- 離婚について弁護士に相談したいけど、どの法律事務所を選ぶべきかわからない
- 名古屋で離婚問題の相談をしたいけど、どこがおすすめ?
- 離婚問題が得意な弁護士事務所の探し方は?
名古屋で離婚について弁護士に相談したい方の中には、このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
離婚に悩んだときは、弁護士に相談・依頼することで問題をスムーズに解決できる可能性がありますが、「弁護士であれば誰でも良い」というわけではありません。
離婚の悩みをあなたの希望通りに解決するには、離婚問題に強い弁護士を選ぶ必要があるでしょう。
そこで本記事では、名古屋で離婚問題に強いおすすめの弁護士・法律事務所をランキング形式で紹介します。
弁護士の選び方や費用についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
不倫慰謝料問題を得意とする弁護士を地域別で検索することもできます。 無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
名古屋で離婚問題を弁護士・法律事務所に相談するメリット
離婚問題を弁護士に依頼するメリットは、主に以下の3つです。
- 話し合いを長引かせず、スムーズに離婚できる
- 依頼者に有利な条件で離婚慰謝料や養育費を請求できる
- 代理人として相手とのやり取りを全て代行してもらえる
話し合いを長引かせず、スムーズに離婚できる
離婚問題を弁護士に依頼する1つ目のメリットは、話し合いを長引かせずにスムーズに離婚できる点です。
離婚について揉めている場合、相手とまともに話し合いができずにずるずると長引いてしまうケースも少なくありません。
弁護士に相談・依頼すれば法的な観点から主張ができ、相手が離婚を拒否したり、話し合いを拒んだりすることなく、スムーズな離婚を実現できます。
依頼者に有利な条件で離婚慰謝料や養育費を請求できる
離婚問題を弁護士に依頼する2つ目のメリットは、依頼者に有利な離婚条件での決着を見込める点です。
離婚においては、慰謝料や養育費で揉めるケースが多く、相手に対して反論できなかったり、相手が弁護士を付けていたりすると、不利な条件で離婚が成立してしまうこともありえます。
その点、弁護士なら法的な根拠をもとに、依頼者に有利な離婚条件となるように交渉や主張が可能です。不利な離婚条件で言いくるめられる恐れもないでしょう。
代理人として相手とのやり取りを全て代行してもらえる
離婚問題を弁護士に依頼する3つ目のメリットは、離婚に関する相手方とのやり取りを全て任せられる点です。
離婚を考えている人にとって、相手と長時間話し合いをしたり、顔を合わせたりするのは辛いものでしょう。
弁護士に依頼すれば、話し合いはもちろん、交渉や裁判においても代理人として対応してもらえるので、顔を合わせる必要がありません。
依頼者は弁護士を通じてやり取りをするだけでよいので、離婚後の生活に向けた準備に集中できるでしょう。
名古屋で離婚問題に強い弁護士・法律事務所の選び方
離婚問題について、弁護士に相談するとはいっても「弁護士なら誰でもOK」ということではありません。
スムーズな解決を目指すには、適切な法律事務所を選ぶ必要があるでしょう。
名古屋で離婚問題に強い弁護士を選ぶ際は、以下4つのポイントに注目してください。
- 離婚問題に注力している弁護士・法律事務所を選ぶ
- 初回無料相談に対応しているかどうか
- 着手金・報酬金などの費用相場
- 土日や夜間の相談に対応しているかどうか
それぞれの選び方のポイントについて、以下で詳しく解説します。
離婚問題に注力している弁護士・法律事務所を選ぶ
離婚トラブルの解決を弁護士に依頼する際は、離婚問題に注力している法律事務所を選びましょう。
弁護士は法律に関する専門家ですが、法律トラブルには離婚以外にも相続・刑事事件・交通事故など、さまざまな分野があります。
そのため、各弁護士も自分の得意分野を持っており、必ずしも全ての弁護士が離婚問題に精通しているわけではないのです。
離婚問題に詳しくない弁護士に相談してしまうと、依頼を断られる可能性があるうえ、依頼できたとしても希望通りの解決につながらない恐れもあります。
離婚問題に注力しているかどうかは、法律事務所のホームページで確認可能です。
また、ベンナビ離婚では、離婚問題に注力している弁護士だけを掲載しているので、あなたにぴったりの弁護士を簡単に見つけられるでしょう。
初回無料相談ができると、気軽に相談できる
離婚問題を弁護士に相談する際は、初回無料相談に対応している法律事務所を選びましょう。
弁護士への法律相談は、30分あたり約5,500円の費用がかかるのが一般的です。
相談費用がかかると弁護士を比較することができず、本当に良い弁護士を見つけられない可能性があるでしょう。
しかし、最近では初回相談のみ無料で対応している事務所も増えており、より気軽に相談が可能です。
無料相談には時間制限が設けられているケースがほとんどですが、弁護士が親身になって対応してくれるかどうかを確認できるでしょう。
もちろん、無料相談を利用したからといって必ず正式依頼をしなければならないというわけではありません。
無料相談後に、一度持ち帰って検討してから弁護士に依頼するかどうかを決めてください。
必要に応じて複数の法律事務所で無料相談を利用し、弁護士を比較してみるとよいでしょう。
なお、ベンナビ離婚では初回無料相談に対応している法律事務所だけに絞って弁護士を検索可能です。
法律事務所を一つ一つ探すのは手間がかかるので、ぜひ活用してください。
費用は着手金・報酬金の2つに注目。相場も確認しておこう
離婚問題を弁護士に依頼する場合は、弁護士費用が発生します。
相談料以外では、着手金や報酬金が発生するため、相場と比べて適切かどうかを確認しておきしょう。
なお、弁護士費用は各法律事務所が自由に設定しているため、事務所によって金額はもちろん、内訳も異なる可能性があります。
たとえば、着手金が安い分、報酬金が高く設定されているなどのケースも考えられるので、必ず内訳ごとの費用を確認してください。
離婚問題を弁護士に依頼する場合の費用の相場
離婚問題にかかる弁護士費用の相場は、以下のとおりです。
離婚方法 | 着手金 | 報酬金 | 総額 |
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協議離婚 | 10万円~ | 獲得金額の10%~20% | 約10万円〜30万円 |
調停離婚 | 20万円~ | 獲得金額の10%~20% | 約30万円〜50万円 |
裁判離婚 | 30万円~ | 獲得金額の10%~20% | 約50万円〜100万円以上 |
なお、協議離婚で弁護士に依頼して、その後調停や裁判にまで発展した場合は、その都度着手金がかかることもあります。
無料相談の際は着手金の扱いについてもよく確認しておきましょう。
また、弁護士費用には着手金・報酬金以外にも実費や日当がかかる点にも注意が必要です。
たとえば、弁護士が調整や裁判のために出廷した場合、1日あたり2万円程度の追加費用がかかるほか、書類の取得費用なども発生します。
土日・夜間に対応していると便利。事務所の位置も要確認
仕事や家事が忙しく、なかなか相談する時間を取れない方は土日や夜間の相談に対応している法律事務所を選びましょう。
土日や夜間に対応していれば、仕事帰りや休みの日にも相談が可能です。
また、正式依頼したあとのことも考えて、事務所への通いやすさも確認しておきましょう。自宅の最寄り駅のほか、職場の近くなど、負担なく足を運べる法律事務所を選ぶのがおすすめです。
なお、名古屋には数多くの法律事務所が存在しているので、通いやすさはそこまで気にする必要はないかもしれません。
その場合は、弁護士との相性などを重視して選ぶとよいでしょう。
ベンナビ離婚では、駅名から法律事務所を探すことも可能です。
通いやすい法律事務所を探す際は、ぜひ活用してみてください。
名古屋で離婚に強い弁護士・法律事務所ランキング12選
ここからは、名古屋で離婚に強い弁護士・法律事務所のおすすめランキング12選を紹介します。
相談料や対応地域、相談方法などを詳しくまとめているので、弁護士・法律事務所選びに悩んだときの参考にしてみてください。
なお、本ランキングは独自の基準をもとに作成しています。
詳しくは、ランキングロジックをご確認ください。
ベリーベスト法律事務所
ベリーベスト法律事務所は、グループ全体で約330名(※2025年3月現在)の弁護士が在籍し、離婚問題の解決実績が豊富な大手法律事務所です。
初回相談は60分無料で、平日10時から18時まで相談を受け付けています。
営業時間外の夜間や土日の相談にも対応可能です。
電話やメールでの相談受付も可能で、お客様の状況に合わせて柔軟な相談方法を選択できます。
愛知県にも複数支店があり、名古屋を中心に全域からの相談に対応しています。
ベリーベスト法律事務所のおすすめポイント
- グループ全体で約330名の弁護士が在籍する大手法律事務所
- 夜間・土日相談にも対応可能な柔軟な相談体制
- 愛知県全域からの相談に対応、豊富な解決実績あり
ベリーベスト法律事務所(名古屋事務所)の概要 | |
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初回相談料 | 無料 |
対応地域 | 全国 |
住所(名古屋支店) | 愛知県名古屋市中村区名駅三丁目22番8号大東海ビル2階 |
最寄り駅(名古屋支店) | 地下鉄名古屋駅より徒歩5分 JR名古屋駅より徒歩7分 近鉄・名鉄名古屋駅より徒歩9分 国際センター駅より徒歩2分 |
営業時間 | 平日10時00分~18時 分(営業時間外は応相談) |
相談方法 | 来所、電話、メール、オンライン |
女性弁護士在籍 | あり |
ネクスパート法律事務所
ネクスパート法律事務所は、全国13拠点(2025年3月現在)を展開する総合法律事務所です。
弁護士費用は銀行振込のほか、クレジットカード決済も可能です。
9時から21時までと相談を長く受け付けており、忙しい方でも時間を作りやすいのが特徴です。
相談方法は電話やオンラインに対応しているため、遠方の方でも気軽に相談できます。
アンケート結果では、弁護士の対応について97.4%、結果満足度では95.4%の依頼者が「良い・満足」と回答しており、高い評価を得ています。(※2021年6月〜2022年5月 ネクスパート法律事務所「ご依頼者様用アンケート」より)
ネクスパート法律事務所のおすすめポイント
- 97%以上の依頼者が弁護士の対応に満足と回答
- 9時から21時まで相談受付、24時間フリーダイヤルでの問い合わせ対応
- 来所、電話、オンラインなど柔軟な相談方法に対応
ネクスパート法律事務所(名古屋オフィス)の概要 | |
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初回相談料 | 無料 |
対応地域 | 愛知県・岐阜県・三重県 |
住所(名古屋支店) | 愛知県名古屋市中村区則武1-10-6ノリタケ第1ビル305 |
最寄り駅(名古屋支店) | 名古屋駅太閤通口から徒歩5分 |
営業時間 | 平日:9時00分〜19時00分 土曜:9時00分〜19時00分 日曜:9時00分〜19時00分 祝日:9時00分〜19時00分 |
相談方法 | 来所、電話、オンライン |
女性弁護士在籍 | あり |
弁護士法人名古屋総合法律事務所
弁護士法人名古屋総合法律事務所は、年間630件以上(2023年実績)の離婚相談実績を持つ、離婚問題の取り扱いも豊富な法律事務所です。
継続的に法的アドバイスをおこなう「リーガルアドバイスプラン」として、3ヶ月で最大5時間の相談が可能なプランも用意しています。
相談は毎日6時から22時まで受け付けており、丸の内・金山・一宮・岡崎の4拠点で対応。
完全個室の相談室を完備し、お子様連れでも安心して相談できる環境を整えています。
事務所内には税理士・司法書士も在籍しており、財産分与などの複雑な案件もワンストップで対応可能です。
女性弁護士も在籍しているため、女性ならではの視点での相談にも対応できます。
弁護士法人名古屋総合法律事務所のおすすめポイント
- 年間630件以上の離婚相談実績を持つ離婚専門チームが対応
- 毎日6時から22時まで相談可能で、4拠点で対応
- 税理士・司法書士と連携し、複雑な財産分与案件にも対応
弁護士法人名古屋総合法律事務所の概要 | |
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初回相談料 | 60分無料 |
対応地域 | 愛知県全域・岐阜県南部・三重県北部・静岡県西部 |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内2-20-25メットライフ名古屋丸の内ビル6階 |
最寄り駅 | 地下鉄丸の内駅4番出口 徒歩2分 |
営業時間 | 6時00分~22時00分 ※無休 |
相談方法 | 電話・メール・オンライン面談 |
女性弁護士在籍 | あり |
春田法律事務所
春田法律事務所は、「お客様の生涯のパートナー」を目指す法律事務所です。
お客様に寄り添った丁寧なサポートを提供しています。
24時間体制でLINEでの無料法律相談を受け付けており、スマートフォンやタブレットから気軽に相談することができます。
電車内など電話での相談が難しい状況でも、LINEを通じて弁護士に相談可能です。
離婚問題に関しては、不貞行為の証拠収集や効果的な提示タイミング、慰謝料請求への対応など、豊富な経験と知識を活かした実践的なアドバイスを提供しています。
定期的にコラムを更新し、離婚問題に関する最新の情報も発信しています。
春田法律事務所 のおすすめポイント
- 24時間いつでも利用できるLINE無料相談
- 豊富な実績に基づく明確な解決指針
- 分割払い、クレジットカード払いに対応
春田法律事務所(名古屋オフィス)の概要 | |
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初回相談料 | 0円(LINE、来所相談) |
対応地域 | 全国対応 |
住所(名古屋オフィス) | 愛知県名古屋市東区泉1-1-31吉泉ビル10階 |
最寄り駅(名古屋オフィス) | 久屋大通駅(桜通線、名城線)1A出口から徒歩5分 |
営業時間 | 9時30分~21時00分 |
相談方法 | LINE、電話、来所、オンライン |
女性弁護士在籍 | あり |
弁護士法人ALG&Associates
弁護士法人ALG&Associatesは、名古屋に支店を持つ弁護士法人です。
長年の経験から得た知識とノウハウを活かし、相手と対等な交渉を実現し、離婚後を見据えた最適な解決方法を提案します。
離婚問題を集中的に取り扱うチームを設置し、累計89,942件(2024年4月末現在)という豊富な相談実績を持っており、単なる事案の終了だけではなく、依頼者の感動を目指す姿勢での対応を心がけています。
オンライン相談にも対応しており、忙しい方でも相談しやすい環境を整えています。
弁護士法人ALG&Associatesのおすすめポイント
- 離婚問題チームによる、豊富な経験に基づく解決力
- 相手と対等な立場で交渉し、離婚後の生活まで見据えた提案
- オンライン相談対応、年中無休の営業体制で相談しやすい環境
弁護士法人ALG&Associates(名古屋事務所)の概要 | |
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初回相談料 | 30分無料 |
対応地域 | 岐阜県 ・静岡県・ 愛知県・三重県 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区錦1丁目4−6 4F・10F 大樹生命名古屋ビル |
最寄り駅 | 【名古屋市営地下鉄 桜通線『丸の内駅』6番出口より徒歩2分】【名古屋市営地下鉄 鶴舞線『丸の内駅』7番出口より徒歩2分】【名古屋市営地下鉄 東山線『伏見駅』10番出口より徒歩5分】 |
営業時間 | 平日:9時30分〜19時00分 土曜:9時00〜18時00 日曜:9時00〜18時00 祝日:9時00〜18時00 |
相談方法 | 電話、メール、来所、オンライン面談 |
女性弁護士 | – |
弁護士法人ALG&Associatesで離婚について相談する
弁護士法人プロテクトスタンス
弁護士法人プロテクトスタンスは、離婚・慰謝料問題の相談実績5,000件以上(2024年10月時点)を誇る法律事務所です。
初回相談は離婚は30分、慰謝料問題は60分無料で、着手金は4回までの分割払いが可能です。
万が一経済的利益が得られなかった場合は、着手金の全額返金制度もあります。
相談は年中無休で、平日は9時から21時、土日祝は19時まで受け付けており、オンライン相談、来所、電話の3つの相談方法から選べます。
事務所内には税理士や社会保険労務士、司法書士も在籍し、離婚に関連する税金や年金、登記なども含めたワンストップ対応が可能です。
また、必要に応じて信頼できる探偵事務所の紹介もおこなっています。
弁護士法人プロテクトスタンスのおすすめポイント
- 相談実績5,000件以上(2024年10月時点)で、着手金全額返金保証制度あり
- 税理士、社会保険労務士、司法書士と連携したワンストップ対応
- 年中無休で柔軟な相談時間、3つの相談方法から選択可能
弁護士法人プロテクトスタンス(名古屋事務所)の概要 | |
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初回相談料 | 離婚30分無料、慰謝料60分無料 |
対応地域 | 全国 |
住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅3-22-8大東海ビル8F |
最寄り駅 | 国際センター駅 徒歩1分 |
営業時間 | 平日9時00分~21時00分、土日祝9時00分~19時00分 |
相談方法 | 電話・メール・オンライン面談・来所 |
女性弁護士在籍 | あり |
弁護士 福島 宏美(旭合同法律事務所)
旭合同法律事務所は、名古屋市の丸の内駅近くに位置する法律事務所です。
弁護士 福島 宏美弁護士はスピード解決を重視しており、離婚問題を1ヶ月程度で解決した実績もあります。
初回相談30分は無料で、その後は30分あたり5,500円となっています。
相談は祝日や連休中の土日を除く平日・土日ともに9時から17時まで受け付けており、事前予約があれば時間外の対応も可能です。
オンライン面談にも対応しているため、来所が難しい方でも気軽に相談できます。
旭合同法律事務所のおすすめポイント
- スピード解決を重視し、1ヶ月程度での解決実績あり
- オンライン面談にも対応し、遠方の方でも相談可能
- 協議離婚を目指しつつ、納得できる条件での解決をサポート
弁護士 福島 宏美(旭合同法律事務所)の概要 | |
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初回相談料 | 30分無料(以降30分5,500円) |
対応地域 | 愛知県・三重県・岐阜県 |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内1-3-1ライオンズビル丸の内3階 |
最寄り駅 | 丸の内駅 |
営業時間 | 平日・土日9時00分~17時00分(祝日、連休中の土日は休み、事前予約で時間外対応可) |
相談方法 | 電話・メール・オンライン面談・来所 |
女性弁護士在籍 | あり |
弁護士法人せいわ法律事務所
弁護士法人せいわ法律事務所は、名古屋市丸の内の法律事務所で、年間400件以上の離婚相談実績があります。
通常は30分5,500円の相談料ですが、ベンナビ離婚経由の方は初回相談が無料です。
電話での10分無料相談も実施しています。
相談は平日9時から18時まで受け付けており、事前予約があれば休日相談も可能です。
各士業や探偵事務所、保険会社などと連携しており、不倫による慰謝料請求は証拠収集から請求までワンストップで対応できます。
養育費や婚姻費用の算定についても豊富な実績があり、月額20万円以上の和解実績や、財産分与で1,200万円の回収に成功した実績などがあります。
相談時には収入や養育する子どもの人数から概算額をその場で計算することが可能です。
弁護士法人せいわ法律事務所のおすすめポイント
- 年間400件以上の離婚相談実績を持つ信頼できる事務所
- 士業や探偵事務所と連携し、ワンストップでの解決が可能
- 養育費・婚姻費用の具体的な算定実績が豊富
弁護士法人せいわ法律事務所 | |
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初回相談料 | 無料(通常30分5,500円、ベンナビ経由) |
対応地域 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内2-12-13丸ノ内プラザビル4階 |
最寄り駅 | 丸の内駅4番出口 徒歩5分 |
営業時間 | 平日9時00分~18時00分(事前予約で休日相談可) |
相談方法 | 電話・メール・来所 |
女性弁護士在籍 | – |
多田法律事務所
多田法律事務所は、子どもに関する法律問題に注力している法律事務所です。
事前予約で平日夜間・休日相談やオンライン面談にも対応可能です。
家庭裁判所で約10年間少年事件を担当していた元裁判官の弁護士を含むスタッフが、子どもの権利を守る立場から離婚問題に対応します。
必要に応じて「子どもの手続代理人」制度を活用し、子どもの意見も尊重した解決を目指します。
DVや虐待から子どもを守る緊急対応や、「付添犬」制度を活用した子どもの心理的負担軽減など、子どものケアを重視した支援体制を整えています。
NPO法人との連携による子ども支援活動にも積極的に関わっています。
多田法律事務所のおすすめポイント
- 子どもの権利保護に注力している元裁判官を含む専門家集団
- 子ども同伴での相談にも対応する充実した支援体制
- DVや虐待など緊急性の高い案件にも対応可能
多田法律事務所の概要 | |
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初回相談料 | 1回1万円 |
対応地域 | 愛知県 |
住所 | 愛知県名古屋市千種区本山町2-33-1かとうビル2階 |
最寄り駅 | 本山駅 徒歩5分 |
営業時間 | 平日9時30分~17時00分(事前予約で平日夜間・休日相談、オンライン面談可) |
相談方法 | 電話・メール・オンライン面談・来所 |
女性弁護士在籍 | なし |
愛知総合法律事務所
愛知総合法律事務所は、年間2,000件以上の離婚相談実績を持つ名古屋市の法律事務所です。
初回相談は面談なら60分、オンラインなら30分、電話なら20分が無料で、2回目以降は30分5,500円です。
相談は土日祝日も含め9時30分から17時30分まで受け付けており、事前予約で18時以降も対応可能です。
弁護士と専属スタッフによる離婚チームが、養育費や婚姻費用、不貞慰謝料など、様々な離婚問題に対応しています。
完全個室の相談室を完備し、相談内容の秘密厳守を心がけています。
直接面談のほか、電話相談やオンライン相談など、相談者の事情に合わせた方法を選べます。
愛知総合法律事務所のおすすめポイント
- 離婚専門チームが年間2,000件以上の相談に対応
- 面談・電話・オンラインなど相談方法が選べる
- 18時以降の相談にも事前予約で対応可能
愛知総合法律事務所の概要 | |
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初回相談料 | 面談60分・オンライン30分・電話20分まで無料 |
対応地域 | 愛知県、岐阜県、三重県(東海地方全域) |
住所 | 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目2番29号ヤガミビル4階・5階・6階(受付) |
最寄り駅 | 久屋大通駅1番出口 徒歩8分 |
営業時間 | 平日・土日祝 9時30分~17時30分(事前予約で18時以降も対応可能) |
相談方法 | 電話・オンライン面談・来所 |
女性弁護士在籍 | あり |
アイル法律事務所
アイル法律事務所は、名古屋市の千種駅から徒歩3分にある法律事務所です。
ベンナビ離婚経由の方は初回相談30分が無料で、1人の弁護士が一貫して対応する体制を整えています。
相談は平日9時から19時まで受け付けており、事前予約で平日夜間・休日面談にも対応。
遠方の方はオンライン面談も可能です。
不倫による慰謝料請求では、信頼できる探偵事務所の紹介もおこなっており、証拠収集から請求までワンストップでサポートします。
料金面での不安がある方には柔軟な対応を心がけています。
アイル法律事務所のおすすめポイント
- 1人の弁護士が最後まで一貫して対応
- 探偵事務所と連携し、不倫の証拠収集から対応
- 事前予約で平日夜間・休日面談に対応可能
アイル法律事務所の概要 | |
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初回相談料 | 30分無料※ベンナビ離婚経由 |
対応地域 | 岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・奈良県・和歌山県 |
住所 | 愛知県名古屋市中区新栄3-5-1セントラル千種ビル302 |
最寄り駅 | 千種駅 徒歩3分 |
営業時間 | 平日9時00分~19時00分(事前予約で平日夜間・休日面談可) |
相談方法 | 電話・メール・LINE・オンライン面談・来所 |
女性弁護士在籍 | なし |
名古屋大光法律事務所
名古屋大光法律事務所は、名古屋駅から徒歩10分の場所にある法律事務所です。
財産分与や面会交流、養育費など離婚に関する問題に注力しており、初回相談は無料です。遠方の方はオンライン面談も可能です。
相談は平日10時から17時まで受け付けており、LINEでの24時間問い合わせにも対応しています。
地元愛知県に密着した弁護士が、地域特有の事情を踏まえた解決をサポートします。
特に、株式や不動産など財産分与の交渉が複雑なケースや、虚偽のDVで面会を拒否されているなどの面会交流問題に豊富な実績があります。
早い段階からの相談で、金銭面で損をしないよう公正な解決を目指します。
名古屋大光法律事務所のおすすめポイント
- 財産分与など複雑な財産問題に強い
- 面会交流トラブルの解決に豊富な実績
- 地域密着型で愛知県特有の事情に詳しい
名古屋大光法律事務所の概要 | |
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初回相談料 | 無料 |
対応地域 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 |
住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅3-23-6第二千福ビル6階 |
最寄り駅 | 名古屋駅 徒歩10分 |
営業時間 | 平日10時00分~17時00分 |
相談方法 | 電話・メール・LINE・オンライン面談・来所 |
女性弁護士在籍 | あり |
名古屋で離婚に強い弁護士を一覧で見る
ベンナビ離婚では、名古屋で離婚に強い弁護士を多数掲載しています。
離婚に強い弁護士を一覧から探すことができ、市区町村や最寄り駅はもちろん、対応時間や初回無料相談の可否から弁護士を絞り込むことも可能です。
また、慰謝料・養育費・面会交流など、相談内容から弁護士を探せるのも魅力。
ひと口に離婚問題といっても、トラブルの内容は人によって異なるので、それぞれに合った弁護士を探してみましょう。
ベンナビ離婚では、費用や対応時間なども一覧で簡単に比較できるので、弁護士選びにも役立つはずです。
本記事のランキングで紹介した法律事務所以外にも離婚に強い弁護士はたくさんいるので、ぜひベンナビ離婚を活用してあなたにぴったりの弁護士を見つけてみてください。
名古屋で離婚問題を弁護士に相談できる窓口4選
ここからは、名古屋で離婚問題に強い弁護士に相談できる窓口を4つ紹介します。
名古屋では、以下の窓口で弁護士への離婚相談が可能です。
- ベンナビ離婚
- 法テラス
- 市区町村の法律相談窓口
- 名古屋の女性相談支援センター
それぞれについて、以下で詳しく見ていきましょう。
ベンナビ離婚
ベンナビ離婚では、名古屋の離婚に強い弁護士に相談が可能です。
電話やメール、オンラインなどのさまざまな方法で相談できるうえ、無料相談に対応している弁護士もたくさん掲載しています。
あなたが相談しやすい方法を選べるので「家事や仕事が忙しい」「電話だけで内容を伝えるのは難しい」といった状況でも、ぴったりの相談先が見つかるでしょう。
なお、メール相談では複数の弁護士に同じ相談内容のメールを送信可能です。
いちいち相談内容を入力しなおす手間がなく、一回のメール送信で複数の弁護士からアドバイスをもらえるので、よりスムーズな解決を望めるでしょう。
離婚に強い弁護士への無料相談なら、ぜひベンナビ離婚をご活用ください。
法テラス
名古屋にある法テラスでも弁護士に対する離婚相談が可能です。
法テラスとは、国民の法的トラブルの解決を支援するために国が運営している案内所のことで、以下のようなサービスを提供しています。
- 弁護士に対する無料法律相談
- 法的トラブルに関する適切な相談先の紹介
- 経済的弱者に対する弁護士費用の立て替え
- 犯罪被害者に対する弁護士の紹介 など
弁護士への法律相談は、1つの案件につき3回まで無料で対応しています。
ただし、無料法律相談には利用条件があり、予約時に電話などで簡単な審査が必要です。
無料法律相談の利用条件については、法テラスのホームページで事前に確認しておきましょう。
法テラス愛知(日本司法支援センター 愛知地方事務所) | |
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電話番号 | 0570-078365 (全国共通ダイヤル) ※個別の問い合わせは、上記番号から案内される担当部署へ連絡、もしくは法テラスHPで確認してください。 |
公式HP | 法テラス |
営業時間 | 月~金曜日 9時00分~17時00分(祝日・年末年始を除く) |
無料相談可能時間 | 収入等が一定の基準以下の場合、無料法律相談が可能(同一問題につき3回まで) |
市区町村の法律相談窓口
名古屋の市区町村役場では、その地域に住む方を対象に、定期または不定期で弁護士による法律相談会を実施していることがあります。
離婚相談にも対応しているため「直接弁護士に相談するのは少しハードルが高い」という方は、相談会に行ってみるとよいでしょう。
ただし、市区町村の法律相談は事前予約が必要なうえ、すぐに予約が埋まってしまうケースも多いです。
日ごろから各市区町村のホームページをチェックし、早めに予約するように心がけましょう。
なお、市区町村の法律相談は、同一案件について一度しか利用できないなどの制限があるほか、その場で弁護士に依頼することはできません。
正式に弁護士に依頼する場合は、改めて法律事務所へ直接連絡する必要がある点に注意しましょう。
また、弁護士から得られるアドバイスもあくまでもその場で回答できる範囲にとどまるので、相談だけではトラブルの解決に至らないことも多いでしょう。
個別のケースごとにアドバイスをもらいたい場合は、ベンナビ離婚などを活用して直接弁護士へ相談するのがおすすめです。
名古屋市民相談室 | |
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電話番号 | 052-961-1111(代表) |
公式HP | 名古屋市 |
営業時間 | 平日13時00分~16時00分(祝日・年末年始を除く) |
無料相談可能時間 | 市民向けの無料法律相談を実施 |
名古屋女性相談センター
名古屋女性相談支援センターでも、離婚について相談することができます。
名古屋女性相談支援センターとは、緊急性の高いDVなどの案件や自立支援が必要な女性に対して支援をおこなうために、名古屋が設置している窓口です。
離婚問題などの法的相談が可能な特別相談員が在籍しているため、離婚についても親身になって話を聞いてもらえるでしょう。
電話での相談が基本ですが、必要に応じて来所相談を利用することもできます。
また、離婚問題の背景にDVなど緊急性が高いトラブルが隠れている場合は、一時保護などの対応も可能です。
単純な離婚問題ではなく、相手からのDVを受けているなど深刻な状況の場合は早めに相談するようにしましょう。
名古屋市男女共同参画センター「女性のための相談」 | |
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電話番号 | 052-728-1225(名古屋市男女共同参画センター) |
公式HP | 名古屋市男女共同参画センター |
受付時間 | 平日 9時00分~17時00分 |
無料相談可能時間 | 平日 13時00分~16時00分 |
名古屋でDVやモラハラ被害を受けたときに無料相談できる窓口
名古屋では、離婚の原因として多いDVやモラハラについて、弁護士以外に離婚を相談できる窓口が多数設置されています。
女性・男性それぞれのための相談窓口も多いので、DVやモラハラに悩んでいる方は一度相談してみるとよいでしょう。
相談窓口一覧 |
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共通:愛知県女性相談センター |
名古屋市:名古屋市配偶者暴力相談支援センター |
名古屋で離婚問題を弁護士に相談するデメリットはある?
名古屋で離婚トラブルの解決を弁護士に相談・依頼するデメリットは、ほとんどありません。
強いて言えば正式に依頼すると弁護士費用がかかる点が挙げられますが、弁護士費用は相手に請求する慰謝料でカバーできる可能性があります。
請求する慰謝料よりも弁護士費用が高くなる場合もありますが、その場合は事前に弁護士が教えてくれるので、費用倒れとなるリスクは低いでしょう。
また、離婚問題の相談は、多くの弁護士が無料で対応しています。
相談時点では費用はかからず、相談したからといって正式に依頼しなければいけないものでもありません。無料相談を利用して、必要であれば依頼するということも可能です。
そのため、弁護士への離婚相談自体にはまったくデメリットがないといってもよいでしょう。
離婚条件に不満がある、離婚してもらえないなど、離婚について揉めている場合はまずは気軽に弁護士へ相談するのがおすすめです。
弁護士に離婚問題を依頼した解決事例
ここからは、離婚問題を弁護士に依頼したことで解決に至った事例を4つ紹介します。
【ケース1】不倫した夫との離婚で慰謝料300万円を獲得
Aさんは、夫の不倫が原因で離婚を考えていましたが、夫はモラハラ気質で自分から離婚を切り出せずにいました。
そこで法律事務所へ相談のうえ、弁護士が離婚交渉を代行を依頼。結果として、不倫慰謝料
300万円の獲得と、スピーディな離婚を実現しました。
【ケース2】夫との離婚で財産を開示して慰謝料150万円を獲得
Bさんの夫は、結婚しているにもかかわらず財産を開示せず、勝手に家を出ていき、生活費も支払っていない状況でした。
そこで、Bさんは弁護士に依頼して夫の責任追及をおこない、財産分与額が約1,000万円増額、慰謝料150万円が認められる結果となりました。
この事例では、離婚トラブルの解決までに約2年の期間がかかっていますが、弁護士がBさんに徹底的に寄り添い、サポートしたことでBさんの要求が認められる形で決着しています。
【ケース3】モラハラが理由で調停離婚。養育費として月16万円を獲得
Cさんは、夫のモラハラが原因で離婚を考え、十分な養育費を獲得するために弁護士へ依頼しました。
交渉では相手が納得しなかったため、弁護士が離婚調停を申し立てた結果、月16万円の養育費の支払いが認められています。
【参考】モラルハラスメントを理由とした離婚調停の成立、養育費の支払い
【ケース4】DV夫との離婚を成立させ、親権も獲得
Dさんは、夫からのDVによって離婚を考えていましたが、夫が離婚に応じる様子がなく悩んでいました。
また、Dさんは別の相手と交際をしており、客観的にはDさんが不貞行為をしている状態だったため、弁護士へ依頼することになりました。
弁護士へ相談した結果、慰謝料についてはDさんの納得のいく範囲で精算をおこなうことになりましたが、当初の希望であった親権獲得と離婚成立を勝ち取っています。
【参考】DV夫との離婚を成立させ、親権も無事に獲得できたケース
離婚問題の解決事例をもっと見る
ベンナビ離婚では、離婚問題の解決事例を多数紹介しています。
トラブルの争点や決着方法などからも事例を探せるので、自分と似たようなケースがないかどうか探してみてください。
解決事例のページからは、弁護士へも直接相談が可能です。自分のケースと同じようなトラブルの解決実績がある弁護士なら、スムーズな解決が望めるでしょう。
いくらもらえる?離婚費用の相場・計算ツール
離婚問題では、とくにお金に関するトラブルが多く見られます。
実際に、以下のような離婚にまつわるお金について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
- 慰謝料
- 養育費
- 婚姻費用
- 財産分与
そこで、ここからはこれらの離婚に関するお金の相場について詳しく解説します。
あなたのケースで具体的にどれくらいのお金を受け取れるのか、簡単に確認できるシミュレーターも紹介するので、ぜひ活用してください。
なお、ベンナビ離婚のシミュレーターで算出できる金額はあくまでも目安です。
個別のケースごとの詳しい金額については、弁護士へ確認してください。
離婚した際にもらえる慰謝料の相場
離婚をする際、相手に離婚の原因がある場合は離婚慰謝料の請求が可能です。
離婚慰謝料の相場は、50万円~300万円だと考えてよいでしょう。
ただし、慰謝料額は子どもの有無や婚姻期間、不貞行為の有無や回数などによって増減します。
離婚の原因別の慰謝料相場は、以下のとおりです。
離婚原因 | 慰謝料相場 |
---|---|
セックスレス | 0円~100万円 |
悪意の遺棄(家事をしない、生活費を渡さないなど) | 50万円~300万円 |
DV | 50万円~300万円 |
不貞行為(不倫) | 100万円~300万円 |
なお、ベンナビ離婚の不倫慰謝料の自動計算機では、離婚慰謝料の目安を簡単に計算可能です。
婚姻期間や夫婦生活について簡単に入力するだけで、慰謝料の目安額を自動で算出できるので、ぜひ参考にしてください。
離婚した際にもらえる養育費の相場
離婚をする際に自分が子どもの親権者になる場合、相手から養育費を受け取ることが可能です。
受け取れる養育費の額は、養育費を支払う義務者の年収や子どもの人数などによって異なります。
厚生労働省が令和3年におこなった調査によると、受け取っている養育費の平均額は母子世帯で50,485円、父子世帯で26,992円です。
また、子どもが1人の場合は2万円~8万円、子どもが2人の場合は4万円~10万円が相場といえるでしょう。
なお、ベンナビ離婚の養育費の自動計算機では、養育費の目安を簡単に算出可能です。養育費をもらう人の年収や子どもの人数などを入力するだけで、目安額が自動で計算されるので、ぜひ活用してみてください。
離婚した際の婚姻費用の相場
離婚前に別居をした場合は、収入が少ない方が多い方に対して婚姻費用を請求することができます。
婚姻費用の金額は、裁判所が公開している「婚姻費用算定表」を参考に、当事者間で決めるのが一般的です。
裁判所が令和4年におこなった司法統計によると、婚姻費用の相場は4万円から15万円と人によって差があることがわかります。
夫婦それぞれの収入やどちらが子どもと一緒に住んでいるかなどによって金額は大きく変わるので、詳しくは弁護士へ相談して確認するのがよいでしょう。
なお、ベンナビ離婚では婚姻費用の自動計算機を使って簡単に婚姻費用の目安を確認可能です。
婚姻費用を受け取る側の年収や子どもの人数などを入力すれば、目安額が自動で算出されるので、ぜひ参考にしてください。
離婚した際の財産分与の相場
離婚をする際、婚姻期間に築かれた財産については、財産分与によって分け合う必要があります。
財産分与額は、基本的に財産の2分1の額となりますが、慰謝料や養育費などの事情を加味して最終的に調整されるため、一概に半分にすればよいというものではありません。
また、株式や不動産など評価が必要な財産がある場合は、財産価値自体の計算も複雑になります。
そのため、詳しい財産分与額については弁護士に相談するほか、ベンナビ離婚の財産分与の自動計算機を活用して目安額を参考にするとよいでしょう。
ベンナビ離婚の財産分与の自動計算機では、不動産査定額や預貯金額を入力するだけで簡単に財産分与額を算出可能です。
名古屋で離婚問題を弁護士に相談する際の注意点
名古屋で離婚問題を弁護士に相談する際は、以下3つの点に注意しましょう。
- 離婚の準備をしておく
- 相談したい内容を整理しておく
- 自分に不利なことも正直に話す
ここからは、それぞれの注意点について詳しく解説します。
離婚の準備をしておく
離婚を弁護士に相談する際には、自分で離婚後の生活に向けた準備をある程度進めておくことも大切です。
弁護士は離婚トラブルの解決はできますが、離婚後の生活のサポートはできません。
弁護士に「離婚したい!慰謝料を請求したい!」と頼んでも、離婚後の生活に見通しが立っていなければ、スムーズな離婚は望めないでしょう。
離婚後にどこに住むのか、収入はどうするのかなど離婚後の生活を見越して準備を進めておきましょう。
また、離婚の原因が相手の不倫やDVなどの場合は、証拠を集めておくことも大切です。
相談したい内容を整理しておく
弁護士に離婚について相談する際は、相談したい内容や自分の希望について事前に整理しておくことが大切です。
具体的には、以下のような内容をまとめておくとよいでしょう。
- 離婚に至った経緯と原因
- 自分が望む解決(慰謝料を取りたい、親権を獲得したいなど)
- 離婚原因が不倫なら、不倫の時系列や証拠など
弁護士の無料相談は、ほとんどのケースで時間制限が設けられています。
そのため、相談内容がまとまっていないと、ただ状況を伝えるだけで終わってしまったり、的確なアドバイスを受けられなかったりする恐れがあるでしょう。
とくに、離婚問題はセンシティブな内容である分、相談の際に感情的になってしまう人も多いはずです。
無料相談の時間を有効活用するためにも、事前準備をしてから臨むようにしてください。
自分に不利なことも正直に話す
弁護士への離婚相談では、自分に不利なことであっても包み隠さず正直に話すことが重要です。
弁護士は、依頼者からの証言をもとに相手との交渉や裁判に臨みます。
そのため、あとになって依頼者の嘘や隠していた事実が発覚すると、たとえ弁護士であっても擁護できないリスクがあるのです。
また、弁護士との信頼関係が損なわれるほか、場合によっては契約違反として契約が無効になる可能性もあります。
弁護士には守秘義務があり、依頼者が弁護士に話したことが第三者へ伝わることはありません。
どんな内容・状況であっても弁護士は依頼者の味方となってくれるので、不利な内容だったとしても全て弁護士に話すようにしましょう。
離婚の種類
離婚の方法には、大きく分けて以下3つがあります。
離婚の種類種類 | |
---|---|
協議離婚 | 当事者間の話し合いによって離婚を取り決める方法手続き |
調停離婚 | 調停委員が仲介して離婚を取り決める方法する離婚手続き |
審判離婚 | 裁判所の審判で離婚を取り決める方法 |
裁判離婚 | 裁判所の判決によって離婚を取り決める方法で行う離婚手続き |
離婚条件などで揉めて協議・調停・裁判と段階が進むと、手続きの手間や時間が増えることになります。
そのため、離婚で揉めそうな場合は協議離婚の段階で弁護士に相談し、早期解決を目指すことが重要です。
以下では、それぞれの離婚の種類について詳しく見ていきましょう。
協議離婚
協議離婚とは、夫婦の話し合い・合意によって離婚を取り決める方法です。
離婚条件なども話し合いをもとに決めるので、裁判所への手続きなどは必要ありません。
夫婦が離婚条件に合意したあとは、役場へ離婚届を提出するだけで離婚が成立します。
調停離婚
調停離婚とは、家庭裁判所で調停委員に仲介してもらうことで離婚を取り決める方法です。
配偶者が話し合いに応じてくれなかったり、離婚条件に合意できなかったりする場合は、利用を検討しましょう。
離婚調停では、調停委員が夫婦それぞれの主張を聞いて落としどころを探ってくれるので、当事者間での解決が難しい場合でも合意に至るケースがあります。
ただし、裁判所への申立てが必要なほか、数ヵ月単位で時間がかかる点に注意しましょう。
なお、調停離婚でも合意が難しい場合は審判離婚に進むことになりますが、できれば調停離婚で合意に至るのが理想です。
離婚条件で揉めている場合などは、調停離婚の段階で弁護士へ相談し、サポートを受けるとよいでしょう。
審判離婚
審判離婚とは、裁判所の審判によって離婚を取り決める方法です。
審判離婚は、裁判所が離婚を判断するという点で裁判離婚と似ていますが、裁判所による審判は判決ではありません。
そのため、審判は法的効力が弱く、当事者のどちらかが異議を申立てると理由を問わずに審判自体の効力がなくなってしまうのです。
結果的に審判でも決着がつかず、裁判離婚へと移るケースが多いでしょう。
裁判離婚
裁判離婚とは、その名のとおり裁判によって離婚を取り決める方法です。
裁判離婚を申立てるには、原則として離婚調停を経ていなければなりません。
また、裁判で離婚が認められるには、以下のような法定離婚事由が必要です。
- 不貞行為
- 悪意の遺棄
- 3年以上の生死不明
- 回復の見込みのない強度の精神病
- 婚姻を継続しがたい重大な自由
裁判離婚では、当事者が納得していなくても離婚を成立させることができます。
協議離婚や調停離婚よりもハードルは高いものの、判決によって離婚を認めてもらえる点はメリットといえるでしょう。
ただし、裁判である分、離婚までには時間も費用もかかります。
裁判になる前に弁護士へ相談し、離婚トラブルの早期解決を目指しましょう。
離婚の流れ
離婚をするまでの流れは、以下のとおりです。
- 離婚に向けた準備をする
- 離婚条件の話し合い
- 離婚協議書の作成合意書・離婚公正証書の締結
- 離婚届の提出
- 財産分与・慰謝料の精算
ここからは、それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。
①離婚に向けた準備をする
まずはじめに、離婚に向けた準備を進めましょう。
「離婚に準備なんているの?」と思う方も多いかもしれませんが、実は離婚には事前が必要不可欠といっても過言ではありません。
以下のような準備をして、離婚手続きに備えておきましょう。
- 離婚原因に関する証拠を集める(不倫やDVの証拠など)
- 離婚後の住まいや仕事などの準備をする
- 相手の財産を確認しておく
- 自分が希望する離婚条件を決めておく
- 相談する弁護士の目星をつけておく
なお、具体的にどんな準備が必要かは個々のケースによって異なります。
たとえば、すでに仕事をしている場合は収入に関する準備は不要ですし、DVなどに悩んでいる場合は離婚よりも前に別居の準備をしたほうがよいケースもあるでしょう。
離婚手続きをスムーズに進めるためにも、一度弁護士に相談しておくのがおすすめです。
②離婚条件の話し合い
離婚に向けた準備ができたら、離婚を切り出して離婚条件について話し合いましょう。
離婚について話し合いをする際は、以下のような内容について取り決めるようにしてください。
- 慰謝料
- 財産分与
- 養育費
- 年金分割
- 親権
- 面会交流
十分な話し合いをせずに離婚が成立してしまうと、「養育費をずっと払ってもらえない」「子どもに会わせてもらえない」など、あとになって公開する可能性があります。
何について話し合えばよいのかわからないという場合は、事前に弁護士へ相談してアドバイスをもらっておくとよいでしょう。
なお、感情的になってしまったり、話し合いにならなかったりする場合は、調停や審判に進む可能性を考えて弁護士へ依頼するのが安心です。
③離婚協議書の作成合意書・離婚公正証書の締結
話し合いによって離婚することや離婚条件に合意した場合は、離婚協議書を作成しましょう。
離婚協議書は、話し合いによって取り決めた離婚条件などを記載し、証拠として残すための書類です。
離婚には必ずしも離婚協議書が必要なわけではありませんが、一度取り決めた離婚条件で揉めないように、文書化しておくのがよいでしょう。
なお、離婚協議書は公証役場で公正証書として作成してもらうのがおすすめです。
公正証書とは、法律の専門家である公証人がその内容について認定した書類のことで、各地域の公証役場で作成できます。
公正証書は通常の離婚協議書よりも強い証拠能力を持つため、あとでトラブルになった際にも役立つでしょう。
また、公正証書内には「取り決めた金額を支払わなかった場合は、強制執行に従います」という強制執行認諾文言を付けてもらうようにしてください。
強制執行認諾文言付きの公正証書があれば、慰謝料や養育費が支払われなかったときに、スムーズに財産の差し押さえなどの強制執行が可能です。
④離婚届の提出
離婚条件に合意し、離婚協議書の作成も完了したら、役所へ離婚届を提出しましょう。
この際、離婚条件について取り決める前に離婚届を提出しないように注意してください。
親権を除く養育費や慰謝料については、とくに取り決めがなくても離婚は可能です。
しかし、取り決めをしないまま離婚が成立すると、相手と音信不通になってしまって話し合いができないといった状況に陥る可能性があります。
話し合いができない場合は調停や審判の手続きが必要ですが、手続きが難しいうえに費用もかかるので、泣き寝入りしてしまう方も少なくありません。
必ず離婚前に離婚条件について取り決め、離婚協議書を作成しておきましょう。
なお、離婚届はどこの役所でも提出できますが、本籍地以外の役所で提出する場合は戸籍謄本などの追加書類が必要なので注意してください。
⑤財産分与・慰謝料・養育費などの精算
離婚届を提出したあとは、離婚の際に取り決めた財産分与や慰謝料などの精算をおこないます。
話し合いによって取り決めた期限までに支払いがあるか確認しましょう。
期限までに支払いがない場合は、相手に連絡をして支払いを促してください。
いつまでたっても相手がお金を払わない場合は、強制執行などの手続きも検討しましょう。
データで見る名古屋市の離婚状況
ここからは、名古屋市における離婚の現状について、国が行った調査をもとに紹介します。
名古屋市の離婚数・特殊離婚率
年 | 離婚件数(組) | 特殊離婚率(人口千対) |
---|---|---|
2021年 (令和3年) | 3,717 | 1.60 |
2022年 (令和4年) | 3,698 | 1.59 |
2023年 (令和5年) | 3,698 | 1.59 |
厚生労働省が毎年発表している人口動態統計年報、および名古屋市の公式発表によると、2023年の名古屋市の離婚件数は3,698件でした。
また、年間の離婚件数を人口千人で割った「離婚率」については、2021年から2023年にかけて1.59~1.60前後を推移しています。
名古屋市の離婚件数(種類別)
離婚方法には、協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚などの種類がありますが、名古屋市ではどの方法での離婚が多いのでしょうか。
2023年の人口動態統計をもとに、離婚の種類別の件数を見てみましょう。
離婚総数 | 協議離婚 | 調停離婚 | 審判離婚 | 和解離婚* | 認諾離婚* | 判決離婚 |
---|---|---|---|---|---|---|
3,698 | 3,309 | 408 | 324 | 27 | 76 | 173 |
*和解離婚:訴訟中に当事者がお互いの条件を譲り合って合意し、成立する離婚
*認諾離婚:訴訟について、被告が原告の言い分を全面的に受け入れて成立する離婚
離婚総数のうち、約89.5%は協議離婚で離婚が成立しています。
離婚調停に進んだ件数は408件と全体の約11.0%です。
また、審判離婚が324件(約8.8%)、和解離婚が27件(約0.7%)、認諾離婚が76件(約2.1%)、判決離婚が173件(約4.7%)となっています。
まとめ|│名古屋の離婚問題は、気軽に弁護士に無料相談を
本記事では、名古屋における離婚に強い弁護士の選び方や、おすすめの法律事務所ランキングなどを詳しく紹介しました。
離婚は夫婦の問題である分、感情的になってしまうほか、顔を合わせたくないなどの理由でなかなか話し合いが進まないケースもあるでしょう。
しかし、弁護士などの第三者が間に入って話し合いをすることによって、スムーズに解決できるケースが多いのも事実です。
離婚について揉めそうな場合やすでにトラブルになっている場合は、早めに弁護士へ相談して解決に向けたアドバイスをもらいましょう。
ベンナビ離婚では、名古屋の離婚に強い弁護士を多数掲載しています。
市区町村や駅名、無料相談の可否などから弁護士を簡単に検索できるので、あなたにぴったりな弁護士を見つけるのに役立つでしょう。
離婚に悩んでいる方は、ぜひ本記事をきっかけに解決に向けた第一歩を踏み出してみてください。
【ランキング対象事務所の選定・評価方法】
- ベンナビ離婚に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2024年11月1日~2025年1月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化
- 同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計
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