INTERVIEW
インタビュー
デザイナーチームマネージャーインタビュー|組織として変わりゆくデザイナーチームとは
PROFILE
若林 佑輔
クリエイティブデザイン
アシロ初のデザイナーとして入社いただいた若林 佑輔さんは、現在は4人のメンバーを率いるデザイナーチームのマネージャーとなっています。
実は過去にも若林さんへインタビューをしておりますが、今回はチームのマネージャーとしてインタビューをしたいと思います。
▼過去の若林さんへのインタビューもご一読ください!▼
【アシロ史上初デザイナーにインタビュー!】11年間勤めたデザイン事務所を離れ「無人島」に転職したその理由とは?
マネージャー目線で見るデザイナーチームという組織の特徴や、マッチしそうな人材について聞いていきたいと思います。
Q,まずは自己紹介をお願いします
元々は滋賀県のWeb制作会社に11年間務めており、2018年にアシロへ入社しました。
前職では無茶な業務量や社内での悩みもあり、体調に影響するほどでしたが、アシロを紹介していただき上京・転職を決意。滋賀に骨を埋めるのかなと考えていたのですが、30代でまさかの転機を迎えました(笑)。
アシロ初のデザイナーとして入社しましたが、現在は私以外にも4人のデザイナーがおり、チームのマネージャーを務めさせていただいています。
Q,"デザイナー"と"デザイナーチームマネージャー"の違いは何でしょうか?
1人のデザイナーは、依頼された案件に集中して、UI/UXや見せ方、色使いやレイアウトに集中し、最大限できることをすることが仕事です。
一方でデザイナーチームのマネージャーとなると、依頼された案件をどのメンバーに振り分けるか考えることが重要な業務です。
メンバーのこれまでの経験を踏まえた上で、得意分野の案件を振り分ける、逆に未経験だからこそチャレンジしてほしい案件を振り分けることも。
そのためには依頼内容だけではなく、その背景や依頼に至った経緯、改修であれば前回のデザインの反省点や踏襲すべき点なども検討する必要があります。
Q,マネジメントする立場になって変わったと思うことはありますか?
「メンバーを頼ることで彼らのキャリアをステップアップさせる」、「よりクオリティの高いデザインを納期内に仕上げてもらう」これを同時にするにはどうすれば良いかを考えるようになりました。
実は1人のデザイナーとして仕事をしていた時代は、人に任せることがすごく苦手だったんです。
自分で対応したほうが早いなとか、過去に経験があるから他の人よりクオリティの高いデザインができるはず、と考えてしまっていて…。
しかしマネージャーになったからには、メンバーを育てる必要もありますし、自他のリソースを管理する必要もあります。
案件が増えてきたからといってメンバーに無理を迫ることはもちろん、自分が無理をすれば良いというわけでもありません。
特に21年12月にTさんが入社されたタイミングで、私を含めたデザイナーチームのメンバーが3人から4人になるときにターニングポイントを迎えた気がします。
たった1人の差ではあるものの、それまでの3人チームでは各々スタンドアローンで業務にあたる雰囲気だったものが、4人になった瞬間、"デザイナーの集団"から"デザイナーの組織"になった感覚があったんですよね。
Q,アシロのデザイナーチームはどんな組織なんですか?
とにかく皆さん真面目で、何よりもデザインに対する情熱を持っているチームです。
依頼された案件のディレクションや、私の提案した方針は基本的にしっかりと聞いてくれるのですが、依頼の内容以上に気を利かせてくれることがあります。
たとえば「この部分はこうしたほうがユーザーにとって利便性が高いと思う」と相談したうえで、指示にない提案をしてくれることもあり、私はもちろん依頼者にとっても頼りになるメンバーばかりです。
仕事としてはもちろんですが、そもそも"デザイン"という概念にとても真摯に向き合っているメンバーしかいないので、マネージャーとしては感謝に尽きます。
Q,デザイナーチームをどんな組織にしていきたいですか?
欲を言うなら、外部の企業や世間から「アシロのデザイン良いですよね」と評価してもらえるようなチームにしていきたいです。
そのためにも、メンバーはもちろん私自身もデザインのクオリティを上げ続ける必要があります。
またメンバーはそれぞれデザインセンスがあるのですが、それぞれに違いや持ち味があるので、そうした部分も伸ばしていきたいです。
野球で例えるとストレートが得意な人、カーブが得意な人がいて、全員で勝つようなチームを目指しています。
Q,どんな方がチームにマッチしそうですか?
実務の話をすると、アシロのデザイナーチームの業務は、決して華がある楽しいものばかりというわけではありません。
細かい改修であったり、堅実なデザイン制作実務が多いのですが、それを「実用的デザインの追究」「デザインのブラッシュアップ」と捉えて楽しめるような人がマッチしそうです。
また業務の幅が広く、新しいことにチャレンジする社風でもあるので、未経験の業務を依頼された際にワクワクできる人もアシロのデザイナーチームにマッチすると思います!
Q,今後思い描いているキャリアなどはありますか?
ブランディングに関わったり、ひとつのプロダクトの企画段階から参画して、方向性や軸を決めるような案件に携わってみたいと思います。
新サービス立ち上げの際に、立ち上げメンバーの他にディレクターやコンテンツの担当者がいると思いますが、そこにアートディレクターのような立場で携わり、デザイン面の責任者としてローンチからその後まで関わっていきたいです。
Q,まだ見ぬデザイナーチームメンバーにメッセージをお願いします!
私がアシロへ入社したときには、デザイナーは私一人で、一人親方のように依頼された案件に黙々と対応することが精一杯でした。
たとえるなら私は離島に居て、本土からの依頼を船で渡されて、デザインして船で返すみたいなイメージです(笑)。
しかしメンバーが増えた現在の状況は、上記の例えでいうとデザイナーチームという島そのものが本土に近づいています。
ただし本土とはまだ衝突しておらず、私個人としてはデザイナーチームはまだまだ黎明期だと考えています!
デザイナーとして会社を盛り上げて、自分の作ったデザインでインパクトを与えたいデザイナーは是非アシロで活躍してほしいです。
ちなみに余談ですが、アシロ代表の中山さんは「Webマーケティングにおけるデザインの大切さ」をよく語っていて、依頼をいただく社内メンバーの皆さんがデザインに対する理解を持っています。
そのため、アシロのデザイナーはすごく重宝されますよ(笑)。
編集後記
デザイナーチームの組織としての変遷がすごく興味深いインタビューでした。
たしかに他部署から見ても、3人から4人へ増えたタイミングで、組織としてこれまでと異なるステップに進んだ感覚を覚えています。
若林さん、ご協力いただきありがとうございました!
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