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INTERVIEW

インタビュー

ユーザーとクライアントの間にある見えないピースを見つけられる発想力

PROFILE

横尾 謙佑

派生メディア事業部

1992年東京都生まれ。日系コンサルティングファームを経て2018年3月に入社。 2019年12月 アシロ初子会社を設立し代表に就任。同社の吸収合併に際しアシロに復帰 2021年11月 派生メディア事業部統括責任者に就任。

アシロでは主軸の弁護士ナビだけではなく、弁護士領域から派生したさまざまなユーザーニーズに応えるべく、現在4つの派生メディアを運営しています。

現在これらの派生メディアは、数名の少数精鋭チームで運用されており、重要な事業となっています!

派生メディア事業部の責任者として事業成長を牽引している横尾さんへ、派生メディア運用における主な業務や必要なスキルなどをインタビューしました。

アシロへの応募を検討されている方は、是非参考にしてみてください!

Q,まずは自己紹介をお願いします!

派生メディア事業部の統括責任者の横尾 謙佑と申します。2018年の3月入社なので、今年で丸4年経ちます。

前職では、コンサルタントファームに2年ほど所属していました。ITコンサルタントをしている企業で、インフラ系の案件などに携わらせてもらっていました。

ただ、大企業であることも要因のひとつかもしれませんが、大きなプロジェクトを進めていく中で、自分の努力が成果に大きく反映されない環境に疑問を持ち始めて転職を考えました。

そのタイミングで、アシロに入社していた友人の牧さんから紹介していただき、入社するに至ります。

牧さんは元々高校の同級生で、雑談の中で「アシロの面接を受けてみたら?」と声をかけていただき、私も軽い気持ちで参加してみました(笑)。

執行役員をされている河原さんが面接をしてくださり、アシロの雰囲気というか、人柄に惹かれた記憶があります。

あまりあれこれ選考先を悩んでも仕方ないと思い、惚れた勢いでアシロへ転職し、入社当初は営業部に配属となりました。

その後マーケティング業務への適性が高そうだと判断いただいて異動を打診いただき、私自身もマーケティングへの興味があったため、未経験ではあるものの挑戦することにしました。

執行役員の竹田津さんが当時主導して進めていた新規事業にアシスタントディレクターとして参画し、派生メディアの運用に携わらせていただきました。

半年ほど経ったタイミングで、当時私が担当していた転職支援サイトのキャリズムと、労働問題を取り扱う労働問題弁護士ナビで連携できるのではないかと思い、労働問題弁護士ナビの運用も任せていただくことになりました。

HR(Human Resources)事業の創立

弁護士ナビを運用していく中で、「案件を獲得すべく弁護士ナビに掲載したいものの、弁護士の人手が足りない」という悩みを持たれている法律事務所様が多いことに気づきました。

また私が転職のメディアを担当していたこともあり、ある程度の知見があることから、アシロのサービス拡充も図るべく、弁護士の転職を支援するHR事業の立ち上げ・子会社設立を提案するに至ります。

アシロ初の子会社設立ということや、アシロが会社全体として株式上場を目指していた時期とも重なっていた為、当時は非常に大きなプレッシャーを感じていました。

やはり0から1を作ることは非常に難しく、どれだけ時間があっても足りなかったと思います(笑)。

その後、無事に子会社「trient」を設立。初めて売上を立てられたときは非常に嬉しかったです。

しかしそれ以上に、アシロ入社のきっかけとなった牧さん、サイト制作を牽引してくれた岡さんや、弁護士ナビ担当営業時代の経験をフルに活かしてくれた柚木さんといった、仲間に支えられて辿り着けたと改めて痛感した記憶があります。

現在trientはアシロへ吸収合併され、アシロ内の事業部として運用されることとなりました。

現在私は、立ち上げに携わった派生メディア全ての運用を任せていただいています。

Q,現在の担当業務を教えてください

4つの派生メディア全ての運用を任せていただいていますので、必要な施策はすべてやる!といった状況です(笑)。

メディアごとに目標とするものが異なり、「いえぽーと」であれば不動産売却の査定、「キャリズム」であれば転職エージェントへの問い合わせなどを目指します。そうした目標をコンバージョンと呼び、これらにつながるサイトのリニューアルや、訴求文言の変更など、業務は多岐にわたります。

ただ、全てを私だけで対応しているわけではなくて、記事執筆などは弁護士ナビのコンテンツチームに助けていただいたり、広告運用はインターン生と協力して進めたりしています。

ちなみに育成・マネジメントも業務のひとつで、最終的には広告全体の運用を任せられる人材を育てたいとも考えています。

Q,弁護士ナビとの違いはどこでしょうか?

大きな違いのひとつは、コンバージョンがそのまま売上に直結する点です。

弁護士ナビでのコンバージョン、つまり弁護士への相談・問い合わせは直接的な売上にはならず、そのコンバージョン数を見た弁護士のお客様が「うちにも問い合わせがあるはず」と信用してくださることで契約、そして売上が発生しますよね。

しかし派生メディアはそういった形式ではなく、コンバージョンが発生するごとに売上が立つ成果報酬型の広告です。

そのためどれだけ力を注ぎ、どれだけコンバージョンを発生させたかが、会社全体の売上に直結します。

また商流構造として、広告を出しているクライアントからASP(※)、ASPから我々という流れで予算が設定されます。
※アフィリエイト・サービス・プロバイダーの略:広告を出したいクライアントとメディアの中間にある広告代理店

どれだけコンバージョンを発生させられそうかを加味して、予算を調整してもらう必要がある為、社外とコミュニケーションを取る機会が多いのも特徴のひとつです。

Q,現在担当されているメディア運用業務の難しさってどこにありますか?

広告運用の予算額が大きいので、プレッシャーを感じることがあります。

万が一、広告費用だけ使って、売上を一切作れなかった場合、大きな問題になりえます…!

なので、絶対にそういったことにはならないよう、デイリーで進捗を確認するなど慎重に運用を行っています。

また、派生メディアの分野は競合他社も多く、同じことだけをしていても必ず勝てるわけではないので、Google広告を前提とした広告施策だけではなく、別のチャネルも開拓していく必要があります。

Q,派生メディアの運用にはどんなスキルが必要ですか?

私としては、鋭い嗅覚が重要なスキルであると思います。

今は4つのサイトを運用させてもらってますが、それらに限定せずに別のジャンルのメディアでもいいですし、メディアであることに固執する必要さえありません。

私が担当している4つの派生メディアは、現在アシロの主軸となっている弁護士ナビが基点となっていますが、こうした環境からチャンスを見出して、マネタイズできるかが重要だと考えています。

ユーザーがどんなニーズを抱えていて、クライアントが何を欲しているか、それらの間にどのようなピースをはめられそうかという発想を巡らせるスキルが必要です。

大げさにサービスやメディアを立ち上げると表現しましたが、もっと小さく、「今運用しているメディア記事の新しい訴求方法」でも十分です。

どの業務でも言えることかもしれませんが、仮説立てとそれに伴う行動力とも置き換えられると思います。

Q,どんな人と一緒に働きたいですか?

「自分で成果を上げたい」という人がいいです!

現在、派生メディア事業部は非常に少数精鋭の組織です。その為、自立志向がある人と一緒に仕事をしたいと思います。

そして何より、人一倍強い責任感も重要です。

派生メディア事業部で個人の目標を設定する場合、コンバージョン数を設定しますが、コンバージョン数はそのまま会社の売上=会社の評価となるため、責任感が求められます。

また、傾聴力や共感能力がある人も活躍できると思います。

前述の通りASPといった社外の方とのコミュニケーションを取ることがあるので、相手が求めている着地点と、アシロが考える着地点を、どのようにすり合わせていくかが大事です。

周囲の関わる人がどんなことを考えているか、一つひとつの言葉に耳を傾けて、調整できる力が重要かもしれません。

Q,派生メディアの今後の展望などがあれば教えてください!

どれだけリソースを割けるか次第というところですが、現在運営している4つのメディアだけではなく、新しいことにもチャレンジしていきたいと考えています。

また拡大を続けていき、リーガルメディアの売り上げを抜きたいとも思っています!

応募を検討している方へのメッセージ

アシロは社全体の平均年齢が低く、二十代や三十代前半のメンバーが多く活躍しています。

また同期・先輩・後輩かかわらずメンバー間の距離が近いので、切磋琢磨できる環境です!

強敵(とも)が欲しい人は、是非アシロへご応募ください!

 

編集後記

横尾さん、ご協力いただきありがとうございました!

派生メディア事業部は、リーダーである横尾さんの行動力・発想力・決断力によって、少数精鋭ながらアシロでも大きな存在感があります。

裁量をもって業務に取り組める環境である為、様々な知見やスキルを獲得して、大きな成長が期待できると思います。

自己成長を目指して切磋琢磨していきたいという方は、是非アシロへご応募ください!

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