SEO対策で法律事務所の集客力をアップさせる方法!コンテンツ制作の10ポイント

SEO対策で法律事務所の集客力をアップさせる方法!コンテンツ制作の10ポイント
目次
  1. SEOとは?検索エンジンで上位表示させるための施策のこと
  2. SEO対策の種類|目的ごとに3つの種類がある
    1. 外部SEO|ほかのWebサイトなどに自サイトの情報を紹介してもらうための対策
    2. 内部SEO|Webサイト内部の構造に対しておこなう対策
    3. コンテンツSEO|的確にユーザーの疑問に答える高品質なコンテンツを作ること
  3. 【弁護士向け】SEOを意識したコンテンツ制作の10個のポイント
    1. 1.検索ニーズの高いキーワードを選ぶ
    2. 2.検索キーワードからユーザー像とニーズを把握する
    3. 3.ユーザーニーズを反映した構成案を作成する
    4. 4.競合調査をおこないコンテンツの網羅性を高める
    5. 5.難しい法律用語を使う場合は丁寧に解説しておく
    6. 6.条文や判例などを提示しながらコンテンツを作る
    7. 7.適宜、イラストや図表を使ってわかりやすくする
    8. 8.可能な限りオリジナルの情報を入れるようにする
    9. 9.キーワードを意識して記事のタイトルをつける
    10. 10.定期的に見直して最新の状態を維持し続ける
  4. 自力でSEO対策をするか、制作会社に依頼するか
    1. 自力でSEO対策をするメリット・デメリット
    2. 制作会社に依頼するメリット・デメリット
  5. 法律事務所のコンテンツ制作をおこなう際の注意点
    1. 1.「1記事1キーワード」を守るようにする
    2. 2.ブラックハットSEOを絶対におこなわない
    3. 3.弁護士が内容をチェックしていないコンテンツは掲載しない
  6. ポータルサイトに情報を掲載した方が集客を望める場合も!
  7. 弁護士がSEO対策をおこなう際のよくある質問
    1. Q.Googleはコンテンツの品質をどのような基準で評価しているのか?
    2. Q.SEO対策ではコンテンツの文字量を意識したほうがよいのか?
    3. Q.SEO対策を始めてから効果が表れるまでの期間はどれくらいか?
  8. さいごに|SEO対策で法律事務所のWebサイトを上位表示させよう

「そもそもSEOとは何かよくわからない」

「法律事務所は具体的にどのようなSEO対策をするべきか知りたい」

Webからの集客に力を入れているものの、思うような成果を得られず、どのようにSEO対策を進めていけばよいのか悩んでいる弁護士の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、SEOの基本情報やSEO対策で法律事務所の集客力をアップさせる方法などを解説します。

本記事を参考にSEO対策をすることで、事務所サイトからの集客増を目指せますのでぜひ参考にしてください。

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SEOとは?検索エンジンで上位表示させるための施策のこと

SEOとは、自サイトを検索エンジンで上位表示させるための施策のことです。

つまり、GoogleやYahoo!JAPANなどを使って検索したときに、Webサイトを1ページ目の上部に表示させることがSEOの主な目的といえます。

Webサイトが上位表示されるとユーザーに閲覧されやすくなるため、自社サービスを認知してもらえる機会が大幅に増えます。

そのため、Webサイトを利用して顧客を獲得するためには、徹底したSEO対策が必要不可欠です。

SEO対策の種類|目的ごとに3つの種類がある

SEO対策には、外部SEO・内部SEO・コンテンツSEOの3種類があります。

それぞれに異なる役割があるので、詳しく見ていきましょう。

外部SEO|ほかのWebサイトなどに自サイトの情報を紹介してもらうための対策

外部SEOとは、ほかのWebサイトやSNSで自サイトの情報を紹介(シェア)してもらえるようにすることです。

外部からのシェアが多ければ多いほど、自社Webサイトが有益な情報を発信している証明となり、検索エンジンからも高く評価されやすくなります

【外部SEOの具体的な施策内容】

  • 被リンク:ほかのWebサイトに自社のWebサイトのリンクを貼ってもらう
  • サイテーション:自社の社名・Webサイト名・住所・電話番号などを言及してもらう
  • SNS対策:SNSで自社の情報を発信し、拡散してもらう

内部SEO|Webサイト内部の構造に対しておこなう対策

内部SEOとは、Webサイトの構造に対しておこなう対策をさします。

たとえばサイトマップを作成したり、自サイトの他ページへのリンク(内部リンク)を最適化したりするのも内部SEOのひとつです。

こうすることで、検索エンジンが自サイトの情報を見つけてくれやすくなります。またタイトルや見出しタグを最適化することで、検索エンジンが自サイトの情報を正確に把握しやすくなるのです。

検索エンジンがWebページの情報を収集するプログラムを「クローラー」と呼びます。内部SEOをすることで、クローラーが自サイトの情報を収集しやすくなり、結果としてSEOの効果があがるわけです。

また訪問者が自サイトの内容を閲覧しやすいようにすることも、内部SEOの重要なポイントといえます。

たとえば文字サイズを適切にして読みやすくしたり、Webページを高速に表示されるようにしたりするのです。こうすることで、訪問者は自サイトを閲覧しやすくなります。

Webページを高速化する方法は複数ありますが、画像を軽くしてWebページが表示されやすくするのも対策のひとつです。

【内部SEOの具体的な施策内容】

  • サイト構造:Webサイトをできるだけシンプルな階層で構築する(クローラーが巡回しやすいようにする)
  • リンク構造:ストレスなくWebサイトを巡回できるように内部リンクを整理する
  • 3大エリア:タイトルタグ・メタディスクリプション・H1タグの最適化を図る

コンテンツSEO|的確にユーザーの疑問に答える高品質なコンテンツを作ること

コンテンツSEOとは、ユーザーの疑問に的確に応えるコンテンツを作ることです。

検索エンジンを利用するユーザーは、何かしらの疑問を抱えています。

そのため、ユーザーの疑問に対して正確かつわかりやすく答えを提供している高品質なコンテンツは、検索エンジンから評価され上位表示につながりやすくなるわけです。

なお、コンテンツSEOはソフト面での対策が多く、Web制作やSEOに関する専門的な知識がなくても取り組みやすい領域といえます。

【コンテンツSEOの施策例】

  • 自事務所の分析:ユーザーの立場に立って自事務所の魅力や強みを分析する
  • キーワード選定:ユーザーの検索ニーズに答え自社サイトへの流入が見込めるキーワードを選ぶ
  • コンテンツ制作:分析やキーワード選定の結果をもとにコンテンツを制作する

【弁護士向け】SEOを意識したコンテンツ制作の10個のポイント

次に、SEOを意識したコンテンツ制作のポイントを紹介します。

弁護士向けに、最低限押さえておくべきポイントをまとめているので参考にしてみてください。

1.検索ニーズの高いキーワードを選ぶ

SEOを意識したコンテンツを制作する際は、検索ニーズの高いキーワードを選ぶことから始めましょう。

検索ニーズのないキーワードに関する記事を作っても、なかなかユーザーは閲覧してくれません。

またキーワードを選ぶ際は、複数の単語を組み合わせた複合キーワードを狙うことをおすすめします。

たとえば、「離婚 弁護士 費用」「相続問題 弁護士 東京」のように、法律トラブルの種類や所在地などで複合キーワードを作成します。

複合キーワードは、単一キーワードよりもライバルサイトが少ないため、上位表示できる可能性が高くなります。(「相続問題」をテーマにしたWebサイトより、「相続問題 弁護士 東京」をテーマにしたWebサイトの方が少ない。)

また、複合キーワードで検索しているユーザーは目的が明確であることが多いため、実際の相談や依頼につながりやすくなる点もメリットといえるでしょう。

なお、主題にするべき検索キーワードは、ラッコキーワードGoogleキーワードプランナーなどのツールを使うと効率的に調べられます。

ある程度の検索回数が期待でき、自社Webサイトのテーマと合致しているキーワードの選定を心掛けましょう。

2.検索キーワードからユーザー像とニーズを把握する

検索キーワードからユーザー像とニーズを把握しておくことも、コンテンツ作成に欠かせないポイントのひとつです。

どのような人物が、どのような考えをもって検索しているのかを明らかにすれば、記事の中で提示すべき答えもおのずとみえてきます。

たとえば、「離婚 弁護士 費用」の検索キーワードを選定したとします。

この場合、「離婚問題を抱え、弁護士への相談・依頼を検討している人」といったユーザー像が想定されるでしょう。

また、ニーズには「離婚問題に関する弁護士費用の目安を知りたい」などが挙げられます。

なお、法律に関するニーズは、「用語の意味を知りたい」「判例を知りたい」「法的に正しいかどうか知りたい」「金銭面の目安を知りたい」などに分類されるケースが多いので参考にしてみてください。

3.ユーザーニーズを反映した構成案を作成する

SEOを意識した記事を制作する際は、ユーザーニーズを反映した構成案を作成する必要があります。

高品質なコンテンツを作成するためには、いきなり執筆に着手するのではなく、記事の骨組みとなる構成案を作成することが必要です。

具体的には、ユーザーが求める情報を箇条書きにして、記事の見出しに配置します。

見出しを配置する際は、以下の点に注意しておきましょう。

  • ひとつの見出しに複数のメッセージを盛り込もうとしない
  • 見出しだけで記事全体の構成を把握してもらえるようにする

構成作成はコンテンツ制作のなかでも重要度の高い工程なので、時間をかけて丁寧に作業を進めてください。

4.競合調査をおこないコンテンツの網羅性を高める

構成を作成する際には、競合調査をおこないコンテンツの網羅性を高めることも大切です。

ユーザーが必要としている情報を漏れなく記載してあるコンテンツは、検索エンジンからも高く評価される傾向にあります。

検索上位に表示されている記事をチェックし、自身の記事に不足している有益な情報があれば積極的に取り入れましょう。

ただし、網羅性を意識するあまり、不必要な情報まで詰め込んでしまうと、品質の低下につながるおそれがあるので注意してください。

競合の情報を全て取り入れるのではなく、ユーザーが真に求めている情報を取捨選択することが大切です。

5.難しい法律用語を使う場合は丁寧に解説しておく

構成が完成すれば執筆に移りますが、難しい法律用語を使う場合は丁寧に解説することも重要です。

多くのユーザーにとって法律用語はなじみがないため、一般的な言葉で言い換えたり、補足説明を入れたりしなければ、理解が追いつかない可能性があります。

ただし、ユーザーが疑問を解決するために知っておくべき法律用語は、無理に避ける必要はありません

むしろ、ユーザーが置かれている状況の中で、その法律用語がどのように関係するのかを解説するのが望ましいといえます。

また、ユーザーに正しい知識を理解してもらうことが何よりも大切なので、本来の意味が損なわれない範囲で言い回しを工夫するようにしてください。

6.条文や判例などを提示しながらコンテンツを作る

条文や判例などを提示しながらコンテンツを作ることも、質の高い記事を作るためのポイントです。

法律問題はユーザーの人生に大きくかかわるケースもあるため、間違った情報を提供することは避けなければなりません。

そのため、最新の条文や判例などを丁寧に調査したうえで、正確な情報を記載する必要があります。

また、根拠とした情報は必要に応じて、記事内に提示しておくことも重要です。

信頼できる情報源があると、ユーザーの理解が深まったり、記事の信憑性が高まったりする効果が期待できます。

7.適宜、イラストや図表を使ってわかりやすくする

SEOを意識したコンテンツを制作する際は、適宜、イラストや図表を使ってわかりやすくすることも心掛けましょう。

イラストや図表は情報を視覚的に伝えられるので、複雑な内容でも理解してもらいやすくなります。

また、自作した画像を使用し、検索エンジンに一次情報として認識された場合は、画像検索経由でWebサイトへの流入を獲得できる可能性もあります。

8.可能な限りオリジナルの情報を入れるようにする

SEOを意識するのであれば、可能な限りオリジナルの情報を入れることも大切です。

独自性があるかどうかは、検索エンジンがWebサイトを評価する基準のひとつとされています。

そのため、自身の実体験に基づく内容や、特定に分野に関する深い知識などは積極的に盛り込むようにしてください。

またほかのWebページを参照してコンテンツを作成する場合も、自分の言葉でわかりやすくまとめることで、コンテンツの独自性を高められます。

9.キーワードを意識して記事のタイトルをつける

キーワードを意識して、記事のタイトルをつけることも重要です。

タイトルの文言は検索順位に大きく影響するため、狙っているキーワードはできる限り入れ込むようにしてください。

また、キーワードはユーザーの目に留まりやすいように、タイトルの前半に入れることをおすすめします。

ただし、タイトルにキーワードを詰め込み過ぎると不自然な日本語でわかりにくくなるほか、検索エンジンのペナルティを受け評価が下がることもあるので注意してください。

10.定期的に見直して最新の状態を維持し続ける

制作した記事は定期的に見直し、最新の状態を維持し続けましょう。

検索エンジンは新しい情報を高く評価する傾向にあるため、情報を更新すれば検索上位に表示される可能性が高くなります

古い情報を掲載したままだと、ユーザーに有益な情報を届けられなくなるので、コンテンツとしての信頼度が低下してしまうかもしれません。

たとえば、法律の改正があった場合などには関係する記事を洗い出し、情報の追記・修正をおこなってください。

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自力でSEO対策をするか、制作会社に依頼するか

SEO対策は自力で進める以外に、制作会社に依頼する方法もあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので詳しく見ていきましょう。

自力でSEO対策をするメリット・デメリット

自力でSEO対策をする最大のメリットは、費用を抑えられる点です。

インターネットや書籍などで調べながら作業すれば、ほとんど費用をかけずにコンテンツの品質を高めることも十分可能です。

また、依頼先との打ち合わせも必要ないので好きな時間に作業をすることもできます。

自力で対策するデメリットは時間がかかる点です。

SEOに関する知識はすぐに身につくわけではないので、ある程度勉強する時間が必要になります。

また、プロと比較すると素人が対応できる範囲は限られるため、思うような成果が現れないこともあるでしょう。

制作会社に依頼するメリット・デメリット

制作会社に依頼するメリットは、SEO対策を効率よく短時間で進められる点です。

SEO対策を依頼すれば、自分でSEOのノウハウを習得する必要がありません。

一方でプロに任せれば、最新の情報をキャッチアップしつつ、スピーディーにSEO対策をすすめてくれます。

ただし、制作会社に依頼すると費用がかかってしまう点はデメリットといえるでしょう。

SEO対策費用は制作会社や依頼する内容によっても異なりますが、安くても月額10万円程度、高ければ月額100万円程度必要になることもあります。

また、制作会社に依頼すると、想定とは異なるコンテンツができてしまう可能性も否定できません

デザインや文章にこだわりがある場合などは、自力で対策したほうが納得のいくコンテンツに仕上がることもあるでしょう。

法律事務所のコンテンツ制作をおこなう際の注意点

次に、法律事務所のコンテンツ制作をおこなう際の注意点を解説します。

やり方を間違えれば品質の低下を可能性もあるので、しっかりとポイントを押さえておきましょう。

1.「1記事1キーワード」を守るようにする

まずは、「1記事1キーワード」を守るようにしましょう。

ユーザーのどの疑問に対して回答している記事なのかが明確になるため、検索エンジンから高い評価を得られる可能性があります。

網羅性を重視して記事にいろいろな情報を盛り込み過ぎることで記事が読みにくくなり、ユーザーニーズから乖離してしまうことも少なくありません。

もし関連するキーワードで掘り下げるべきものがあれば、別の記事を作成するようにしてください。

2.ブラックハットSEOを絶対におこなわない

法律事務所のコンテンツ制作をおこなう際は、ブラックハットSEOを絶対におこなわないようにしてください。

ブラックハットSEOとは、検索エンジンのルールに背いて検索上位の獲得を目指す手法のことです。

たとえば、以下のような手法はブラックハットSEOに該当する可能性があります。

  • 対策キーワードを無理やり詰め込んでいる
  • 隠しテキスト・隠しリンクを挿入している
  • 競合サイトのコンテンツをコピーして掲載する
  • 外部リンクを購入している
  • 記事を自動生成している
  • 他サイトのコメント欄に、コメントの内容と関係がないような自サイトのリンクを貼り付ける

ブラックハットSEOをおこなっているWebサイトは、検索順位を大きく落とされたり、記事が表示されなくなったりします。

また、ブラックハットSEOをおこなうとWebサイトの閲覧性が悪くなるうえに、サイト内のコンテンツが読みづらくなるため、ユーザーの流入減につながってしまうこともあるのです。

3.弁護士が内容をチェックしていないコンテンツは掲載しない

弁護士が内容をチェックしていないコンテンツは掲載しないほうがよいでしょう。

Googleは、SEOにおいて「E-E-A-T」を重視しています。E-E-A-Tとは、以下4つの頭文字からなる言葉です。

  • Experience(経験):コンテンツの作成者が、その主題に関する実体験や経験の量が豊富であること
  • Expertise(専門性):コンテンツの作成者が、その主題に関する専門知識が豊富であること
  • Authoritativeness(権威性):コンテンツ作成者やWebサイトの運営者が、その分野において権威性があること
  • Trustworthiness(信頼性):コンテンツ作成者やWebサイトの運営者に信頼性があること

法律ジャンルは人々の生活に大きな影響を与えるため、特にE-E-A-Tが重要とされるのです。

そのため、検索エンジンから高い評価を得るためには、コンテンツの経験・専門性・権威性・信頼性を弁護士が担保しておかなければなりません。

具体的には、弁護士が執筆・監修していた記事であることを明記しておくことが有効です。

弁護士の経歴や実績もあわせてWebサイトに記載しておけば、記事の信頼度をさらに高められるでしょう。

ポータルサイトに情報を掲載した方が集客を望める場合も!

事務所サイトよりも、ポータルサイトに事務所の情報を掲載したほうが集客につながりやすい場合もあります。

多くのポータルサイトでは対応地域や相談内容の絞り込み機能によって、ユーザーが希望にあった法律事務所に誘導されるような仕組みが取られています。

その結果、依頼意欲の高いユーザーに事務所サイトを閲覧してもらえるため、実際の依頼につながりやすくなることを覚えておきましょう。

また、外部サイトに情報を掲載していることが、ユーザーからの信頼につながるケースも少なくありません。

代表的な弁護士ポータルサイトには、「ベンナビが挙げられます。

ベンナビは、離婚・相続・交通事故・刑事事件・労働問題・債務整理・債券回収・ITの8つの分野ごとにサイトが独立しているため、自社が得意としている分野に絞った集客が可能です。

利用者の多いコーポレートサイトであれば、事務所を掲載した直後から依頼が増える可能性もあるので積極的な活用をおすすめします。

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弁護士がSEO対策をおこなう際のよくある質問

最後に、弁護士がSEO対策をおこなう際のよくある質問を紹介します。

同様の疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.Googleはコンテンツの品質をどのような基準で評価しているのか?

Googleはコンテンツの品質を、以下の2点を軸に評価しています。

  • ニーズメット:ユーザーのニーズを満たしているかどうか
  • ページクオリティ:ページ自体の品質が高いかどうか

Googleから高い評価を得るには、ユーザーのニーズを満たすコンテンツでなければなりません。

具体的には、ユーザーが知りたい情報を全て網羅しているコンテンツを作成することが重要です。

また、Google検索はスマートフォン端末でおこなわれることが多いので、スマートフォンユーザーに優しい画面構成かどうかなども評価対象に入ると考えられます。

加えて、ページ自体の品質が高く、情報に信頼性があるかどうかも重要です。

まずは、前項で紹介したE-E-A-Tの考え方を積極的に取り入れたコンテンツ作成をおこなう必要があります。

法律ジャンルは人々の生活に大きな影響をもたらすため、より高い信頼性が求められることを意識しておきましょう。

また、「ユーザーの役に立つ」という目的を達成するために必要な質・量のコンテンツがあるかどうかも評価対象のひとつです。

Q.SEO対策ではコンテンツの文字量を意識したほうがよいのか?

SEO対策のために、コンテンツの文字量を意識する必要はありません。

無駄に文字数を増やしてもGoogleから高く評価されることはなく、大切なのはあくまでも品質の高い記事を作ることです。

検索上位のコンテンツは文字数が多い傾向にありますが、よりよい品質を目指して、ユーザーの知りたい情報を網羅しようとした結果であることを理解しておきましょう。

Q.SEO対策を始めてから効果が表れるまでの期間はどれくらいか?

SEO対策の効果がでるまでには、時間がかかることがほとんどです。SEO対策を始めてから効果が現れるまでには、通常4ヵ月~1年程度を要するといわれることもあります。

Googleはいくつもの工程を経てコンテンツを評価するため、SEO対策が検索結果に反映されるまでには時間がかかってしまうのです。

新たに立ち上げたコンテンツであれば、SEOの効果がでるまで1年以上かかるケースも珍しくありません

さいごに|SEO対策で法律事務所のWebサイトを上位表示させよう

法律事務所のWebサイトを上位表示させたいのであれば、SEO対策を講じることが重要です。

無計画にWebサイトを立ち上げ、運営を続けても、検索エンジンから高い評価は得られないでしょう。

SEO対策は自力でおこなうこともできますが、手間やクオリティを考慮すると、制作会社に依頼するのもひとつの方法です。

また、ポータルサイトに自事務所の情報を掲載することも前向きに検討してみてください。

もともと利用者の多いポータルサイトを利用すれば、短期間で集客効果が表れることもあります。

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【参考】
弁護士のためのSEOガイド|取り組むべき理由・6つの施策を解説 -webma-
弁護士の集客方法は?効果的なWebマーケティング手法を解説 | WonderSpace
士業のホームページ作成ドットコム

この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
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