リーガルメディア事業部 ディレクターインタビュー｜アシロの新卒マーケターに任される業務と得られる成長

アシロの新卒採用は総合職ではなく、営業職やマーケティング職など、職種別での採用を行っています。

知識や経験が重要なイメージを持たれるWebマーケティングにおいて、未経験で新卒として入社するメンバーは、どのような経験を経てどんな成長を遂げているのでしょうか。

今回は2023年4月に入社した、Y.Kさんにお話を伺いたいと思います。

Q,自己紹介をお願いします

リーガルメディア事業部 広告グループに所属しているY.Kと申します。

2023年4月に新卒として入社しましたが、実は2022年9月からインターン生としてマーケティング業務に携わっています！
入社直後にお任せいただいた業務などは、基本的にインターン生として入社したときの経験をベースにお話させていただきます。

学生時代は塾講師やコンビニといった一般的なアルバイトから、岡山県のゲストハウスでのリゾートバイト、またYouTubeへの動画投稿も行っていました。

動画はゲームの実況や解説がメインで、現在も投稿は続けており、少額ながら収益化もできていたりしますし、マーケティングの勉強にもなるので今後も続けていきたいと思います。

Q,アシロに応募したきっかけを教えてください

動画投稿をしていたことがきっかけで、友人にWebマーケティングの仕事を勧められ、就活サイトで検索をしてアシロを見つけました。

今だから言えることですが、まずはどんな業種があるのか業界調査も兼ねて、条件に該当する企業を上から5社程度応募した中に、たまたまアシロがあったという背景があります。笑

私の就活の軸は、「今のうちに可能な限り大変な思いをする」「どんな環境でも自走できる人材になる」という2つでした。

早い段階で、アシロ以外の企業にも内定をいただいていたのですが、アシロから「本当にうちの会社は大変ですよ」と事前に宣言されていた記憶があります。

Q,なぜアシロへの入社を決意したのでしょうか？

面接で触れたアシロメンバーの人柄と、選考インターンで体感した社風や文化が決め手でした。

当時リーガルメディア事業部でマーケティングのマネージャーを務めていた方が一次面接を担当してくださったのですが、YouTubeでの動画投稿についてご関心を持っていただいた記憶があります。

二次面接では、当時執行役員をされており、現在は独立して起業されている竹田津さんに面接をご担当いただきました。竹田津さんもYouTubeの話に関心があったようで、一次面接以上に収益化や動画編集のコツなどを深掘りしていただいたと思います。

まるで面接に来た私からノウハウを学ぼうという雰囲気さえ感じとれて、今にして思えば、まさに「素直に学ぶ」アシロらしい方の面接でした。
この段階で、アシロで働くメンバーの人柄に惹かれたと思います。

面接だからという固定観念に囚われず、好奇心を寄せて素直に学び、ハングリーに事業成長を目指す環境は、まさに自己成長につながるのではないかなと感じました。

二次面接の段階で選考インターンのオファーをくださり、実際にアシロのマーケティング業務に触れる経験をいただきました。

ー 選考インターンで実感したアシロの社風や文化

実際にアシロでマーケティング業務にあたって感じたことは、ベンチャーらしい気質と協力しながらも各々が自走する社風です。

組織全体が「上場企業ではあるものの、アシロはまだまだ成長するベンチャー企業」という認識があり、誰しもが高い当事者意識を持って仕事をしていると感じました。

ポジションに関係なくアイデアや意見を積極的に共有したり、管理職はそうした声を吸い上げて、実際に制度や施策に落とし込んでいます。

こうした環境で自分も刺激を受けて発信していくことで成長できることを期待して、アシロへの入社を決意しました。

Q,現在はどんな業務を担当されていますか？

「ベンナビ刑事」と「ベンナビ交通事故」の広告運用や、サイトの改修や改善を担当しています。

たとえば1ページで表示する情報量を充実化させたり、デザインを充実させたりすることもありますし、ボタンの見た目や押下時の挙動を変えるといった、小さな改修ですが少しでもユーザーにとって使いやすくなるように工夫をしています。

常に細かい改修を続けており、細かなUI/UXを改善することで、ユーザーの利便性を追求中です。

Q,リーガルメディア事業部の役割や組織構造について教えてください

組織図とともに、それぞれのグループの役割を説明します。

営業グループとはその名の通り、法律事務所様宛にベンナビの掲載を提案して、新しいお客様にご掲載・ご契約をいただくためのアクションをする部署です。
そしてカスタマーサクセス（以下CS）グループは、掲載後の法律事務所様に、ベンナビでの成果を実感していただくためのサポートをする組織といえます。

「広告グループ」と「非広告グループ」はマーケティング職と呼ばれており、ベンナビや関連メディアのディレクションが担当領域です。

「非広告グループ」は、Googleといった検索エンジンで、ベンナビのページが上位に表示されるような施策（SEO施策）を行う組織。具体的にはユーザーにとって有益なコラムを執筆したり、ユーザーにとって使いやすいページ設計を目指します。

「広告グループ」は、非広告グループの補助的役割が強いかもしれません。ベンナビの強みはあくまでSEOにあるので、SEOで補いきれなかったり、ユーザーに情報を提供しきれていない地域に向けて、広告費を投下しています。

Q,所属されている広告グループはどんな雰囲気ですか？

オンオフともにコミュニケーションが盛んで、メンバーそれぞれが補完し合う組織だと感じます。

マネージャーの松井さんと、他グループと兼任してくれている坂本さんが所属しており、それぞれ異なるバックボーンを持っています。

松井さんは元営業グループでマネージャー担当、坂本さんは以前に派生メディア事業部で非広告コンテンツを担当していました。

松井さんには法律事務所の運用体制について、坂本さんは非広告コンテンツなどさまざまな知見があります。

それぞれの得意分野を活かして、先輩・後輩など関係なく、質問しあい教えあう環境です。

Q,入社された直後に任された業務はなんですか？

主にGoogleスプレッドシートやExcelを使用して、さまざまなシート作りをしていました。

ベンナビのコラムやページのセッション数（見られた数）や、コンバージョン数（発生した問合せ数）などを基に分析に使うシート作成です。

Google Analyticsという分析ツールの見方を覚えつつ、さまざまな数値に触れることで、ボトルネックの見つけ方や施策のヒントを見出すための感覚を養う目的があったと思います。

なんとも言語化しづらいのですが、現在はさまざまな数値の相関図が身についており、ボトルネックはもちろん、それに対してアプローチすべき数値が何かといったことがわかるようになりました。

Q,入社して変わったことはありますか？

インターンとして入社した当初は、前述の通りシートづくりといった雑務に近い業務だったので、給与としてお金をもらうに値するのか不安に思っていました。

振り返れば、将来お金をもらうに値する人材になるための時間でしたし、少しずつスキルを身に着けたことで自信を持てるようになってきたと思います。

また以前と比較して、集中力や当事者意識が高まりました。

Googleのリスティング広告では地域を指定することがあるのですが、たとえば地方の広告施策に抜け漏れがあったり荒かったりすると、ユーザーからの信用失墜や売上の低下につながるため、当事者意識を持って、漏れなく対応する力がついた気がします。

Q,業務で大切にしていることを教えてください

ベンナビのビジネスモデルでは、まず広告を掲載いただいている弁護士のお客様に広告効果を実感していただくことが何よりも重要です。

そのため自分のKPI（短期目標）だけではなく、当事者意識を持ってお客様のKPIも把握することで、精度の高い施策を実行できるように心がけています。

また、ただ法律事務所に問い合わせが発生すれば良いわけではありません。
実際に依頼につながるような内容であるか、弁護士への問い合わせまでは要しない問い合わせではないかなど、配慮すべき事項は多岐にわたります。

法律事務所様によっては、とにかく問合せをしてほしいというパターンもあれば、問合せ数よりも依頼につながった件数が重要であるなど、さまざまな背景があるため、お客様ごとの当事者意識が重要です。

Q,アシロのマーケティング職で活躍できる人の特徴を教えてください

新卒・中途を問わずに、素直であることが最重要ではないでしょうか。

前述の通り、広告グループでは、私が先輩方に対して広告運用の指南をすることがあり、先輩方も真摯に受け止めて施策に活かしてくれています。

人材成長の意味で重要でもありますが、これからも組織の風土としてそうした部分を残したいので、最重要事項だと考えました。

また、スキルは後で身につけることができますが、いくつか覚えておくとよいスプレッドシートやExcelの関数もあります。何度も述べていることからわかるように、シートを使う機会は多いです。

たとえばsumifやcountif、vlookupまで使えて、関数の（）内のルールなどを予習しておくと早い段階で戦力としてご活躍いただけるかもしれません。

Q,応募検討者に向けたメッセージをよろしくお願いします

もし応募を迷われていましたら、まずは応募いただくか、カジュアル面談で雰囲気を味わってほしいです！

また選考インターンができる職種であれば、是非おすすめです。少なくとも、働いた時間分のお給料はいただけるので、経験しない手はありません。笑

私自身、他社志望の中、選考インターンでアシロへの入社を決意したので、きっと魅力が伝わると思います。

編集後記

Y.Kさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました！

一般的にマーケティング業務は知識や技術が重要かと思われるかもしれませんが、Y.Kさんのように少しずつスキルを身につけられることがわかりました。

またY.Kさんがインターンで実感いただいたアシロの雰囲気は、アシロで働く最大の魅力といえるかもしれません。

ご興味があれば、是非お気軽にご応募、カジュアル面談のお問い合わせをください！

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