利用する際の注意点
弁護士とのオンライン無料相談を利用する場合は、以下の点に注意しましょう。
基本的に相談内容の録画・録音は禁止されている
オンライン相談に関しては、録画や録音は禁止としている法律事務所がほとんどです。
もし相談途中に録画や録音が発覚した場合は、途中で相談が中止されることもあるため、くれぐれも無断でおこなうことは避けましょう。
相談内容を記録しておきたい方は、事前に録画や録音をしてもよいかどうか弁護士に確認してみて、許可を得られなかった場合は自分でメモを取るようにしましょう。
相談できる内容が限定されていることがある
法律事務所によっては、相談できる内容が限定されていたりして、相談を受け付けてくれないケースもあります。
たとえば「相談内容が弁護士の得意分野ではない」というようなケースでは、弁護士が適切なアドバイスをおこなうことが難しく、相談を受け付けてくれないおそれがあります。
また、「トラブル相手も同じ弁護士に相談している」というようなケースでも、利益相反となるため弁護士が対応してくれず、別の弁護士を探す必要があります。
債務整理を依頼する場合、原則として弁護士との直接面談が必要
債務整理の手続きを弁護士に依頼したい場合は、原則として弁護士と直接面談しなければなりません。
日本弁護士連合会の規定では、以下のように定められています。
第三条 弁護士は、債務整理事件を受任するに当たっては、あらかじめ、当該事件を受任する予定の弁護士(複数の弁護士が受任する予定である場合にあっては少なくともそのうちのいずれか一人を、弁護士法人又は共同法人が受任する予定である場合にあっては当該弁護士法人又は共同法人の社員又は使用人である弁護士のうち少なくともいずれか一人をいう。)が、当該債務者と自ら面談をして、次に掲げる事項を聴取しなければならない。
たとえば「債務整理の手続きの進め方がわからない」というようなケースであれば、オンライン相談でアドバイスしてもらうだけで解決する可能性もあります。
一方、「自分の代わりに債務整理の手続きを進めてほしい」というような弁護士のサポートが必要な場合は、法律事務所で面談する必要があります。
さいごに|オンラインで無料相談できる弁護士を探すなら、ベンナビがおすすめ
オンライン面談は、どこからでも気軽に利用できる便利な相談手段です。
「法律トラブルで悩んでいるものの、法律事務所におこなって弁護士と直接相談するのは敷居が高い」という方でも利用しやすいでしょう。
ただし、一口に弁護士といってもタイプはさまざまで、問題解決のために有効なアドバイスを受けるためには得意分野や解決実績などを見て自分に合った相談先を選ぶ必要があります。
オンライン無料相談に対応しており、信頼できる弁護士を探したい方にはベンナビがおすすめです。
ベンナビでは各法律分野に強い全国の弁護士を掲載しており、初回相談無料・オンライン相談可能などの条件を指定して一括検索できます。
誰でも無料で気軽に利用できますので、まずは一度利用してみましょう。


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