INTERVIEW
インタビュー
SEOコンテンツマーケティングとは?仕事内容や魅力を紹介します!
PROFILE
リーガルメディア事業部 マーケティンググループ 副統括責任者
非広告チーム
アシロでは新卒採用の1つとしてSEOコンテンツマーケターを募集しています。 様々なWEBマーケティング手法が世の中に多くある中で、コンテンツマーケティングとは一体どのような仕事であるか、魅力や面白さ、キャリアビジョンをご紹介したいと思います!
アシロでコンテンツマーケティングをなぜやるのか アシロでは各事業部でたくさんのメディアを運営しており、運営メディアをより多くのユーザーへ閲覧・利用いただくことをミッションとしています。 そのために、運営サイトのコラム記事や各種コンテンツがGoogle等で検索した際に上位表示されるよう、ユーザーに取って有益なコンテンツの制作等さまざまな施策を実施し、多くのユーザーの目にふれる機会を増やす施策を行っています。 またユーザーにとって使いやすいサービスにするため、UI/UX(サイトの見え方・見せ方)の改善の検討や、サイトの表示速度向上等、ユーザビリティ(サイトの使いやすさ)を高める改修といった施策も、コンテンツマーケティングの担当領域となります。 |
そもそもコンテンツマーケティングとは?
簡単に言うとコンテンツ(ブログ記事、雑誌、お役立ち資料、メルマガ、カタログギフト、セミナーなど)を用いてユーザーとコミュニケーションを行う、マーケティング活動の一つです。
Web上にあるものと思われがちですが、例えば、「無料で1週間使える家具」というリアルなモノも、立派なコンテンツになります。
いずれも自社サービスに興味を持っている(かもしれない)ユーザーに有益な情報・モノ(コンテンツ)を提供し続け、関係を構築することを目的としているのです。この思想を「インバウンドマーケティング」と言ったりもします。
ではSEOコンテンツマーケティングとは?
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称で、ユーザーが求める価値あるコンテンツを作成し、Google等の検索エンジンにコンテンツ内容を正確に伝え、評価を高めて検索の上位表示を狙う手法です。
評価されるコンテンツを作ることで、Google等の自然検索(※1)で上位表示させ、ユーザーの流入を増やす施策を指します。
SEOとコンテンツマーケティグは相性が良いのが特徴で、Web上で情報を『検索する』という能動的な行動をしているユーザーに対してマーケティングを行うため、すでに興味を持っている(持ち始めている)方を対象にしやすいというメリットがあります。
※1)検索結果の内、広告枠以外の検索結果のこと。オーガニック検索ともいわれる。
SEOコンテンツマーケティングの7つの魅力
SEOコンテンツマーケターの職業の魅力は、デジタルマーケティングの中心で活躍できる点や、 データ分析とクリエイティブな戦略が融合するところにあります。
1. ユーザーの心理を深く理解できる
SEOはユーザーが何を求めているのか、どのように検索しているのかを分析することから始まります。
例えば派生メディア事業部が運営する転職メディアにおいては、
「転職してスキルアップしたい」
「年収を上げたい」
「会社をやめたい」
と考えているユーザーの検索行動を深く理解し、ニーズに応じたコンテンツや最適な検索結果を提供するため、ユーザーの心理に寄り添った戦略を考える力が身につきます。
もしあなたが、アシロのSEOコンテンツマーケターとして仲間になっていただいた場合、例えばこんなキーワードで検索するユーザーの『検索心理』を紐解くことが求められます。
KW:『英会話 上達』
KW:『英会話 勉強法』
「上達」と「勉強法」。
どちらも英会話が上手くなりたいという顕在的なニーズが読み取れます。
一方で、なぜ「勉強法」ではなく「上達」と検索したのか...?
「勉強法」は自ら勉強する方法を探していることがわかるが、「上達」と検索するということは...!?
このように、検索するキーワードを基に人物像を読み解き記事コンテンツを作成。作成した記事が検索結果で上位を獲得することで、ユーザーからの問い合わせが増加。
そのうえでユーザーの問題解決に繋がることで、ユーザー・顧客双方にとって大きな価値を提供できる点にやりがいを感じることができます。
2. 見えない世界をコントロールする楽しさ
SEOは、検索エンジンのアルゴリズムやユーザーの検索行動を分析し、サイトの見えない部分でパフォーマンスを最適化します。
アシロでいうと、
・法律相談や転職・就職等を考えているユーザーにアプローチするための適切なキーワード選定
・内部リンク(同一サイト内のページ間でのリンク)の最適化によるサイト内回遊の促進
ユーザーにとって満足度が高い、使いやすいサイトにするには、内部リンクを適切に張ることが重要です。
内部リンクが最適化されていて、ユーザーにとって利便性の高いサイトであれば、ユーザーの流入数は安定的に増加していきます。
また、検索エンジンがサイト内を評価する際に利用するのも、内部リンクです。
検索エンジンのクローラー(サイト情報を収集する自動巡回プログラム)は、ページ間に張られた内部リンクをたどってサイト内を巡回し、個々のページを評価していきます。
ですので内部リンクが最適化されていればサイトの評価が上がるため、内部リンクはSEO上でも重要となります。
・メタデータの改善 など
∟抽象的ですが、「データに関するデータ」と定義されることが多いです。
具体的には、メタデータは他のデータの内容、性質、構造を説明する情報であり、それをより利用可能かつ理解しやすくするためのものです。
このように、細かな調整を通じてサイトの順位を引き上げることができるのは、パズルを解くような面白さがあります。
3. データとロジックを活かした成果の達成感
SEOは、データ分析を基に戦略を構築し、その結果が検索順位やトラフィック(※2)として具体的に目に見える形で返ってきます。
法律相談や転職・就職等を考えているユーザーによるトラフィック増加や、コンバージョン(※3)の向上を直接実感できることは、数字で成功が測れるやりがいの大きな部分です。
「自分の分析と努力でサイトが上位表示され、ビジネスの成長をサポートできた!」という達成感は他に替え難いものです。
※2)トラフィックとはWebサイトにおけるユーザーのアクション数や訪問回数、セッション数など
※3)コンバージョンとはWebサイトに来訪したユーザーが成果につながるアクションをすること
4. 柔軟で多様なスキルが身につく
SEOの世界では、アナリティクスを利用したデータ分析やコンテンツ戦略の立案だけでなく、テクニカルなスキル(HTML、CSS、サイトの速度改善など)から、コンテンツ戦略、リンクビルディング(※4)、UX/UIの改善まで、非常に幅広いスキルが求められます。
このスキルセットは、デジタルマーケティング全般に活かせるため、今後のキャリアの選択肢が広がります。
また、企業や業界を問わず、SEOの知識と技術は常に必要とされるため、どの分野でも応用可能です。
※4)他のWebサイトより自社サイトへリンクを送ってもらうこと、行う事で外部サイトのリンクからユーザー流入が獲得でき、多くのリンクを獲得することで検索エンジンから高い評価を得れる施策。
5. トレンドに敏感なプロフェッショナルでいられる
SEOは、Googleのアルゴリズムの変化や、転職・就職業界のトレンドに常にアンテナを張る必要があります。
このため、最新の技術やマーケティングの動向を学び続ける姿勢が自然と身につきます。
最新の情報をキャッチし、迅速に対応できる力は、デジタルの未来において非常に重要なスキルです。
6. 将来のキャリアに直結
SEOマーケティングで得たスキルは、将来のキャリアに大きく活かせます。
SEOに精通していると、Webマーケティングのディレクション、コンテンツマーケティング、デジタル広告など、広範なマーケティング分野で強みを発揮できます。
特に、データに基づいたアプローチが求められるプロジェクトで、SEOの知識は非常に役立ちます。
7. 無限の成長とチャレンジが待っている
SEOの世界は、常に進化し続けています。新しいアルゴリズムの導入、検索エンジンのAI化、音声検索の台頭など、次々と新しい課題やチャンスが生まれます。
また、必死に考えて構成を作った記事コンテンツで1位をとっていても、私たちの意図とは全く違う行動をとるユーザーもいます。ヒートマップというユーザーの行動を視覚的に把握できるツールで見ると、「ここがこんなに見られているんだ!?」「この部分の注目度がこんなにも低い...」など。
この変化に対応するために、常に新しいことを学び続ける必要があり、その過程が非常に刺激的です。
新卒入社した場合のアシロでのキャリアステップ
1. 初期:SEOと転職コンテンツ制作の専門家として活躍いただく
キャリアの初期段階では、SEOや転職に関するコンテンツ制作の専門スキルを磨きます。具体的には、キーワードリサーチ、コンテンツ最適化、リンクビルディング、そして競合分析など、SEOに特化したテクニカルな知識を深めることが主な目標です。
これらのスキルを基盤に、デジタルマーケティングの世界での実践的な経験を積むことができます。
短期目標:SEOと転職コンテンツ戦略を効果的に実行し、成果を数字で確認できるスキルを身につける。 具体的には、オーガニックトラフィック(メディアへの流入数)の増加や検索順位の向上を目指します。 入社1年目のインタビュー https://asiro.co.jp/career/people/asiro3980/ https://asiro.co.jp/career/people/asiro4302/ |
2. 中期:媒体問わず、コンテンツマーケティング全般のディレクションに携わっていただく
SEOの知識を基に、次のステップとしてコンテンツマーケティング全体のディレクションに関わるようになります。
ここでは、SEOに限らず、ソーシャルメディア、メールマーケティング、動画コンテンツなど、多様なチャネル(※5)でコンテンツを効果的に配信し、ユーザーのエンゲージメントを高めるスキルが求められます。
※5)マーケティングにおけるチャネルでは集客を行う媒体や流入経路を指し、数が多いことで多くの集客に繋がる
中期目標:コンテンツマーケティング戦略全体を設計・運営する。 この段階では、SEOの知識を駆使して、企業の全体的なマーケティング戦略に貢献する役割を担います。 メンバーインタビュー:https://asiro.co.jp/career/people/asiro4336/ |
3. 長期:デジタルマーケティング全般においてリーダーシップをとっていただく
SEOとコンテンツマーケティングの両方で成功を収めると、デジタルマーケティング全般のディレクションやリーダーシップを担う役割に進むことが可能です。
また、SEOだけでなく、PPC広告(※6)、メールキャンペーン、ソーシャルメディア広告など、広範囲なデジタルマーケティングの知識と経験を活かし、企業全体のマーケティング戦略をリードする人材を目指します。
※6)「Pay Per Click」の頭文字を取ったもので、クリック1回毎に費用発生するWeb広告
長期目標:デジタルマーケティング部門のマネージャーやディレクターとなり、組織全体のマーケティング戦略を設計・実行する。
さらに、ビジネス全体の成長に寄与するCMO(Chief Marketing Officer)や、事業戦略に関わる役員レベルのポジションを目指すことも可能です。 マネージャーインタビュー:https://asiro.co.jp/career/people/asiro4067/ OBインタビュー:https://asiro.co.jp/career/message/voice/2698/ |
このように詳しく知っていただくと、普段の生活するうえで身近に存在しているのかSEOコンテンツマーケティングです。
新卒の皆さんにとって、SEOコンテンツマーケティングに挑戦することは、日々の挑戦と成功体験を重ね、将来大きく成長するための貴重な機会となると思います。
少し難しそうな印象を抱いた方もいらっしゃるかもしれませんが、全くの未経験で入社している方も活躍していますのでご安心ください!
少しでもご興味をお持ち頂きましたら、ぜひご応募ください!
募集中の新卒採用職種はこちら
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