借金相談
借金について相談できる窓口8選!どこを頼ればいいか迷ったらまず弁護士を選ぼう
2024.11.12
専業主婦や働いている女性が借金を抱え、どうにもならなくなって弁護士などに相談する例はよくあります。
など、女性に多い悩みはいくつかあります。
そのため、女性の借金問題は、女性の債務整理に強い弁護士や司法書士に頼ることをおすすめします。
そこで本記事では、女性が借金してしまう理由や実際の事例、相談窓口の選び方などを見ていきます。
女性からの相談で多い例は、以下の5つです。
平均年収を見ると、男性よりも女性のほうが年収が低いです。
2021年の給料データを見ると、男性の一般労働者の給与水準を100とした場合に、女性は75.2です。
【参考】男女間賃金格差(我が国の現状) | 内閣府男女共同参画局
特に、ここ最近では物価上昇が話題になっていますが、収入はあまり増えていません。
収入が少ない結果、生活費が負担になってしまう例もあります。
また、「ママ友とうまく付き合うため」「高校時代の友達に給料が低いと思われたくなくて、見栄を張って無理な支出を繰り返してしまった」といったケースもよくあります。
いつまでも美しくありたい女性は多いです。
また、付き合いによっては身につけるファッションが“格”を表すという考えのもと、ファッションへの支出が膨らんでしまうことがあります。
いい化粧品を使って出費が増えて最終的に借金をしてしまう例だけでなく、歯科矯正や美容整形でローンを組んだり、一括で大きな金額を借りてしまったりすることで、返済ができなくなる例もあります。
買い物依存症という言葉がありますが、買い物をしてお金を使うことでストレスを発散できる人が少なからずいます。
「あれも、これも」と目についた欲しいものを片っ端から購入した結果、クレジットカードの明細を見て驚いてしまう例はよく耳にします。
子どもは授かりもののため、できれば計画的に出産をしたいものの、そうもいかない場合があります。
また、そのために貯蓄をしていたものの、急な病気や偏食等、その子の特性にとって想定外の出費がかかる例もあります。
また、子どもが急にお金のかかる習い事をしたいと言い出した際などに、「どこまで希望を叶えるか。子どもの成長のためにお金を使うか」は、よく家庭の相談事に挙がってきます。
一時的な出費であっても、その後にさらに急な入用が発生すると借金の返済ができなくなり、悪循環にはまってしまうこともあります。
「さらにお金をかけなくては」という思いで、即断即決でお金を使ってしまい、後悔する例もあります。
たとえば、ホストクラブでは、自分の応援している男性がナンバーワンになれるように、できるだけ多くのお金を使ってあげたいと思う女性が多くいます。
ホストにあまりお金を使わないと、ほかの女性に取られてしまうこともあるため、自分に振り向いてもらうために、より多くお金を使わざるを得ないと感じる場面もあります。
嫉妬心から正常な判断ができない場合や、後悔はしていなくても、どう借金を返済していいか悩む場合もあるでしょう。
また、ギャンブルの場合には、損を取り戻したい人間心理からさらにお金を使い、また大きく損をして気づいたら借金が雪だるま式に増えてしまうケースが多く確認されます。
「ベンナビ債務整理」では、女性の借金問題に強い弁護士を多数掲載しています。
借金問題を解決したい際には、ぜひご検討ください。
ベンナビ債務整理は、株式会社アシロと弁護士(弁護士法人)、司法書士(司法書士法人)との間において、有償登録契約がされ、それに基づいて登録した弁護士や司法書士について、情報提供をしているサービスです。
「法律相談Q&A」というサービスでは、匿名でQ&Aを投稿することや、ほかの人が投稿した質問の回答を閲覧することができます。
個別の弁護士、司法書士へ面談による相談を受けたり、事件の解決を依頼した際には、費用が発生する場合があります。
しかし、ベンナビ債務整理の閲覧、Q&Aの投稿や回答の閲覧、掲載事務所への連絡等では、サイトの利用費はかかりません
「自分の問題を解決してくれそうな弁護士探し」は、ぜひ「ベンナビ債務整理」をご利用ください。
「ベンナビ債務整理」で情報提供をおこなっている弁護士、司法書士は初回無料相談が可能なところが多いです。
まずは相談してみて、弁護士や司法書士を比較したり、お願いできそうか検討したりすることもできます。
弁護士に相談する際、家から近いかどうかも重要です。
都道府県からの絞り込みや主要都市、東京23区から絞り込みをおこない、特定エリアから近い弁護士を探すことができます。
以下は、実際に「ベンナビ債務整理」を利用して借金問題を解決した女性の例です。
この女性は、中学生のお子さんがいらっしゃいます。
相談される3年ほど前、ご主人の勤務先の業績が悪化してしまいました。
生活費が不足したため、専業主婦を辞めてパートに出たものの、それでも業績悪化分のマイナスを取り戻すことは叶いませんでした。
育ち盛りのお子さんがいるため、教育費など生活に必要なものはクレジットカードで支払うしかなく、借金総額は300万円までに膨らみました。
月々の返済額は6万円あり、「もう限界だ」という判断で、ベンナビ債務整理を利用されています。
収入が苦しいというお話の通り、債務整理では厳しい状況だと判断されました。
そのため、対応にあたった司法書士は自己破産手続きを提案しています。
この女性的に自己破産に対する懸念事項は特になく、ただ、夫には内緒で自己破産したい思いがありました。
そこで、裁判所からの郵便物等を全て、該当司法書士事務所に宛に送り、ご主人に知られることなく自己破産に成功しています。
「美しくなりたい」という願いを持つ女性は多いものです。
この時に訪れた女性も、同じ願いを持つ方でした。
「効果がある」と言われたものを試し、高級な化粧品は借り入れてでも利用するように……。
返済のためにまた借り入れるという悪循環が生まれ、結果として80万円の借金ができていました。
借り入れ社数は2社という状態です。
「ベンナビ債務整理」を通じて、総合法務事務所を訪れた女性の希望は、借入金をゼロにすることでした。
しかし、債務整理をおこなった結果、借入金をゼロにするばかりか、70万円の過払金返済を受けることができ、女性の希望以上の結果となりました。
人生の節目はなにかとお金がかかるものです。
60代の専業主婦の方は、子どもの養育費不足や冠婚葬祭にかかる費用を充てるために借金をしました。
その後も長期間にわたって借りたり返したりを繰り返す悪循環にはまり、借金総額は200万円になりました。
月々の返済額は、当時5万円です。
法律事務所が確認したところ、借り入れしていた3社のうち2社で過払金が発生していました。
2社の過払金については回収し、過払金が発生していない1社においては、任意整理をおこなうことで利息をカットしました。
2社からの過払金返済よって、任意整理をおこなった1社の借金を満額返済することができ、借金から解放されました。
エステ等でお金を使ってしまったこの女性は、借り入れ社数が5社ありました。
銀行やクレジットカード、エステのローンを組んだことで、借金額は250万円になっていました。
月々の返済額は10万円で途方に暮れていたところ、「ベンナビ債務整理」を知って、司法書士の事務所に相談しました。
その結果、任意整理をすることができ、月々の返済額は半分以下にまで抑えることに成功しました。
自分で安定して返済できる金額になったことでかなり負担が減り、夫にも内緒で借金問題を解決しています。
今回紹介した女性の事例でも挙がってきましたが、女性の借金問題で多くの人が悩んでいるのが「夫にバレる」ことです。
また、「エステで多くのお金を使ってしまった」「ストレス発散でショッピングをしてしまった」といった例が多いため、弁護士や司法書士に怒られないか心配する人もいます。
しかし、弁護士や司法書士はこれまでさまざまな相談を受けてきています。
ありのままの状況を話してくれれば、真摯に対応してくれるでしょう。
女性が安心して借金の相談が無料でできる窓口を紹介するため、「どうしよう……」と思ったら、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
経済的な理由で法律支援を受けられない人のために設けられた「法テラス」という相談窓口があります。
収入等の条件を満たしていれば、3回まで無料相談を受けることができるほか、弁護士や司法書士への依頼代金を「民事法律扶助制度」を使って、立て替えてもらうことができます。
政令指定都市などの大都市部では、この1割増が基準になります。
しかし、家賃、住宅ローン、医療費等を負担している場合には、一定額考慮される場合もあるため、まずは相談してみましょう。
「収入が少なくて生活費が足りない」「子どもの学費が嵩んで支払いが難しい」といった人は、法テラスを利用しやすいでしょう。
弁護士会や司法書士会が運営している相談センターを利用する方法もあります。
時間制限が設けられていますが、詳細な資料を使った面談や電話相談などが可能です。
借金問題は無料で相談可能なところが多いため、まずは問い合わせてみましょう。
数多くある弁護士事務所や司法書士事務所から、自分に合った弁護士、司法書士を見つけてもらいたいものです。
窓口を選ぶ際には、以下の7つの観点から自分に合うところを探してみてください。
債務整理問題を適切に解決するためには、最新の法令、判例や裁判所の実務等に関するアップデートが必要です。
そのため、債務整理に慣れており、解決実績が豊富な弁護士や司法書士を選びましょう。
実績がないところへ頼ってしまうと、思わぬところでつまずくことがあります。
また、結果として得られる金額や減額できる借金、月々の支払額も弁護士や司法書士の腕によって変わってきます。
弁護士や司法書士といっても、ひとりの人間です。
相談しやすそうな人や相性の良い人はそれぞれ異なります。
また、弁護士や司法書士にも得手不得手がありますので、「安心して任せられるのだろうか?」という心配をお持ちになることもあるでしょう。
初回相談無料を実施しているところにまずは相談するのもひとつです。
ただでさえ借金がある中で、弁護士や司法書士へ払う費用を工面するのは、なかなかに困難です。
いくら借金が減っても、一括返済に対応できないこともあるでしょう。
費用を払うためにお金を借りては、生活が苦しくなってしまいます。
利用者の状況に寄り添って、分割払いに応じてくれる弁護士や司法書士を利用することをおすすめします。
残念ながら、弁護士事務所や司法書士事務所によっては、料金体系が明確ではないことがあります。
あとから追加で費用を請求され、せっかく借金の負担を減らすために債務整理を検討していたのに、さらに生活が苦しくなってしまう恐れもあります。
ホームページに分かりやすく料金体系が掲載されていたり、相談した際に明確な見積書を出してくれたりするところを選びましょう。
基本的に、借金の悩みや弁護士、司法書士に相談した事実は周囲にバレたくないもの。
それどころか、家族にすらバレたくないと思う人も多くいます。
「ベンナビ債務整理」を使って弁護士に相談した人の中には、書類を弁護士事務所に送ってもらうことで、夫にもバレずに借金問題を解決した例がありました。
プライバシーに配慮した対応をしてくれて、自分の願った形で借金を整理できるところを利用しましょう。
自分の問題を解決してくれる弁護士事務所や司法書士事務所を探すのであれば、同性の女性のクチコミや評判も参考にすることをおすすめします。
似たような悩みや解決事例が見つかることが多いです。
また、その弁護士や司法書士が女性に対してどのように振る舞い、どのような形で解決したかも見えてきます。
最終的には、自分のフィーリングに合うところを選んで欲しいですが、弁護士事務所や司法書士事務所を絞るうえで有効です。
「男性が苦手」「相談するのが怖い」という女性も多いため、女性スタッフが在籍しているかどうかもポイントのひとつになることがあります。
場合によっては、女性専用の問い合わせ窓口を持っているところもあります。
「男性でも構わない」という人も多くいるはずですが、女性専用の問い合わせ窓口があるとなると、それだけ女性からの相談件数や実績が多いと期待できます。
「美容品にお金を使ってしまって……」「夫に内緒で……」「ついつい見栄を張ってしまい……」といった、女性によくある悩みに寄り添ってもらいやすく、また解決してもらいやすい可能性が高いです。
自分が抱えている借金問題に対する悩みについて、「あまりにも些細なのではないか」「言ったら笑われるのではないか」と心配する方が多くいます。
しかし、そんな心配はいりません。
女性からは、以下のような不安がよく挙がってきます。
「エステにお金を使いすぎてしまった」など、大半が女性であるような借金理由もいくつかあります。
そのため、「男性では共感してもらえないのでは?」「そんなことに多額を使って借金をするなんて……。と怒られそうで怖い」という方もいます。
実際には、そんなことはありません。
債務整理に来る人の悩みはさまざまであり、男性も女性も多くの悩みを抱えています。
利用者に寄り添い、利用者に合った方法を提案するのが弁護士や司法書士の仕事ですから、真摯に聞いてくれます。
しかし、過去に男性についてなにかしらのトラウマを抱えていたり、男性と話をするのが苦手であったり、悩みの内容から男性には話したくないものであったり、女性同士の方が理解してもらえそうだと感じたり……というケースもあります。
その要望を叶えるために、女性専用窓口を設けているところもあります。
たとえば、「どれだけ美容でキレイになっても、まだ全然キレイに見えなくて、どうしていいかわからなくて」という話から、借金の相談をしたい方もいます。
不安な方は、「女性の弁護士、司法書士にお願いしたい」と伝えてみましょう。
「本気で借金の悩みを相談しているのに、あれやこれやと関係なさそうなプライベートなことまで聞いてくるのではないか」と気にする方や、「なにを聞かれるかわからなくて、相談に行ってもきちんとお話しできるか不安」という方もいます。
しかし、多くの人が同様に抱えており、弁護士や司法書士は慣れています。
一度に情報を整理して話をできる人は多くありません。
不必要なことまで聞かれそうで不安な人は、利用者の話に必要以上に踏み込まないプライバシーに配慮した弁護士、司法書士を利用しましょう。
債務整理や過払い金請求では、債権者へ通知がきたり、裁判所へ申し立てをしたりするため、その過程で家族や周囲にバレてしまうことがあります。
しかし、ほとんどの人が周囲にバレたくないという悩みを持っており、「夫にバレたくない」と家族にもバレたくない人もいます。
弁護士もその悩みに寄り添うべく、実績が豊富なところでは、幾度となくバレないための配慮をしてくれることが多いです。
気持ちを汲み取ってくれる弁護士や司法書士を選ぶことが、家族や周囲にバレる可能性を格段に下げる方法です。
守秘義務を守ってくれるか、不安であれば確認してみても良いでしょう。
もともと借金があるうえでの相談ですから、費用が心配になるのは当然です。
多くの場合に分割払いができるため、支払い方法について併せて相談してみましょう。
債務内容や生活状況などを確認したうえで、支払い回数などを提案してくれるところもあります。
債務整理の種類によっても、弁護士や司法書士に払う費用は異なります。
目安は以下の金額です。
ケースごとに金額は異なるため、上記に該当しない金額が必要になる可能性もあります。
最後に、上記で説明した債務整理の3種類について、どのような解決方法なのか確認しておきましょう。
債務者と直接交渉をする方法です。
債務者から合意を得られた場合に、遅延損害金や将来の利息を免除してもらう形で、借金の返済額を減らすことができます。
残った借金は、36回〜60回に分割するなど、取り決めをおこないます。
債権者から合意を得る必要がなく、裁判所が関与して法的におこなう手続きです。
浪費による借金であっても減縮できるのが特徴です。
持ち家の住宅ローンが残っていても、家を手元に残すことができます。
種類は以下の2つです。
利用条件は、「借金額が5,000万円以内である」「一定程度の収入が将来的にも見込める」の2つと、給与所得者再生手続きの場合には「定期的な収入(給与)について、その額の変動の幅が小さいと想定される」ことが加わります。
個人再生と同じく、裁判所の関与によっておこなう手続きです。
裁判所の許可を得て、借金の返済義務を消滅させ、税金や養育費のような一部の債務以外は帳消しになるのが特徴です。
返済が難しいと判断されれば利用できます。
ほとんどの借金を払わずに済みますが、99万円以下の現金などの財産以外、持っている資産を手放さなければなりません。
そのため、マイホームなど手放したくない資産がある場合には利用することが難しくなります。
女性の借金問題の中には、急な出費だけでなく浪費を理由とするものも多くあります。
そのため、「共感してもらえないのでは?」「そういう行動に至ってしまった理由を理解してもらえないのでは?」「怒られたり呆れられたりするのでは?」と心配する人もいます。
しかし、弁護士は日々多くの相談に対応しているため、こういった相談は日常茶飯事です。
そうはいっても心配な方は、女性の借金に強い弁護士や司法書士に相談してみましょう。