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INTERVIEW

インタビュー

【中途入社】業界歴13年のベテラン転職アドバイザーから見たアシロの人材紹介事業

PROFILE

柚木 瑛里那 / 川勝 弘行

CAグループ

13年にわたり人材紹介業を経験してきたベテラン転職アドバイザーが、2025年7月、新たなキャリアとしてアシロのHR事業部へジョインしました。

この記事では、人材業界で10年以上の経験を持つ中途入社の川勝さんと、事業部立ち上げから携わり、HR事業部の副統括責任者を務める柚木さんに本音トークをお届けします!

入社の決め手から、ベテラン視点で見た組織のリアルな魅力と課題まで、アシロHR事業部の「今」がわかる対談。

アシロのHR事業部に関心がある方や、応募を検討されている方は、是非ご一読ください!

 


 

柚木 瑛里那

HR事業部 副統括責任者
2017年9月アシロ入社
リーガルメディア事業部 営業グループを経て、2020年に株式会社trient(現在のHR事業部)へ出向し立ち上げに参画。

 

川勝 弘行

HR事業部 士業グループ/管理部門グループ(兼任)
2025年7月アシロ入社
長年人材紹介事業に携わり、転職支援だけではなく、キャリアアドバイザー(※1 以下、CA)の教育・研修も経験。

※1:転職エージェントにおける求職者側の担当者。求職者の経歴や希望をヒアリングし、適切な求人を紹介し、転職をサポートします。

 


 

Q,自己紹介をお願いします

柚木:HR事業部で副統括責任者を務めている柚木と申します。
2017年9月にアシロへ入社後、最初はリーガルメディア事業部の営業グループに所属し、弁護士や法律事務所のお客様へ広告掲載の提案営業をしていました。
チームリーダーなども経験させていただいた後、2020年にHR事業部の立ち上げに参画、少しずつHR事業部の採用が進み、人数が増えるにつれてマネジメントにもチャレンジさせていただき、現在に至ります。

川勝:大学を卒業後、大手ソフトウェア開発企業に入社して4年ほど勤めた後、2012年にIT・Web業界に注力している総合転職エージェントへキャリアチェンジし、キャリアアドバイザーとして人材業界に飛び込みました。
5年ほど勤めた後に、ミドル・ハイクラス層と専門職に特化したエージェントへ転職し、ここではリクルーティングアドバイザー(※2 以下、RA)も兼任。CA/RA両手型の人材紹介を経験しました。
2年半勤めた後に、前職へ再入社し、社内のキャリアアドバイザーの教育・研修や、エンジニアへのキャリアチェンジを希望する方の転職支援などを任せていただきました。
そして2025年7月にアシロへ入社し、HR事業部へジョインするに至ります。

※2:転職エージェントにおける企業側の担当者。企業の求める人材像をヒアリングし、採用活動をサポートします。

Q,なぜ数ある転職エージェントからアシロを選んだのでしょうか?

川勝:大きく3つの理由があります。規模感からくるワクワク感、事業部全体で共有する価値観とのマッチ、そして一緒に働くメンバーが魅力的だったからです。
前職は現在1000人規模の企業となっているのですが、私が入社したタイミングでは30人強の規模であり、①当時と同じようなワクワク感を持って働けるのではないかと期待しました。

また、アシロは顧客第一主義を掲げており売上のみを追求するのではなく、人材を募集している②企業や求職者にとってメリットがあるかという視点が、私の価値観と合致した点も魅力的でした。
そして私は転職においては、どんな方と一緒に働けるのかを最重視しており、柚木さんをはじめ、役員の河原さんやマネージャーの福留さんと選考を通じてお話したことで、採用サイトに書かれている情報以上に③上述したような価値観が合致している感覚があり、アシロへの入社を決意するに至ります。

柚木:すごく光栄な回答です。

ちなみに前職の企業は、入社と現在で何十倍にも拡大しましたが、入社当初はどのような雰囲気だったんでしょうか?

川勝:”同じような”と言ってしまった手前で恐縮なのですが、非常にカオスな状態でした。(笑)
仕組みや制度まわりが発展途上のなかで、全員が当事者意識を持って議論や試行錯誤をくり返しながら、スピーディーに成長していく段階だったと記憶しています。

Q,入社して2ヶ月ほど経とうとしていますが面接や事前調査とのギャップはありますか?

川勝:この対談のオファーをいただいてから振り返ってみたのですが、ギャップはありません。
選考プロセスで河原さんや柚木さんや福留さんが語ってくれた魅力、反対に現状抱えている課題が非常にクリアで、イメージしていたものと乖離はありませんでした。
嘘はなかったなと、安心しています(笑)

柚木:それはよかったです(笑)
良くも悪くも、私自身は川勝さんとの面接でありのままの現状を伝えたのですが、他のメンバーからはどのように伝えられていたのでしょうか?

川勝:魅力的な面では、「良い人が多い」と伝えられていました。すごくストレートで、ある意味で稚拙にも思える表現かもしれませんが、一緒に仕事をしていて必要以上に気を遣うようなことなく、HR事業部内で年齢が高い私でも、仕事がしやすいです。

課題感でいえば、柚木さんに伝えていただいたことが印象に残っていて、制度やマニュアルが整っていない部分があると伝えられていました。
実際に入社してからも、RAとCAの連携といった部分では手直しすべき部分がありそうだなと感じましたが、喫緊の課題というよりも、このフェーズのHR事業部であれば当然にぶつかるものであり、私のナレッジやアシロの文化をすり合わせながら最適解を見つけられるはずです。

柚木:まさに今、川勝さんにはマニュアル作成などをお願いしていますが、配慮していただいたとおりアシロの文化によって形成された部分もあるため、これからも一緒に進めていければと思います!

Q,柚木さん、実際に入社してから川勝さんはいかがでしょうか?

柚木:非常に助かっています!

細かい要素はいくつもありますが、何よりも単純に経験豊富なベテランが内部にいるということが特に頼もしいです。
これまでの5年間走ってきた中で、外部のコンサルティングや人材紹介事業の経験者からご意見をいただいて勉強はしてきましたが、どうしても”外部の方”という制約がありました。

川勝さんにご入社いただいてから初めてそれを実感したのですが、例えばメンバーへの細かいアドバイスや、メールにおける文章表現など、外部からは見えない部分にもそのナレッジを活かしていただいている感覚です。

また私のようなHR事業立ち上げメンバーでも、他の企業ではどのようにしているのか不明な部分が多く、そういったときにすぐに頼れる経験豊富な人材がいるというのは、非常に心強く感じます。

川勝さんご自身、アシロ内での人間関係を構築されている段階ですが、これからもスキルアップ・組織構築ともに携わっていただければと思います。

川勝:ありがとうございます。嬉しいです。(笑)
ちなみに前述の通り、私はHR事業部内でも年齢が高い部類ですが、入社前に不安などありましたか?

柚木:正直な気持ちとしては、私自身も不安もありました。(笑)

これまで私よりも年上の方を採用したことがなかったため、既存メンバーがどのような反応をするのか未知数でした。
しかし実際に入社していただいて、以前からいたかのように馴染んでくださっていて、若手メンバーから中堅まで、ラフにコミュニケーションを取ってくれており、メールの文面や商談の服装といった細かいことから、案件全体のプランニングといったことまで、さまざまなシーンで頼られている様子が伺えます。

また、川勝さんのおかげで、ベテランの採用の可能性が広がり、HR事業部での採用の幅もこれから広げていけるようになったと思っています。
ちなみに川勝さんご自身、コミュニケーションで心掛けていることはありますか?

川勝:求職者やクライアントとのコミュニケーションで心掛けているのは、あくまで提案を「相手の選択肢をひとつ増やす程度」に留め、押し付けにならないようにしています。
特に私よりも社歴がある方にとって、押し付けてしまうと「外からきたベテランが…」となってしまいかねません。そのため、「そんな選択肢もあるんだ」と、あくまで選択肢のひとつとして自然に受け取ってもらえる伝え方を意識しています。

謙遜などではなく、私は特別に凄いことを成し遂げたわけではありません。色々な事例を経験してきただけです。
私の提案を取り入れたり役立ててくれたりするかどうかは、最終的に本人が選んでくださればよくて、そのために皆さんの手札を少し増やすお手伝いをしていければと思います。

参考 HR事業部の組織構成

Q,ベテランの人材紹介事業経験者としてアシロのHR事業部はいかがでしょうか?

川勝:実際に入社してみて思うことが2つありまして、ひとつは本当に働いている皆さんが魅力的な人ばかりだと実感する日々です。

高い専門性が求められる士業や管理部門といったプロフェッショナル人材に関わるため、20代前半の方でも沢山の知見を持っている点は、高い探究心や成長意欲があるのだろうなと感じますし、私自身も刺激を受けています。

一方で、ビジネスパーソンとしての立ち居振る舞いは荒削りだったり、伸びしろがあるなと感じることがありました。1人のビジネスパーソンとして商談の場に立つ際、非常に細かい部分でありながらも、もっと見られ方の部分を磨ける気がします。
例えば会話をする中での細かな言葉の表現であったり、ジャケット着用といった基本の先にある小さな身だしなみのこだわりといった部分を、組織全体で磨くことができればHR事業部全体が成長するひとつのきっかけになるのではないでしょうか。

年長者として私が中途入社させていただいたことを呼び水に、良い化学反応を起こせたらと思います。

皆さんの探究心や成長意欲が高いのにもかかわらず、そうした得てして本質的ではないとされる部分で実力が発揮されないのは、非常にもったいないですよね。

柚木:おっしゃるとおりです。このカジュアルさは、ベンチャー気質でパフォーマンスを重視してきたアシロならではの文化でもあります。

私自身、入社して間もない段階では身だしなみは最低限にとどめ、働きやすいことを優先していました。

良くも悪くもアシロらしいことではあるのですが、エージェントとして企業や企業法務に注力している法律事務所などに伺う機会が増えてからは、私もフォーマルさを意識するようになったと思います。

川勝:最終的には本人の価値観に委ねられる部分ではありますが、ビジネスシーンにおいて自分をどのようにブランディングしていくか、という考え方にもつながります。

これまでさまざまな企業や求職者とコミュニケーションをとらせていただいたので、見られ方に関する知見も組織全体へ共有し、より洗練された組織にしていきたいです。

自分語りになってしまいますが、20代の時分にミドル・ハイクラス層の求職者様と面談をさせていただくとき、「こんな人がエージェントで大丈夫だろうか」と不安にさせてはならないと思い、身だしなみと言葉遣いはかなり強く意識していました。(笑)

Q,今後HR事業部をどのような組織にしていきたいですか?

川勝:「士業や管理部門人材の転職支援といえばアシロ」というところまで持っていきたいと思います。入社してから、それを目指せるポテンシャルがあるなと実感しました。

また、ただ実績が豊富なサービスというだけではなく、長期的に頼られるサービスを目指したいです。企業からは幅広い人材の採用について頼っていただけたり、転職を支援した求職者からは次回・次々回の転職でも使っていただけたりするような、経営やキャリア全体にわたって頼っていただける存在でありたいと思います。

近年は多くの企業が採用に苦戦していたり、2・3回の転職が当たり前の時代になりつつあるため、これまで以上の成長とサービスの充実が必須です。

柚木:どのような点で、それだけのポテンシャルがあると感じていただけたんですか?

川勝:シンプルな要因として、まず人材業界全体でもアシロが注力している士業・管理部門という職種がニッチであり、市場として存在感を発揮しやすい点があります。

また、クライアントや求職者1人あたりに割くリソースが多い点は、昨今AIによるマッチングが増えている総合型転職エージェントサービスと比較して、大きな強みです。短期的な売上高や単価という点では工夫の余地がありますが、中長期的にファンを作るという視点で考えると、他社にはない特徴のひとつではないでしょうか。

柚木:ありがとうございます。アシロ創業時から変わらない「顧客第一主義」が、HR事業でも活かされているのかもしれません。

川勝:ちなみに事業立ち上げから携わっている柚木さんの視点で、今後こうしていきたいといったビジョンはありますか?

柚木:事業部全体で、レベルを1段階上げていく必要があるなと思います。

新卒・ベテラン問わずに組織全体を洗練させることが、目下の課題ではないでしょうか。
実績豊富な川勝さんというロールモデルが近くにいることで、事業部全体が刺激を受けて成長できるはずだと期待しています。

また、これから成長していくフェーズであるため組織としては小規模ながらも、仕事の質は徹底的に追求していきたいと思います。
先ほど川勝さんが仰っていたような「ハイクラス・士業の転職ならアシロ」といったイメージを構築していくことが、競合サービスとの差別化につながるはずです。

そのために必要な”意識”や”理念”の共有・統一は、この段階の組織規模だからできることではないでしょうか。

特に人材紹介業界は転職が決定したときの年収から売上が計算されるため、求職者の意向が蔑ろにされてしまうケースが少なくありません。
アシロではそうした「当事者の意向を無視した仕事」を徹底的に排して、これからも「顧客第一主義」を徹底することで業界内でのブランディングを図りたいと思います。

また長期的かつ社内的な視点では、アシロの売上構成における主要な柱にならなければいけません。
事業の立ち上げから5年経ちましたが、ようやく通期黒字が射程圏に入ってきました。むしろここからどれだけ加速できるか、というスタートラインに立ったといっても過言ではありません。

Q,最後に、どんなメンバーと一緒に働きたいですか?

柚木:「素直でストイックでやりきれる人」ということに尽きると思います。

どの要素もあらゆる場面で有効なのですが、たとえば素直であることは、社内だけではなくお客様との関係性構築に影響するため、ベテランになったとしても重要な要素です。

また、何度か話題になりましたが、アシロは売上至上主義ではなく「顧客第一主義」です。しかしながら達成すべき売上目標が存在する以上、「顧客第一主義」と「売上目標」を両立させるためには、それ相応の行動量を求められます。

ストイックであることは営業職に近いRA/CAという仕事なら当然に求められることですが、特にアシロならではの要素もあるかもしれません。

そしてこれらの要素を満たすには、やりきることが何よりも重要です。
私自身もこれまでのキャリアで強く意識してきたことであると同時に、前述の特徴を満たし成長するための、前提となる要素といえます。

組織全体の成長に伴い、人材として成長してもらう必要があるため、一緒に働くメンバーにも『やりきること』を求めたいです。

川勝:私の考えていることも柚木さんが仰っていたことと、大きくは変わりません。

素直に愚直に、何事もまずはやってみようというマインドの方なら、ハイスピードで成長するはずですし、一緒に働きたいと思えます。

今回の対談で、何度かアシロのメンバーを「良い人」と表現していますが、具体的に言語化すると上記のような特徴に集約されます。

アシロには「失敗を称賛する」という社風がありますが、私自身も失敗しないと成長はしないと考えています。

提案を素直に受け入れて愚直に取り組み、失敗すれば改善すればいいし、成功したら次回以降も手札のひとつとすればいい。そのPDCAを早いサイクルで回せる方と、一緒に働きたいです。

 


 

編集後記

川勝さん、柚木さん、対談へのご協力ありがとうございました!

アシロのHR事業部の魅力、そして課題がわかる対談になりました。

転職業界は競合が多いものの引き続き盛り上がる見込みであり、キャリアの常識が変わりつつある現代において非常に注目が集まっています。まさに成長途中のフェーズにあるアシロでは、そうした流れの当事者として関わることが可能です。

少しでも興味があれば、カジュアル面談もできますし、対談に参加されたお二人ともお話いただけるかもしれません!

皆様とお会いできる日を楽しみにしています!

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