INTERVIEW
インタビュー
【マネージャー、育休へ行く】不在中に育つチームとは?育休を経験したE.Kさんに聞くアシロ社員のライフイベント
PROFILE
E.K
クリエイティブデザイン
マネージャーが約1年チームを離れたら、現場はどうなるのか。そしてその間、会社はどこまで支えてくれるのか。
ライフイベントとキャリアの両立を考えるうえで、多くの人が抱く不安だと思います。
アシロのクリエイティブ・デザイングループは、この問いにひとつの答えを見せてくれました。
産育休を経て復帰したE.Kさんが戻ったチームは、メンバーが自走し、AIを使いこなしてむしろ進化していたのです。
その裏側には、現場の声を聞いて改善しようとする手厚いサポートと福利厚生がありました。
人が育つ組織と、安心して頼れる環境。その両立の実像を、E.Kさんの言葉からぜひご覧ください!
Q.自己紹介をおねがいします
プロダクト本部 クリエイティブ・デザイングループでリーダーをしているE.Kです。
アシロに入社したのが2021年7月なので、約5年在籍しています。
2025年から約1年ほど産休・育休をいただき、2026年5月に復帰しました。そのときに生まれた息子も、もうすぐ1歳です。
だんだんコミュニケーションが取れるようになってきて、一緒に遊んで笑い合ったりできるのが面白くて可愛いです。
最近、読んでほしい絵本を自分で選んで持ってくるのですが、1年前はコマンドが泣く・寝る・食べる・排泄だけだったのに…と、成長に感動しています。(笑)
愛犬のことも好きで、追いかけたりオモチャで一緒に遊ぼうとしたり。
ただ犬のほうは子どもの遠慮のない動きを嫌がっていて、好意が一方通行です。(笑)
いつか仲良く遊べるといいなと思っています。
産休・育休に入る前はマネージャーのポジションでしたが、職位としてはひとつ下のリーダーとして復帰しました。
しばらくは育児と家族のことが最優先になるため、マネジメントや仕事にフルコミットすることは難しかったので、
マネージャーを務めてくださっているY.Wさんにお任せして、私が産休・育休に入るタイミングでリーダーになったS.Nさんと二人三脚でチームを盛り上げるつもりです。
▲愛犬と仲良くなりたい様子
Q.休む前はキャリアアップの真っ最中だったと思いますが当時は「前線から離れる寂しさや焦り」などありましたか?
思い起こしてみると、前線から離れる寂しさや焦りはあまりなかったです。
結婚してから「いつか子どもを授かりたい」と思っていたので、家庭とキャリアについては早い時期から考えていました。
いざその時が来ても「とうとうこの時が来たんだな」という感覚で、今さら焦ることはなかったですね。
ただし、復帰に対する不安はありました。
出産予定日から考えて1年くらい育休を取ることは分かっていたのですが、新卒で社会に出てからずっと働き通しで、そんなに長く仕事から離れるのは初めてだったので少し呆然としました。
「1年も休んで、ビジネスパーソンとしても、マネジメントの面でも、デザイナーとしても、ちゃんと戻れるんだろうか」と考えていました。
Q.最初に会社の誰に報告しましたか?どんな反応でしたか?
報告したのは、たぶんクリエイティブ・デザイングループで現在マネージャーを務めているY.Wさん……もしかしたら本部長のK.Yさんだったかもしれません。(笑)
どちらが最初だったか記憶が曖昧なのですが、お二人ともまず「おめでとう」と祝福してくださり体調や仕事の負荷を気遣ってくれたことを覚えています。
産休に入るにあたっての業務量の確認や引き継ぎもスムーズに進めてくださいました。
私の前にも、クリエイティブ・デザイングループではY.SさんやR.Hさんが産育休を取得して復帰した実績があったので、グループ全体として慌てることなく対応できました。
ーー妊娠中の一番の支えは「フルリモート」
サポートしてくださった中でも一番大きかったのは、フルリモートでの勤務を認めてもらえたことです。
クリエイティブ・デザイングループはもともと週3日のリモート勤務が可能だったのですが、母子の体調のことを考えて「フルリモートで大丈夫ですよ」と快諾してくださいました。
私はつわりや体調不良がほとんど無かったので良かったですが、もしつわりがひどかったとしたら出社はかなりきつかったと思います…。
会社に報告したのが妊娠5ヶ月頃だったので、そこから基本フルリモートで大事な会議があれば稀に出社していました。
妊娠後期には坐骨神経痛になって立つのも座るのも辛く、徒歩3秒のトイレまで3分かけて移動するような時期があったので、リモートで働ける環境には本当に助けられました。
Q.仕事を離れてみて、クリエイティブへの情熱や「またデザインがしたい!」という気持ちに変化はありましたか?
気持ちの高まりは……わりとニュートラルでした。(笑)
ただ、「また仕事に復帰したい」という気持ちは強かったです。
何かを作ることは物心ついた頃からのライフワークなので、そこから完全に離れるという発想はもともとありませんでした。
産後半年くらいまでは、睡眠不足や様々な体の痛みと戦いながら目まぐるしく変化する赤ちゃんを生かすことに必死で…。
デザインに限らず子育て以外のことを考える余裕は無くなりました。(笑)
しかし保活を始めなければいけなくなった産後半年頃から、復帰に向けて少しずつ気持ちが作られていきました。
「またデザインをやるんだ」という嬉しさが戻ってくると同時に、「これだけ仕事から離れていた私はちゃんと出来るのか」という不安も感じました。
「ずっと子供の側にいたい」という子供への申し訳なさと悲しみもあり、いろんな気持ちが同居している感じでしたね。
Q.チームをどうやって残るメンバーに託そうと考えて準備を進めましたか?
やったこととしては、自分がこれまでマネージャーとして担ってきた業務を棚卸しして、託すためのデータ化を進めました。
自分の頭の中だけで進めていたこともできるだけナレッジとしてドキュメントに残し、誰でもいつでも調べられるような状態にしました。
本部長のK.Yさんや現マネージャーのY.Wさんや同じくリーダーのS.Nさんもいたので、マネジメントやチームビルディングの面で不安は感じなかったです。
自分のやっていた業務を巻き取っていただく分、負担を掛けてしまう申し訳なさはありましたが…。
あとは事務業務や申請関連業務など、メンバーにお願いできそうなことは任させていただきました。
皆さん快く受け持っていただき安心して育休に入れました。
Q.復帰してみて、自分がいない間にメンバーやチームが成長したな、自立したなと感じる瞬間はありますか?
それはもう、すごく顕著に感じました。
チーム全体でデザインのクオリティが上がっているのはもちろん、コミュニケーションやマネジメント、グループを引っ張っていく力が増していて頼もしく感じました。
特に印象的だったのは、デザイナーとしての提案力の底上げです。
育休中にデザイングループにもAIが浸透していて、AIを道具として上手く使って設計やデザイン提案を強化しているメンバーが増えていました。
私はすっかり浦島太郎状態でしたが(笑)
業務効率化のアプリ作成やAIのナレッジシェアをメンバーが率先して行ってくれるなど、驚きながらもワクワクしました。
Q.復帰して2か月、仕事と初めての育児の「両立」がスタートしましたが、今のリアルな生活リズムをおしえてください
正直に言うと、「これって両立できているのかな?」と自分でも疑問です。(笑)
毎日振り返る余裕もないくらい忙しく、気づいたら1週間が終わっていて。
基本的に子ども中心で1日を回して、その合間に仕事をしている感覚です。
下にまとめたのは、あくまで「我が家の場合うまくいけばこう」という日です。
こんな1日が過ごせたら最高ですが、子供や仕事の忙しさ次第でこんな日は週の半分くらいです(笑)
各家庭の状況で全然異なると思うので参考までに。
うまくいった日の生活リズム
| 6:30 | 子どもが起床|夫が朝ごはんや朝イチの家事を担当 |
| 7:00 | 自分が起床|朝ごはん、洗濯、子どもの遊び相手 |
| 8:40 | 保育園へ送る(週の半分は夫が担当) |
| 9:30 | 帰宅、リモートで業務開始 |
| 12:00 | お昼休憩 |
| 12:45 | 勤務再開 |
| 15:45 | 退勤、保育園へお迎え |
| 16:30 | 帰宅、子どもの遊び相手、保育園の準備、晩ごはん作り |
| 18:00 | 子どもの晩ごはん |
| 18:30 | 大人の晩ごはん |
| 19:00 | お風呂 |
| 19:30 | 子どもの遊び相手 |
| 20:30 | 寝かしつけ(30分〜1時間くらいかかります) |
| 21:30 | 残った家事を片付けて、自分の時間 |
子供が体調不良だと保育園の規則で預けられないのですが、それが毎週1〜2日あり毎度カオスです。(笑)
立て続けに体調を崩して保育園に預けられない日が2週間続き、子供の相手をしながら仕事をして合間に病院も行って…という時は流石にキツかったです。(笑)
子供って体調が悪くても普通に動き回るんですよね…。眠くなければ寝ないし、まだ言葉で指示も通らないので余計に目が離せず、その点も仕事との両立は難しかったです。
会社のフレックス制度や早上がりを利用させていただき、夫もリモートワークできるので協力して何とか切り抜けたという感じです。
▲熱が39℃あっても遊ぶ
Q.完璧な両立は難しくても、「これだけは譲らないと決めている戦略があれば教えてくださ
「これだけは譲らない」のは、子どもと過ごす時間を最優先にすることです。
今は自分ひとりの人生というより、新しい家族の形や子どもとの時間がそのまま自分の人生という感じなので。
息子ということもあり、母親と一緒に過ごしてくれる時間はあと10年ちょっとくらいなのかなと、もう寂しさを感じていて。(笑)
一緒に過ごせる時間を大事にして、いろんな経験をしてもらう時間を作りたいと考えています。
そのために周りに甘えさせてもらっています。
時短やリモート勤務もその一環です。 私の気持ちを尊重して、この働き方を認めてくださる会社や協力してくださるグループの皆さんには本当に感謝しています。
あとは夫としっかりコミュニケーションを取ってタスクを分担すること、そして信頼できる人に助けてもらうことです。
夫は頼りになる人であり、家事も育児も何でもタスクを分担できるので家庭が円滑に回っていると思っています。
それでもお互い仕事が大変な時期と子供のイレギュラー対応が続くとバランスが崩れてしまいます。
産前は「自分の子供なんだから、仕事以外の時間はちゃんと自分が見るんだ!」と意気込んでいましたが、小さな子供がしょっちゅう体調を崩して家にいるのに、自分が仕事で多忙だとまともに構ってあげられないことが心苦しくて。
考えを改め、困ったときは両家の父母に助けてもらいながら、子供が安心して過ごせる環境作りを第一にしています。
家族のためにも「1人で抱え込まない」ことが大事だと学びました。
Q.アシロは従業員のライフイベントに対してどのように向き合う企業だといえますか?
会社として、出産や子育てに関連する制度はしっかり整えてくれていると感じます。
労務担当の方も、個人の事情に応じた細かい相談に親身に乗ってくれるのですごく助かっています。
産休・育休や復帰後に必要な手続きも会社側でスムーズに進めてくれて、書類関連の負担がほとんどない状態でした。
さらに「こうしてほしいという要望があれば改善していきたいので相談してほしい」と言ってくれたことも印象的です。
何か思ったときにすぐ相談できるという状態があることが安心感に繋がっています。
Q.記事を読んでいる方へメッセージをお願いします
妊娠・出産・子育ては本当に人それぞれなので、あくまで私の経験としてお伝えするのですが…
共通して言えるのは「1人で抱え込まないこと」が大事だと感じています。
パートナーや親、病院の先生や助産師さん、友人や同僚など、今どきならAIでもいいと思います。
自分の気持ちや状況を誰かに伝えることは私にとって良い選択でした。一人で抱え込むより外に向けてアクションを起こした方が事態が好転することが多かったからです。
もしアシロで働きながら子供を持つことに悩んでいる方がいれば、私で良ければ質問にお答えすることは出来ます。カジュアル面談などでお声がけください。
私は経験者の話を聞きたいタイプでしたが、ほとんど聞けないまま妊娠・出産を迎えてしまい、後から「これ事前に知りたかった〜!」と思うことが色々あったので。(笑)
妊娠・出産・子育ては、パートナーや子供という存在があってこそのものです。家族だけでなく様々な人とも関わることになるので、どう頑張っても1人では完結しません。 だからこそ「1人で頑張りすぎないで」とお伝えしたいです。
▲桜といっしょに
編集後記
E.Kさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
約1年ぶりに戻ったチームが、AIを使いこなしながら自走し、むしろ進化していた——このエピソードには、アシロの成長スピードと、メンバー一人ひとりの当事者意識がよく表れていました。
そしてその挑戦を支えているのが、「困ったらすぐ相談できる」という安心感。制度が整っているだけでなく、現場の声を聞いて改善しようとする姿勢があるからこそ、人は思いきって前に進めます。
安心して任せ合える仲間と、背中を押してくれる環境の両方が、アシロにはあります。
ライフイベントと向き合いながら自分らしくキャリアを築きたい方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか?
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています!









