不倫・離婚慰謝料
大阪府で無料の不倫慰謝料の弁護士相談窓口を確認|目的別の使い分けも紹介
2024.11.14
名古屋市で無料の不倫慰謝料の弁護士相談窓口を確認|目的別の使い分けも紹介
名古屋市では、不倫慰謝料問題の相談ができる窓口が多数設けられています。
ただ、どこに相談したらいいかわからなかったり、相談自体を迷ってしまったりする方もいるでしょう。
本記事では、名古屋市で不倫慰謝料問題の相談ができる窓口を4つ紹介するとともに、不倫慰謝料について弁護士に相談する前に知っておくべきことやよくある質問も紹介します。
名古屋市で「もっと多額の不倫慰謝料を請求したい」「不倫慰謝料を請求されたが、減額したい」という方はぜひ本記事を相談するきっかけにしてみてください。
名古屋市で不倫慰謝料問題の無料相談ができる窓口をまとめました。
お悩みの内容に応じて、適切なサービスを選択してください。
法テラスは法務省所管の法律相談窓口です。
収入や資産が一定基準未満であることなどを条件に、30分✕3回までの無料相談や、弁護士費用の立て替え払いなどが利用できます。
無料法律相談を利用できる収入や資産の基準は、以下のとおりです。
名古屋市の生活保護の基準に定める一級地在住の方の基準
家族人数 | 収入基準 | 資産基準 |
---|---|---|
1人 | 200,200円 | 180万円以下 |
2人 | 276,100円 | 250万円以下 |
3人 | 299,200円 | 270万円以下 |
4人 | 328,900円 | 300万円以下 |
それ以外の地域在住の方の基準
家族人数 | 収入基準 | 資産基準 |
---|---|---|
1人 | 182,000円 | 180万円以下 |
2人 | 251,000円 | 250万円以下 |
3人 | 272,000円 | 270万円以下 |
4人 | 299,000円 | 300万円以下 |
引用元:法テラス
なお、法テラスでの法律相談にあたっては、自分で弁護士を選ぶことができません。
必ずしも不倫慰謝料問題全般や、ご自身の抱える問題に強い弁護士が担当になるとは限らないため注意しましょう。
名古屋市内にある法テラスは以下のとおりです。
相談できる内容 | 借金(債務整理)・金銭トラブル(貸金・損害賠償)・離婚(養育費・財産分与)・相続・労働問題などの一般相談 |
---|---|
電話番号 | 0570-078341 |
受付時間 | 平日9時~17時 |
住所・アクセス | 名古屋市中区栄4-1-8 栄サンシティービル15階 |
公式サイト | 法テラス愛知 |
愛知県弁護士会では不倫慰謝料問題に関する無料相談を受け付けています。
日程の合わない方も、受付時間内であれば不倫慰謝料問題に関する有料相談は可能ですので、事情に合わせて利用しましょう。
電話番号 | 052-203-1651 |
---|---|
受付時間 | 電話受付:月-金 9:10-16:30(祝祭日除く)、一部夜間受付も可能 インターネット予約:24時間受付 |
相談できる内容 | 一般法律相談、離婚、夫婦関係の調整や、離婚の際の子どもの親権、財産分与・慰謝料・養育費の請求、不貞行為による慰謝料請求など |
直接面談の料金 | 離婚相談は初回のみ相談無料/一般相談(有料相談:30分5,500円) |
住所・アクセス | 名古屋市中区三の丸1-4-2 |
不倫のカウンセリングでは、現在の状況とあなたの気持ちに応じた最適なアドバイスをもらえます。
初回相談無料のカウンセリング窓口もありますが、お悩み解決までには時間も要するため費用がかかることが多いでしょう。
費用相場は、30分5,000円程度です。
相談電話やオンラインなど、地域を問わずカウンセリングしてもらえる窓口もあります。
気になる方は下記コラムを参考に、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
ただし、慰謝料請求や証拠集めをしたい方は弁護士や探偵などの専門家に相談したほうが、手っ取り早く問題解決に進むでしょう。
【関連記事】不倫を疑ったらカウンセリングを受けてみよう|おすすめ相談先とよくある相談
ベンナビ不倫慰謝料では、地域と相談内容を選択するだけで、不倫問題を得意としている名古屋市の弁護士を簡単に探すことができます。
あなたの状況に応じて、無料相談・休日相談・オンライン面談などに対応している事務所も見つけられます。
以下のリンクから、お住まいの地域で不倫慰謝料問題に強い弁護士を確認してみてください。
不倫慰謝料の減額交渉は自力でもできますが、離婚問題・不倫問題が得意な弁護士に相談・依頼を検討してもよいでしょう。
不倫慰謝料について弁護士に相談すると、以下のようなメリットが期待できます。
弁護士に相談することで慰謝料を請求された方は「そもそも慰謝料を支払う義務があるのか」請求したい方は「適切な慰謝料金額がいくらぐらいなのか」などを知ることができます。
不倫慰謝料の相場は50万円~300万円と幅があり、さまざまな要因が慰謝料金額に影響します。
弁護士は相談者の状況を整理し、過去の裁判例などを参考にしながら、妥当な慰謝料金額を教えてくれます。
比較的高額な慰謝料が認められた参考事例
慰謝料額 | 参考 |
---|---|
330万円 | 平成31年3月12日 名古屋市地裁 文献番号:2019WLJPCA03128020 |
275万円 | 平成31年2月1日 名古屋市地裁 文献番号:2019WLJPCA02018010 |
300万円 | 平成30年8月8日 名古屋市地裁 文献番号:2018WLJPCA08088017 |
不倫慰謝料の金額は、婚姻生活の状況、婚姻関係の破綻の有無、不貞行為の頻度や期間、請求者側の落ち度など、さまざまな要因によって増減します。
弁護士に相談することで、相談者にとって有利になる事情を探してくれます。
また、調停やADR(裁判外紛争解決手続き)などの示談以外の解決策を提示してくれることもあります。
法的な知識・経験がない中、あれこれと模索しながら請求処理を進めるのは思いのほか大変です。
弁護士に正式に依頼すれば、相手方との示談交渉などを一任することが可能です。
相手方とやり取りをしないで済むため、心理的・時間的な負担が軽減できます。
直接の交渉が難しい場合は、弁護士に依頼するのもよいでしょう。
配偶者の不倫については、慰謝料請求以外にも決めておくべきことや合意すべきことがある場合もあります。
このような合意に直ちに法的効力があるかは別として、相手に対する牽制になることは確かでしょう。
弁護士に相談すれば、慰謝料の支払い以外に提示可能な条件やその法的効力について相談することができます。
このほかにも多くのメリットがあります。
弁護士との相談時間は30分程度であることが多く、延長可能な場合もありますが、基本的には短時間で効率よく相談をする必要があります。
そこで、以下のようなポイントを意識して不倫相談の準備をおこないましょう。
不倫相談をする場合、まずどこに相談するかを決める必要があります。
主な相談先としては、法律事務所・法テラス・自治体の無料法律相談・法律相談センターなどがあるため、条件などをもとにある程度決めておきましょう。
また、法律事務所に相談する場合は、不倫問題や離婚問題を得意としている弁護士を選ぶことをおすすめします。
事務所ホームページにある解決件数や解決事例なども参考にするとよいでしょう。
弁護士に不倫相談をする際は、相談内容や現在の状況などをある程度まとめておくのが重要です。
スムーズに回答を得るためにも、少なくとも以下のような相談内容をまとめておきましょう。
また、忘れずに伝えられるように、メモ帳などにまとめておくのもおすすめです。
不倫の証拠や不倫相手の素性がわかる資料などがある場合には、不倫相談する際に持参することをおすすめします。
証拠があることで、実際に慰謝料請求できそうか、いくら慰謝料請求できるのかなど、より具体的なアドバイスが望めます。
また、単体では証拠としての効力が弱いものでも、複数組み合わせれば十分な証拠になる場合もあるため、以下のようなものがあれば持参しましょう。
初回の相談で依頼しようと決めた場合は、必ず条件面を確認する必要があります。
特に費用面でトラブルにならないよう、契約前の時点で依頼した場合の費用を確認しておくのが重要です。
一般的な弁護士費用の相場は以下のとおりですが、事務所や相談内容によって異なるため、必ず依頼予定の弁護士に確認しましょう。
内容 | 相場 |
---|---|
相談料 | 5,000円程度/30分(初回相談無料のところもある) |
着手金 | 慰謝料の10%~30%程度 |
成功報酬 | 慰謝料の10%~20%程度 |
そのほか | 日当や交通費など |
弁護士に相談するにあたって、分からないことが多いでしょう。
ここでは、相談前に知っておきたいよくある質問について紹介します。
A.弁護士次第です。
依頼者の希望に併せて柔軟に対応する弁護士が多いですが、直接面談して説明することを好む弁護士もいれば、電話やメールでの対応を中心とする弁護士もいます。
依頼する際にどのような進め方をするのか、弁護士に聞いておきましょう。
A.ケース・バイ・ケースです。
相手との連絡がスムーズに進んだ場合、1ヵ月~2ヵ月ほどで解決できることもあります。
しかし、相手と主張が対立したり、相手が話し合いになかなか応じようとしないという場合には、早期解決は困難です。
仮に裁判へと進んだ場合には半年~1年程度の期間を要すると考えるべきでしょう。
A.弁護士が受任したあとに直接の連絡があった場合、無視して弁護士に連絡して然るべく対応してもらってください。
自己判断で弁護士を通さないでやり取りした場合、トラブルが複雑化して解決が困難となる可能性がありますし、あなたと弁護士との信頼関係が毀損される可能性もありますので注意しましょう。
A.不倫の証拠が少なくても、弁護士に相談すること自体は当然可能です。
弁護士に相談すれば、現在不足している証拠がどのようなもので、今後どのように収集していくべきなのかといったアドバイスが期待できます。
名古屋市で不倫慰謝料問題を弁護士に依頼した方の事例を紹介します。
相談の背景 | 相談者は、夫の行動に不審感を抱き、自身で不倫の真意を調査しました。しかし、不倫の証拠はつかめなかったため探偵に依頼し、無事、不倫の証拠を得ました。その後、不倫相手への慰謝料請求と、夫への離婚要求以外にどのような対応が取れるかを弁護士に相談しました。 |
---|---|
弁護士の対応 | 通常、探偵依頼の費用まで損害として認められる可能性は低いのですが、相談者の事情を加味し、探偵を付けるしかなかったことを裁判で粘り強く主張しました。 |
相談の結果 | 損害として探偵費用も認定されました。慰謝料と合わせ、220万円の和解案を獲得し、和解成立となりました。 |
相談の背景 | 相談者は、交際を始めたあとに交際相手が既婚であることを知りました。それでも関係を断ち切れずにいたところ、交際相手の夫から慰謝料330万円を請求する内容証明が届き、弁護士に相談しました。 |
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弁護士の対応 | 交際相手の夫は、請求理由として「妻と離婚の危機である」ことを前提にしていました。しかし、夫に謝罪をしつつ、夫婦関係が円満であることや、妻とは共同の加害者であるため適切な損害額ではないことを主張しました。 |
相談の結果 | 330万の慰謝料を50万円まで減額しました。 |
配偶者に不倫されると、いらだったり悲しくなったりして、誰かに相談したくなるかもしれません。
そのようなときは家族・友人・専門カウンセラー・探偵などに相談するのも有効ですが、法律問題については弁護士に相談すべきでしょう。
特に、不倫問題を得意としている弁護士であれば、これまでの経験や法律知識を活かして、慰謝料請求や示談書作成、離婚手続きなど、あなたのことを幅広くサポートしてくれます。
名古屋市で不倫問題や離婚問題に注力している弁護士を探したいなら、「ベンナビ不倫慰謝料」がおすすめです。
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