債務整理に強い弁護士・法律事務所
債務整理は誰に依頼するべき?弁護士・司法書士の違いや依頼の流れ、費用を解説
2024.11.11
借金の契約書や支払督促状などで「借金」や「債務」という言葉を見かけたという方もいるのではないでしょうか。
「借金」の意味は、お金を借りることという認識が一般的かと思います。
では、「債務」「負債」「債権者」には、どういった意味があるのでしょうか。借金問題の解決には、これらの言葉の意味を正しく理解しておくことが重要です。
そこで、本記事では、
■「借金」「債務」「負債」の似ているようで違う意味
■「債務」と「債権」の意味
■「債権者」がもつ5つの法的効力
■「債務者」が借金を返せないと起こる3つのこと
■借金問題を解決できる「債務整理」
についてもご紹介します。
「借金、債務、債権者などの言葉の違いがよくわからない」
「借金が返せなくて困っている」
「債務整理が気になっている」
という人は、ぜひ参考にしてください。
借金問題は放置していると、利子が膨らみ続け、最終的には自己破産しか解決策がなくなることがあります。
早い段階の対処であれば任意整理や個人再生など、自己破産以外の債務整理の方法で解決ができるかもしれません。
借金問題でお悩みの方は、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談をするメリットは以下の通りです。
また債務整理問題に注力している弁護士事務所では、あなたの事情を考えて、分割払いや後払いができるところも存在します。
初回無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずは下記からお気軽にご相談ください。
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「借金」と「債務」は、似ているようで言葉の意味が違います。
また、同じく似た意味で使われる「負債」の意味についても解説します。
「借金」とは文字通り、他人から金銭を借りることを指します。
一部のサービスを受けるためや、物品を購入するために、金融機関などから借り入れる金銭というとイメージがしやすいかもしれません。
「債務」は、借りたお金を返す義務のことを指します。
「債務者」は、借りたお金を返す義務のある人=借金をしている人のことです。
「負債」は、「借金」に似た意味を持つ会計用語です。
ただし「負債」は、個人の借金ではなく、会社の借金のことを指します。
「債務」と「債権」は反対語です。
借金においては、
となります。
と呼ばれます。
債権者(=お金を貸した人)は、債務者からお金を返してもらうために、さまざまな法的効力をもっています。
債権者がもつ法的効力には、おもに
などがあります。
ここからは、債権者がもつ5つの法的効力について詳しくご紹介します。
債務者から受け取った借金の返済金は、債権者に保持が認められます。債務者から「返済した借金をやっぱり返してほしい」と求められても、債権者はそれに応じる必要はありません。
借金が返済されない場合、債権者は借金返済を求める裁判を起こすことができます。
借金が返済されない場合、裁判所の許可が出れば、債権者は債務者の財産を差し押さえて、借金返済にあてることができます。
裁判所から債務者に対して「借金を全額返済しなければならない」との強制執行が出れば、債権者はその内容をそのまま執行することができます。
借金が返済されない場合、裁判所の許可が出れば、債権者は債務者の給与などの財産を実際に差し押さえることができます。
お金を貸した側(=債権者)の利益が守られるように、債権者には訴求力・執行力などの強力な法的効力があります。
そのため借金が返せなかった場合、お金を借りた側(=債務者)にはおもに3つの事が起こります。
借金をするときの契約(金銭貸借契約)では、返済が2か月以上滞った場合、分割払いが認められなくなります。
そのため借金返済を2カ月以上滞納すると、債権者(消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者)から、残りの借金の一括返済を請求されます。
実際には返済が1~2か月滞った時点で、まずは貸金業者から督促がきます。
その督促を無視していると、滞納から2~3か月たった頃に一括返済の請求がきます。
この一括請求は貸金業者からではなく、債権回収のプロである「債権回収会社」から来ることも多いです。
債権回収会社は、合法的なあらゆる手段で、債務者から1円でも多くの借金を回収することを目的としています。
さらに一括請求が来た時点で、債務者情報はブラックリストに載り、新たな借入契約やクレジットカード契約などができなくなります。
その一括請求も無視していると、貸金業者(債権回収会社)は法的措置を取ります。
借金返済が滞ると、貸金業者は法的措置として損害賠償請求を起こします。
損害賠償請求を起こされた場合、借金の元金・利息にプラスして、「遅延損害金」が請求されます。
遅延損害金の額は、借金額や延滞日数などによって異なりますが、年15~20%の利率が相場です。
借金返済が遅れれば遅れるほど、遅延損害金の額は増え、返さなければならない借金額が一道増えてしまうことになります。
貸金業者が法的措置を取り、裁判所から強制執行の許可が出れば、債務者の給料・預貯金・不動産・生命保険・自家用車といった財産が差し押さえられます。
差し押さえられた財産は、自由に使ったり換金することができなくなります。
また、差し押さえが決まると、裁判所からの訴状が自宅に届くので、借金返済が滞っていることが家族に知られる可能性があります。
さらに、給料が差し押さえられた場合は、勤務先が債務者の給料を使用し、債権者に借金を返済する形になります。勤務先にも借金の滞納が知られてしまうことはもちろん、迷惑をかけることに繋がるかもしれません。
「借金がもう返せない…」
「滞納していたら一括返済の請求がきたけれど、それも返せないので放置していたら、財産が差し押さえられた…」
「一体これからどうしたら良いのか…」
そんな時に、いえ、そうなる前にしておきたいのが「債務整理」です。
「債務整理」とは、借金の減額・免除・支払い期間の調整などにより、法的に借金問題を解決する方法です。
債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」などがあり、それぞれ整理できる借金や、制限される財産などに違いがあります。
それぞれメリット・デメリットもあり、抱えている借金額や返済能力などによって、どの種類の債務整理がベストなのかも異なります。
いずれの方法においても、債務整理は借金を合法的に整理し、借金返済の負担を軽くして人生の再スタートを切るための大切な方法です。
債務整理には、さまざまな法制度や法的知識が必要になります。
たとえば債務整理は、貸金業者や債権回収会社を相手に
などを交渉する必要があります。
交渉次第では、払い過ぎた利息(過払い金)の返還を受けることもできます。
相手方も貸したお金はきちんと利息をつけて返してもらいたいですし、損はしたくないので、債務整理の交渉は簡単ではありません。
また
など、専門知識が必要な選択・手続きを1人でおこなうのは困難です。
そのため債務整理は、専門家である弁護士や司法書士に依頼するのがおすすめです。
債務整理を得意とする弁護士・司法書士も多く存在します。
借金が返せなくて困っている時は、早めに弁護士・司法書士に相談し、ベストな債務整理によって借金問題を解決しましょう。
→債務整理を相談できる弁護士・司法書士の一覧を「ベンナビ債務整理」で見る
「借金」は借りたお金のことです。(会社の借金は「負債」ともいう)
借金を返す義務のことを「債務」といい、借金をしている人のことを「債務者」といいます。
逆にお金を貸している人のことを「債権者」といい、債権者には借金を返してもらうための強い法的効力があります。
そのため借金返済が滞ると、債権者から
といった事が起こります。
財産が差し押さえられると、給与や預貯金が自由に使えなくなるうえ、家族や勤務先にも借金滞納がバレたり迷惑をかけてしまいます。
そうなる前に、弁護士や司法書士に「債務整理」を依頼して、借金問題を解決しましょう。
「ベンナビ債務整理」には、債務整理の実績豊富な多くの弁護士・司法書士が掲載されています。
全国各地の対応地域別に、事務所の実績や解決方針はもちろん、料金体系・実際の解決事例・インタビュー記事が掲載されている場合もあるので、自分に合った弁護士・司法書士を選ぶことができます。
無料相談を実施している事務所も多いので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
信頼できる弁護士・司法書士と出会うことで、きっとあなたのお悩みを解決する方法が見つかるはずです。
借金問題は放置していると、利子が膨らみ続け、最終的には自己破産しか解決策がなくなることがあります。
早い段階の対処であれば任意整理や個人再生など、自己破産以外の債務整理の方法で解決ができるかもしれません。
借金問題でお悩みの方は、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談をするメリットは以下の通りです。
また債務整理問題に注力している弁護士事務所では、あなたの事情を考えて、分割払いや後払いができるところも存在します。
初回無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずは下記からお気軽にご相談ください。
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