不倫・離婚慰謝料
離婚慰謝料の請求は弁護士に任せた方が良い理由とそのメリット
2024.04.18
高額な慰謝料を減額したいけど慰謝料減額に強い弁護士の探し方がわからず、悩んでいませんか？慰謝料減額に強い弁護士を探したいなら「ベンナビ不倫慰謝料」がおすすめです。
ベンナビ不倫慰謝料では、以下のような弁護士を探すことができます。ぜひあなたの希望や悩みにあった弁護士を見つけてみてください。
弁護士はあなたの悩みに真摯に向き合います。お気軽にご相談ください。
慰謝料減額に強い弁護士とは｜探し方や弁護士に依頼するメリット、費用などを解説
調査・編集者 アシロ編集部
目次
「不倫相手の配偶者から慰謝料請求の内容証明が届いた」
「高額な慰謝料を請求されたけど、とてもじゃないけど払えない」
自身の不貞行為が原因とはいえ、慰謝料を請求されたとき、減額したいと考える人も多いのではないでしょうか。
慰謝料は、精神的苦痛を受けた被害者側が加害者に対して請求できるため、不貞行為があった場合には、ある程度の慰謝料を支払う必要があることは覚悟しておくべきでしょう。
しかし、慰謝料額はさまざまな要因によって増額・減額の判断がされるため、弁護士に依頼することで、慰謝料を減額できる可能性もあります。
とはいえ、弁護士に依頼したくても、慰謝料減額が得意な弁護士をどうやって探したらいいかわからないうえ、弁護士に依頼した際の費用なども気になるところですよね。
この記事では、不貞行為の慰謝料減額に強い弁護士の探し方や、弁護士に依頼するメリット、弁護士費用の相場感などを解説します。
【注目】慰謝料減額に強い弁護士を探したいあなたへ
この記事を監修した弁護士
そもそも慰謝料減額に「強い」弁護士とは？
慰謝料減額に「強い」弁護士とは、一般的に、以下のような弁護士のことを指すことが多いようです。
慰謝料問題に注力している
慰謝料問題に力を入れている弁護士は、慰謝料減額にも強い弁護士といえます。
法律事務所のホームページに慰謝料問題について掲載されていれば、事務所全体の注力分野だといえます。
慰謝料問題を得意とする弁護士が多数在籍している可能性が高いので、ホームページをしっかり確認しましょう。
また、弁護士個人のプロフィールに、慰謝料問題についての対応実績が記載されていることもあります。プロフィールが掲載されている場合は、そちらもチェックしておくとよいでしょう。
慰謝料減額の解決実績が豊富
慰謝料減額の解決実績が豊富な弁護士は、慰謝料減額にも強い弁護士といえます。
ホームページに解決実績を掲載している事務所もありますので、参考にしてみましょう。具体的な解決件数や解決事例なども記載されていると、なお安心です。
経験が乏しい弁護士に依頼してしまうと、ノウハウ不足で思うように交渉が進まない可能性があります。弁護士探しのひとつの目安として、解決実績もチェックするといいでしょう。
慰謝料減額に強い弁護士に依頼すべき理由
弁護士に慰謝料減額を依頼する理由は、主に4つあります。
慰謝料減額や慰謝料の拒否ができる可能性が高まる
1つ目は、慰謝料の減額や支払いを拒否できる可能性が高まるからです。
相手方の婚姻関係や、自分自身に過失があったのか等によって、慰謝料の金額も変わる可能性があります。
たとえば不貞行為の前から既に相手方の婚姻関係が破綻していたり、相手が結婚していることを知らなかったりといった場合、慰謝料を減額できるかもしれません。
このような場合弁護士に事情を話せば、減額または支払いを拒否できる法的なアドバイスをもらえるでしょう。
また、相手に弁護士がついている場合は、自分で交渉するより弁護士同士で交渉したほうが自分の希望も伝えやすいはずです。
もし相手に弁護士がついていなければ、相手の言い分が法的に正しいのかなど弁護士に精査もしてもらえます。
慰謝料の減額や支払い拒否について交渉するなら、弁護士に依頼したほうが心強いでしょう。
慰謝料減額や支払いの拒否をしたければ、まずは弁護士に相談してみましょう。
不倫慰謝料の相場
不倫慰謝料の相場は、ケースによって異なりますが、大きくは以下のような金額となる傾向にあります。
あくまでも相場ですが、慰謝料を請求されている方は、慰謝料額が妥当かどうかの参考にしてみてください。
| 不倫慰謝料の相場 | |
| 不倫後も夫婦関係が継続している場合 | 50万円〜100万円 |
| 不倫がきっかけで別居した場合 | 100万円〜200万円 |
| 不倫がきっかけで離婚した場合 | 150万円〜300万円 |
交渉や訴訟もすべて一任できる
2つ目は、交渉や訴訟も全て弁護士に一任できるからです。
相手方本人と直接交渉するのは精神的に負担が重く、時間がかかる可能性があります。
弁護士に依頼すれば、弁護士が交渉や訴訟の窓口となり対応してもらえるため、自身の負担を大幅に減らせるでしょう。
また、万が一裁判になった場合、裁判は平日におこなわれます。
弁護士に依頼すれば平日の裁判でも代理で出席してもらえるので、仕事など日常生活への影響も少なくて済みます。
弁護士が代理人となるため、職場や周囲にバレにくい
3つ目は、弁護士が代理人となるため、職場や周囲にバレにくいからです。
不倫が原因で慰謝料請求をされているということは、なるべく周囲に知られたくないはずです。
自分で交渉する場合、相手方からの通知書も自宅に届くので、同居している家族に知られてしまう可能性もあります。
また、裁判のため頻繁に仕事を休めば会社でも怪しまれてしまうかもしれません。
弁護士に依頼すれば、相手方からの通知書や電話が直接くることはなくなり、裁判も弁護士に一任できます。職場や周囲にバレたくない方は、弁護士に依頼するのがおすすめです。
慰謝料減額後のトラブルを防止できる
4つ目は、慰謝料減額後のトラブルを防止できるからです。
支払いに合意したのに数年後に再請求された、全額支払ったのに嫌がらせが続くなど、慰謝料支払い後にもトラブルが発生する可能性があります。
問題が発生しないような示談書をつくるなど、弁護士に依頼すればトラブルが起こらないような解決方法を提案してくれるでしょう。
慰謝料問題を解決し、気持ちを新たに再出発できるよう、早めに弁護士に依頼しておくと安心でしょう。
慰謝料減額は自分でできる？自分でおこなう場合のリスク
弁護士に依頼すると費用もかかります。なるべく費用を抑えたいので自分で対応したいという方もいるのではないでしょうか。
慰謝料減額は自分で対応できないわけではないですが、リスクを伴います。主なリスクを3つ紹介します。
交渉が長期化する可能性がある
1つ目のリスクは、交渉が長期化する可能性があるということです。
本人同士で交渉すると感情的になり、具体的な話ができないまま時間が過ぎてしまうこともあります。お互い意地になり話し合いがまとまらないまま、裁判に発展してしまうかもしれません。
弁護士が間に入れば、法律に則り冷静に交渉を進めてくれるため、早期解決につながるでしょう。
職場や周囲に慰謝料を請求されていることがばれる恐れがある
2つ目のリスクは、職場や周囲に慰謝料請求をされていることがばれる恐れがあるということです。
不倫してしまったことは、なるべく周囲に隠しておきたい方も多いはずです。
しかし、厄介な相手だと、職場に嫌がらせの電話をしたり、自宅に押しかけてきたりすることもあるかもしれません。
弁護士に依頼すれば、相手にこのような行為をしないように求めることができます。
減額交渉に失敗し、高額な慰謝料を請求される可能性がある
3つ目のリスクは、減額交渉に失敗し、高額な慰謝料を請求される可能性があるからです。
法律の知識がないと的確な反論ができず、相手の勢いに負けてしまうこともあります。
慰謝料トラブルから一刻も早く解放されたいという一心で、法外な慰謝料に合意してしまうことも考えられるでしょう。
弁護士に依頼すれば、適切な慰謝料額で交渉ができるうえ、法的な観点から依頼者の希望に沿った結果を出せるよう、尽力してくれるので、心強いといえます。
慰謝料減額が得意な弁護士探しなら、まずは無料相談を利用しよう
慰謝料減額が得意な弁護士を探したいなら、まずは無料相談がおすすめです。
話をちゃんと聞いてくれるか、自分と相性は合うかなど、実際に会ってみないとわからないこともあります。
まずは気軽な無料相談を利用すれば、どんな弁護士が自分にぴったりなのかを見極められるでしょう。ここからは、無料相談ができる弁護士の探し方を紹介します。
ベンナビ不倫慰謝料｜電話相談・休日相談OKの弁護士をお探しの方
ベンナビ不倫慰謝料は、不倫慰謝料問題が得意な弁護士が簡単に探せるポータルサイトです。
お住まいの地域、相談内容、電話相談や休日相談が可能かなどの条件で弁護士を探すことができるため、あなたにぴったりの弁護士が見つかるでしょう。
また、慰謝料額の試算や解決事例、コラムなど、今後交渉を進めていくうえで必要な情報も掲載されています。弁護士に相談する前に知識を得たい方にもおすすめです。
法テラス｜費用をなるべくかけずに依頼したい方
法テラス（日本司法支援センター）とは、法的なトラブルに直面した際の手続きや法制度を無料で教えてもらえる公的な窓口です。
条件を満たすと、必要に応じて弁護士の無料相談や、弁護士費用の立替制度が利用できます。弁護士費用は高そうで不安、資力がないので前に進めないと悩んでいる方は一度足を運んでみてもいいでしょう。
ただ、法テラスと契約している弁護士はさまざまな分野を取り扱う弁護士のため、必ずしも慰謝料減額に注力している弁護士を紹介してもらえるとは限りませんので、注意が必要です。
弁護士会や市区町村の法律相談｜近所の弁護士に相談したい方
各都道府県に設置されている弁護士会や行政の法律相談センターなら、お住まいの地域の弁護士に相談が可能です。
弁護士会のホームページや市区町村のホームページに、相談受付時間や費用、取り扱っている相談内容などが載っているので、確認してみてもよいでしょう。
いきなり法律事務所に行くのはハードルが高い、自宅から比較的近い場所で相談したいという方にはおすすめですが、曜日や時間帯によって相談できる内容も異なります。
スケジュールを合わせる必要があるので、よく確認してから予約しましょう。
慰謝料減額が得意な弁護士の選び方
せっかく弁護士に依頼するなら、慰謝料減額が得意な弁護士に依頼したいですよね。ここからは、慰謝料減額が得意な弁護士の選び方を解説します。
ホームページで実績や注力分野を確認する
まずは法律事務所のホームページで、実績や注力分野を確認しましょう。
法律事務所によって得意な分野、売りにしている分野は異なります。同じ弁護士でも、交通事故や刑事事件に注力している弁護士に慰謝料減額の相談をしても、ノウハウがなく一般的なことしか回答してもらえないかもしれません。
取扱分野や注力分野について、事前にホームページを確認して、対応してもらえそうかどうかをチェックしておきましょう。
無料相談で信頼できる弁護士かチェックする
無料相談をしてみて、信頼できる弁護士かどうか見極めることも大切です。インターネットの情報だけでは、弁護士の人となりまで把握するのは難しいものです。見極めるポイントは3つあります。
具体的な状況や時系列について質問があるか
相談時に、具体的な状況や時系列について質問があるかどうかをチェックしましょう。
慰謝料の額を算定するにあたり、事実や状況の確認はとても大切です。不貞行為の回数や不貞の期間、子どもの有無などしっかりと確認してくれる弁護士なら信頼できるでしょう。
家族や職場にバレずに減額交渉できるか
家族や職場にバレずに減額交渉できるが確認し、親身になって話を聞いてくれるかどうかもチェックしましょう。
こちらの気持ちを理解してくれない弁護士だと、今後発生する交渉でも自分の希望を汲み取ってくれないかもしれません。
相手からの連絡が直接来ないようにして欲しい、周りに言いふらさないで欲しいなどの希望を伝えてみましょう。
自分が抱えている不安に寄り添って進めてくれる弁護士なら、信頼できるといえます。
依頼した場合の弁護士費用が明確か
依頼した場合の弁護士費用について明確な説明があるかどうかもチェックしましょう。
弁護士費用は高額なイメージがあり、いくらかかるのか不安に思う方も多いはずです。
費用について質問しているのに明言してくれない、費用の概算も教えてくれないなど、弁護士費用が不明瞭な場合は注意しましょう。
こちらの気持ちを理解し、きちんと弁護士費用を説明してくれる弁護士なら、安心して任せられるはずです。
慰謝料減額でかかる弁護士費用の相場
弁護士に依頼すると、一体いくらくらい掛かるのでしょうか。ここでは、慰謝料減額にかかる弁護士費用の相場を紹介します。
| 費用項目 | 費用相場 |
| 相談料 | 0円〜1万円（1時間） |
| 着手金 | 20万円〜30万円 |
| 報酬金 | 減額できた慰謝料額×10％〜20％ |
| 実費 | 実際にかかった経費（交通費や郵便切手代など） |
| 日当 | 1万円〜5万円程 |
なお、弁護士費用は各事務所によって異なります。上記はあくまでも、相場と大きな乖離がないかを確認するための目安として活用してください。
弁護士の無料相談で注意すべき3つのポイント
弁護士の無料相談には時間制限があります。限られた相談時間を有意義なものにするため、注意すべきポイントを3つ紹介します。
慰謝料減額の弁護士相談は「できるだけ早めに」が鉄則
慰謝料問題が発生したら、できるだけ早めに弁護士に相談しましょう。
自分でできるだろうと交渉を進めてしまうと、余計にこじれてしまう可能性もあります。
交渉が決裂し、裁判に移行したタイミングで弁護士に依頼すると、裁判出席の日当や交通費などの実費もかさみます。
早い段階で弁護士に依頼すれば交渉でまとまり、結果的に費用を抑えられるかもしれません。
弁護士の無料相談前にやっておくべき事前準備
無料相談をよりよいものにするために、事前準備をしておきましょう。以下では、具体的にしておくとよい準備を紹介します。
請求されている金額や届いた内容証明を持参する
実際に請求された慰謝料が記載されているものや、相手から届いた内容証明などを持参しましょう。
現物が何もないまま相談を進めるより、実際に届いたものを弁護士に確認してもらったほうが話がスムーズに進みます。
相手の希望をすぐに理解し、適切なアドバイスをもらえるでしょう。
自分の不貞行為についての時系列や登場人物などをまとめておく
自分の不貞行為についての流れや登場人物などもまとめておきましょう。
初めて話す相手でも理解できるようにまとめておくことがポイントです。
弁護士も、まとまりのない話や人物関係が不明瞭だと、状況の理解に時間がかかります。
まとめておかないと、せっかくの無料相談が状況の説明だけで終わってしまうかもしれません。
事前に時系列や登場人物をまとめて相談に臨めば、認識の食い違いも発生しにくいでしょう。
自分の希望を決めておく
いくらなら払えるのか、払いたくないかなど、自分の希望を決めておきましょう。
目安の金額やどうしたいのかがわからなければ、弁護士も具体的なアドバイスができません。
自分の資力を考え、いくらなら支払えるのか、具体的な金額を提示できるようにしておきましょう。
支払いたくないなら、その理由もあわせて考えておきましょう。
嘘は絶対NG！聞かれたことや事実は正直に答えよう
弁護士に相談する際は、嘘を付いてはいけません。言いづらくても、聞かれたことには正直に答えましょう。
弁護士に依頼する際は、弁護士と依頼者間の信頼関係が非常に大切です。
依頼者を信じて交渉を進めていたのに実は嘘だったということがあると、信頼関係は崩れます。弁護を辞任され、契約解除される可能性もあるでしょう。
弁護士に誠実に対応してほしければ、自分も誠実に受け答えする必要があります。また、弁護士は相談事項・依頼事項について守秘義務を負うため、相談事項が外部に漏れる心配はありません。
嘘はつかず、正直に話しましょう。
まとめ｜慰謝料減額が得意な弁護士探しなら「ベンナビ不倫慰謝料」
慰謝料減額を考えているなら、弁護士に相談するのがおすすめです。自分で交渉するストレスをなくせますし、周囲にバレずに解決できるかもしれません。
また、慰謝料減額が得意な弁護士を探したいなら「ベンナビ不倫慰謝料」がおすすめです。
相談内容や相談方法、得意分野などを絞って弁護士を検索できます。不倫慰謝料に関する悩みをすぐにでも解消したいという方は、ぜひ「ベンナビ不倫慰謝料」を利用してみてはいかがでしょうか。
この記事の調査・編集者
アシロ編集部
本記事は法律相談ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。※法律相談ナビに掲載される記事は、必ずしも弁護士が執筆したものではありません。本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。
