法律問題の悩みや不安を少しでも減らすための確かな情報をお届け
「弁護士にこんなことを相談してもいいの？」「相談にもお金がかかるの？」といった不安から、弁護士への法律相談をためらっている方もいるでしょう。
弁護士は人間関係のトラブルをはじめとして、労働・借金・交通事故・刑事事件に関する問題など、日常生活で起こるさまざまな困りごとに対応しています。
「家庭の問題だから」「自分にも非があるから」と諦めずに、トラブルを抱えている場合はまず弁護士に相談してみるとよいでしょう。
「でも、どこに問い合わせればよいかわからない」という方に向けて、この記事では一般の方が利用できる法律相談の窓口や、自分で弁護士を探す方法を紹介します。
無料の法律相談窓口も紹介するので、費用面で悩んでいる方も参考にしてください。
法律問題に巻き込まれているなら弁護士に相談することで解決できるかもしれません。
埼玉にも無料で相談できる弁護士がいるため、なるべく早めに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士の無料相談することで以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
埼玉県内では、法テラス・埼玉弁護士会・県による法律相談の窓口が設置されています。
それぞれの窓口について紹介します。
法テラス（日本司法支援センター）は、国が管轄している、法律問題に関する総合案内所です。
経済的な事情や情報の格差によって司法の力を借りられない人を救済するために設立されました。
そのため、法テラスは法律に関する知識や弁護士に相談した経験がない方でも利用しやすい仕組みになっています。
「窓口がありすぎて、どこに電話すればよいかわからない」「いきなり弁護士に相談するのはハードルが高い」という方は、まずは法テラスの総合サポートダイヤルに問い合わせましょう。
オペレーターが適切な相談窓口やトラブルの解決に役立つ法制度を案内してくれます。
【問い合わせ先】
| サポートダイヤル | 0570-078374 |
| 受付時間 | ・毎週月～金曜日 9:00～21:00 ・毎週土曜日 9:00～17:00 （※日曜祝日・年末年始を除く） |
※メールによる問い合わせは24時間365日受付
また、トラブルを抱えて困窮している方のなかには、弁護士に頼りたくても費用面が不安で相談に踏み切れない方もいるでしょう。
弁護士費用の支払いが不安な方は、収入や資産などの一定の条件を満たしていれば以下のサービスが受けられます。
相談料の相場は1回につき5,000円程度、制限時間は30分程度が一般的です。
法テラスなら審査を通過すれば無料で1万5,000円相当の相談ができるので、かなり良心的といえるでしょう。
さらに、基本的に法テラスの弁護士費用は通常よりも安く設定されています。
弁護士費用の一時立て替えを利用した場合は、月々5,000円～1万円程度の返済額で弁護士に依頼できます。
ここからは、埼玉県内にある法テラスを紹介します。
【関連記事】法テラスの無料法律相談はどこまで無料？利用条件や利用方法、注意点を解説
| 受付時間 | 毎週月～金曜日 9:00～17:00 ※情報提供業務は毎週月～金曜日 9:00～12:00／13:00~16:00（祝日・年末年始除く） |
| 連絡先 | 0570-078312（一般） 050-3383-5375（IP電話） |
| 所在地 | さいたま市浦和区高砂3-17-15さいたま商工会議所会館6F |
| アクセス | ・JR京浜東北線・高崎線・宇都宮線「浦和駅」西口から徒歩15分 ・国際興業バス「浦和駅西口」から「県庁前」停留所下車、徒歩3分 |
| 受付時間 | 毎週月～金曜日 9:00～17:00 ※情報提供業務は毎週月～金曜日 9:00～12:00／13:00~16:00（祝日・年末年始除く） |
| 連絡先 | 0570-078313（一般） 050-3383-5377（IP電話） |
| 所在地 | 川越市脇田本町10-10KJビル3F |
| アクセス | JR・東武東上線「川越駅」西口から徒歩5分 |
| 受付時間 | 毎週月～金曜日 9:00～17:00（※祝日・年末年始除く） |
| 連絡先 | 050-3383-5380 |
| 所在地 | 熊谷市筑波3-195熊谷駅前ビル7階 |
| アクセス | JR「熊谷駅」北口から徒歩5分以内 |
| 受付時間 | 毎週月～金曜日 9:00～17:00（※祝日・年末年始除く） |
| 連絡先 | 050-3383-0023 |
| 所在地 | 秩父市番場町11-1サンウッド東和2階 |
| アクセス | ・西武鉄道「秩父駅」から徒歩5分 ・秩父鉄道「御花畑駅」から徒歩5分 |
【参考】法テラス埼玉｜法テラス
弁護士会は、弁護士の指導や監督をおこなう法人組織です。
各都道府県には1つ以上の弁護士会があり、全ての弁護士はいずれかの弁護士会への加入が義務付けられています。
埼玉県内にあるのは「埼玉弁護士会」です。
埼玉弁護士会では、一般の方に向けた法律相談や弁護士紹介などもおこなっています。
法律相談では電話・ウェブでの予約が必要で、相談料は30分5,500円（税込）です。
なお、相談内容によっては無料相談もできます。
もし弁護士との間にトラブルがあれば弁護士会に相談でき、誰でも安心して利用しやすいでしょう。
埼玉弁護士会の情報は以下のとおりです。
| 受付時間 | 各相談センター・支部によって異なる |
| 電話番号 | 048-863-5255 （※相談予約は以下で紹介する各相談センター・支部に直接問い合わせください） |
| 所在地 | さいたま市浦和区高砂4-7-20 |
| アクセス | ・JR「浦和駅」西口から徒歩14分 ・JR「中浦和駅」東口から徒歩14分 |
法律相談は、各地域にある相談センター・支部で受けられます。
受付時間や相談についての詳しい内容は各相談センター・支部のホームページから確認してください。
場所によっては夕方・夜間・土曜日の相談も対応しています。
埼玉県内の支部や相談センターの情報は以下のとおりです。
| 場所 | 名称 | 電話番号 |
| 埼玉県南部 | 埼玉弁護士会法律相談センター | 048-710-5666 |
| 埼玉県西部 | 川越支部 | 049-225-4279 |
| 埼玉県北部 | 熊谷支部 | 048-521-0844 |
| 埼玉県秩父地域 | 秩父法律相談センター | 048-521-0844 |
| 埼玉県東部 | 越谷支部 | 048-962-1188 |
埼玉弁護士会ではウェブによる予約も受け付けています。
【参考】埼玉弁護士会
【参考】アクセス｜埼玉弁護士会
埼玉弁護士会には、埼玉県内の弁護士を検索できるシステムがあります。
相談内容・弁護士の性別・顔写真の有無・フリーワードなどから弁護士を検索できます。
埼玉県内では、県民を対象とした法律相談も実施されています。
相談料は無料で、相談できる内容は相続や離婚などの家庭の問題や、金銭貸借や損害賠償などの民事問題です。
弁護士や司法書士による法律相談は「県民相談総合センター」で受けられます。
| 受付時間 | 毎週月～金曜日 9:00～12:00／13:00～16:30 （※祝日・年末年始除く） |
| 連絡先 | 048-830-7830 |
| 所在地 | さいたま市浦和区高砂3-15-1埼玉県庁第2庁舎1階 |
| アクセス | JR「浦和駅」西口から徒歩15分 |
また、春日部市・川越市・熊谷市にある相談室での出張相談も定期的におこなわれています。
【参考】行政・法律などの相談は｜埼玉県
上記以外には、自分で弁護士を探せるポータルサイトなども便利です。
たとえば、当社が運営する「ベンナビ」は、住んでいる地域と相談内容から条件にマッチする弁護士を検索・一覧表示できます。
写真付きで弁護士の雰囲気もわかりやすく、注力している分野や対応体制なども一目で確認できます。
検索にあたって面倒な会員登録は不要です。
誰でも利用しやすい作りになっているので、気軽に利用してみましょう。
以下では、分野ごとにおすすめの弁護士検索サイトを紹介します。
上記のように、離婚問題で困っている場合は「ベンナビ離婚」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、親権獲得・養育費・財産分与・慰謝料などについて、あなたにとって不利のない条件で離婚できる可能性が高まります。
ベンナビ離婚では、次のような内容について相談できます。
上記のように、相続問題で困っている場合は「ベンナビ相続」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、相続財産や相続人の調査などの面倒な手続きを任せられるうえ、あなたにとって不利のない遺産分割が期待できるでしょう。
また、自分が被相続人として財産を残す立場の場合も、弁護士によるサポートを受けて事前に準備をしておくことで相続人同士の揉め事を回避できる可能性があります。
ベンナビ相続では、次のような内容について相談できます。
上記のように、交通事故問題で困っている場合は「ベンナビ交通事故」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、証拠の保全・実況見分での注意点・必要な検査などのアドバイスが受けられます。
保険会社との交渉や面倒な手続きも任せられるため、事故の精神的・肉体的な被害の回復に専念しながら、適切な損害賠償を請求できる可能性が高まります。
ベンナビ交通事故では、次のような内容について相談できます。
上記のように、刑事事件の加害者側になってしまった際は「ベンナビ刑事事件」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、早期の身柄釈放・不起訴処分の獲得・減刑などが実現する可能性が高まります。
刑事事件ではスピード対応が命です。
加害者本人だけでなく加害者家族からの相談にも対応しており、まずは弁護士に相談してみましょう。
ベンナビ刑事事件では、次のような内容について相談できます。
※「ベンナビ刑事事件」は加害者や加害者家族向けですので、被害者やその他の悩みは法テラスに相談してください。
上記のように、労働問題で困っている場合は「ベンナビ労働問題」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、残業代の未払い・不当解雇・ハラスメントなどの労働上のトラブルについて会社側と交渉してもらえます。
話し合いでの解決が難しい場合は、労働審判や起訴による解決を目指すこともできます。
ベンナビ労働問題では、次のような内容について相談できます。
上記のように、債権回収で困っている場合は「ベンナビ債権回収」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼することで、適切な回収方法を提案してくれて、手続きのサポートも受けられます。
弁護士を雇うことで相手に対して本気度も伝えられるでしょう。
希望に応じて、訴訟や強制執行などにも対応してもらえます。
ベンナビ債権回収では、次のような内容について相談できます。
上記のように、借金問題で困っている場合は「ベンナビ債務整理」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、適切な債務整理の提案や手続きのサポートをしてもらえるほか、借金の減額や取り立ての停止なども期待できます。
ベンナビ債務整理では、次のような内容について相談できます。
上記のように、IT問題で困っている場合は「ベンナビIT」で弁護士を検索しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、あなたについての書き込みを削除したり、書き込んだ相手に民事的・刑事的責任を追求したりできる可能性があります。
また、あなたが書き込みをした側で、相手から発信者情報開示請求を受けた場合のサポートも依頼できます。
ベンナビITでは、次のような内容について相談できます。
法律相談の方法は、対面相談・電話相談・メールまたはLINE相談・オンライン相談の4種類あります。
それぞれの相談方法の特徴やメリット、注意点を解説します。
対面相談は、弁護士と直接会って法律相談をする方法です。
一般的には、担当する弁護士の事務所や相談会場などでおこなわれます。
対面相談のメリットは以下のとおりです。
どれほど実績があり評判の良い弁護士であっても、必ずしもあなたと相性が合うとはかぎりません。
実際に会って話してみることで、「伝えたいことがスムーズに伝わらない」「なんとなく質問しづらい」など、ホームページ上ではわからなかった情報が得られるかもしれません。
また、表情・声色・仕草などの細かいニュアンスも伝わりやすいので、弁護士があなたの状況をより正確に把握できます。
これによって、一般的なアドバイスだけにとどまらず、状況を打開するためのより的確なアドバイスが期待できるでしょう。
※なお、債務整理の場合は「直接面談義務」という決まりがあり、原則として弁護士に依頼するためには直接面談しなければいけません。
弁護士と会わずに電話やメールだけで依頼すると規定違反にあたるので注意しましょう（債務整理事件処理の規律を定める規程第3条｜日本弁護士連合会）。
弁護士事務所の中には、電話での無料相談に対応しているところもあります。
電話相談のメリットは次のとおりです。
「忙しくて弁護士事務所に行く時間がない」「文章よりも口頭で伝えるほうが得意」という方には電話相談が便利です。
ただし、電話相談は対面相談と異なり、弁護士と空間や資料を共有できるわけではありません。
相談内容が複雑な場合は正確な状況が伝わりにくく、アドバイスも一般的な内容にとどまりがちです。
電話相談のデメリットを解消するには、口頭での説明だけでも理解してもらえるよう、事前に要点をまとめておくとよいでしょう。
弁護士にメールで無料法律相談をするという手段もあります。
「スケジュールの調整が難しい」「文章のほうが落ち着いて伝えられる」といった方におすすめの方法です。
近年ではスマートフォンやSNSの普及により、LINEによる相談を受け付けている弁護士事務所も増えています。
メール・LINEでの法律相談のメリットは以下のとおりです。
メール・LINE相談は24時間365日対応していることが多いので、「仕事で日中は時間がとれない」という方でも時間に縛られずに相談できます。
また、文章に書き起こすことで、相談者本人も改めて状況を整理できるでしょう。
ただし、回答をもらうまでにタイムラグがあったり、文字数や添付ファイルの容量などに制限があったりするという点には注意が必要です。
相談内容が複雑な場合や添付したい資料が多い場合には、内容を削る必要があるかもしれません。
オンラインで法律相談できるところも増えています。
オンライン相談のメリットは以下のとおりです。
通信環境さえあればどこからでも相談できるオンライン相談は、いわば対面相談と電話相談のいいとこ取りです。
弁護士の顔を見ながらコミュニケーションがとれるため、自分との相性も確認しやすいでしょう。
一方で、下記の点には注意が必要です。
弁護士との相談は、30分程度の時間内でおこなわれるのが一般的です。
時間内に弁護士から有意義なアドバイスを受けるためにも、以下に紹介する5つのポイントを意識するとよいでしょう。
まず、トラブルの時系列をメモにまとめておきましょう。
弁護士としても、あなたが置かれている状況を把握できなければアドバイスのしようがありません。
しかし、長々と説明すると肝心のアドバイスの時間が削られてしまいます。
頭の中で情報を整理していても、話しているうちに気持ちが高ぶってしまう可能性もあります。
落ち着いて、簡潔に説明できるように準備しておきましょう。
具体的には、以下の内容をまとめておきましょう。
弁護士に聞きたいことがあれば、箇条書きでまとめておきましょう。
その場で質問と回答を繰り返しているうちに、重要な質問を聞きそびれてしまうケースもあります。
簡単な内容であれば、追加料金なしで対応してくれることもあるかもしれません。
しかし、多くの場合は別枠として新たに相談予約が必要だったり、追加料金がかかったりするので注意が必要です。
証拠になりそうなものがあれば持参しましょう。
客観的にあなたの主張内容や被害状況を証明できる証拠は、法律上非常に重要です。
証拠の有無によって弁護士からのアドバイスも変わります。
また、証拠を見せることで弁護士が相談状況を把握しやすく、状況説明の時短につながることもあります。
「こんなものが証拠になるわけがない」と自己判断せずに、少しでも関係しそうなものは念のために持参するとよいでしょう。
たとえば、何気なくつけていた日記が立派な証拠になることもあります。
もし手元に証拠がなくて困っている場合は、どのようなものが証拠として有効なのかを弁護士に聞いてみるとよいでしょう。
弁護士には、事実をありのまま伝えることが大切です。
相手の非だけではなく、自分にとって不利なことも正直に打ち明けましょう。
また、あなたが「自分の非」だと思い込んでいたことが、実は勘違いである可能性もあります。
いずれにしても、事実を隠したままでは弁護士から適切なアドバイスが受けられません。
相談後に隠しごとが判明した場合、深刻なトラブルに発展することもあるので注意しましょう。
また、客観的な視点で説明することも大切です。
主観的・感情的になると事実が見えにくくなり、弁護士も的確なアドバイスができない恐れがあります。
法律相談をする前に、自分が目指すゴールを決めておきましょう。
たとえば、給与の未払いで悩んでいる場合、「未払い分を支払ってもらえればよい」というケースと「未払い分に加えて慰謝料を請求したい」というケースでは、アドバイス内容が変わります。
あなたのゴールが明確であれば、弁護士もゴールに向けてピンポイントなアドバイスができます。
ただし、なかには「どのような選択肢があるのか教えてほしい」「トラブルの落としどころがわからない」という方もいるでしょう。
弁護士はそのような悩みにも対応しています。
「一緒に考えてほしい」と伝えれば、悩んでいることについてアドバイスしてくれるでしょう。
選ぶ弁護士によって得られる結果や満足度は変わります。
自分で弁護士を選ぶ際は慎重に判断しましょう。
ここからは、自分に合った弁護士を見極める5つのポイントを紹介します。
【関連記事】弁護士の選び方｜依頼先を決める際のチェックポイントは？得意分野・費用など
相談したい内容と弁護士事務所の得意分野がマッチしているかは必ず確認しましょう。
法律分野は多岐にわたり、特定の分野にだけ注力しているという弁護士も少なくありません。
相談したい内容の分野において解決実績やノウハウが豊富な弁護士のほうが、良い結果を得られる可能性が高まります。
弁護士事務所が注力している分野はホームページで確認できます。
ただし、トラブルの解決に急いでいて、十分に比較・検討する時間がとれない方もいるでしょう。
そのようなときは、「ベンナビ」のように分野ごとに弁護士を検索できるサイトを利用するとスムーズです。
弁護士事務所や弁護士との相性は必ずチェックしましょう。
正式に依頼した場合、1年以上の付き合いになることもあります。
ただでさえトラブルを抱えているなか、相性が合わない弁護士と連絡を取り合うのは大変なストレスです。
コミュニケーションのずれから、不満が残る結果になるかもしれません。
弁護士との相性をチェックする際、特に注目したいのは以下の点です。
弁護士選びでは、料金体系の明確性も重要です。
弁護士費用にはある程度の相場があるものの、明確な基準や上限はありません。
そのため、選ぶ弁護士事務所によって支払う料金は変わります。
多くの弁護士事務所では、ホームページに料金体系を明記しています。
料金情報がはっきり書かれていない場合は、あとからトラブルになる可能性があるので注意が必要です。
法律相談の際に料金体系や費用の内訳を確認して、納得してから依頼するとよいでしょう。
なかには、「初回相談無料」や「〇〇の分野については相談無料」といったサービスを設けている弁護士事務所もあります。
「ベンナビ」では初回無料相談に対応している弁護士事務所も多数掲載しているので、利用してみましょう。
【関連記事】弁護士費用はどのくらい？分野別の相場と安く抑える方法
夜間や土日祝に対応してくれるかどうかも確認しておきましょう。
トラブルの内容によっては、スピーディなやり取りが必要となることもあります。
特に、仕事や家庭の事情で平日に時間がとれない方は、自分が動ける曜日や時間帯に対応してくれるかをチェックしておくと安心です。
「ベンナビ」では、夜間の相談可能・土日祝の相談可能・24時間相談受付などの弁護士事務所も多数掲載しています。
弁護士事務所のホームページをいちいちチェックする手間も省けるので、急いでいる方にもおすすめです。
アクセスの良さもポイントです。
相談が複数回になった場合や正式に依頼した場合は、何度も弁護士事務所に足を運ぶ必要があるかもしれません。
自宅からの距離や最寄り駅からのアクセスなどを確認しておくとよいでしょう。
また、車移動の場合は駐車場があるかどうかもチェックポイントです。
何度も足を運ぶのが難しい場合は、電話・メール・オンラインなどの連絡手段と併用できるかどうかも確認しておきましょう。
日本国内の全ての弁護士が加入している「日本弁護士連合会」のデータによれば、関東地方の弁護士数順位は下記のとおりです。
| 都道府県 | 弁護士数 | 法律事務所数 | |
| 1位 | 東京都 | 21,510人 | 6,962ヵ所 |
| 2位 | 神奈川県 | 1,762人 | 861ヵ所 |
| 3位 | 埼玉県 | 945人 | 500ヵ所 |
| 4位 | 千葉県 | 854人 | 432ヵ所 |
| 5位 | 群馬県 | 322人 | 181ヵ所 |
※2022年7月1日時点
関東地方に限定した場合、埼玉県は、全国でも上位を誇る東京都や神奈川県に次いで3位にランクインしています。
関東圏内では司法環境に恵まれたエリアといえるでしょう。
また、県内の弁護士数を男女別で見た場合のデータは以下のとおりです。
女性弁護士の割合は17.8％で少なく感じるかもしれませんが、全国的に見ると平均的な数値です。
| 男性弁護士数 | 女性弁護士数 | 女性弁護士の割合 |
| 777人 | 168人 | 17.8% |
※2022年7月1日時点
【参考】法律事務所の共同化及び弁護士法人の現状｜日本弁護士連合会
埼玉県の弁護士1人あたりの担当事件数は5.8件です。
東京都や神奈川県よりも多く、比較的多くの実務経験を積んでいると考えられます。
民事事件（通常訴訟）地方裁判所
| 弁護士会 | 新規件数（件） | 弁護士1人あたりの事件数（件） | 人口10万人あたりの事件数（件） |
| 東京都 | 36,745 | 1.8 | 261.3 |
| 神奈川県 | 8,094 | 4.7 | 87.6 |
| 埼玉県 | 5,351 | 5.8 | 72.8 |
※2020年12月31日時点
【参考】弁護士１人あたりの民事事件・家事事件数比較｜日本弁護士連合会
ただし、多くの弁護士は、それぞれ得意な分野やあまり実績がない分野があります。
数多くいる弁護士のなかから相談・依頼する弁護士を選ぶ際は、あなたが抱えている問題に注力している弁護士を選ぶとよいでしょう。
埼玉県内に設置されている法律相談窓口としては、法テラス・弁護士会・県による窓口などがあります。
無料で対面相談・電話相談できる窓口もあるので、あまり法律相談に費用をかけられない方は利用してみるとよいでしょう。
弁護士を選ぶ際は、相談したい内容の分野に注力している弁護士事務所を選ぶことで、良い結果に結びつく可能性が高まります。
また、弁護士との相性・事務所の営業時間・アクセスの良さなども大切です。
しかし、膨大にある弁護士事務所のなかから希望の条件に合ったところを見つけるのは大変です。
「ベンナビ」なら、トラブルの内容や住んでいる地域などから条件に合う弁護士を一括表示できます。
「弁護士選びに無駄な時間を使いたくない」「トラブルの解決に集中したい」」という方にもおすすめです。
初回は無料で相談できる弁護士事務所も多く掲載しています。
相談したからといって強引に契約を迫られることはないので、気軽に利用してみましょう。
法律問題に巻き込まれているなら弁護士に相談することで解決できるかもしれません。
埼玉にも無料で相談できる弁護士がいるため、なるべく早めに弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士の無料相談することで以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
