面会交流
面会交流を弁護士に無料で相談するには?失敗しないための選び方と相談する際の注意点
2023.01.30
面会交流について疑問や悩みを抱えている方の中には、「どこかに相談したいけど、無料相談できるところがいい」という方も多いでしょう。
面会交流の無料相談窓口はいくつかあり、それぞれ対応内容や無料相談の条件などが異なります。
無料相談では時間制限などもあるため、十分に相談準備を整えておくことが大切です。
自分に合った相談窓口を選び、的確なアドバイスをもらうためにも、この記事を読んで無料相談のポイントを押さえておきましょう。
この記事では、面会交流の無料相談窓口や、無料相談を利用する際の準備、相談先と話す際の注意点などを解説します。
面会交流について無料相談の利用を検討している方は、参考にしてください。
面会交流について疑問や悩みを抱えているが、どこに相談すればよいかわからずに困っていませんか?
結論からいうと、面会交流などの離婚問題については弁護士へ相談・依頼することをおすすめします。
弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、離婚問題を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
ここでは、面会交流の無料相談ができる各窓口の特徴について解説します。
弁護士は、面会交流・慰謝料請求・養育費請求・親権問題などの離婚問題全般に対応しています。
相談する際は相談料がかかりますが、初回相談であれば無料で実施している事務所もあります(場合によっては2回目以降も無料対応する事務所も存在します)。
弁護士に相談することで、面会交流の取り決め方やトラブルの解決方法などについて、法的視点からのアドバイスが望めます。
慰謝料請求などの面会交流以外についても相談でき、離婚問題で悩んでいる方は弁護士への相談がおすすめです。
弁護士の対応分野は幅広く、たとえば相続問題・債務整理・刑事事件・交通事故などがあります。
弁護士にはそれぞれ得意分野・不得意分野があり、離婚問題が得意ではない弁護士を選んでしまうと、的確なアドバイスをもらえない恐れがあります。
離婚問題が得意な弁護士を探したい方には、「ベンナビ離婚」がおすすめです。「ベンナビ離婚」とは、相談内容や地域を選択するだけで、離婚問題が得意な弁護士を一括検索できるサイトです。
「初回の面談相談無料」「電話相談・オンライン面談可能」「休日の相談可能」などの条件検索もでき、自分に合った弁護士探しができます。
会員登録などは不要ですので、お気軽にご利用ください。
養育費等相談支援センターとは、ひとり親家庭などの支援のために、厚生労働省によって設置されたセンターのことです。
面会交流や養育費などについて電話相談・メール相談を実施しており、相談料はかかりません。
ただし、養育費等相談支援センターでは相談員が対応にあたり、面会交流に関する基本的な事項しか相談できません。
裁判手続きなどの法律的な問題を相談したい場合は、別の相談窓口を選ぶ必要があります。
相談受付時間や連絡先などの詳細については、「養育費等相談支援センター」をご確認ください。
東京都ひとり親家庭支援センターはあとも、ひとり親家庭などの支援を目的に設置されたセンターです。
このセンターの特徴として、弁護士による無料法律相談を実施しています。
ただし、無料法律相談を利用するには、「東京都に住んでいる20歳未満の子どもを持つ母親・父親であること」「離婚前後の法律相談であること」などの条件を満たしている必要があります。
さらに、「相談時間は1時間程度×3回まで」などの制限もあり、弁護士の紹介を受けることはできません。
連絡先や相談条件などの詳細については、「東京都ひとり親家庭支援センターはあと」をご確認ください。
公益財団法人 家庭問題情報センターとは、健全な家庭生活の実現に貢献するために設置された公益法人です。
面会交流について電話相談を実施しており、相談料はかかりません。
このセンターの特徴として、面会交流をおこなっている方や、これから面会交流をおこなう方などを対象にセミナーを実施しています。
セミナーは有料ですが、面会交流に関する知識を身に付けたい方は参加してみるのもよいでしょう。
連絡先やセミナー情報などの詳細については、「公益財団法人 家庭問題情報センター」をご確認ください。
面会交流について疑問や悩みを抱えている方の中でも、特に以下のようなケースに該当する場合は弁護士への相談をおすすめします。
子どもと会う時間・頻度・場所・受け渡し方法・宿泊や旅行は可能かどうかなど、面会交流の話し合いではさまざまな事項を決めなければいけません。
しかし、当事者同士での話し合いでは感情的なやり取りになってしまったり、お互いの主張がぶつかったりして平行線のままになる恐れがあります。
面会交流は子どもの健全な育成のためにおこなわれるものであり、話し合いには冷静に応じて妥協点を探ることも大切です。
弁護士に相談することで、子どものためにもどのような判断をするべきなのか客観的見地からアドバイスを受けることができ、話し合いが進展する可能性があります。
当事者同士での解決が難しい場合には、面会交流調停に移行するのが一般的な流れです。
面会交流調停では、家庭裁判所にて、調停委員に仲介してもらいながら話し合いを進めることになります。
ただし、面会交流調停をおこなうには、必要書類を準備作成して裁判所へ申し立てをおこなわなければいけません。
面会交流調停が終結するまでには1年以上かかることもあり、何度話し合っても解決しなければ面会交流審判へ移行して、さらに終結が長引くことになります。
弁護士に相談すれば、面会交流調停の書類準備や作成方法などについてアドバイスを受けることができ、スムーズに手続きを進められます。
調停での話し合いが難航している場合には、どこまで妥協するのが妥当なのかなどのアドバイスも望めます。
面会交流を拒否されている場合には「相手が面会交流を拒否する理由」、面会交流の条件を変更したい場合には「自分が条件を変更したい理由」「自分が希望する条件」などについて、相手と話し合う必要があります。
相手が話し合いに応じてくれて解決すれば問題ありませんが、場合によっては話し合いが揉めたり、まともに対応してくれなかったりすることもあります。
話し合いで解決できない場合には、面会交流調停を申し立てざるをえません。
弁護士に相談すれば、相手に対してどのように主張すればよいかアドバイスを受けることができ、当事者同士での話し合いだけで解決できる可能性があります。
ここでは、面会交流の無料相談をする際の準備について解説します。
子どもとの関係性・面会交流の希望条件・話し合いの進捗状況・現在の生活状況など、面会交流の相談ではさまざまな内容を話すことになります。
これまでの経緯について時系列で整理し、相談先からの質問にもすぐに答えられるように準備しておきましょう。
無料相談できる時間には限りがありますので、相談時は要点を簡潔に伝えることが大切です。
もし手ぶらで相談するのが不安な場合は、事前にメモを作成しておくことをおすすめします。
いくら信頼できる相談先でも、正確な相談状況を把握してもらえなければ、見当違いのアドバイスになってしまう恐れがあります。
せっかくの相談を無駄にしないためにも、相談内容に関する資料があれば持参しましょう。
たとえば、面会交流についてやり取りしたメール・LINEや、面会交流の合意内容を記載した「離婚協議書」などがあれば、相談先が相談状況を把握する際に役立ちます。
役に立つのかどうか自分では判断が難しいようなものでも、念のため持参することをおすすめします。
「初回相談は無料」「無料相談は3回まで」「無料相談は1時間程度まで」など、無料相談の条件は相談先によってさまざまです。
相談途中で無料相談が終了するようなことを避けるためにも、どこまで無料で相談できるのか事前に確認しておきましょう。
なお、弁護士であれば無料相談の時間を過ぎても相談延長を希望できるものの、延長する場合は相談料がかかります。
相談料の相場は30分あたり5,000円程度ですが、事務所によってもバラつきがあります。
面会交流について無料相談をする際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
自分が何のために相談しに来たのかはっきり伝えられないと、相談先としても的確なアドバイスはできません。
たとえば「面会交流の条件について相手と揉めている」というケースでも、徹底的に争ってでも自分の要望を通したい場合と、ある程度の妥協をしてでも早期解決したい場合とでは、アドバイスの内容も変わります。
相談時は、自分がどのような疑問や問題を抱えているのか、どのような結果を望んでいるのかなどについて、できるだけ明確に伝えましょう。
「相手に育児を任せっきりにしていた」「面会交流を一方的に拒否して、相手からの連絡も無視している」など、なかには後ろめたいことや、あまり人に言いたくないことがある方もいるでしょう。
しかし、相談時は隠しごとをせずに全ての事実を伝えてください。
そうすることで、相談先としても正確な相談状況を把握でき、状況に適したアドバイスが望めます。
自力で面会交流のやり取りを進められるか不安な方や、面倒な手続きに時間を取られたくない方などは、弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士は、依頼者の代理人として対応することができます。
弁護士に面会交流を依頼した場合、相手との交渉・面会交流調停・面会交流審判などの対応を一任できます。
依頼後は弁護士からの報告を待つだけで済み、面会交流の手続きにかかる労力を大きく軽減できます。
依頼者の希望が叶うように尽力してくれますので、自力で対応するよりも納得のいく形での終結が望めます。
面会交流については、弁護士や支援センターなどで無料相談を受け付けています。
特に、相手との話し合いがうまくいっていない場合や、トラブルが起きそう・すでにトラブルが起きている場合などは、弁護士への相談がおすすめです。
弁護士であれば、面会交流の主張内容に関するアドバイスや、面会交流調停などの裁判手続きに関するアドバイスなども望めます。
ただし、無料相談できる時間は限られているため、相談前には相談状況を整理しておくなどの準備を済ませておきましょう。
なお、弁護士には得意分野・不得意分野があるため、離婚問題が得意な弁護士を選ぶことが大切です。
効率的に弁護士を探したい方は、相談内容や地域を選択するだけで弁護士検索ができる「ベンナビ離婚」をご利用ください。
面会交流について疑問や悩みを抱えているが、どこに相談すればよいかわからずに困っていませんか?
結論からいうと、面会交流などの離婚問題については弁護士へ相談・依頼することをおすすめします。
弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、離婚問題を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。