- 配偶者の不倫を知ってしまい、どうすればいいのかわからない
- 不倫している予感がする、証拠がほしい
- 不倫が悪いこととわかっているけど、好きになってしまって苦しい…
- 不倫をしてしまい、慰謝料を請求されてしまった など
このような不倫問題の悩みは、24時間電話やメールで相談できる窓口へ相談することをおすすめします。
もちろん、こんな抽象的な悩みでなくても、恋愛相談のようなことでも、トラブルになる前に相談すべきではないでしょうか。
目的に合わせて、適切な相談先を利用することで気持ちが楽になったり、不倫をやめさせ夫婦関係回復もしくは納得のいく離婚を実現させられたりする可能性が高まるでしょう。
この記事では、不倫している・されている人の悲痛な叫びに対して親身に相談にのってくれる、24時間無料の電話・メール相談を受けつけている相談先や、19時以降や土日祝日相談可能な相談サイトをご紹介します。
また、弁護士に相談すべき人や、無料相談の際のポイントまで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【24時間相談あり】慰謝料請求を考えている不倫被害者は弁護士に相談しましょう
「不倫されて、離婚や慰謝料などを請求したい」という方は、弁護士に相談するのが有効です。他の相談機関では、問題解決のアドバイスや証拠集めなどを依頼できるだけで、あなたに代わって直接解決してくれるわけではありません。
弁護士であれば、以下のようなサポートが望めます
・相手方とのやり取りを一任できる
・相場以上の慰謝料を獲得できる可能性がある
・離婚・慰謝料請求のために必要な証拠をアドバイスしてくれる
離婚弁護士ナビは、不倫問題に注力する弁護士を掲載しているサイトです。24時間相談受付・メール相談・電話相談可能などの事務所も掲載していますので、お気軽にご利用ください。
この記事を監修した弁護士
齋藤健博 弁護士(銀座さいとう法律事務所)
女性のセクハラ被害解決や離婚問題の解決を得意とする弁護士。慰謝料請求や退職を余儀なくされた際の逸失利益の獲得に注力。泣き寝入りしがちなセクハラ問題、職場の女性問題に親身に対応し、丁寧かつ迅速な解決を心がけている。
【目的別】不倫問題を24時間電話・メール相談できる窓口一覧
何を相談したいかで、相談先は大きく変わります。
ここでは、4つの目的に合わせた相談先を紹介します。
「不倫している」「不倫されている」悩みを聞いてほしい
「信じていたのに、不倫していたことを知ってしまい、ショックでどうしたらいいのかわからない」
「不倫はやめたものの、夫が不倫相手を引きずっている(比較される)」
「今の夫婦関係は良好だけど、ふとした瞬間に不倫されていたことを思い出してしまう」など
不倫はされている間もそうですが、配偶者が不倫をやめ今の夫婦関係が良好でも、配偶者への疑う気持ちやフラッシュバックから、苦しい思いをすることも珍しくありません。
不倫発覚後一年経ちます。
夫は現在、十分サポートしてくれています。
ただ私の心が言う事きかず、
精神的に辛いし、夫に暴言暴力をしてしまいエスカレートしていることに悩んでいます。
引用元:Yahoo!知恵袋
妻に不倫をされてフラッシュバックを克服した方いらっしゃいますか?
現在修復中です。
半年間妻に不倫をされました。
発覚後2カ月目です。
忘れる事は不可能とわかっているのですが、一日の間少しでも減れば楽なんですが。。。
引用元:Yahoo!知恵袋
また、既婚者を好きになってしまい、
「仕方ないってわかっていても、不倫相手の配偶者に嫉妬してしまう」
「不倫相手を独占したいと思ってしまう」 など。
不倫に関する気持ちは、されている方もしている方も周囲に相談しづらいと思います。
不倫は、単なる恋愛問題では片づけられない魔物が住んでいるのです。
とにかく誰かに聞いてほしいのであれば、無料掲示板がおすすめです。
また、フラッシュバックしてしまい、精神的につらい人はカウンセリングを受けてみるのも一つの方法です。
カウンセリングは、対話やテキストを通し本当の自分に向き合い、気持ちを整理することで、一時的ではなく長期的に自分にとって気持ちの良い取り組みや生き方を望むことができます。
「もうフラッシュバックに悩みたくない」「信じられるようにしたい」、「不倫相手に執着しないようにしたい」など、根本的な苦しい気持ちを解消するきかっけを見つけられるかもしれません。
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配偶者の不倫証拠を獲得したい
「最近なんか怪しい…、もしかして不倫している?」と感じた場合、また不倫していることがわかり、言い逃れできないような証拠が欲しい人は、探偵や興信所に浮気調査を依頼しましょう。
探偵に依頼することで、不貞行為の証拠をしっかりと獲得できれば、証拠がないケースよりも多くの慰謝料を獲得できる可能性が高まります。
探偵費用に関しては、相手が合意すれば、支払ってもらうことが可能です。
「探偵への浮気調査=離婚」とイメージする人が多いと思うのですが、浮気調査により具体的な証拠を獲得できることで、配偶者に不倫をやめさせ、夫婦関係修復のきっかけにすることも可能です。
また、不倫の証拠を獲得することで、配偶者に離婚請求されても拒否できます。
離婚する、しないにかかわらず、証拠があることで有利な解決が望めるでしょう。
まずは、費用や具体的にどのような方法で証拠を獲得するのか、無料相談してみましょう。
不倫されていて離婚や慰謝料請求したい・不倫をやめさせたい
不倫されて離婚や慰謝料を請求したい、今すぐ不倫をやめさせたいのであれば、離婚問題解決の得意な弁護士への相談がおすすめです。
不倫の慰謝料相場は50~200万円程度ですが、弁護士が証拠を組み合わせ、過去の判例をもとに交渉することで、相場以上の慰謝料を獲得できる可能性があります。
また、慰謝料や離婚請求だけではなく、「今すぐ不倫をやめさせたい」人も弁護士へ相談することで、接触を禁止するよう警告文の作成・送付や交渉を行ってもらうことが可能です。
それにより、不倫を辞めさせられますし、もし破って不倫を継続させた場合、悪質としてより高額な慰謝料請求も望めます。
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相場以上の慰謝料を獲得できた判例
- 不倫をやめるよう要請したにも関わらず、関係を持ち、原告が精神的疾患を発症するなど、強い精神的苦痛を与えたとして300万円を認められた判例(東京地裁 令和元年6月18日 Westlaw Japan 文献番号 2019WLJPCA06188005)
- 原告の妻と不倫をした上に、虚偽の通報により原告を陥れようとし、原告に強い精神的苦痛を与えたとして、慰謝料350万円が認められた判例(東京地裁 令和元年6月10日 Westlaw Japan 文献番号 2019WLJPCA06108006)
- 10年以上不倫を継続し、子供を認知したうえで不倫相手と同居するなど、不貞行為が極めて悪質とし、慰謝料500万円を認めた判例(東京地裁 平成14年10月21日 判例秘書05730382)
不倫していて慰謝料を請求されてしまった・減額したい
不倫が発覚し慰謝料を請求されてしまった場合、以下のような状況であれば減額できる余地があります。
- 相場以上の慰謝料を請求された
- 客観的にみて既婚者であることを知らなかった
- 客観的に見て夫婦関係が破綻していた
- もう一人の当事者から十分な慰謝料を獲得している
- 客観的に見て強く拒絶できない事情があった
- 客観的に見て肉体関係を持っていないと証明できる
減額請求は当事者間で行うと、相手に「反省していない」と判断され、余計にもめる可能性があります。
そのため、慰謝料を請求されて「支払えない」「会社に報告すると脅されている」などの人は、安易に同意せず、まずは弁護士に相談しましょう。
また、同意してしまい後悔している人は、できるだけ早い段階で相談しましょう。
1000万円の請求を100万円に減額し、口外禁止で合意できた事例
部下と不倫関係にあった会社経営者の男性が、不倫相手の配偶者より1,000万円という高額な慰謝料請求を受けました。
しかも、支払わない場合は会社にばらす等の脅しも受けていたと相談に来られました。
収入によって慰謝料の金額は変わらないことを伝えた上で、会社や第三者にばらした場合には名誉棄損等で逆に損害賠償請求をする旨の通知書を送ったところ、相手方にも弁護士が就き交渉をはじめました。
その結果、相手が離婚しないことも判明したため、慰謝料100万円と口外禁止事項を締結し、無事解決しました。
300万円の請求を150万円の4年分割払いに減額することに成功した事例
不倫により300万円の慰謝料を請求された事例です。
弁護士が代理交渉することで、150万円の4年分割支払いで合意を得ることに成功しました。
【関連記事】不貞行為で慰謝料を請求されたら?慰謝料を請求されたときの対処法とやってはいけないこと
不倫問題で弁護士へ電話・メール相談する際のポイント

弁護士への相談は時間で区切られているケースがほとんどです。
無料相談であれば30程度なので、時間内で自分が知りたいことを説明し、聞く必要があります。
ここでは、効率よく不倫問題を相談するためのポイントを紹介します。
事前に話したいことをまとめておく
弁護士から適切なアドバイスをもらうには、弁護士が状況を理解してくれないと何も始まりません。
そのため、状況説明する際に、最低限以下のような項目を踏まえて時系列で説明しましょう。
- 自分が最終的に何を希望するのか(離婚・慰謝料請求・離婚を辞めさせる など)
- 現在の婚姻関係(年数や子供、収入状況)
- 不倫の状況
- 不倫相手の情報(収入など)
- 証拠の有無
できるだけ具体的に話すべきですが、愚痴にならないように注意しましょう。
証拠や資料を準備しておく
不倫の証拠や不倫相手の情報があるのであれば、最初の相談時に持参しましょう。
証拠を見せながら相談することで、より具体的にどのくらい慰謝料が獲得できそうか、今後どのように進めるのが最善かについて相談できます。
また、現在少しの証拠(SNSやメールのやり取り など)しか持っていなくても、相談できます。
今後どのように証拠を収集すればいいのかのアドバイスももらえますので、安心して相談してください。
正式に依頼した場合の料金を聞いておく
弁護士費用は、相談内容や事務所で異なります。相場は以下の通りです。
内容 |
相場 |
相談料 |
・初回無料
・時間5,000円 |
着手金 |
慰謝料の10~30% |
報酬金 |
慰謝料の10~20% |
実費 |
日当や交通費など |
あらかじめ相談しておかないと、成功報酬などの支払いでもめてしまうリスクがあるでしょう。
一般的な弁護士であれば、おおよそどのくらい費用がかかりそうか教えてくれます。
【関連記事】離婚弁護士の費用相場|依頼内容ごとのシミュレーションと費用を下げるコツ
電話・メールで不倫問題を弁護士に相談する際の注意点

電話・メール相談にはそれぞれメリット、デメリットがあります。
注意点とあわせて紹介します。
電話で相談する際の注意点
電話相談は、リアルタイムで回答をもらえたり、話し方から相手の雰囲気をある程度把握したりできるメリットがあります。
反対に、30分程度など時間制限があると、焦ってうまく説明できなくなってしまうこともあります。
また、相手の顔が見えないので、ニュアンスが上手く伝わらないことがあったり、感情的になってしまったりするデメリットも考えられます。
あらかじめメモを作成しておきましょう。
また、通話中に専門用語などがあってわからない場合でも、何度も遮ってしまうと話が進まないので、メモを取っておいて後から質問すると効率的です。
メールで相談する際の注意点
メール相談は時間や場所を選ばず、落ち着いて現状を説明することができる点です。
まとまった時間がとりづらい人や配偶者にバレないように相談したい人に特におすすめします。
ただし、すぐに返信をもらえない可能性があることや、文章を書きなれていないと、不要に長く読みづらいメールになってしまい受任できないと思われてしまうデメリットがあります。
先ほど紹介した「事前に話したいことをまとめておく」を参考に文章を作成しましょう。
弁護士へのメール相談は面談を行う前準備のようなもので、そのメールで問題を解決することを目的としていません。
まとめ
不倫の慰謝料請求や離婚、離婚回避には証拠が必要になるので、「証拠の確保」を最優先してください。
弁護士によっては、提携先の探偵を紹介してくれたり、獲得に協力してくれたり、さまざまなサポートを期待できます。
不倫問題で離婚や慰謝料請求、夫婦の再構築を目指すのであれば、まずは弁護士へご相談ください。
この記事の調査・編集者
みーさん
2017年にライターとしてアシロに入社し、主に交通事故とIT分野の執筆に携わる。2019年によりIT媒体の専任ディレクターになり、コンテンツの執筆・管理などを行っている。