【転職支援サービスの実態調査】20代から60代までの4,000人を対象にアンケートを実施!〜転職エージェントを選ぶポイントや転職で叶えられたことを調査〜
本調査は、キャリアパスの選択肢が多様化する昨今、ユーザーへより質の高いコンテンツを提供すると共に、HR事業や子会社での派遣事業を運営する当社の今後の事業展開に活用する目的で、総合転職メディア「キャリアアップステージ」が主体となり実施致しました。
今後もアシロは、ユーザーのキャリアパスをサポートし、誰もが仕事を通じて幸せを目指せる社会の実現に貢献します。
調査の実施概要
調査対象:10年以内に転職サービスを利用して転職した20代~60代の男女4,000名
(20代425名、30代990名、40代1,255名、50代910名、60代以上420名)
調査方法:アイブリッジ株式会社「Freeasy」を用いたインターネットリサーチ
調査日 :2023年9月6日
調査サマリー
- 転職エージェントを選んだ際に最も重要視した点は「紹介してもらう求人の質」が41.6%(小数点第二位は四捨五入。以下同じ)と最多であった。
- 転職エージェントの最も悪かった点は「興味のない求人への応募を勧められた」が29.3%と最多であり、求人とのマッチ度を重視する利用者が多いことが分かった。
- 「ミスマッチのない転職ができましたか?」という質問に「はい」と答えた利用者は63.0%と高い割合であり、一方で年代が高くなるほど「いいえ」の割合が高くなっていた。
- 「転職したことで叶えられたことは?」と質問したところ、「休日や残業時間などワークライフバランスが改善できた」が30.5%で1位、次いで「年収が上がった」が25.2%で2位という結果になった。
- 20代から60代の全年代において、最終的に転職が決まった転職サービスで最も多い回答は「リクルートエージェント」となった。
※調査の詳細は以下からもご確認いただけます。
https://asiro.co.jp/media-career/156/
当調査の利用に関して
- 当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:キャリアアップステージによる転職サイト利用者4,000人調査/運営:(株)アシロ)の表記をお願いいたします。
- 出典元として下記ページへのリンクをお願いいたします。
https://asiro.co.jp/media-career/156/
調査結果の詳細
転職エージェントを選んだ際に最も重要視した点は「紹介してもらう求人の質」が最多
調査結果によると、転職エージェントを選んだ際に最も重要視した点は「紹介してもらう求人の質」が41.6%と最多であり、次いで「年収アップが可能かどうか」が23.7%となりました。
また、転職エージェントを利用した際の満足度は「満足している」が17.3%、「やや満足」が36.9%であり、全体の54.1%が「満足している」または「やや満足」と回答した結果となりました。
転職エージェントの利用数は「1つ」が42.8%と最多であり、続く「2つ」が28.7%、「3つ」が18.7%であり、「4つ」では4.4%と大幅にポイントが減少しています。
多くの転職エージェントに登録するとスケジュール調整が困難になる可能性があるため、一度に登録するのは2~3社に留めておくのが適切といえるでしょう。
転職エージェントの最も良かった点は「真摯にサポートをしてくれた」が22.9%で最多であり、手厚いサポートに高い評価を付けた利用者が多いことが分かりました。
ミスマッチのない転職ができた利用者は全体の6割以上
次に「転職エージェントの最も悪かった点」、「転職サービスを利用して転職までかかった時間」、「ミスマッチのない転職ができたかどうか」を質問したところ、以下のような結果となりました。
転職エージェントの最も悪かった点は「興味のない求人への応募を勧められた」が29.3%と最多であり、求人とのマッチ度を重視する利用者が多いことがうかがえます。
転職までにかかった期間は「1ヶ月~2ヶ月未満」が31.3%であり、「1ヶ月未満」の15.8%と「2ヶ月~3ヶ月未満」の24.7%と合わせると、約7割以上の利用者が1ヶ月~3ヶ月未満で転職していることが分かります。
「ミスマッチのない転職ができましたか?」という質問に「はい」と答えた利用者は63.0%と高い割合であり、一方で年代が高くなるほど「いいえ」の割合が高くなっていることがうかがえます。
転職で叶えられたのは「ワークライフバランスの改善」や「年収アップ」
「転職したことで叶えられたことは?」と質問したところ、「休日や残業時間などワークライフバランスが改善できた」が30.5%で1位、次いで「年収が上がった」が25.2%で2位という結果になりました。
続いて「転職でワークライフバランスは改善できましたか?」という質問に「はい」と回答した利用者の割合は70.5%と高水準であり、とくに30代・40代の回答者の割合が高い傾向にありました。
このことから、転職エージェントの利用者には、ワークライフバランスの改善を求めている方が多いことが予想されます。
転職後の年収の変化については「変化なし」が20.2%で最多であり、次いで「1万~49万」が12.7%、「50万~99万」が11.0%という結果になりました。
全体の結果を合算するとプラスになった方の割合は39.9%、マイナスになった方の割合は40.0%と僅差であり、利用者によって年収の増減は大きく異なることがうかがえます。
「転職でやりたい仕事につけた」と回答したのは全体の7割弱
「転職でやりたい仕事につけましたか?(同業界・業界も含む)」と質問したところ、「はい」と回答した方の割合は68.9%と高い割合を占めていました。
とくに30代~50代の方の回答率が高く、充実したキャリアパスを描けていることが予想されます。
次いで「転職で自分にあった社風の会社に就業できましたか?」という質問に「はい」と回答した方の割合は66.0%であり、およそ7割弱の利用者が自身とマッチした職場に転職できているといった結果になりました。
転職で「成長・市場価値を高められた」と回答したのは6割以上
「転職で人間関係は改善できましたか?」と質問したところ、「はい」と回答した方の割合は68.9%であり、全年代において「はい」の割合が高い結果となりました。
また「成長できる・市場価値を高められる転職はできましたか?」と質問したところ、「はい」と回答した方の割合は63.5%であり、こちらも全年代において、高い割合の結果といえます。
このことから問1で利用者に最も重要視されていた「紹介してもらう求人の質」とは、職場の人間関係の良し悪しや、自身が成長できるかどうか、市場価値が高められる業務内容の求人かどうかも重視されている可能性が高いといえるでしょう。
全年代における最終的に転職が決まった転職サービス1位は「リクルートエージェント」
20代から60代までの転職サービスの利用者4,000人(20代425名、30代990名、40代1,255名、50代910名、60代以上420名)を対象に「最終的に転職が決まった転職サービス」を質問したところ、最多となったのが1,073名の「リクルートエージェント」でした。
次いで479名の「マイナビエージェント」と223名の「ビズリーチ」という結果になり、大手転職エージェントが並ぶ結果となりました。一方で年代別では20代~40代の第3位が「doda」であり、60代以上は第3位が「indeed」や「マイナビ転職」「PASONA」が同率で並んでおり、いずれも第1位は「リクルートエージェント」、第2位は「マイナビエージェント」で変化はありませんでした。
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