INTERVIEW
インタビュー
未経験で入社したキャリアアドバイザーの研修とは?アシロで働く魅力と面白さ
PROFILE
坂梨 陸人
CAグループ
アシロではベンナビに代表されるリーガルメディア以外に、BEET AGENTやNO-LIMITといったバックオフィスや士業に特化した転職支援サービスを運営しています。
2020年にHR事業が創立してから5年が経過し、売上だけではなく組織規模も成長中です。
現在、HR事業部には人材業界経験者・未経験者ともに在籍しており、それぞれの強みを活かして多くのメンバーが活躍しています。
今回は未経験で入社し、CA(Career Advisor)※1とRA(Recruiting Advisor)※2の両手型で活躍している坂梨さんにインタビューをさせていただきました。
※1キャリアアドバイザー:転職したい求職者側のサポートを担当する
※2リクルーティングアドバイザー:求人を出す企業側のサポートを担当する
Q,自己紹介をお願いします
HR事業部 管理部門グループの坂梨 陸人と申します。2023年の10月に入社なので、アシロ歴は2年目になったばかりです。
前職では岡山県と香川県で、コンビニの店舗開発や食品の営業をしていました。
飛び込みやテレアポなどで顧客を開拓し、企業・法人の拠点や工場、病院といった施設内でのコンビニ開店を提案したり、スーパーといった小売店に商品を置いてもらうようにセールスをかけたりといったイメージです。
Q,現在の業務について教えてください
ご紹介いただいた通り、HR事業部は弁護士や税理士といった士業資格者を専門に転職支援をするNO-LIMITと、法務・経理・人事といった企業のバックオフィス人材を専門に転職支援を行うBEET AGENTというサービスがメインとなっています。
それぞれを士業グループ、管理部門グループという組織が担当しており、私は管理部門グループへ所属し、バックオフィス人材の採用を進めている企業の支援と、転職希望の求職者へ支援をしており、いわゆるCA/RAの両手型で対応しています。
CAとRAそれぞれの業務について、簡単に説明させていただきます。
CAの業務
まずはWeb上でBEETへご登録いただいた求職者の方と面談を行い、転職のニーズやキャリアビジョン、転職の動機などを伺い、希望にマッチングする企業を提案します。
企業へ応募する前には履歴書や職務経歴書の作成もサポートを実施し、応募後の面接時など、その都度フォローやサポートを行っています。特にアシロでは同業他社と比較して1名の求職者にかけるリソースを多く確保しており、面接前後に関わらず頼りにしていただいています。
また、面接後には企業・求職者ともに所感をヒアリングして、お互いのマッチングに齟齬がないか、仲介する立場から検討して、より適切なマッチングや選考を提案。
お互いに好感触でも詳しく聞くと勘違いがあったり、逆に手応えがなかったとしても懸念点を精査して少しの工夫で採用に至るケースもあるため、しっかりとサポートさせていただきます。
RAの業務
RA業務の一歩目は、人材採用を検討している企業の開拓です。
Web上の求人情報やコーポレートサイトに掲載されている募集状況を参考にして、架電やメールでコンタクトをとり、お打ち合わせにて採用課題や募集要項をヒアリング。その後にBEET AGENTでも求人を展開します。
求人展開後も求職者を待つだけではなく、募集要項や採用状況を常にアップデートしておき、部署内で毎日ミーティングを実施。各担当者が担当する求職者と、アップデートした求人がマッチングしないかをすり合わせています。
企業・求職者ともにニーズや課題は変化することがあるので、状況を常に最新の状態にしておき、組織一丸となって最速最善の採用とマッチングを目指すイメージです。
Q,未経験とのことですがアシロへ応募した経緯を教えてください
アシロのことは転職活動中に初めて知りました。上場企業ではあるものの、当時のHR事業部自体は立ち上げて3年ほどのフェーズであると伺い、大企業と比較して裁量があるとのことで、やり甲斐がありそうだなと感じていたと記憶しています。
未経験の人材業界へ飛び込むことにした背景には、前職で新規営業をする中で「導入したいけど管理する人材がいないので難しい」と回答いただくことがあり、人材業界の売り手市場を実感したためです。
また、職種・業界に特化したHRとサービスという点も、自分の市場価値を考えたときに強みができそうだなと思い、アシロへ応募するに至りました。
Q,入社を決意するに至った決め手を教えてください
最大の決め手は、面接で実感したアシロ社員の人柄の良さです。
一次面接は当時HR事業部を管掌していた役員の横尾さんに担当していただき、かしこまらない自然な会話のような面接をしていただいたと記憶しています。
転職活動の進捗や前職での取り組みだけではなく、学生時代の部活の話といった雑談もありました。
面接でありながら率直に楽しいと思えましたし、取り繕わずに自分の人柄をみてくれているなと感じたことで、入社してから働くイメージができたのかもしれません。
Q,未経験の業務に対して不安はありましたか?
もちろん多少の不安はありました。笑
前述の通り人材業界は未経験ですし、担当する管理部門人材の業務に関する専門知識もありません。
しかしながら、前職がそもそもニッチな業界だったので、どんな仕事でも未経験だったと思いますし、当時は26歳だったのでチャレンジしたいという気持ちでした。
また私は地元が京都で、前職では岡山県と香川県にいたので、上京できることにもワクワクしていたと思います。
地方の穏やかな雰囲気も好きなのですが、少しの時間も有効活用する都会のビジネスマンというものに憧れていたというか、カッコよさを感じていたので、勢いのまま転職を決意しました。
実際に東京に来てからは、朝は喫茶店でニュースに目を通したり、1人でふらっと居酒屋に立ち寄って店長とカウンター越しに仲良くなったりと、地方ではできなかったことをしています。笑
Q,入社してから独り立ちするまでの研修について教えてください
研修は基本的にOJTで、入社1日目はPC設定や事業全体を理解する座学の研修が実施されました。
私が入社した当時はCAとRAがそれぞれ独立していて、私はCAとして入社しており、CA/RA両手型になった現在とは研修の流れが少し違うかもしれません。
私の場合、本格的にCAとして研修を受ける前に、最初にRAに関する体系的知識を学びました。
クライアントとの打合せに同席させていただいたり、ロープレで練習をしつつ自分主導で打合せにチャレンジするなど、実践的な研修だったと思います。
2週間ほどRAの基本知識を習得した後、本格的にCAとしての研修が実施されました。
求職者との面談に同席したり、RAのときと同じようにロープレ後に自分が主導して面談を実施し、入社から1ヶ月もするころには独り立ちをしたと思います。
Q,研修やスキル獲得で苦労したポイントはありますか?
実はCA/RA両手型になったのは2024年11月からで、それまではCA専任であったことから、現在はRAとしてのスキルアップを目指しています。
RAの最低限の業務として、募集要項をヒアリングする必要ががあるのですが、記入すべき項目はある程度決まっているので、まず初めにチャレンジする業務です。
しかしRAとしてはそれ以上に、採用背景や課題、実際の職場環境などを伺い、アドバイザーとして「理想的な採用をするための戦略」を分析し、クライアントと一緒に伴走する必要があります。
特に管理部門という専門性の特性上、法務や経営企画などは初めて採用するポジションとなるケースがあり、クライアント自身が年収や要件などの適切な相場を把握していないことも少なくありません。
そうしたボトルネックを見つけて、企業にとって価値ある採用に導けるように、これからも経験を積んでいきたいと思います。
Q,業務で面白い・やり甲斐があると感じるポイントはありますか?
前述した業務の一環として挙げた「面接後に双方の所感をヒアリングしたうえで行う次回選考に向けたサポート」は、非常に面白さと同時にやり甲斐を感じます。
我々の本質的な業務は「クライアントの課題にアプローチできる人材の採用支援」と「求職者のキャリアビジョン実現の手助け」であり、募集要項通りの人材を紹介することでも求職者に求人を紹介することでもありません。
たとえばマネージャー候補の募集に対して、経験やスキルが少し足りないメンバーレイヤーの人材を紹介したとしても、クライアントの募集背景にある課題が解決できて、求職者のキャリアにとって有益であれば、マッチングしていると考えます。
双方の想いをつなげて、より良い出会いを創出できるように、これからも邁進してまいりたいと思います。
Q,実際に働いてみて実感するアシロの魅力はなんですか?
入社のきっかけとなった一緒に働くメンバーの人柄は、やはりアシロの一番の魅力です。
プライベートな相談をしたりご飯に行ったりすることもありますが、メリハリがあるので仕事ではクライアントと求職者のために全力で奔走できる組織文化があります。
また、成果を出せば誰しもが平等に評価される文化で、古い大手企業に務めていた私にとっては非常に働きやすいです。
何年か働いていないと等級が上がらないといったことはなく、出世に社内政治を要するようなこともないので、全力で実力を出せる環境もアシロの魅力です。
Q,キャリアアドバイザー職に興味がある方へメッセージをお願いします
アシロのHR事業は今年で6年目を迎え、少しずつ環境やアシロならではの強みが業界にも知られ出すフェーズではないでしょうか。
しかしながらこれまでのやり方に固執したり、新しいアイデアを煙たがるようなことはなく、常にアップデートされ続けています。
常に全員が「クライアントと求職者、双方にとって最善の出会いを提供する」という目標に向かって取り組んでおり、日々スキルアップしている実感があります。
そして私以外にも多くの人材業界未経験のメンバーがいて、それぞれの強みや持ち味を活かしている環境です。
過去のインタビューで管掌役員の河原さんがおっしゃってるように、やる気と行動力で多くのチャンスと巡り会える仕事なので、興味がある方は是非ご応募してみてください!
編集後記
坂梨さん、インタビューのご協力ありがとうございました!
HR事業部で働く魅力や面白さだけではなく、未経験でも活躍できるとわかるインタビューになったのではないでしょうか。
もちろん人材業界経験者も大歓迎していますので、少しでも興味がある方は是非ご応募ください!
オフィス見学や、カジュアル面談も受け付けております。
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています!
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