浮気調査
浮気調査の費用はいくらかかる?プランのからくりと安く抑える方法を解説
2023.04.13
配偶者の浮気に気付いたときに、どうしたらいいかわからず誰かに相談したいと考える方もいるはずです。
しかし、浮気について相談できる窓口はさまざまあり、どこに相談したらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、浮気・不倫に関する相談窓口や、相談前の準備について解説します。
自分に合った相談窓口を選ぶことができれば、納得の行く結果になる可能性が高まるでしょう。
結論からいうと、配偶者の浮気に気付いた場合、慰謝料を請求できるケースがあるため、弁護士へ一度相談してみることをおすすめします。
弁護士に相談・依頼することで以下のようなメリットを得ることができます。
ベンナビ離婚では、慰謝料問題が得意な弁護士を多数掲載しています。無料相談はもちろん、電話やメールでの相談に対応している弁護士も多いので、まずはお気軽にご利用ください。
浮気・不倫について相談できる窓口は複数あります。
ここでは、相談窓口ごとの特徴、それぞれの相談先に適している人、メリット・デメリットなどについて解説します。
このような方は、まずは友人や両親、兄弟姉妹などに相談するのがよいでしょう。
配偶者の浮気・不倫について最も相談しやすい相手が、友人や両親、兄弟姉妹などの身近な方たちです。
このような自分の味方になってくれる方であれば、自分の悩みや本音を打ち明けやすいですし、相手も相談者の気持ちに寄り添ってなぐさめてくれます。
ただし、相手は夫婦関係・離婚問題の専門家ではない点には注意が必要になります。
メリット | デメリット |
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・無料で相談できる ・相談窓口を探し、予約する手間がない ・夫婦のことを一から説明しなくてもよい | ・人を選ばないと、不必要に話が広まる可能性がある ・周りが勝手に動き、夫婦仲が悪くなる可能性がある ・専門的なアドバイスは期待できない |
このような方は、カウンセラーに相談するのがよいでしょう。
浮気・不倫トラブルの相談を受け付けているカウンセラーには、臨床心理士、夫婦カウンセラーなど、さまざまな専門家がいます。
臨床心理士には臨床心理学に基づく心のケアが期待でき、夫婦カウンセラーには夫婦関係の改善についての相談ができます。
相談する際は、事前に専門家の得意分野などを確認しておくことをおすすめします。
感情の抑え方のアドバイスが欲しい方は臨床心理士に、夫婦問題に関する具体的なアドバイスが欲しい方は夫婦カウンセラーに相談するのがおすすめです。
メリット | デメリット |
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・心のケアや夫婦関係の専門家にアドバイスをもらえる ・誰にも知られずに相談できる ・夫婦関係が修復できるかもしれない | ・費用がかかる ・自分に合ったカウンセラーを探すのに手間がかかる ・実際の法律トラブルの対応を依頼することはできない |
浮気・不倫に関する相談は、NPO法人でも受け付けています。
主なNPO法人は以下のとおりです。
NPO法人よつば | 無料で相談でき、浮気問題に限らずさまざまな夫婦問題に対応している |
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NPO法人 結婚生活カウンセリング協会 | ・無料の電話相談に対応している ・離婚カウンセラーによるカウンセリングを受けられる(有料) |
このような方は、探偵や興信所に相談するのがよいでしょう。
探偵や興信所には、主に配偶者の浮気や不倫の調査を依頼することができ、配偶者と浮気相手が密会している場合にはその証拠を確保してもらうことができます。
なお、探偵に浮気調査を正式依頼した場合、50万~100万円程度かかります。
探偵への相談・依頼を検討しているなら、「浮気調査ナビ」を利用することをおすすめします。
メリット | デメリット |
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・浮気の事実を知り、証拠を集められる ・家庭での注意点をアドバイスしてもらえる ・初回無料相談に対応している探偵事務所もある | ・依頼すると費用が高額になる ・証拠を押さえられないこともある |
このような方は、弁護士に相談するのがよいでしょう。
離婚や慰謝料請求の意思が固ければ、弁護士への相談がおすすめです。
弁護士であれば依頼者の代理人として、配偶者や浮気相手と交渉することができます。
弁護士に相談した場合は基本的に1時間あたり5,000~10,000円程度の費用がかかりますが、「初回無料相談」などに対応している事務所もあるので探してみましょう。
メリット | デメリット |
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・法律的なアドバイスがもらえる ・相手方との交渉を任せられる ・有利な条件で離婚や慰謝料を請求できる可能性がある ・離婚後のトラブルについても相談することができる | ・着手金や報酬金が発生する ・カウンセラーではないので、心のケアは難しい |
浮気・不倫トラブルは、弁護士に相談・依頼するのがおすすめです。
ここでは、弁護士に依頼するメリットについて詳しく解説します。
メリットの1つ目は、配偶者とのやり取りを代わりに対応してくれることです。
浮気をした配偶者や浮気相手と直接話し、離婚の条件や慰謝料の金額などについて交渉するのは負担が大きいものです。
弁護士に依頼すれば、配偶者との連絡から交渉、調停、訴訟まで、全てに対応してくれます。
配偶者や浮気相手と交渉する精神的・時間的な負担が減りますし、手続きそのものも迅速に進められるでしょう。
メリットの2つ目は、できるだけ有利な条件での離婚成立が望めることです。
離婚をする際には、婚姻費用や慰謝料、財産分与、子どもに関することなど、決めなければならないことがたくさんあります。
弁護士に依頼すれば法律や過去の裁判例などに基づき、適切に権利を主張してくれます。
また、効果的な証拠や証拠の集め方なども教えてもらえるため、相談者にとって結果的に有利な条件での離婚成立が望めます。
メリットの3つ目は、養育費未払いなどの離婚後トラブルにも対応してくれることです。
離婚時に、公正証書や調停で養育費の取り決めをしたにもかかわらず、離婚後に養育費の支払いが途絶えることはよくあります。
弁護士に依頼すれば、相手方に通知書を送り、支払うように督促してくれます。
また、それでも支払われない場合は、公正証書や調停調書などを債務名義とし、強制執行(給与差し押さえなど)の手続きをしてくれます。
【参考記事】民事執行手続 | 裁判所
ここでは、浮気・不倫トラブルに直面したときの弁護士の探し方を紹介します。
ベンナビ離婚は、離婚問題を得意とする弁護士が探せるポータルサイトです。
「お住まいの地域」や「相談したい内容」から弁護士を検索できるので、自分の悩みに合った近くの弁護士を簡単に探すことができます。
また、LINEやメールで24時間いつでも相談を受け付けていたり、初回無料相談に応じていたりする弁護士事務所もあります。
効率よく弁護士を探したいなら、ベンナビ離婚を利用することをおすすめします。
法テラス(日本司法支援センター)は、法務省が所管している国民が法的トラブルを相談できる窓口のことです。
民事法律扶助業務の資力基準などを満たせば、ひとつの事案につき最大3回まで弁護士と無料で相談でき、弁護士費用を立て替えてもらうこともできます。
ただし、相談に対応してくれるのは、法テラスと契約を結んでいる弁護士に限られます。
浮気や不倫トラブルが得意な弁護士と相談できるとは限らないため注意しましょう。
【参考記事】無料法律相談に関するよくあるご質問 | 無料法律相談・弁護士等費用の立替 | 法テラス
弁護士会が運営している法律相談センターでも、家庭問題・離婚トラブルの相談を受け付けています。
弁護士会によって異なりますが、中には家庭問題・離婚トラブルに積極的に取り組んでいる弁護士が対応してくれる地域もあります。
なお、受付時間や相談時間、相談料の有無などは地域によって異なるため、事前に相談したい弁護士会のWebサイトで利用条件など確認してから予約しましょう。
【参考記事】日本弁護士連合会:全国の弁護士会の法律相談センター
弁護士との法律相談には制限時間があり、通常は1回あたり30分〜1時間程度となっています。
そのため、事前準備をしっかりおこなうことが重要です。
ここでは、弁護士と法律相談をする前に準備しておくべきことを紹介します。
弁護士に相談する前に、これまでの経緯や現在の状況を整理しておきましょう。
浮気が発覚したのがいつなのか、どのような浮気をしているのか、現在の夫婦の状況はどうなのかなど、時系列に沿ってわかりやすく伝えられるように、メモなどにまとめておくことをおすすめします。
いつ頃までに離婚したいのか、慰謝料をいくら請求したいのかなど、最終的なゴールを決めておきましょう。
離婚手続きには、交渉(協議)、調停、審判、訴訟などの種類があり、それぞれでメリット・デメリットが異なります。
相談者の最終的なゴールが明確であれば、どの手段をおこなえばいいのか具体的なアドバイスをもらえる可能性が高まります。
できる限り最終的な目的を決めてから相談するのが望ましいでしょう。
浮気の証拠を持っているなら、相談に持参できるように用意しておきましょう。
浮気の証拠には、浮気相手と密会している写真や動画、浮気相手とのメールなどがあります。
このような証拠を持参すれば、浮気の悪質性を判断してくれたり、慰謝料金額の目安を教えてくれたりします。
また、証拠に不足がある場合は、今後どのような証拠を集めるべきかなどの具体的なアドバイスももらえるでしょう。
友人や両親、カウンセラー、弁護士など、浮気・不倫の相談先はさまざまあります。
自分の状況に応じて選ぶ必要がありますが、最終的に離婚を視野に入れている場合は弁護士への相談が適切だといえます。
弁護士に相談すれば法律に基づいた適切なアドバイスがもらえますし、正式に依頼すれば依頼者の代理人として配偶者や浮気相手との交渉などにも対応してくれます。
配偶者の浮気や不倫が発覚した場合や、浮気や不倫の疑いがある場合には、早めに弁護士に相談しましょう。