本記事では、川越で債務整理を無料相談できる窓口10選を紹介します。
借金問題は、誰にでも起こりうる身近な問題です。
川越で生活されている方の中には、物価の上昇や収入の減少などにより、借金返済に悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
債務整理は、借金問題を法的に解決するための手続きの総称であり、生活を再建するための有効な手段です。
借金でお悩みの方は、是非本記事を参考にしてみてください。
川越で債務整理の無料相談窓口10選
川越で債務整理を考えている方が、無料で相談できる窓口はたくさんあります。
ここでは、特におすすめの10の窓口を厳選し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
ベンナビ債務整理
ベンナビ債務整理は、債務整理に強い弁護士・司法書士を検索できるポータルサイトです。
地域や相談内容で絞り込み、自分に合った専門家を探せます。
多くの弁護士・司法書士事務所が登録されており、口コミや解決事例も参考にできるのが特徴です。
初回相談無料の専門家を探すこともできるので、費用の心配なく相談できるのも魅力です。
ベンナビ債務整理の特徴
- 全国の債務整理に強い弁護士・司法書士事務所を検索できる
- 自分にあった相談内容を絞り込める(任意整理、個人再生、自己破産など)
- 初回相談無料の法律事務所多数掲載
参照:https://saimuseiri-pro.com/
日本司法書士会連合会
全国各地にある司法書士会では、無料相談会などを実施しており、債務整理に関する相談が可能です。
司法書士は、任意整理や自己破産(書類作成)など、一部の債務整理手続きを扱える専門家です。
司法書士会では、定期的に無料の法律相談会を開催しています。
これらの相談会は予約制となっており、司法書士会のウェブサイトや電話で日程を確認することができます。
司法書士は、借金問題の解決に強い専門家で、特に任意整理については弁護士と同等の業務を行うことができます。
埼玉司法書士会西部総合相談センター
所在地 | 埼玉県川越市新宿町1丁目17番地17 |
電話番号 | 048-838-7472 |
相談日時 | 毎週木曜日 13:30~16:30 |
URL | 西部総合相談センター | 埼玉司法書士会 |
日本司法書士会連合会の特徴
- 定期的な無料相談会開催
- 電話相談受付可能
- 比較的に費用を抑えられる
参照:https://www.shiho-shoshi.or.jp/association/shiho_shoshi_listh/
法テラス川越
法テラスは、国が設立した法的トラブル解決のための総合案内所です。
経済的に余裕がない方を対象に、無料法律相談や弁護士・司法書士費用の立替え制度を提供しています。
法テラスの利用には収入や資産などの条件がありますが、条件を満たせば費用負担を抑えて専門家のサポートを受けられます。
法テラス川越
法テラス | 電話番号 | 受付時間 |
法テラス川越 | 0570-078313 | 平日 9時~17時 (土日祝を除く) |
法テラス川越法律事務所 | 050-3383-0022 | 平日 9時~17時 (土日祝を除く) |
法テラス川越の特徴
- 電話・WEBサイトからの予約可能
- 条件次第で弁護士費用を立て替えてくれる
- 確かな実績をもつ専門家を紹介してくれる
参照:https://www.houterasu.or.jp/
埼玉弁護士会/ 日本弁護士連合会
日弁連や弁護士会では、法律相談センターを運営しており、債務整理に関する相談も受け付けています。
弁護士会は、弁護士の活動をサポートする公的な団体であり、信頼性の高い相談窓口です。
埼玉弁護士会 法律相談センター
所在地 | 埼玉県さいたま市浦和区高砂4-2-1 浦和高砂パークハウス1階 |
電話番号 | 048-710-5666 |
相談日時 | 月:13:00~16:00 火~金:10:00~12:00 土:9:30~12:00 ※3回まで無料 |
URL | 埼玉弁護士会 法律相談センター |
埼玉弁護士会/日本弁護士連合会の特徴
- 定期的に無料相談会も開催
- 公的機関が運営しているため安心感
- 消費者問題や多重債務問題に特化した法律相談も実施
参照:https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/search/center.html
川越市役所の法律相談
川越市役所では、定期的に無料の法律相談会を開催しており、債務整理に関する相談も可能です。
川越の住民向けサービスの一環として、弁護士による法律相談を提供しています。
月に数回、弁護士による無料法律相談が実施されています。
相談は予約制で、役所の市民相談室やコールセンターで予約を受け付けています。
川越市広聴課
所在地 | 埼玉県川越市元町1丁目3番地1 |
電話番号 | 049-224-5022 |
相談日時 | 8:30~17:15(土日祝、12月29日~1月3日を除く) |
URL | 川越市広聴課 |
川越市役所の法律相談の特徴
- 弁護士による無料法律相談が実施
- 地域の住民向けサービスの一環として、弁護士による法律相談を提供
参照:https://www.kokusen.go.jp/map/ncac_map01.html
川越の消費生活センター・国民生活センター
消費生活センターや国民生活センターでは、多重債務を含む消費生活全般に関する相談を受け付けています。
消費者問題の専門機関であり、専門の相談員が対応します。
川越の消費生活センターは、電話や来所での相談に対応しています。
多重債務や借金問題の他にも、悪質商法や契約トラブルなど、消費生活全般に関する相談が可能です。
相談は無料で、専門の消費生活相談員が対応してくれます。
川越市消費生活センター
所在地 | 埼玉県川越市元町1丁目3番地1 |
電話番号 | 049-224-6162 |
相談日時 | 月曜日~金曜日:10:00~12:00、13:00~16:00 |
URL | 川越市消費生活センター |
川越の消費生活センター・国民生活センターの特徴
- 借金問題の背景にある消費者トラブルも含めて相談できる
- 弁護士会や法テラスなど、より専門的な機関を紹介してもらえる
参照:https://www.kokusen.go.jp/map/
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
貸金業者とのトラブルや借金問題に関する相談を、中立的な立場で受け付けています。
貸金業相談・紛争解決センターは、貸金業法に基づいて設置された機関であり、専門の相談員が対応します。
日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センターでは、電話での無料相談を実施しています。
貸金業者(消費者金融、クレジットカード会社など)との間で生じたトラブルや、返済に関する相談、多重債務問題などについて相談することができます。
電話番号 | 0570-051-051 |
Web相談受付 | https://www.j-fsa.or.jp/personal/consultation/ |
相談できる時間 | 9:00~17:00(土・日・祝休日・年末年始を除く) |
ホームページ | 日本貸金協会 |
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センターの特徴
- 業界の実態に詳しいアドバイスが得られる
- 債務整理の選択肢を提案してもらえる
全国銀行協会(全銀協) 全国銀行個人信用情報センター
全銀協は、銀行や信用金庫などの業界団体であり、多重債務に関する相談窓口を設けています。
また、個人信用情報機関(KSC)を運営しており、自身の信用情報を確認できます。
銀行からの借り入れに関する相談や、自身の信用情報に関する疑問を解決できます。
全国銀行協会相談室
電話番号 | 0570-017-003 |
相談できる時間 | 月火木:10:00~12:00/13:00~17:00 水金:10:00~12:00/13:00~1900 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-3-1 |
ホームページ | カウンセリングサービス | 全国銀行協会相談室 |
全国銀行協会(全銀協) 全国銀行個人信用情報センターの特徴
- 電話やウェブフォームでの相談が可能
- 自分の信用情報を開示請求することができる
参照:https://www.zenginkyo.or.jp/
日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)
JCCOは、クレジットカードやローンの返済に困っている方を対象に、無料のカウンセリングや家計管理のアドバイスを行っています。
JCCOは、多重債務問題の解決を支援する公益財団法人であり、専門のカウンセラーが相談に対応します。
相談室・センター | 電話番号 | 受付時間 |
さいたま相談室 | 0570-031640 | 毎週月曜~金曜(12月28日~1月4日、祝日等を除く) 午前10:00~12:40/午後2:00~4:40 |
日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)の特徴
- 家計の見直しや生活設計のアドバイスも含めた総合的な支援
- 債務整理後の生活再建についても相談できる
関東財務局の多重債務相談窓口
財務局は、川越における財務省の地方支分部局として、多重債務問題の解決に向けた相談窓口を設置しています。
専門の相談員が無料で相談に応じており、債務整理の選択肢や解決方法について中立的な立場からアドバイスを提供しています。
さらに、定期的に多重債務者向けの無料相談会も開催しています。
こうした相談会の情報は財務局ウェブサイトで確認できますので、気軽に活用してみることをおすすめします。
関東財務局財務広報相談室の多重債務相談窓口
関東財務局財務広報相談室の多重債務相談窓口では、債務整理を含め多重債務の悩みについて、無料で相談を受け付けています。
さらに収入・支出・借入れのバランスを考慮し、生活再建・セーフティネット制度活用についてのサポートも受けることが可能です。必要に応じて、弁護士会などの専門家への橋渡しもおこなっています。
電話番号 | 048-600-1113 |
相談対応時間 | 月曜日から金曜日(祝日を除く) 9時から17時まで |
公式サイト | 関東財務局財務広報相談室 |
関東財務局の多重債務相談窓口の特徴
- 公的機関ならではの信頼性と中立性
- 多重債務者向けの無料相談会も開催
参照:https://www.fsa.go.jp/soudan/
川越で債務整理にかかる費用相場
債務整理にかかる費用は、手続きの種類や事務所によって異なります。
費用相場を把握し、事前に確認しておきましょう。
弁護士費用や司法書士費用、裁判所費用など、様々な費用が発生します。
費用が払えない場合の対処法|分割払いや法テラスの利用
債務整理の費用が心配な場合は、分割払いや法テラスの利用を検討しましょう。
多くの事務所では、費用の分割払いに対応しています。
また、法テラスを利用すれば、弁護士・司法書士費用を立て替えてもらうことができます。
債務整理後の生活再建|注意点とサポート体制
債務整理後の生活再建のためには、家計管理の見直しが重要です。
川越市内の役所では、家計相談や生活困窮者自立支援制度による相談支援も実施しています。
また、日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)でも、債務整理後の生活設計に関する相談に応じています。
これらのサポート体制を活用して、健全な家計管理を身につけ、再び借金に頼らない生活を築いていきましょう。
任意整理とは
任意整理は、裁判所を通さずに債権者と直接交渉し、借金の減額や将来利息のカット、返済期間の延長などを行う手続きです。
弁護士や司法書士が代理人として交渉することで、多くの場合、和解が成立し、月々の返済額を減らすことができます。
任意整理メリット
任意整理のメリットは、他の債務整理方法に比べて手続きが比較的簡単で、費用も安く済む傾向があることです。
また、裁判所を通さないため、手続きの期間も短く、通常は3~6カ月程度で和解が成立します。
さらに、財産を処分する必要がなく、また一部の債権者だけを対象に整理することも可能です。
任意整理デメリット
一方、デメリットとしては、元金自体は基本的に減額されないこと、信用情報機関に事故情報として登録されるため、数年間はクレジットカードやローンの利用が制限されることなどが挙げられます。
また、保証人がいる場合、保証人に請求が行く可能性があるため、注意が必要です。
個人再生とは
個人再生は、裁判所に申し立てを行い、借金を大幅に減額し、原則3年間で返済する再生計画を立てる手続きです。
住宅ローン特則を利用すれば、マイホームを手放さずに借金を整理できる可能性があります。
個人再生メリット
個人再生のメリットは、借金が大幅に減額されることです。
債務総額に応じて、最大で5分の1まで減額されます
個人再生デメリット
デメリットとしては、手続きが複雑で時間がかかること(約6カ月~1年)、費用が比較的高額になること、また返済計画を3年間実行できなければ再生計画が取り消される可能性があることなどが挙げられます。
さらに、信用情報機関に事故情報として登録されるため、数年間はクレジットカードやローンの利用が制限されます。
自己破産とは
自己破産は、裁判所に申し立てを行い、借金の支払いを免除してもらう手続きです。
一定以上の財産は処分されますが、借金から解放され、生活をゼロから再スタートできます。
自己破産メリット
自己破産のメリットは、裁判所の免責決定により借金の支払い義務がなくなることです。
他の債務整理方法では解決が難しいほど深刻な借金問題でも、解決することができます。
また、債権者からの取り立てや差し押さえもなくなり、精神的な負担から解放されます。
自己破産デメリット
一方、デメリットとしては、一定以上の財産(20万円を超える価値のある財産)は処分されることになります。
具体的には、自宅やマイカー、ゴルフ会員権、貴金属、高価な時計などが処分対象となる可能性があります。
また、信用情報機関に事故情報として登録されるため、7~10年程度はクレジットカードやローンの利用が制限されます。
さらに、免責決定までの期間(通常6カ月~1年程度)は、一部の職業に就けないなどの資格制限があります。
債務整理に関するよくある質問(Q&A)
こちらでは債務整理に関するよくある質問をご紹介します。
もし同じようなお悩みがあったら、是非参考にしてみてください。
債務整理をすると、家族や会社にバレますか?
任意整理の場合は、裁判所を通さないため、家族や会社に知られずに手続きを進めることが可能です。
しかし、個人再生や自己破産の場合は、裁判所からの通知が届くため、知られる可能性があります。
債務整理をすると、クレジットカードは使えなくなりますか?
債務整理をすると信用情報機関に事故情報が登録されるため、一定期間(5~10年程度)はクレジットカードの利用や新たな借り入れが難しくなります。
持ち家をどうしても手放したくないのですが、何か方法はありますか?
個人再生手続きには、「住宅ローン特則」という制度があり、一定の条件を満たせば住宅ローンをそのまま支払い続けながら、その他の債務を整理することが可能です。
債務整理は一度しかできないのですか?
法律上、債務整理の回数に制限はありませんが、短期間に繰り返し債務整理を行うことは難しくなります。
特に自己破産の場合、前回の免責決定から7年以内の再度の申立ては、原則として免責が認められません。
まとめ|川越で債務整理の無料相談するなら
川越で借金問題に悩んでいるなら、一人で悩まず、まずは専門家に相談しましょう。
債務整理は、あなたの状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
この記事で紹介した情報を参考に、信頼できる弁護士・司法書士事務所や無料相談窓口を見つけ、借金問題解決への第一歩を踏み出してください。
