債務整理に強い弁護士・法律事務所
債務整理は誰に依頼するべき?弁護士・司法書士の違いや依頼の流れ、費用を解説
2024.11.11
一口に債務整理といっても任意整理から自己破産まであり、どれを選べばよいかわからないことが多いでしょう。
岡山で債務整理をするなら、適切な専門家に相談することが強く推奨されます。
本記事では岡山で債務整理を検討されている方に向けて、弁護士・司法書士に相談できる窓口や相談・依頼をするメリットを解説します。
また、債務整理に強い弁護士・司法書士を選ぶ方法も解説します。
本記事を参考にまずは専門家へ相談し、債務整理によって多重債務の悩みを解決するための第一歩を踏み出しましょう。
多重債務で苦しんでいる方がたくさんいるなかで、岡山では債務整理について弁護士や司法書士へ相談できる窓口が多くなっています。
ここでは、債務整理について相談できる窓口をみていきましょう。
債務整理の対応を相談・依頼できる弁護士を探すなら、「ベンナビ債務整理」を利用することをおすすめします。
ベンナビ債務整理は、債務整理の対応が得意な全国の弁護士を検索できるポータルサイトです。
ベンナビ債務整理では都道府県・主要都市・主要駅別に、アクセスしやすい法律事務所の弁護士を探せます。
以下のような条件で、より自分の希望にあう弁護士を絞り込むことが可能です。
債務整理について相談する際はお金を節約したいと考え、相談料を支払うのも気が引けるかもしれません。
その点、ベンナビ債務整理であれば、相談料無料の弁護士を簡単に探せます。
弁護士費用を支払えるか不安な場合に、あと払いや分割払いが可能な弁護士を検索できる点も大きなメリットです。
ベンナビ債務整理では、法律事務所ごとに写真付きで特徴や概要がまとめてあるので、希望に合う弁護士を簡単に探せます。
気になる方は、ぜひベンナビ債務整理のサイトを訪れてみてください。
法テラスは国によって設立された、法的トラブル解決のための総合案内所です。
法テラスでは、借金問題など法的トラブルを抱えている場合に、トラブルの解決に役立つ情報を無料で提供しています。
また、経済的に困窮している方は資力条件を満たせば無料法律相談が受けられるほか、弁護士費用・司法書士費用の立て替えも利用できます。
資力条件の具体的な詳細については、法テラス公式サイトの以下の記事で確認ください。
一方、法テラスの無料相談は、1つの案件につき3回までしか受けられません。
また、法テラスの弁護士紹介サービスは、自分で弁護士を選べません。
担当となった弁護士が自分に合わなかった場合、債務整理をスムーズに進められないことがあるのです。
法テラス | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
法テラス岡山 | 0570-078354 | 平日 9時~17時 (土日及び祝日は業務をおこなっておりません) |
弁護士会は弁護士法に基づいて設立された法人で、全国の弁護士・弁護士法人が会員として所属しています。
弁護士会が運営する法律相談センターは全国各地に設置されており、債務整理を含めさまざまな法律トラブルの相談が可能です。
法律相談センター | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
岡山法律相談センター | 086-223-4401 | 月~金9:30~15:20 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
倉敷法律相談センター | 086-223-4401 | 借金相談毎週月曜日13:00~17:00 一般相談毎週木・金曜日13:00~17:00 (ただし、いずれも祝日および年末年始を除く) |
津山法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週火曜日13:00~17:00 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
井笠法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週木曜日13:00~16:10 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
東備法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週水曜日13:00~16:10 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
新見法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週月曜日13:10~16:20 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
高梁法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週火曜日13:00~16:10 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
勝英法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週金曜日13:00~16:10 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
真庭法律相談センター | 086-223-4401 | 毎週金曜日13:00~16:10 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
夜間法律相談・土日法律相談 | 086-223-4401 | 月~金(夜間)17:45~20:00土・日13:00~15:15 (ただし、祝日および年末年始を除く) |
日本司法書士連合会が運営する司法書士総合相談センターは全国約150ヵ所に設置されており、各種法律トラブルの相談を受け付けています。
司法書士総合相談センターでは、債務整理を含む借金問題の相談も可能です。
相談料は基本的に有料ですが、センターによっては無料で相談を受け付けています。
司法書士に債務整理を依頼したい場合は、まずは司法書士総合相談センターに相談をしてみるのもよいでしょう。
司法書士総合相談センター | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
おかやま総合相談センター | 086-224-2334 | (1)電話相談:月~金17:00~19:00 ※祝日を除く (2)面談相談:毎週火18:00~20:00、木18:00~20:00、第1・3土曜日10:00~12:00 |
つやま総合相談センター | 090-9730-2333 | (1)電話相談:月~金17:00~19:00 (2)面談相談:津山会場毎月第1土曜日10:00~12:00 美作会場毎月第2土曜日10:00~12:00 真庭会場毎月第3土曜日10:00~12:00 問合せ先:平日17時~19時 090-9730-2333 平日9時~18時0868-24-3004(石本事務所) ※(1)(2)祝日を除く |
くらしき総合相談センター | 086-435-3533 | 月~金17:00~19:00 ※祝日を除く |
岡山県で債務整理について、弁護士・司法書士に相談できる窓口を紹介してきました。
岡山県には、そのほかにも債務整理について相談できる窓口が複数あります。
以下、岡山県で債務整理について相談が可能なそのほかの窓口をみていきましょう。
中国財務局の多重債務相談窓口では、債務整理を含め多重債務の悩みについて、無料で相談を受け付けています。
さらに収入・支出・借入れのバランスを考慮し、生活再建・セーフティネット制度活用についてのサポートも受けることが可能です。
必要に応じて、弁護士会などへの橋渡しもおこなっています。
電話番号 | 082-221-9206 |
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相談対応時間 | 月曜日から金曜日(年末年始及び祝日を除く) 9時から12時、13時から17時 |
公式サイト | 中国財務局 |
日本貸金業協会は、貸金業法に基づいて設立された自主規制機関です。
日本貸金業協会が運営する貸金業相談・紛争解決センターでは、専門相談員が債務整理を含め借金の悩みに関する相談を受け付けています。
相談料は無料で、自宅から手軽に利用できるので興味があれば電話してみるとよいでしょう。
貸金業相談・紛争解決センターでは、債務の原因となった問題を解決するために生活再建支援カウンセリングを無料でおこなっています。
借金問題は債務整理だけで解決しません。
本カウンセリングでは、たとえば「ギャンブルがやめられない」「浪費癖がある」など、債務の原因となった問題の解決を目指します。
生活再建支援カウンセリングを受けたい場合も、まずは貸金業相談・紛争解決センターまでお問い合わせください。
電話番号 | 0570-051-051 |
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Web相談受付 | https://www.j-fsa.or.jp/personal/consultation/ |
相談できる時間 | 9:00~17:00(土・日・祝休日・年末年始を除く) |
ホームページ | 日本貸金業協会 |
自治体によっては市役所・区役所などで、多重債務者向けの相談窓口を設けている場合があります。
また定期・不定期で、弁護士による無料の法律相談会を実施していることもあります。
窓口の設置状況や法律相談会の有無・スケジュールについては、市役所・区役所の公式サイトや問い合わせ窓口で確認できます。
なお当サイトで調べた限り、岡山では以下の窓口にて、多重債務者向けの相談をおこなっています。
相談窓口 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
岡山市消費生活センター | 086‐803-1109 | 平日9時~16時 (祝日、年末年始を除く) |
倉敷市消費生活センター | 086‐426-3115 | 平日8時30分~17時 (祝日、年末年始を除く) |
津山市消費生活センター | 0868‐32-2057 | 平日8時30分~17時15分 (祝日、年末年始を除く) |
玉野市市民課 | 0863-32-5521 | 平日8時30分~17時15分 (土曜・日曜・祝日・年末年始は除く) |
笠岡市消費生活センター | 0865‐63-0999 | 平日9時~12時、13時~17時 (祝日、年末年始を除く) |
井原市消費生活センター | 0866‐62-9797 | 平日9時~17時15分 (祝日、年末年始を除く) |
総社市消費生活センター | 0866‐92-8527 | 平日8時30分~17時15分 (祝日、年末年始を除く) |
高梁市市民課 | 0866-21-0254 | 要問い合せ |
新見市福祉部交通対策課 | 0867-72-6122 | 月曜日~金曜日 8時30分~17時15分 (祝日・年末年始は閉庁) |
備前市危機管理課 | 0869-64-1876 | 平日午前8時30分~午後5時15分 |
瀬戸内市消費生活センター | 0869‐24-8011 | 平日8時30分~17時15分 (祝日、年末年始を除く) |
赤磐市消費生活センター | 086‐955-4783 | 平日9時~16時 (祝日、年末年始を除く) |
真庭市消費生活センター | 0867‐42-1172 | 平日9時~12時、13時~16時 (祝日、年末年始を除く) |
美作市くらし安全課 | 0868-72-6610 | 土日・祝日・12月29日~1月3日を除く 月曜日~金曜日午前8時30分~午後5時15分 |
浅口市消費生活センター | 0865‐44-9035 | 平日9時~12時、13時~16時 (土曜、日曜、祝日、年末年始を除く) |
和気町危機管理室 | 0869-93-1123 | 月曜日~金曜日(祝日除く)8時30分~17時15分 ※夜間・休日は宿日直者が対応 |
早島町まちづくり企画課 | 086-482-0612 | 祝日・休日・12月29日から1月3日を除く 月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで |
里庄町企画商工課 | 0865-64-3114 | 月曜日~金曜日(祝日、振替休日、年末年始(12月29日から1月3日)を除く)8時30分~17時15分 |
矢掛町町民課 | 0866-82-1011 | 要問い合せ |
新庄村住民福祉課 | 0867-56-2646 | 要問い合せ |
鏡野町くらし安全課 | 0868-54-2621 | 要問い合せ |
勝央町税務住民部 | 0868-38-3116 | 月曜~金曜日(祝日と年末年始を除く)午前8時30分~午後5時15分 |
奈義町産業振興課 | 0868-36-4114 | 平日8時30分~17時15分 (土曜、日曜、祝日、年末年始を除く) |
西粟倉村総務企画課 | 0868-79-2111 | 平日8時30分~17時15分 (祝日、年末年始を除く) |
久米南町税務住民課 | 086-728-2115 | 8:30~17:15(月~金曜日) 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)は閉庁します。 |
美咲町くらし安全課 | 0868-66-1112 | 月~金曜日(祝日と年末年始を除く)午前8時30分~午後5時15分 |
吉備中央町住民課 | 0866-54-1316 | 午前8時30分~午後5時15分 (ただし、土日、国民の祝日、年末年始12月29日~1月3日を除く) |
岡山県消費生活センター | 086‐226-0999 | 火曜~日曜9時~16時30分 (祝日、年末年始を除く) |
岡山県消費生活センター津山分室 | 0868‐23-1247 | 平日9時~12時、13時~16時30分 (祝日、年末年始を除く) |
上記であげた以外にも、債務整理や多重債務について相談できる窓口が複数あります。
それぞれの窓口によって、特徴や受付時間・対応方法などが異なるので、興味があれば利用してみるとよいでしょう。
相談窓口 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
岡山県くらし安全安心課 | 086‐226‐7346 | 8時30分~17時15分 (土日祝日および12月29日~1月3日はお休み) |
消費者ホットライン | 188 | 原則として、お住まいの地域の相談窓口(市区町村の消費生活センターや消費生活相談窓口など)を御案内します。 そのため、相談できる曜日・時間帯は、相談窓口により異なります。 |
公益財団法人クレジットカウンセリング協会 | 0570‐031640 | 月曜日から金曜日 10時~12時40分、14時~16時40分 (12月28日~1月4日と祝日等を除く) |
債務整理の手続きは、全て自分でおこなうこともできます。
しかし債務整理の手続きに慣れていない依頼人が、自分だけで債務整理の手続きをおこなうのは非常に困難でおすすめできません。
本項では、債務整理を弁護士・司法書士に相談・依頼するのがおすすめな理由についてみていきましょう。
弁護士・司法書士は依頼人の状況に合わせて、債務整理の種類のなかから適切なものを提案してくれます。
適切でない種類を選んでしまうと、あとで取り返しがつかなくなってしまうことがあります。
たとえば、債務整理の種類によっては、自分の大事な財産を手放さなくてはなりません。
また状況に合わない債務整理の方法を選んでしまい、期待したほど借金を減額できないこともあります。
適切な債務整理の方法を確実に選ぶためには、高度な専門知識を必要とします。
弁護士・司法書士へ相談をして、自分の場合にはどのような債務整理が適切なのかアドバイスしてもらいましょう。
弁護士や司法書士が依頼人の代理人になると、債権者から直接取り立てを受けずにすむようになります。
代理人となった弁護士・司法書士が債権者へ受任通知を送付すると、それ以降は法律的に代理人を通さなければ交渉できなくなるためです。
執拗におこなわれる取り立てが、依頼人にとって大きなストレスとなることはいうまでもありません。
そのストレスから解放されるだけでも心の負担がずっと軽くなり、前向きに債務整理をおこなえるようになるでしょう。
弁護士や司法書士が代理人になれば、債権者との交渉をはじめとする連絡は全て代理人がしてくれます。
多重債務の交渉や連絡は、依頼者にとって大きな負担になる作業です。
激しい言葉で相手から威圧されたり、嫌なことをいわれたりすることもあるでしょう。
十分な法律知識がなければ、債権者と対等に交渉できず、不利な条件で同意されてしまうこともあります。
そのため債権者との交渉や連絡を、全て弁護士や司法書士に任せられるのは心強いでしょう。
この点だけでも、弁護士や司法書士に債務整理の対応を任せるメリットは十分にあるといえます。
債務整理の対応を弁護士や司法書士に依頼すれば、必要な手続きを全て任せることもできます。
債務整理の手続きでは、多くの書類・資料を用意しなくてはなりません。
負担が大きいのはもちろんのこと、時間もかかってしまいます。
書類・資料に不備があった場合、債務整理に失敗してしまう可能性も否定できません。
債務整理の手続きを弁護士・司法書士に依頼することで、こういった負担を軽減できるうえに時間も節約できます。
もちろん弁護士・司法書士に依頼すれば、書類・資料の不備などで債務整理に失敗してしまう不安もありません。
債務整理について、なぜ岡山の弁護士・司法書士に依頼するのがよいのか、具体的なメリットについて見ていきましょう。
地元である岡山の弁護士・司法書士に依頼すれば、対面ですぐに面談を始められます。
このため、債務整理の途中に面談の必要が出てきた場合でも、時間や費用の負担をかけずに対処できます。
また対面で面談することで、弁護士・司法書士があなたの状況をより深く理解することにつながります。
お互いの信頼関係を構築しやすいでしょう。
岡山の弁護士・司法書士は地元の債務整理を多く取り扱う関係上、その土地の裁判所の破産運用について、最もよく理解している傾向にあります。
法律の運用は全国共通であるものの、実際の運用については地域ごとにわずかな違いが存在します。
そして自己破産の申立てに関する岡山の地方裁判所の運用については、岡山の弁護士・司法書士が最もよく把握しています。
東京や大阪などの弁護士と比べて、岡山の債務整理についてより適切な対応ができるでしょう。
岡山の弁護士・司法書士は地域の貸金業者の事業についてもよく知っています。
過払い金の回収が可能かどうか、どのくらいのお金が戻ってくるのかなど、地場特有の傾向や特徴についてきちんと理解しているといえます。
そのため、地場の貸金業者が原因の債務整理であれば、対応や傾向を熟知しており、貸金業者に合わせた最善のアドバイスがもらえることでしょう。
債務整理を岡山の弁護士・司法書士に相談・依頼することには、いくつかのデメリットが存在します。
利用する際には、以下の点についても気を付けましょう。
弁護士・司法書士に相談・依頼するときには、費用がかかるのが一般的です。
特に弁護士の費用は司法書士と比べて高くなることが一般的であり、相談・依頼する際には通常、相談料や依頼料が発生します。
債務整理についてもこれは同様です。
ある程度の費用についてあらかじめ用意することが求められるといえます。
岡山の弁護士・司法書士は地域特有の問題に強い一方で、全国的な視点や新しい法的なトレンドへの対応に欠ける可能性があります。
なぜなら岡山の弁護士・司法書士は、地元での事例を多く取り扱う傾向にあるからです。
そのほかの地域での解決方法については、情報が不足している場合があるのです。
岡山の弁護士・司法書士を利用する際には、この点についてあらかじめ考慮しておく必要があるでしょう。
岡山で債務整理に強い弁護士・司法書士を探したい場合は、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。
やみくもに探しても、自分にあう弁護士・司法書士を見つけられません。
本項では、岡山で債務整理に強い弁護士・司法書士を選ぶ方法について見ていきましょう。
一口に弁護士・司法書士といっても、注力する分野や得意とする分野はそれぞれです。
債務整理について相談・依頼したい場合は、債務整理に注力している弁護士や司法書士を選びましょう。
注力分野・得意分野については、弁護士・司法書士のホームページで確認できます。
ホームページ上で債務整理の対応をしている旨の記載があったり、実績を紹介していたりすれば、債務整理に注力していると考えられるでしょう。
なお、ベンナビ債務整理であれば、債務整理に強い法律事務所のみが掲載されています。
希望にあう弁護士・司法書士を探せるので、ぜひ活用ください。
債務整理に強い弁護士・司法書士かどうかをチェックするには、実績を確認するとよいでしょう。
法律事務所のホームページでは、債務整理の実績を紹介していることが多いです。
ホームページ上で確認できない場合には、相談のときに質問してみるのもひとつの手段です。
また弁護士によっては、自著のなかで詳しく実績を紹介していることもあります。
債務整理にかかる費用が、明確でわかりやすいかも確認しましょう。
弁護士・司法書士への依頼費用は、事務所によって異なります。
事務所ごとに大きな差があることも少なくないので、最初に確認せずあとから想定外の費用を請求されることもありえます。
債務整理の費用が明確でわかりやすければ、そのようなトラブルを避けられます。
また費用を明確に説明してくれる法律事務所のほうが、親切で信頼できるともいえるでしょう。
債務整理の対応を依頼する際にかかる費用については、弁護士・司法書士事務所のホームページで確認できます。
ホームページ上で確認できない場合は、無料相談の際に納得できるまで確認するとよいでしょう。
インターネットの口コミサイトなどで、評判がよいかチェックして弁護士・司法書士を選ぶのもひとつの方法です。
債務整理に強く、依頼者に親身な弁護士・司法書士であれば、インターネット上の評判も高い可能性があります。
ただし、口コミなどを信じ過ぎるのもよくありません。
口コミはあくまで主観的な感想であり、その弁護士・司法書士の品質を必ずしも客観的に示しているとはいえないからです。
たとえば、弁護士・司法書士が対応したとしても、依頼人にとって満足のいく結果が出せない案件も少なくありません。
そうようなケースでは不満をもった依頼者が、公平とは言い難い酷評をすることも多くあります。
評判や口コミは、あくまで参考までにとどめるようにしましょう。
仮に法律事務所に対する悪い口コミを見つけても、ほかのポイントとあわせて依頼するか決めるべきといえます。
岡山の債務整理を弁護士・司法書士のどちらに依頼するとよいかは、状況によって異なります。
弁護士と司法書士の大きな違いは、依頼する場合に以下の制限がある点です。
以下で詳しく見ていきましょう。
債務整理を司法書士に依頼する場合には対応できる債務額に制限があります。
具体的な金額としては、元本・過払い金が1社あたり140万円までです。
この金額を超える場合には司法書士では対応することが難しいため、弁護士に依頼することになります。
債務額の金額に応じて弁護士・司法書士を検討する必要があるといえるでしょう。
弁護士に債務整理を対応・依頼した場合は、これらの制限がありません。
個人再生・自己破産で裁判所へ出頭する必要もなく、裁判所とのやりとりも全て弁護士に任せられます。
その分、負担が少ないうえに安心して手続きをすすめられるでしょう。
一方で、司法書士へ依頼した場合は、弁護士に比べて以下のように費用を節約できる点がメリットです。
対応内容 | 司法書士 | 弁護士 |
---|---|---|
過払金請求 | 着手金(1社につき):0~2万円 基本報酬金:2万円 返還報酬金:回収額の20%前後 | 着手金(1社につき):2万円 基本報酬金:2万円 返還報酬金:回収額の20%~25% |
任意整理 | 着手金(1社につき):0~2万円 本報酬金:2万円 返還報酬金:借金減額分の約10% | 着手金(1社につき):2万円 基本報酬金:2万円 返還報酬金:借金減額分の約10% |
個人再生 | 約30万~40万円 | 約40万~60万円 |
自己破産 | 15~30万円程度 | 20~50万円程度 |
対応可能な内容に制限がある反面、司法書士に依頼すれば費用をおさえられます。
このように弁護士と司法書士には違いがあります。
司法書士の制限内で対応できない案件は弁護士へ、対応可能な案件は状況に応じて弁護士・司法書士どちらに依頼するか検討しましょう。
自分で判断するのが難しい場合は、無料相談の機会を活用するなどして弁護士・司法書士のアドバイスを聞いてから決める方法もあります。
岡山県で債務整理の相談をするなら、債務整理に強い全国の弁護士・司法書士を探せるポータルサイト「ベンナビ債務整理」がおすすめです。
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また無料相談・電話相談の可否など、複数の条件で絞り込むこともできるので、希望にあう弁護士・司法書士を簡単にみつけられるでしょう。
多重債務の問題を解決するため債務整理をしたいのであれば、なるべく早く弁護士・司法書士に相談・依頼することが大切です。
弁護士・司法書士へ相談・依頼することで、執拗な催促がとまるなど、精神的・肉体的負担を大きく軽減できるからです。
ベンナビ債務整理で債務整理に強い弁護士・司法書士を探し、借金問題を解決するための第一歩を踏み出しましょう。