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2024.08.15
「シングルマザーだけど、恋愛がしたい」「子育ても落ち着いたし、そろそろ彼氏を作りたい」
生活が落ち着き、自分の幸せを考えたときに、そろそろ恋愛をしてもいいんじゃないかなと思い始めるシングルマザーの方もいるのではないでしょうか。
しかし、シングルマザーという立場に負い目を感じて恋愛に積極的になれない、子どもがどう思うかも心配だと考える方もいるかもしれません。
本記事では、シングルマザーの恋愛事情について、おすすめの出会い方やシングルマザーが抱える不安や葛藤などをご紹介します。
忙しくてなかなか恋愛に前向きになれなかったという方も本記事を通して新しい人生を歩むヒントが見つかるかもしれません。
マッチングアプリ運営会社の調査によると、8割以上のシングルマザーが「恋愛に対して不安や障害がある」と回答する結果となっています。
理由として、以下のような意見が多く挙げられています。
大切なわが子を悲しませたくないという思いから、交際相手と子どもとの関係性を気にするシングルマザーの方が多いようです。
また、6歳以下の子どもがいるシングルマザーの場合、デート中に一人で留守番させるわけにもいきません。
面倒を見る人が近くにいなければ、恋愛は難しいと考えるのかもしれません。
さらに、12歳以下の子どもがいる、もしくは13歳以上の子どもがいるシングルマザーの回答で多かったのが、「恋愛をすることが子どもに申し訳ない」という理由です。
子どもが小学校高学年、中高生という時期は、思春期にも差し掛かる多感な時期でもあります。
そんなタイミングで恋愛してもいいのかと、引け目を感じてしまうのかもしれません。
また、厚生労働省の「人口動態調査」からも、再婚率は男性のほうが高いという結果となっています。
離婚する際に子どもの親権者となるのは圧倒的に女性が多く、女性に比べると子どもがいない男性のほうが、身軽に恋愛にチャレンジできるのかもしれません。
とはいえ、女性の再婚率も年々上昇傾向にあります。
シングルマザーでも、恋愛から結婚に発展するチャンスは、大いにあるといえるでしょう。
シングルマザーが独身男性と出会うには、どのような方法が考えられるのでしょうか。
ここからは、シングルマザーにおすすめする独身男性と出会う方法を3つ紹介します。
シングルマザーが独身男性と出会う方法1つ目は、マッチングアプリです。
今やマッチングアプリは、恋愛の定番ツールのひとつだといえます。
シングルマザーに限らず、多くの男女に利用されている恋活、婚活の手軽な方法です。
婚活メディアがシングルマザー300人に実施した調査によると、現在交際している彼氏と出会ったきっかけの約半数が、マッチングアプリだという結果になっています。
マッチングアプリは女性が無料で登録できるものも多く、自宅にいながらスマホで気軽にパートナーを探せます。
子育てに仕事に忙しいシングルマザーの方でも、利用しやすいのかもしれません。
シングルマザーが独身男性と出会う方法2つ目は、結婚相談所です。
本気で再婚を考えているなら、結婚相談所を利用してみるのもよいでしょう。
婚活のプロがプロフィール作成から出会い、交際のサポートまで、全て一貫して対応してくれます。
また、多くの結婚相談所が、登録するには独身証明書や身分証を提示する必要があるため、「出会った人が既婚者だった」ということを避けられるでしょう。
シングルマザーという立場を理解してくれる独身男性と出会うなら、結婚相談所もおすすめです。
シングルマザーが独身男性と出会う方法3つ目は、婚活パーティーです。
オンライン上の出会いではなく、最初から対面で出会いたいという方には婚活パーティーがおすすめです。
婚活パーティーには結婚に前向きな男性が集まっており、簡易的なお見合い形式で出会いを探せます。
実際に会って話してみないとわからないこともあるでしょう。
婚活パーティーなら、一度に複数の男性と交流できるので、効率的に出会いを探せるかもしれません。
さまざまな婚活パーティーが開催されているので、婚活に対する真剣度が高いものや、独身証明の提示が必須のものなどを選ぶとよいでしょう。
子どものことや世間体など、シングルマザーの方々には恋愛に前向きになれない理由があります。
ここからは、シングルマザーが恋愛に前向きになれない5つの不安と障害を具体的に解説します。
シングルマザーも増えており、世間的にも偏見はあまりないといえます。
ただ、いざ恋愛となると、別の男性との子どもがいる自分に対してどう思うのか、不安になる方も多いようです。
せっかく仲良くなっても、子どもがいるとわかった瞬間に離れていってしまうのではないかと、恋愛に前向きになれないのかもしれません。
しかし、子どもを一人で育てているシングルマザーに対して「生活力があって凄い」「人柄が良ければ、子どもがいても関係ない」という男性からのプラスの意見があるのも事実です。
シングルマザーという事実は変えられませんが、中には子どもがいる自分を受け入れてくれる男性もいるので、引け目を感じる必要はないでしょう。
生きていくうえで恋愛は必須ではなく、人生を豊かにする方法のひとつだと考える方もいるでしょう。
そのため婚活をしていると、周囲から「子どもをほったらかしにして恋愛するなんて……」と思われるのではないかと、不安にかられるシングルマザーもいるようです。
しかし、子どもの面倒をしっかりと見ており、迷惑をかけていないのであれば恋愛は自由です。
また、一度離婚しているからといって、二度と恋愛をしてはいけないわけでもありません。
自分と子どもの生活が保たれているなら周りの意見は気にせず、自分と子どもが幸せになれる恋愛をする分には全く問題ないといえます。
恋人との時間を作ることで子どもが寂しい思いをしては申し訳ないと、前向きになれないシングルマザーの方もいるようです。
子どもが思春期に差し掛かったタイミングでの恋愛は、子どもに良い影響を与えないのではないかと懸念してしまうのかもしれません。
しかし、今までと変わらず子どもと過ごす時間を確保できれば、恋愛しても問題ありません。
パートナーの男性が子どもを愛し、尊重してくれるような人であれば、子どもの幸せにもつながるでしょう。
離婚をしたことで子どもに迷惑をかけてしまったと後ろめたさがあるかもしれませんが、素敵なパートナーを見つけられれば、子どもにとっても嬉しいはずです。
シングルマザーの恋愛で、切っても切れないのが子どもとの関係性です。
自分が良いなと思った相手でも、子どもと仲良くしてくれるかどうかはわかりません。
せっかく恋愛に発展しても、いざ子どもと会わせてみたら相性が悪かったということも考えられます。
大切な子どもが交際相手と仲良くできなければ、長く付き合うのは難しく、恋愛に前向きになれないのかもしれません。
恋愛をすると、相手との交際費用やデートに出かける時間を確保しなければなりません。
しかし、子どもとの生活を維持するために働いているシングルマザーには、交際にかけるお金や時間を捻出するのが難しいようです。
令和4年の内閣府の調査によると、母子家庭の就業率は81.8%と高く、多くのシングルマザーが働いているということがわかります。
さらに、シングルマザーの年間平均収入は200万円にもかかわらず、元夫から養育費を受け取っている世帯は全体の24.3%と低い数値となっています。
余裕のある生活ができているシングルマザーは、少ないといえるでしょう。
内閣府の調査結果からもわかるように、シングルマザーの生活は多忙を極めます。
恋愛をしている余裕がなく、前向きになれないのかもしれません。
子育てに仕事に日々忙しいシングルマザーですが、いつかは新しい恋愛がしたいと思うこともあるでしょう。しかし、シングルマザーが幸せな恋愛をするには、いくつか注意点があります。
ここからは、シングルマザーが新しい恋愛をする際に注意すべきことを紹介します。
相手と長く交際したいなら、子どもの存在を隠し続けることはできません。
子どものことを隠され続けると、いざバレてしまったときに相手からの信頼を失う可能性があります。
中には、「子どもがいると知っていれば、最初から付き合わなかった」という男性もいるかもしれません。
ご自身と子どもの幸せを一番に考えたとき、シングルマザーであることを受け入れてくれるような男性でないと交際するのは難しいでしょう。
子どもの存在を隠さずにしっかり伝えて、それでも自分のことを愛してくれる男性を選ぶことが大切です。
少なからず、子どもがいることや離婚歴があることに負い目を感じる方もいるかもしれません。
しかし、自信のなさは相手にも伝わり、その弱みに漬け込んでくる男性を引き寄せてしまうかもしれません。
離婚して一人で子どもを育てるということは、並大抵のことではありません。
人知れず、苦労や困難を乗り越えてきたことでしょう。
これまでの経験に自信をもって、パートナーを探しましょう。
両親が揃っている家庭を見ると、やはり父親がいたほうがよいのではないかと思う方もいるでしょう。
父親になってくれるパートナーを早急に見つけなければと、焦ってしまうかもしれません。
しかし、シングルマザーの婚活は、子どもとの相性や離婚歴があることを理解してくれるかなど、相手をしっかり見極める必要があります。
相手の本性を見抜けないまま再婚してしまうと、実はモラハラやDV気質だった、子どもと仲良くしてくれないなどのトラブルが発生するかもしれません。
子どものためにも、父親が欲しいという気持ちも理解できます。
しかし、父親がいないと絶対に幸せになれないわけではありません。
焦って再婚するのは避け、パートナー選びはじっくり慎重におこなうようにしましょう。
シングルマザーにとって一番大切なのは、子どもです。
恋愛をするなら、子どものことを自分と同じくらい大切にしてくれる男性かどうかを、見極める必要があります。
再婚となると、相手の男性は血の繋がっていない子どもを養育することになります。
たとえ血がつながってなくても、本当の父親のように接することができるのか、子どもを幸せにしたいと思ってくれるのかは、よく考えてもらいましょう。
子どもを育てる覚悟がない男性と再婚しても、幸せになれないでしょう。
シングルマザーの恋愛と子どもは、切り離せません。
子どものことを考えてくれるのか、相手の男性としっかり話し合いましょう。
先ほどもお伝えしましたが、シングルマザーにとって子どもの存在は大きいものです。
そのためデートの約束をしていても、子どもが熱を出した、ケガをしたなどの理由でドタキャンが発生することもあるかもしれません。
相手の男性は、仕方ないとわかっていても、子どもを優先されると寂しいと思うこともあります。
全ての独身男性に、「子ども優先」のスタンスが理解されるわけではないのです。
これを念頭に置き、理解してくれないからといって相手を責めるのは避けましょう。
本記事では、シングルマザーの恋愛事情について紹介しました。
シングルマザーの恋愛は、自分と子ども、両方の幸せを考える必要があります。
子どもがいる自分を愛してくれる、そして子どもも同じくらい愛してくれる男性を見つけるには、焦らずじっくり婚活に臨みましょう。
「どうせバツイチだし」「子どもがいるから恋愛はできない」とネガティブになってはいけません。
子どもに辛い思いをさせないようにと、一生懸命努力をしている自分に自信を持つべきです。
シングルマザーの恋愛は、子どものいない独身同士の恋愛とは事情が異なりますし、障壁もあるでしょう。
しかし、恋愛をしたいと思うことは全く悪いことではありません。
子どもとの時間を大切にしながら、余裕が出てきたら恋愛にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
参考:子連れ再婚した元シングルマザーが語る「シングルマザーの再婚成功のための完全ガイド」|ペアチル