INTERVIEW
インタビュー
【面接官インタビュー】面接で重視するポイントやよく聞く質問とは?~マーケティンググループ 副統括責任者 編~
PROFILE
岡 隆之
広告グループ
自己紹介をお願いします
リーガルメディア事業部 マーケティンググループにて、副統責任者をしている岡と言います。
社会人1年目は大手アパレルブランドで働いていましたが、Webマーケティングに興味を持ちWebプロモーションの会社へ転職。その後コンテンツSEOが新たなマーケティング手法として話題になった時期に、初のライターとして2015年にアシロへ入社しました。
入社後は、ベンナビ全体のコラム・コンテンツ施策を展開。2020年からはHR事業を担う子会社trientのマーケティング担当となり、2021年のアシロとの合併後もHR事業部にて、さまざまなサービスの立ち上げに携わりました。
2024年5月からリーガルメディア事業部に異動し、マーケティンググループの副統括責任者として、広告チームと非広告チームのマネジメントをしています。
面接の担当ポジションは、リーガルメディア事業のマーケティング関連の職種です。
履歴書で重視するポイントを教えてください
基本的な情報は見ますが、個人的に重視しているのは自己PRや志望動機における起承転結やストーリーがあるかです。
弊社は『コンテンツマーケティグ』を主軸に事業を展開している企業で、特に記事コンテンツはSEO、問い合わせ増加を担う重要な施策。そのため、作成・編集に関わる実務で『文章』を扱う以上、最低限それらを意識できているかは気になりますね。
また、
『なぜマーケティング職をやりたいのか』
『マーケティングへ関心を持ったきっかけ』など
このような点が"誰が読んでも理解できる"ように工夫して、履歴書に落とし込んでいるとポジティブな印象を抱きます。
特に新卒の就職活動では、弊社に限らず履歴書でまずは判断するケースは多々ありますので、基本的な部分ではありますが、案外おろそかにしがちな部分だと思います。逆にいえば、ここさえしっかりしていれば書類選考はほぼ通るのではないでしょうか。
面接では、こうした背景の確認ではなく、前提があった上で深堀りをさせていただきたいです。
余談ですが、マーケティングへのキラキラした憧れだけではなく、実際の泥臭かったり地味だったりする業務に対して、ある程度の理解、または覚悟みたいなものが読み取れると、印象はかなり良いです。笑
ー印象に残った履歴書はありますか?
上記のような整理された方々は通過されているので、履歴書の内容が、というより人柄で覚えていることが多いです。あえて履歴書でいうなら、そんなサークルあるんだとか、面白い研究しているなという学生は多いので、知的好奇心が刺激される内容だと面接でのアイスブレイクとしては盛り上がれると思います。
また、弊社ではいわゆるガクチカの大小、社会貢献性といった内容そのものは特段重視しておらず、そのサークルや部活動・組織でどんな失敗や成功体験をしたか、それを活かした行動を取ったのか(これからとるのか)、どんなポジションだったのかを聞くことが多いので、履歴書にはそういった内容まであると「おっ」となります。
面接で重視するポイントを教えてください
ひとつは、会話のキャッチボールがスムーズにできるかどうかです。上記のように、履歴書の内容そのものでアシロへの適性が決まるわけでありませんし、面接は試験でもありません。
会話をすることでお互いのことを理解し、確認する場だと思っています。
質問に対して結論から回答し、その後必要に応じて補足してくれるとなお好印象です。
敢えてネガティブな印象を受ける回答を挙げるとすれば、たとえば「AとBについてどう思いますか?」という質問をしたにも関わらず、Cについての回答がはじまるケース。
焦ったり緊張していたりした状態で回答すると、こういった回答になることがあると思うので、考えをまとめる時間が必要な場合には「少し時間をもらってもいいですか?」と面接担当者へ伝えてもらえればと思います。
また、そういった問いかけでは回答の中身だけではなく「質問をどう捉えたか」「質問の真意や本質が理解できているか」を確認したいです。是非、取り繕わない率直な回答をしてほしいと思います。
面接ではどんなことを質問していますか?
未来へのビジョンを聞くことが多いです。具体的な将来のビジョンやイメージがあり、それらのプランがあればそれはそれで理想的ですが、実際はそこまで固まったものがなくても問題ありません。
数年先のことはわかりませんし、やりたいことが変わることはいくらでもあり得ます。そこでお茶を濁したり付け焼き刃の夢を語るようなことはせず、素直に「今はない」と言ってもらって大丈夫です。
しかし「ない」と回答するだけではなく、『マーケティング』という仕事に興味を持って、数年間は関わる仕事をするからには、どういうスキルを身に着けたいとか、何を経験してみたいといった意欲は伺いたいと思います。
面接でアピールしてほしいことを教えてください
これから社会に出て、働くことに対する意気込みのようなものをアピールしてほしいです。
昨今は「自分がやりたい事をする」「効率重視」といった働き方が推奨されています。
その考え方自体はとても良いことですし効率は大事にしてほしいのですが、最初からそれらを追い求めてしまうと、今後の仕事で損をするケースが多いと思っています。
マーケティングに関わらず、多くの仕事は泥臭かったり、気合いのようなものを求められるシーンがあり、一定以上のそうした経験の上に「効率」や「やりたい事」が成り立ちます。
まずは辛いことも楽しいことも経験してみて、何が大変で何に注力するべきかを経験しておかないと、本人も成長できないですし、上に立ったときに次世代へ辛い経験をさせてしまう可能性も否定できません。
アシロに関わらず、活躍している多くの人材はそうした経験を積んでおり、これから入社される皆さんにも是非、そうした経験を積んで一流のビジネスパーソンになっていただきたいです。
念のためフォローさせていただきたいのですが、アシロでは残業や長時間労働を推奨していないので、その点は安心してください。笑
応募を検討している方にメッセージをお願いします
アシロは上場企業ではありますが、大企業というわけではありません。長期間じっくり学べる社内研修があるわけでもなければ、すべての業務にマニュアルが完備されているわけでもないです。
しかし、実践を通じて学べる環境こそアシロの最大の強みだと考えています。内定者インターンからマーケティング業務を経験している24新卒メンバーが3人いるのですが、正社員として入社して半年経った現在、彼らは全員が年間売上数千万円を作るメディアのディレクターを任されています。
またアシロのマーケティングは広告だけではなく、SEOやSNSなどさまざまな手法があり、アシロはそうしたさまざまな手段を実践して学び、糧にできる環境です。
行動や実績に直結した裁量を持たせてもらえる環境にある彼らは、同世代の同じ業界の人材と比べて、頭一つ抜けた経験ができているのではないでしょうか。
また、アシロはリーガルメディアを通じて成長してきましたが、リーガルメディアを原点とした派生メディア事業、HR事業、保険事業、人材派遣事業など、さまざまな分野への広がりを見せています。
「こういう事業をやってみたい」というビジョンがあれば、アシロで実現できる可能性もありますし、チャレンジしたい人材は大歓迎です。
少しでもアシロの環境に関心があれば、是非ご応募ください。応募はまだハードルが高いと感じられるのであれば、カジュアル面談やオフィス見学も受け付けています。
皆さんとお会いできる日を、楽しみにしています!
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