モラハラ夫にありがちな15の特徴!今すぐ相談できる窓口はどこ?

モラハラ夫にありがちな15の特徴!今すぐ相談できる窓口はどこ?

モラハラとは「モラルハラスメント」を略した言葉で、精神的暴力・嫌がらせのことをいいます。

DVのひとつとして分類されていますが、外傷が残らないため、被害者が被害を受けていると認識することが困難で、深刻な状況になるまで他人にはわかりづらいのが特徴です。

付き合っているときはそんなことなかったのに、結婚してから被害にあうようになったというパターンも多く、幸せな結婚でもこのようになる可能性があるのです。

この記事では、モラハラする夫の特徴や原因、離婚する際に慰謝料請求できるのか、離婚する際の注意点などについて紹介します。

【注目】配偶者のモラハラでお悩みの方へ
配偶者のモラハラに悩んでいるが、どう対処すればよいかわからずに悩んでいませんか?

結論からいうと、モラハラによる慰謝料の相場は50~300万円で、状況によってはより高額な慰謝料が認められる可能性もあります。
配偶者のモラハラに悩んでいる場合は、一度弁護士へ相談・依頼することをおすすめします。

弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 配偶者の行為がモラハラにあたるかがわかる
  • どれくらいの慰謝料を請求できるかがわかる
  • 依頼した場合、慰謝料請求を代行してくれる
  • 依頼した場合、適切な慰謝料を獲得できる可能性が上がる

当サイトでは、離婚問題を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。

配偶者のモラハラについて弁護士に相談する

電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬
の事務所も多数掲載!

北海道・東北北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東東京神奈川埼玉千葉茨城群馬栃木
北陸・甲信越山梨新潟長野富山石川福井
東海愛知岐阜静岡三重
関西大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山
中国・四国鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知
九州・沖縄福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
この記事を監修した弁護士
齋藤健博弁護士(銀座さいとう法律事務所)
男女問わず不倫問題全般を得意とし、円満解決の実績もあり。不倫が原因の男女トラブル、離婚慰謝料の請求や親権獲得など、幅広い相談に対応している。

モラハラ夫によくある特徴と体験談

ここでは、モラハラ夫によくある特徴や体験談について紹介します。自分の夫がモラハラ気質なのか確認してみましょう。

モラハラ夫によくある特徴

モラハラ夫によくある特徴は以下のとおりです。

  1. 人を傷つける言葉を平然と言う
  2. 失敗を他人のせいにする(自分を正当化する)
  3. 性別・学歴・容姿・給料などで見下す
  4. 生活費を支払わない
  5. 平気で嘘をつく
  6. こちらの話を聞かない、常に一方的
  7. 物に当たるなど露骨に不機嫌さをアピールする
  8. 協調性がない・常に自分を優先する
  9. 外面がいい
  10. 店員に対し大声で怒鳴る
  11. 小さいことをいちいち注意してくる
  12. こちらが楽しんでいるのが許せない
  13. 機嫌がいいと二重人格のように優しい
  14. 被害者意識が強い
  15. お金や行動、人間関係などを厳しく管理したがる

少しでも心当たりのある方は、DVに関する相談窓口に相談しましょう。

配偶者のモラハラについて弁護士に相談する

電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬
の事務所も多数掲載!

北海道・東北北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東東京神奈川埼玉千葉茨城群馬栃木
北陸・甲信越山梨新潟長野富山石川福井
東海愛知岐阜静岡三重
関西大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山
中国・四国鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知
九州・沖縄福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

モラハラ夫の被害を受けた体験談

モラハラ夫にもさまざまな人がいます。ここでは、モラハラ体験談を紹介します。

自分にも経験があると思う場合、別居や離婚も検討することをおすすめします。

ことあるごとに別れを切り出すモラハラ夫も

夫は突き放した言い方でこちらの愛情を確認する所があり、よく別れを意識させる発言をします

「(結婚を)やめるべ! 嫌なら出ていけ」 など

他にも同じ会社で共働きで収入差も二万円程にも関わらず家事は嫁の勤めと考える様で。

あれしろこれしろと怒鳴りながら命令してくるので「仕事で疲れて家事まで全部は出来ない」と伝えたら「仕事だと思ってやれ、俺も手伝ってやる‼」と。

他にも、会社内で性生活の頻度を他言されたり、掃除も出来ない汚い女と触れ回られたり。

疲れた状態でも食事は作っていたのですがある日「餌だけ与えればいいのか!バカにするな」と罵倒されました

全ての発言が罵声になって私の食欲も無くなって現在家庭内別居状態です

一緒に居たら手が出そうだから出掛ける や 殴ってやろうか 叩かれたいのか など暴力発言もあります

(引用元:法律相談Q&A一覧 あなたの弁護士)

暴言・機嫌悪いアピールを繰り返すモラハラ夫

おまえは、家事だけやっている家政婦みたいなもんだとか出した食事が気に入らなくて機嫌が悪くなり物を投げたりされました。

挙げ句の果てには、夜の営みを強要され断ると次の日から無視、ご飯を食べない、別室で大きな音を出す、壁やタンスを殴り穴を開ける、部屋にこもり雑誌をビリビリに破る、物を壊す等、威圧的な行動を繰り返します。

(引用元:無料法律相談 Q&A一覧 あなたの弁護士)

モラハラ夫の心理やモラハラしてしまう原因

ここでは、モラハラ夫の心理や、モラハラをしてしまう原因について紹介します。

モラハラ夫の心理とは

モラハラ夫には、以下のような心理があると考えられます。

  • 自分にとって都合のよい存在であって欲しい
  • 環境や他人を思い通りにコントロールしたい心理

モラハラをおこなう人の多くは、自分に自信がなかったり、理想と現実のギャップが大きかったりすることがあります。

逆に、外形的な態度やひとあたりでは、完璧すぎるくらい真面目に演じていて、周囲からの信頼も厚く、どんなことでも自分の意向通りにできる人が多いのです。

モラハラ夫は、このような問題を自分より力や立場の弱い妻を自分より下に置きコントロールすることで、解決しようとしている人が多く、自分の思うように事を進めようとします。

つまり、自分を肯定するために妻を「自分より下である」「自分よりできない」都合のよい存在に仕立てあげてしまうのです。

また、思い通りのならないことがあり、言葉や態度によるモラハラをおこない、それによって思い通りになれば、思い通りになったという学びから、次も同じようにモラハラで「自分の思い通りになるように」環境をコントロールしようとします。

モラハラ夫になってしまう原因

モラハラ夫になってしまう原因は、親子関係や現在の生活環境などが関係しています。たとえば、以下のようなことが挙げられます。

  • 親の愛情不足
  • 親の過干渉
  • 親に虐待を受けて育った
  • 親にモラハラをされて育った
  • 会社で一向に評価されず、人間関係も悪いなどの不満
  • 妻がモラハラによって思い通りになった

モラハラを繰り返しおこなう夫は、「モラハラさえすれば思い通りになる」と思いこんでいるケースがあります。

そのため、思い通りにしない、無視し続けることも重要です。

ただし、無視することでモラハラが激化するようであれば、早めに警察を呼んだり、別居したりするようにしましょう。

別居に伴い、接近禁止命令を裁判所に求めることで、モラハラ夫の接近や接触を禁止できます。

夫や婚約者のモラハラに対し慰謝料請求できる?

モラハラを証明する証拠があれば、モラハラ夫へ慰謝料を請求することが可能です。

離婚する際に請求できるモラハラ慰謝料の相場

モラハラの慰謝料相場は、50万円~300万円となっています。

暴力や不倫行為が前提でモラハラをおこなわれている場合、他の行為による精神的な苦痛も考慮され、慰謝料が高額になりやすい傾向にあります。

実際にあったモラハラ慰謝料請求の判例

内容慰謝料
夫への不信感、妊娠時における配慮のない言動

(東京地裁 平成15年12月25日 参考文献 判例秘書05835446)

50万円
夫と夫の父親が妻に古風で従順な主婦増を強く求め、夫婦生活の継続が難しい

(東京地裁 平成16年12月27日 参考文献 判例秘書05935279)

250万円
不貞行為(不倫)と夫の高圧的屈辱的な振る舞い

(東京地裁 平成17年5月13日 参考文献 判例秘書06031839)

350万円
妻への配慮が全くない行為や発言によって夫婦生活の継続が難しい

(東京地裁 平成16年9月29日 参考文献 判例秘書05933875)

400万円
夫が実母の一方的な言い分を信じ、妻に配慮しない発言をする

(東京地裁 平成19年11月7日 参考文献 2007WLJPCA11078009)

700万円

相場は50~300万円ですが、状況によってはより高額な慰謝料が認められる可能性もあります。

モラハラの慰謝料請求する際に必要な証拠

モラハラに対し、慰謝料請求するのであれば証拠は必須です。

具体的には、以下のような証拠を集めましょう。

  1. 音声や動画のデータ
  2. 継続的なメモ
  3. メールやSNSのやり取り
  4. 夫のモラハラを行政や警察・専門相談窓口に相談した記録

また、モラハラによりうつ病などが発症した場合、医師の診断書も証拠として確保しておきましょう。

慰謝料が高額になる要素

慰謝料が増額するポイントは主に以下の6つです。

  1. モラハラをされた回数の多さ
  2. モラハラ・婚姻期間が長さ
  3. モラハラによって心身に異常が起きた
  4. 加害者側の収入・支払い能力が高い
  5. 子どもがいる
  6. 被害者に落ち度がない

また、モラハラをやめるなどの約束を破り、モラハラをおこなう場合、悪質と判断される可能性があります。

モラハラ夫と離婚する際の注意点

モラハラ夫と離婚する際の注意点は主に3つです。

離婚協議中に被害を受けないように別居し身の安全を確保する

モラハラが酷い場合、別居し弁護士に代理交渉してもらうなど、心身の安全を確保することを最優先しましょう。

離婚話中に相手が激昂し、モラハラが激化する可能性があり、最悪のケースでは、傷害事件に発展する可能性もあるからです。

また、夫のモラハラに怯えたまま離婚の話をしてしまうと、不利な条件で離婚してしまうリスクもあります。

別居して、心と体を安定させたあとに、離婚の計画を立てたり、準備を進めたりしましょう。

離婚を切り出しても応じてくれない可能性がある

モラハラ夫に離婚を切り出しても、離婚に応じてもらえないケースも珍しくありません。

離婚を切り出すと、「子どものためには我慢して夫婦揃っている方が良い、だいたいお前の精神面が弱すぎる、ストレスからただ逃げたい甘えじゃないのか?」と言われました。(引用元:Yahoo!知恵袋)

まだ結婚して1年程ですが、結婚当初からの土下座しろ等の暴言に耐えかね離婚を決意しましたが相手が応じてくれず、離婚調停を申し立てました。(引用元:Yahoo!知恵袋)

離婚を申し出たのですが、一度は、離婚に応じてくれたのですが、話が、ころころと変わって今は離婚に応じてくれなくて、一日中、夫の側から離れる事も許されず、家の中でまで私の行動を束縛、監視します。(引用元:Yahoo!知恵袋)

離婚を切り出しても夫が応じてくれなかったり、話が二転三転してまとまらなかったりして離婚できない場合は、当事者で話し合っても永遠と離婚できない可能性が高いため、弁護士を通して離婚を進める方法もあります。

離婚問題解決の経験がある弁護士であれば、拒否している相手とも冷静に交渉してもらうことが可能です。

離婚条件で大きくもめる可能性が極めて高い

モラハラ夫との離婚の場合、離婚条件で大きく揉める可能性が高いでしょう。

モラハラ夫にとって離婚を切り出されることは不測の事態であり、自尊心にも関わります。

妻への責任転嫁や怒りから意味不明な理由で慰謝料を請求したり、ろくに育児をしていなかったのに親権を求めたりしてくるケースもあります。

また、財産分与をおこなわない、養育費を払わないなど、離婚後の生活を困らせるような離婚条件をわざと突きつけることも珍しくありません。

一度そのような条件に承諾し、離婚しても時効前であれば請求できる余地があります。

もし、1円も獲得できず離婚してしまったら、まずは弁護士へご相談ください。

配偶者のモラハラについて弁護士に相談する

電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬
の事務所も多数掲載!

北海道・東北北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東東京神奈川埼玉千葉茨城群馬栃木
北陸・甲信越山梨新潟長野富山石川福井
東海愛知岐阜静岡三重
関西大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山
中国・四国鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知
九州・沖縄福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

【相談内容別】夫のモラハラを相談できる窓口

夫のモラハラを相談できる窓口は多数あります。相談内容別で最適な相談窓口を紹介します。

離婚弁護士ナビ|モラハラが原因で離婚を考えている方

離婚を検討している、離婚を決意した人は、離婚問題の得意な弁護士へ相談しましょう。

あなたの弁護士では、無料相談、土日祝日相談、19時以降の相談可能な事務所を多数掲載しています。

弁護士には以下のようなことを相談できます。

  1. 離婚の進め方
  2. 慰謝料請求の可否・獲得できそうな金額
  3. 財産分与の金額・分け方について
  4. 親権・養育費・面会交流について など

精神的なことやメンタルケアはできないので、その他の機関とうまく利用しましょう。

DV相談ナビ|「モラハラかも?」とどうしたらいいのかわからない方

「モラハラを受けているかもしれない」「どうしていいかわからない」人は、内閣府が推進しているDV相談ナビを利用してみましょう。

DVに関する無料相談サービスで、どこに相談していいかわからない場合、(0570-0-55210)に発信することで全国最寄りの相談機関の窓口につながります。

誰にも会わずに相談することができ、また場所を選ばないので、1番気軽に相談できます。

心療内科や精神科|精神的につらい・どう対応すべきかわからない方

夫のモラハラで精神的につらい場合は、心療内科もしくは精神科に相談してみましょう。

診断書などは、のちのち証拠として利用できる可能性があります。

また、心療内科や精神科のカウンセリングでモラハラ夫とどのように関わるべきか、どのように対応すればいいのか、についても相談できます。

まとめ|モラハラでお悩みなら弁護士に相談を

モラハラは加害者側が、自分のおこなっていることを自覚しないと改善しません。そのため、「いつか変わる」と期待せず、自分から行動する必要があります。

モラハラ行為は子どもにも悪影響を与え、将来同じようにモラハラをしてしまう子どもになってしまったり、他人に怯えるような子どもになってしまったりする可能性があります。

そのため、「こんな人でも親はそろっていたほうがいい」と思うより、影響が出る前に離婚を検討しましょう。

【注目】配偶者のモラハラでお悩みの方へ
配偶者のモラハラに悩んでいるが、どう対処すればよいかわからずに悩んでいませんか?

結論からいうと、モラハラによる慰謝料の相場は50~300万円で、状況によってはより高額な慰謝料が認められる可能性もあります。
配偶者のモラハラに悩んでいる場合は、一度弁護士へ相談・依頼することをおすすめします。

弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 配偶者の行為がモラハラにあたるかがわかる
  • どれくらいの慰謝料を請求できるかがわかる
  • 依頼した場合、慰謝料請求を代行してくれる
  • 依頼した場合、適切な慰謝料を獲得できる可能性が上がる

当サイトでは、離婚問題を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。

配偶者のモラハラについて弁護士に相談する

電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬
の事務所も多数掲載!

北海道・東北北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東東京神奈川埼玉千葉茨城群馬栃木
北陸・甲信越山梨新潟長野富山石川福井
東海愛知岐阜静岡三重
関西大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山
中国・四国鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知
九州・沖縄福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄
この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
    弁護士の方はこちら