早稲田アカデミーへの通塾を検討する際に「口コミや評判はどうなのか?」「通わせることでどのようなメリットがあるのか?」という疑問を感じる方も多いでしょう。
早稲田アカデミーは、首都圏に校舎を展開している学習塾です。豊富な実績を誇り、ハイレベルな授業や熱心な講師が指導してくれることで知られています。
この記事では、早稲田アカデミーに寄せられている口コミ・評判や、通うことでどのようなメリットがあるのかを紹介します。
子どもを早稲田アカデミーへ通わせようかと悩んでいる方は、この記事を参考に検討を深めてみてください。
早稲田アカデミーの良い口コミ
まずは、早稲田アカデミーに寄せられている良い口コミを紹介します。
難易度の高い入試にも対応できる(40代 男性)
難関校の受験をするには向いています。偏差値の高い高校や大学を目指す場合には、それに対応したカリキュラムになっているので難易度の高い入試に対応ができるので、これが利用して良かったです。
また講師の質も高く手厚いサポートもあって満足度は高いです。
早稲田アカデミーは、難関校を目指す方に適した学習塾だとの口コミです。
難易度の高い入試に合わせたカリキュラムが用意されている点に満足しています。
熱心に指導してくれる講師がたくさんいた(40代 男性)
クラスメイトからの評判が良かったので早稲田アカデミーに通って受験勉強しました。
熱心に指導してくれる講師が沢山いたので勉強に対するモチベが上がりましたし、個別指導を受けられるので大学受験のための学力を向上させることが出来ました。
指導に熱心な講師が数多く在籍している点を評価しています。
学力を向上させるためのモチベーションを高く保てたとのことです。
生徒と講師の距離が近いところが良かった(40代 男性)
少人数制になっているので、生徒と講師との距離が近いところが良かったです。
それから宿題が多いこともあって、その大量の宿題をすることで学習時間が強制的に増えることもあって、それが返って学習効果を挙げてくれるところは良かったです。
学習も時には強制力が必要なこともあります。また講師の指導の仕方が分かりやすくて理解がしやすい点も良かったです。
宿題が多いことで学習時間が増えて学習効果が高まったとの口コミです。また、講師の指導がわかりやすく、理解しやすい点も満足度の高いポイントのようです。
早稲田アカデミーの悪い口コミ
早稲田アカデミーには良い口コミがある一方、良くない口コミも寄せられています。
課題が多く追われる日々だった(20代 男性)
早稲田アカデミーに通っていましたが、とにかく課題を大量に出されて毎日追われる日々だったので、仕方ないとは言えかなり負担になってしまいました。
早稲田アカデミーの口コミの中には、課題に追われるという意見がありました。
早稲田アカデミーの特徴である「宿題が多い」という点が負担になってしまったようです。
経験不足な講師もいた(40代 男性)
概ね講師陣は優秀であるとは思いますが、さすがに全ての講師陣が優秀ではなくたまに経験不足によって教え方がいまいちな講師も存在します。
教え方が下手な講師にあたることは稀でしたが、それでもそうした講師にあたってしまうとがっかり感がとてもありました。
口コミによれば、中には経験不足の講師も在籍しているようです。早稲田アカデミーは基本的に講師を選べないため、こうした事態が起こってしまいます。
体育会系の講師がいて気が引けてしまった(40代 男性)
体育会系の講師が在籍していることもあって、そうした講師に当たってしまうとちょっと気が引けてしまうことがあります。
面倒見の良い講師もいますが、その講師が体育会系だと個人的には相性があまり良くなかったです。ここは講師によって相性が合う合わないが顕著に出てしまいます。
熱心な講師が多い反面、度が過ぎるとそれについていけない生徒も出てきます。
そのため、自分のペースで穏やかに学習したい生徒には不向きかもしれません。
早稲田アカデミーの基本情報
早稲田アカデミーは、首都圏を中心に校舎を展開する学習塾です。ここからは、早稲田アカデミーの特徴や学費、実績を見ていきましょう。
早稲田アカデミーの特徴
教育理念のとおり、本気で難関校に合格に挑む生徒が多く在籍しており、わいわい楽しく学ぶ学習塾ではなく、生徒がより高みを目指す環境が提供されている学習塾です。
早稲田アカデミーの設立は1974年で、1986年に大手進学塾である四谷大塚と提携し、それ以降は四谷大塚の授業で使われているテキストや教材が採用されています。
また、早稲田アカデミーは1クラス15人程度の少人数制で、講師の目が行き届きやすくなっています。
早稲田アカデミーはコースが豊富な点も特徴です。
中学受験、高校受験、大学受験と幅広く対応しており、難関校の合格を目指せるコースもあります。難易度が難しい入試へチャレンジするために、ハイレベルな授業を受けたいという方におすすめの学習塾です。
早稲田アカデミーの実績
早稲田アカデミーグループの合格実績を以下の表でまとめました。
【2024年合格実績】
引用:早稲田アカデミー「合格実績」
学校名 合格者数 中学受験 開成中学 146人 桜蔭中学 69人 麻布中学 102人 女子学院中学 94人 武蔵中学 76人 雙葉中学 58人 高校受験 慶應義塾高校 270人 早大学院高校 312人 慶應志木高校 289人 開成高校 107人 筑駒高校 31人 日比谷高校 79人 大学受験 東京大学 64人 東京大学理科三類 5人 早稲田大学 181人 慶應義塾大学 123人 上智大学 130人 京都大学 11人
とくに、東京大学への合格率は「必勝コース」に在籍した生徒の68.2%を誇ります。また、全国最難関といわれる東京大学理科三類への合格者も5名います。
早稲田アカデミーに通うための費用
早稲田アカデミーの入塾金と年会費は以下のとおりです。
引用:早稲田アカデミー「費用のご案内」
費用内訳 金額 入塾金 22,000円(税込) 年会費 2,900円/月(税込)
さらに、各コース別の受講料は次の表を参考にしてください。
引用:早稲田アカデミー「費用のご案内」
学年 コース名 月額料金(税込) 小1・小2 スーパーキッズコース 17,000円 小3 ジュニアコース 【2月・3月】2科コース:13,420円
【4月~1月】4科コース:26,730円小4 Sコース(中学受験) 4科コース:30,360円 小5 Sコース(中学受験) 4科コース:49,060円 Kコース(公立中進学) 2科(算数・国語):8,800円
英語:8,800円
3科セット:15,400円Progressコース(最難関高校志望者) 2科(算数・国語):8,800円
英語:8,800円
3科セット:15,400円小6 Sコース(中学受験) 4科コース:50,050円 Kコース(公立中進学) 2科(算数・国語):8,800円
英語:8,800円
3科セット:15,400円Progressコース(最難関高校志望者) 2科(算数・国語):8,800円
英語:8,800円
3科セット:15,400円中1 中学1年生対象コース(高校受験) 5科目:29,640円
3科目:23,040円中2 中学2年生対象コース(高校受験) 特訓クラス(選抜クラス)
5科:42,790円
3科:33,880円
理社:8,910円
レギュラークラス
5科:35,640円
3科:26,730円
理社:8,910円中3 中学3年生対象コース(高校受験) 特訓クラス(選抜クラス)
5科:51,370円
3科:41,690円
レギュラークラス
5科:38,610円
3科:28,930円高1 高校1年生対象コース(大学受験) 1講座:14,300円
2講座:26,180円
3講座:35,860円
4講座:44,770円
5講座:53,240円
6講座:61,270円
7講座:68,310円高2 高校2年生対象コース(大学受験) 1講座:16,500円
2講座:31,240円
3講座:44,220円
4講座:55,990円
5講座:67,320円
6講座:78,100円
7講座:88,330円
8講座:97,680円
9講座:106,370円
10講座:114,840円高3 高校3年生対象コース(大学受験) 1講座:16,500円
2講座:31,240円
3講座:44,220円
4講座:55,990円
5講座:67,320円
6講座:78,100円
7講座:88,330円
8講座:97,680円
9講座:106,370円
10講座:114,840円※2024年10月現在
※別途教材費や必修テスト代などがかかる場合があります。
早稲田アカデミーには、小学校1年生から高校3年生までコースが用意されており、科目数や講座数によって月額料金が異なります。他の塾と比較しても、おおよそ一般的な価格帯だといえます。
また、上記以外にもオプション料や教材費がかかる可能性があるため、詳しくは各教室へ問い合わせてみてください。
早稲田アカデミーのメリット3選
早稲田アカデミーに通うメリットは、主に次の3点です。
それぞれのメリットを見ていきましょう。
少人数制で切磋琢磨しながら学習できる
早稲田アカデミーは少人数クラスで授業を行うため、生徒同士が切磋琢磨しながら学習を進められます。
勉強は自分との戦いではありますが「周囲に頑張っている仲間がいる」という環境は、生徒の力をより一層伸ばしてくれる環境だといえます。
自ら学ぶ力を伸ばせる
早稲田アカデミーでは、自ら学ぶ力を育成する授業をおこなっています。それにより自身の課題と向き合い、解決するための「考える習慣」が身につきます。
早稲田アカデミーの大学受験クラスでは、授業ごとの確認テストや月ごとの月例テスト、3ヶ月ごとの必修テストが実施されています。
段階的に習熟度を確認することで生徒自身の弱点が見つかり、講師のフォローによって、課題を克服するために何をすれば良いのかが理解できるようになるのです。
自ら学ぶ力が育成されれば、次に行うべきことを考えられるようになるため、家庭学習の効率も上がりやすくなるでしょう。
夏期合宿で集中的に学べる
夏期合宿では強制的に集中できる環境に身を置けるため、気が散ることなく学習に取り組めます。また、学習スケジュールがびっしりと組まれており、効率的に時間を使うことができます。
勉強だけではなく、勉強の後にはレクリエーション活動も組まれているため、メリハリのある生活を送ることができます。一定のリズムで勉強に取り組めるので、学習のペースが崩れにくくなるでしょう。
ただし、夏期合宿には高い費用がかかったり、共同生活が生徒のストレスになったりする懸念点があります。このように、夏期合宿には良い点・悪い点があるため、子どもと相談しながら参加を検討してみてください。
早稲田アカデミーのデメリット
早稲田アカデミーへの通塾を検討している方は、ここで紹介するデメリットも理解しておきましょう。
指導スタイルが合わないおそれがある
早稲田アカデミーは講師と生徒の距離が近く、熱血な指導方法でサポートしてくれますが、この学習スタイルが合わない生徒もいます。講師から積極的に来られることで、萎縮してしまうおそれがあるのです。
また、早稲田アカデミーの指導方法が「期待に応えなければいけない」というプレッシャーになることも考えられます。早稲田アカデミーの指導方法が、子どもの性格に合うのかどうかをしっかり見極めることが重要です。
都心部でしか実施していないコースがある
たとえば、難関の志望校を目指す場合、学校別に細かくコース分けがされており、このような授業は都心部でしか受けられないことが多いのです。
郊外から難関校へチャレンジしようとする方は、近くの校舎で希望のコースが実施されているかどうかの確認を忘れないようにしましょう。
早稲田アカデミーが向いている方
早稲田アカデミーのメリット・デメリットを考慮したうえで、向いている方の特徴を紹介します。
元気で明るい方
早稲田アカデミーは、元気で明るい子におすすめです。早稲田アカデミーは少人数制のクラスで講師との距離が近いため、積極的に自分から質問できるタイプが向いているのです。
また、講師によっては、授業が体育会系の雰囲気になることも考えられます。そのため、早稲田アカデミーは周囲の生徒に負けないという競争心を持った生徒のほうが、より力を発揮しやすい環境となっています。
そのため、元気があり積極的な姿勢で勉強に取り組める生徒が、早稲田アカデミーに向いているといえるでしょう。
量が多い宿題をこなせる方
早稲田アカデミーは、宿題や通塾日数が多いことで知られています。そのため、量が多い宿題をこなして自分の力にできる方が向いています。
効率的に宿題をこなすためには、自宅の学習環境を整えることが重要です。
自分の部屋で勉強できる方もいますが、集中力が続かない場合は、リビングなど人がいるところで勉強してみましょう。
まとめ
早稲田アカデミーは、難関校を目指す方にとって最適な学習塾です。
口コミでは、熱心に指導してくれる講師がいることでモチベーションが上がったという評価をしている方もいます。
早稲田アカデミーに通うメリットとして、周りの生徒と切磋琢磨しながら学習に取り組めたり、自分で学ぶ力が育成されたりすることが挙げられます。
また、早稲田アカデミーには、元気で積極的な方や量が多い宿題を問題なくこなせる方が向いています。
子どもに本気で難関校へチャレンジしてもらいたいと考えている方は、この記事を参考に早稲田アカデミーへの通塾を検討してみてください。