INTERVIEW
インタビュー
2025年期アシロのテーマは「やり切る」|アシロ社員がやり切ったこととは?
PROFILE
木村 祐士 / 桑原 航平
広告グループ
アシロでは中期経営計画において、2025年期(2024年11月〜2025年10月)を利益創出期間と位置づけており、売上収益55億円、営業利益11億円を目指し、「やり切る」をテーマとしています。
もちろん採用においても、「やり切る」をテーマとして人材を募集中!
実際に、アシロで活躍している社員の多くは「やり切る」を意識しています。
そこで23年新卒と24年新卒メンバーに、就活・仕事それぞれでやり切ったと思えるエピソードや、アシロで活躍できる人材のイメージを伺ってみましょう。
また、同じテーマでリーガルメディア事業部の藤見さんとHR事業部の丹羽さんにもインタビューをしているので、そちらも是非ご覧ください!
2025年期アシロのテーマは「やり切る」|アシロ社員がやり切ったこととは?|Wantedly
自己紹介をお願いします
木村:リーガルメディア事業部 マーケティンググループ 広告チームの木村 祐士です。2024年5月から、リーダーを務めさせていただいています。
2023年4月に新卒として入社しましたが、実は2022年9月からインターンをしていたので、アシロ歴は丸2年になりました。
業務はリーダーとして広告に関する予算管理を担っているのと、プレイヤーとして一部メディアの広告運用を担当しています。
他にも、最近では企業法務弁護士ナビというメディアの成長を目指しており、本日一緒にインタビューを受ける桑原さんと、桑原さんの同期である岩上さんが主導してくれているので、それらのサポートをするのも担当業務です。
桑原:リーガルメディア事業部 マーケティンググループ 広告チームの桑原 航平です。
2024年4月に新卒として入社しました。私も内定者インターンとして、2023年5月からアシロで仕事をしています。イレギュラーではありましたが、カナダへ留学している状態のまま、フルリモートでアシロのインターンをしていました。
担当業務は木村さんにご紹介いただいた企業法務弁護士ナビの運用にくわえて、ベンナビ刑事事件とベンナビITの広告運用やサイト改修といった業務を担当しています。
日々試行錯誤とトライ・アンド・エラーを繰り返しながら、事業成長を目指しています!
桑原さんが就活でやり切ったこととは何でしょうか?
桑原:私の場合、就活中もカナダに留学していたので、一般的な就活よりも少し苦労するポイントは多かったと思います。
一番イメージしていただきやすいのは、時差があることです。
日本時間でお昼の12時に面接がある場合、向こうでは夜の8時。これはまだ優しいほうで、企業の都合で18時に面接が設定されてしまった場合、カナダでの面接時間は夜中の2時になります。笑
他にも、周囲に日本で就活をしている友人がいないことから、就活の潮流といった流れを掴みづらい点も苦労したポイントかもしれません。
そうした中でもアシロへの応募に辿り着けたのは、積極的な情報収集と、自分の就活軸を定めて粘り強くやり切った結果ではないでしょうか。
木村:たしかに日本で就活をするのとでは、環境が全然違うので工夫を要しますよね。
ちなみにカナダへは何を学びに行っていたのでしょうか?
桑原:英語とマーケティングを学んでいました。
Webマーケティングの基礎的なことや、広告に関する基礎知識、概念の理解を目指すといったカリキュラムです。
マーケティングのワイヤーフレーム設計といったグループワークもしましたし、近所の飲食店にて、SNSの運用やWebサイト運用といった実践的な経験もできました。
木村:カナダで就職する選択肢はなかったのですか?
桑原:実は迷っていたのですが、向こうでは新卒という肩書が有利になることはなく、むしろ経験がないマイナス要素になってしまうんですよね。
日本であれば新卒で未経験ながらも、積極的にマーケティングにチャレンジできるような企業があるのではないかと思い、アシロへ入社することに決めました。
木村:ある意味では自分がやりたいことを曲げずに、就職まで辿り着けたことも「やり切った」といっていいかもしれませんね。
木村さんが入社以降にやり切ったことを教えてください
木村:広告運用です。
GoogleやYahoo!でのリスティング広告、InstagramやFacebookといったMeta広告、Microsoftの広告など、ありとあらゆるWeb広告の手法を試しました。
一般的には新卒では任せていただけないような規模の予算を預けていただき、たくさんの失敗・成功の経験を積めたと思います。
しかしながら、辛い時期があったことは否定できません。
決められた予算内での広告効果最大化や、エリア別の指標、追うべき問い合わせ数、広告の表示数や広告が表示されたときの検索キーワードなど、見るべき数値が膨大にある中で、約半年はそれらの変数の意味を理解し、感覚をつかむための時間となりました。
桑原:感覚をつかむためにどんなことをしましたか?
木村:それらから目を逸らさず、1日何時間でもかじりつくことです。笑
言語化が難しいのですが、感覚がつかめてきた今では「この数値が大きく減ってるということは、あの数値が増えているはず」といった勘が働きます。
それはなんとなくの勘などではなく、各変数同士の相関図が体に染み付いているからであり、頭で理解しただけで身につくものではありません。
それらに加え、実践から成功と失敗を経験しながら、広告運用に関する参考書やYoutubeの解説を見ていました。ただ勉強をするよりも、自分ごとに置き換えながら学べるので、すごく身につきますよ。
これまでの業務で大変だったことはありますか?
木村:桑原さんの場合、カナダと日本のマーケティングは色々と違いそうな気がするのですがどうですか?
桑原:根本的な部分は大きく変わりませんが、日本と比較してSNSでの広告市場が大きいです。特に日本よりもFacebookが浸透・活用されていて、広告チャネルも違うかもしれません。
また、日本でユーザー受けが良さそうな言葉をそのまま英語にしても、おそらく通用しない独特な文化もあります。たとえば映画のポスターなどを見ていただければ分かる通り、欧米圏では、日本のように「映画の内容や制作陣の実績といった情報を伝える」というよりも「クリエイティブで魅せる」といった側面があります。
大変だったポイントとつながりますが、カナダで養った広告の感覚を、あらためて日本向けに最適化するのは大変でした。笑
ただしアシロであればいくらでも経験は積めるので、比較的早く日本の感覚に最適化できたと思います。
木村さんはいかがですか?
木村:一時的ではありますが、いくら時間があっても足りない繁忙期がありました。
特に2024年の1月から3月の間は、自分が担当するメディアの他に、さらに2つのメディアの広告運用を担当。とにかくチェックしなければいけない分析や変数や数が多く、当時は常に広告管理画面に張り付いていたのではないでしょうか。
乗り切るために何かを工夫したというよりは、いつの間にか乗り切れていて、あっという間の3ヶ月でした。
ただ自分にとってすごく良い経験になりましたし、その期間が明けてから業務効率や精度がすごく上がり、周囲には感謝の声をいただくことも。
ちなみに、その期間のおかげで四半期VPを獲得し、しっかりと昇給もさせていただきました。笑
これから2人が「やり切りたいこと」を教えてください
木村:前述している企業法務弁護士ナビを軌道に載せることです。
弁護士のお客様から集客ニーズの声はいただいていたものの、我々のマーケティング力不足や市場の特徴から、リーチできていない分野でもありました。
ベンナビ離婚やベンナビ相続などと異なり、toB向けのサービスとなりますが、これらをやり切ることで私自身が成長できますし、ほとんどスタートアップといえるこのチャレンジは、マーケティンググループ全体のボトムアップにもつながるはずだと考えています。
桑原:私も木村さんと同じなのですが、動き出したばかりの事業(企業法務弁護士ナビ)を自分の力で収益化、さらに安定化までさせたいです。
現在は他のベンナビと比べても、問い合わせ数や掲載数が小規模ですが、同じ規模にしたいと思います。
採用テーマの「やり切る」に該当する人とはどんな人でしょうか?
桑原:アシロで活躍できるという前提でいえば、素直であることです。
誰かの力を借りたり頼ったりすることは、人によっては抵抗があるかもしれませんし、「自分でできるようにならないと」と負い目を感じてしまう方もいるかもしれません。
私自身もそう思ったことがありましたが、木村さんはもちろん先輩方を頼ることでさまざまなことを乗り越えて、実際に業務や目標をやり切れています。
どんな業務も1人でやっているということはないので、誰かに素直に頼れて、学べる人はやり切るための第一歩といえるかもしれません。
木村:何度か面接に参加させていただいた経験から、「学生時代に力を入れたことの先」まで話してくださった方は、やり切れる人という印象を受けます。
たとえば「◯◯というプロジェクトを頑張った」の先に、それをどのように業務やキャリアに活かすのか、といったイメージまでできている方です。
シンプルに言い換えれば「やっただけ」か「やり切った」かがわかります。
成功したことや失敗したことを振り返り、次に活かすかどうかが「やった」だけなのか「やり切ったのか」の境目ではないでしょうか。
やり切るために必要な思考やスキルはありますか?
木村:「数値を正しく見られる」ことです。マーケティングだけではなく、どんな業界・職種でも必要なスキルではないでしょうか。
たとえばある目的のためにかかる工数・日数、ある目標にたどり着くまでに必要な変数など、「自分が今置かれている位置」と「やり切ったといえる地点」までの距離を正しく測ることで、やり切るためのハードルが下がります。
特別なことではなく、日常の些細なことから養えるスキルです。
たとえば「12時に待ち合わせ場所に着くために11時半の電車に乗る、そのために11時には準備をする」といったことも、目的までの正しい距離の測り方です。
こうした日常的なことから業務まで、さまざまなシーンを数値化して感覚を養うことが、やり切るための重要なスキルにつながります。
桑原:たしかにそこを見誤ると、やり切るのは難しいですよね。私の場合、優先度を引くことを意識しています。
緊急性や、依頼されたタスクの目的、締め切り、全工程の中にある待ち時間の有効活用など、さまざまな要素から優先度を決めています。
木村さんの仰っていた「目的までの距離」に近いところがあって、やり切るための優先度をつけられるとともに、集中すべきこととそうでないことを分けることが可能です。
アシロへの応募を検討している方にメッセージをお願いします
木村:まずは応募してみてほしいです!
アシロだけではなく、迷っているところは全部応募してみてください。アシロはきっと、印象深い面接になると思います。
私の面接のときもそうだったのですが、リラックスした雰囲気で本音を話せたうえ、今後のキャリアについてじっくり向き合ってくれました。
入社したいかどうかは、面接を受けてみてから検討しても間に合います。
もちろん応募前のオフィス見学や、メンバーと話す機会もつくれるので、是非リクエストしてみてください!
桑原:私も木村さんと同意見で、応募に抵抗があるならカジュアル面談を受けてみてほしいです。
会話のペースや内容から、他社とアシロの違いを感じてもらえるのではないでしょうか。本音ベースで、テンプレートにはまらない質問が飛んでくるので、自己分析の場にもなり得るかもしれません。
学歴や職歴だけではなく、あなた自身や未来のことにフォーカスしてくれるはずです。
是非、迷わずご連絡ください!
編集後記
木村さん、桑原さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!
「やり切る」という抽象的なテーマではありますが、2人のやり切ったエピソードや、アシロの文化から、少しその解像度が上がるインタビューとなりました。
少しでも共通点があったり、キャリアビジョンに近い働き方がイメージできた方は、是非アシロへご応募ください!
皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!
SELECTION