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INTERVIEW

インタビュー

【座談会】情報システム×インフラエンジニア×開発エンジニア 〜エンジニア視点で見るアシロの開発環境〜

PROFILE

庄司×藤好×遠藤

エンジニアグループ

2019年にアシロ初の社内エンジニアを採用して以降、アシロではエンジニアの採用に力を注ぎ、2024年7月現在、10人が所属する組織となりました。

また同年では、開発エンジニアだけではなくインフラエンジニアを、管理本部では情報システム担当者を採用し、これまで以上の社内DXや開発環境整備等に向けて動いています。

これまでアシロが抱えていた開発環境における課題がこれからどのように変化していくのか、2024年に入社してくださったインフラエンジニアの藤好さん、情報システムを担当する庄司さん、そして2022年からアシロでエンジニアとして活躍している遠藤さんにご協力いただき、座談会を開催いたしました。


Q,皆さんそれぞれ自己紹介をお願いします

庄司:庄司です、よろしくお願いいたします。

私は2024年1月入社で、これまでアシロになかった情報システムポジションで採用いただきました。管理本部に所属しており、情報システムグループを立ち上げ、全社的なシステムの整備や制度の社内普及をしています。

今回座談会とのことですが、リモート参加させていただく都合上、写真には写れませんがよろしくお願いします

 

藤好:藤好 遂士と申します。2024年の4月に、エンジニアグループのインフラエンジニアとして入社しました。

主な業務は、AWS環境サーバーの運用・保守や、外部ホスティングサービス(XServer)上の運用・保守も担当しています。

 

遠藤:2022年2月に入社した遠藤 悠希です。

リーガルメディア事業部 エンジニアグループに所属しており、アシロの抱えているアプリケーション(Ruby on Rails,Next.js)やHP関連(WordPressなど)の保守・開発を担当しています。

Q,2024年に入社された藤好さん・庄司さん、入社してアシロのシステム面にどんな印象を抱きましたか?

庄司:色々なシステムを導入しているなというのが、私の率直な感想でした。

たとえばベンナビで日々改修をしていたり、さまざまな開発をしていたり、Webマーケティングというビジネス的な特徴としてもスピードを求められることから、常に何かしらのアップデートが走っている印象です。

 

藤好:私の場合は前職が金融業界で、使用しているシステムが1個だけだったので、全てのシステムや作業がドキュメント化・アーカイブされていて、何をするにしてもまずはドキュメントを確認する文化にありました。

それと比較すると、アシロの場合は運営しているメディアやシステムの数も多かったため、データが蓄積されてきっておらず、これからドキュメントを積んでいく段階にある点で、前職とのギャップを感じました。

コミュニケーションが活発なので現時点で困ることはありませんでしたが、逆に課題にもなり得るのではないかなとも思う部分があるのが率直な印象です。

 

庄司:アシロの場合は行動力やスピード感が重視される傾向にあるので、全ての改修・開発の記録をとることはしないのではないでしょうか。ウォーターフォールで開発を進めるのか、アジャイルで開発を進めるのかといった違いに似ていて、どちらにも良し悪しがあるのではないかなと思います。

藤好さんの場合、前職とは真逆の開発思想といってもいい環境なので、馴染むのには少し時間を要しますよね。笑

 

藤好:庄司さんの仰るとおりで、一長一短ではあると思うので、それぞれの良いところを吸収して環境に反映させつつ、アシロの開発環境をより良くしていきたいと思います。

 

庄司:情報システムの部分でいうと、これまで部署がなかったことからやはり整理されていない部分が多く、また組織の形態もフェーズによって変わるので、変化に対応しながらも基礎の部分から整備していく必要があります。

まさに情報システムグループ立ち上げという感じがして、やり甲斐を感じますよね。笑

 

遠藤:私は庄司さんが入社されるまで、一部情シスのような相談をお受けすることがあったのですが、頼っていただけたのはありがたくはあるのですが、やはり対応できる限度はあったため、庄司さんにご入社いただけたのはすごく助かりました。

庄司さんも情シスとして、全社に向けて「どういったときに情シスを頼るべきか」を発信してくれているので、これまでより開発業務に集中できるようになってきています。

Q,遠藤さん、情シスの入社でどんな変化がありましたか?

遠藤:一番大きいところでは、それぞれのプロフェッショナルがいるという安心感ができたことではないでしょうか。

たとえばWi-Fiの接続不良といった相談をいただくこともあったのですが、「DHCPの払い出しではないでしょうか」と所感を示しても専門知識を要するときには必ず解決できるとは限らないうえ、それを確認したり解消するための権限まではエンジニアに付与されていないといったことがありました。

 

遠藤:庄司さんが情シスを完全に請け負ってくださっているおかげで、そうした部分の不安や懸念は払拭されだしている印象です。

また、インフラエンジニアとして藤好さんが参画してくださったおかげで、業務が分業化されたことはもちろん、エンジニアの開発環境整備や他社事例などを交えて議論・壁打ちができるようになりました。

 

庄司:開発環境の整備にとっては、そういった議論を進めていけることが重要で、情シスも連携しながら少しずつ整えていきたいと思います。

実際に、現在進行形で進んでいる議論はあるんですか?

 

遠藤:ユーザーやアシロのメンバーが認識できるような規模感ではないのですが、サーバー構築や、ベンナビのサイトスピード改善、小さなバグの解消を進めています。

気づかれたり感謝されるということはないですが、陰ながら少しずつ解決されていく予定です。笑

 

藤好:庄司さんや私の入社によって分業化が進み、対応業務の範囲が最適化していく点は良い変化ですよね。

ただし、分業化が進みすぎてる大きな企業の場合、プログラムを書く人はインフラに関われなかったり、その逆もまたしかりといったケースがあり、横のつながりが希薄になってしまうことがあります。

アシロの環境は、それぞれ担当する業務はあるものの、担当外の業務にチャレンジさせてもらえる柔軟性があるので、コアな部分と柔軟な部分のフレキシブルさが魅力的です。

 

庄司:たしかにその部分は、アシロの強みです。

本人のやりたいことや、チャレンジしたいことに対するチャンスがあり、トップダウンではなく個々人の意志や意欲を尊重してもらえる環境ですよね。

Q,情シスは正確にはエンジニア部署ではないですがどう連携されているのでしょう?

庄司:たとえばベンナビのさらなる売上拡大を目指すためには、アシロのマーケティングスキルと、ベンナビのデータベースの連携が必要です。

"多岐にわたるシステム同士のデータベースをどのようにつなぎ有益な情報を引き出し活用するか"が課題になるため、情報システムグループとエンジニアグループ、マーケティングを担当する部署とのコミュニケーションと連携が求められます。

 

遠藤:その他にも、ベンナビに限らずアシロのマーケティングを担当するディレクターは、非常に裁量とスピード感がありますが、これが課題になってしまうケースがありました。

それぞれが裁量権を持っているため、エンジニアの想定していなかった改修が行われ、横断的に大掛かりな改修をする際に初めて気づくといったケースがあります。

大きなトラブルにならないとも限らないため、情シスと連携しながら環境整備をしていくことで、誰しもが常に最新の状況を把握できて、技術的な観点からもユーザーやお客様のためになる改修ができるような制度を整えたいです。

 

庄司:エンジニアにはクライアントが2種類いると思っていて、ひとつは実際のお客様で、もうひとつは社内です。誰しもがエンジニアリングの知識や現場感を有しているとは限らないので、上手にコントロールできるような環境や制度の整備をしていきたいと思います。

 

藤好:各個人が目標を持っていて、売上やコンバージョン数の最大化を目指しているので、改修や開発・施策の効果を測定しづらい部分も、しっかり追えるような整備もしたいですね。

いずれにしてもコミュニケーションがキーポイントになります。ただの"社内にいるだけの外注エンジニア"にならないように、エンジニアグループと情シス、そして各事業部と連携していきたいと思います。

Q,他社のエンジニア環境と比較したアシロの特徴はなんですか?

庄司:先ほども裁量の話しは出たのですが、コロナ禍の影響はあるにせよ、リモートワークを含め、考え方が柔軟で多様な働き方に寛容だと感じます。

 

藤好:私は前職がフル出社だったので、良い意味でギャップを感じられました。笑

 

遠藤:基本的には週3回のリモートワークと、週2回の出社というスケジュールなのですが、週2の出社では対面でのコミュニケーションをとる日として、デザイナーやディレクターとブレストする機会にもなっているのではないでしょうか。

 

庄司:ハードの部分でいうと、エンジニアにすごく良いパソコンが支給されていますよね。MacBook Proが支給されるのですが、採用のタイミングで希望のスペック・構成をヒアリングして、入社時に支給されています。

エンジニアはPCの性能が非常に重要なので、そういった部分の待遇もすごく良いです。

 

藤好:それと、目的がしっかりしていて費用をかける価値があるのであれば、ツールや設備の導入にも非常に寛容ではないでしょうか。マネージャーが確認して、現実的な予算であれば、即日導入や購入が可能ですし、発案者に導入までの対応を一任してくれます。

たとえば今はWAF(Web Application Firewall)の乗り換えを検討しているのですが、先方の担当営業者との打ち合わせをお任せいただきました。

大きな企業の場合は情シスや決裁権者を巻き込んで、最初の打ち合わせまでに数週間要することもあるようですが、我々現場メンバーが営業担当者との窓口になれる点はアシロならではの特徴かもしれません。

 

遠藤:働き方としては、フレキシブルな働き方ができます。

成果主義的な文化があるので、自分で業務量を調整しながら休暇や半休の取得が可能ですし、休暇の申請についていちいち理由を詮索されるようなこともありません。

Q,アシロのエンジニア職に応募を検討している方向けにメッセージをお願いします

遠藤:まだまだ解決すべき課題や整備すべき環境があるので、少し厳しい言い方をしてしまうと、プログラミングだけをしたいという方は、今のアシロでは活躍できないかもしれません。

依頼されたタスクだけを正確に処理する能力は評価されるべきですが、少なくとも現段階では、問題提起や建設的な会話をしながら、環境構築に向けて一緒に歩んでくれる方を必要としています。

 

藤好:私のようなインフラエンジニアや庄司さんのような情シスが入社しましたが、実際はこれから環境整備をしていくので、これから入社される方とは、一緒に理想的な開発環境を作っていければと思います。

 

庄司:やり甲斐やチャンスが好きという方であれば、活躍できるシーンがたくさんあります。グロース市場に上場してるとはいえ、今後成長していくうえでやるべきことは数多くあるので、チャレンジ精神がある方にとって非常に楽しい環境にもなり得るのではないでしょうか。

待遇や環境の部分は上場企業らしくありつつ、変化に対するスピードや柔軟性を重視している企業です。少しでも魅力を感じたら、是非応募してください!

 

藤好:ちなみに変化が多いという意味では、くり返しのルーティンワークがないので、仕事に飽きるようなことがないところもいいですね。

同じように業務に向き合える人は、是非応募してほしいです。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!


■編集後記

皆さん、ご協力いただきありがとうございました!

アシロでは今後も開発環境の整備を進めていき、事業拡大に比例して組織も拡大していく予定です。

今回座談会で明らかになった「これから目指す開発環境」へ一緒に歩んでくれる方、魅力を感じでくれた方は、是非アシロへご応募ください!

皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!

 

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