
債務整理
消費者金融とのトラブル解決に頼れる無料相談窓口9選|弁護士に依頼するメリットも
2023.11.06
サラ金(消費者金融)での借金がかさみ、頭を悩ませている人も多いかもしれません。
サラ金での借金の悩みは、弁護士や適切な窓口で相談することで、解決に向けて一歩前進できます。
借金の問題を解決する方法は複数ありますが、状況にあわせた最適な方法を選ぶことが必要です。
適切な方法を選びスムーズな解決を目指すためにも、弁護士に相談してみることをおすすめします。
本記事では、借金やサラ金についての悩みを弁護士に無料相談する方法を解説します。
弁護士に依頼するメリットや費用相場も紹介しているので、参考にして解決を目指してください。
借金問題を抱えている場合、弁護士に相談するのがおすすめです。
本項では弁護士へ無料相談する方法をいくつか紹介します。
多くの法律事務所では初回相談を無料で実施しています。
対面での無料相談のほか、忙しくて法律事務所へいけない場合は、電話やメール、オンラインでの無料相談も可能です。
法律事務所の無料相談は予約制であることが多いので、相談したい場合は事前に連絡をして、日時を確定させておきましょう。
なお無料相談が可能な法律事務所の探し方が分からない場合、月間数百万人が利用する分野特化型の弁護士ポータルサイト「ベンナビ」の利用がおすすめです。
ベンナビでは借金問題をはじめ、さまざまな分野の問題を得意とする弁護士の情報が多数登録されています。
お住まいの地域や得意とする分野、無料相談の可否などで弁護士を検索できるので是非活用ください。
全国各地にある弁護士会には、一般市民が弁護士に法律相談できるセンターが設けられています。
借金問題をはじめとして、法律問題に対するアドバイスを受けることができますが、相談内容によっては費用が発生することがあるので、事前に確認しておきましょう。
なお営業時間は、基本的に平日のみです。
お住まいの地域にある法律相談センターは、以下URLで確認できます。
【参考記事】日本弁護士連合会:全国の弁護士会の法律相談センター
市町村や区が主催する法律相談会では、弁護士に無料で相談できる機会が用意されていることもあります。
法律相談会の内容や開催日時などは自治体により異なるので、詳細は各自治体のWebサイトや窓口などで確認ください。
借金やサラ金の相談ができるのは弁護士だけではありません。
以下の組織も借金問題に対する無料の相談窓口として活動しています。
法テラスは、国が設置した、法的トラブルに対する「総合案内所」です。
法テラスへ連絡すると、専門オペレーターから問題解決に必要な情報や相談機関などを案内してもらえます。
なお経済的に余裕がなく自分で弁護士費用を支払うのが難しいなど一定の要件を満たす場合、法テラスでは1案件につき3回まで無料で弁護士に相談可能です。
【法テラス・サポートダイヤル】
電話番号:0570-078374
受付日時:平日の9時~21時、土曜日の9時から17時(祝日・年末年始を除く)
消費生活センターと国民生活センターは、いずれも消費者生活に関する相談を受け付けている機関です。
サラ金・ヤミ金での借り入れや、クレジットカードのリボ払いといった問題についても、無料で相談できます。
弁護士へ相談できる窓口ではありませんが、どこへ相談していいかわからないときは、まずはこちらへ問い合わせるのもよいでしょう。
【消費者生活センター(国民生活センター)の共通窓口】
連絡先:消費者ホットライン(188)
※最寄りの相談窓口・連絡先を案内してもらえます。
※以下URLで最寄りの消費生活センターなどを自分で検索して、直接連絡することもできます。
日本クレジットカウンセリング協会は、クレジットや消費者ローンによる多重債務に陥った方に対し、中立的な立場で問題解決のためのサポートをしてくれる機関です。
日本クレジットカウンセリング協会では、クレジット・消費者ローンに関する借金について無料で相談を受け付けています。
相談の結果、任意整理による解決が適していると判断された場合、無料で任意整理のサポートが受けられます。
日本クレジットカウンセリング協会の連絡先は以下のとおりです。
電話番号:0570-032640
受付時間:平日10時~12時40分、14時~16時40分
借金問題について、弁護士に相談するとどのようなメリットがあるでしょうか。
以下、ひとつずつみていきましょう。
借金問題の解決方法には、任意整理・個人再生・自己破産など複数の選択肢があり、個々の状況にあわせて最適な解決方法を選ぶ必要があります。
専門家である弁護士に相談することで、状況から総合的に判断して最良の選択を提案してくれます。
借金問題の解決には、複雑な手続きや複数の書類作成が必要となります。
弁護士に借金問題を相談し、解決を依頼した場合、これらの対応を弁護士に代行してもらうことも可能です。
弁護士に手続きや書類作成を対応してもらうことで、依頼者にかかる負担は大幅に軽減されるでしょう。
債権者との交渉を個人でおこなうのは非常にたいへんですし、精神的・肉体的な疲労も小さくありません。
弁護士に依頼すれば、債権者との交渉を代行してもらうことも可能です。
弁護士が直接債権者と交渉すれば、スムーズに合意しやすくなるでしょう。
また依頼者に負担がかかることもありません。
弁護士が交渉することで、より適切な条件で合意しやすくなるのもメリットです。
弁護士への無料相談を有効に活用するためには、いくつかの注意点があります。
以下、主な注意点についてひとつずつみていきましょう。
借金の総額、返済額、収入状況など、自身の経済状況を把握し、それを明確に伝えられるようにしておきましょう。
無料相談の時間は限られているため、時間を有効活用するためにも、自身の状況をわかりやすく簡潔に説明するのがポイントです。
自分の状況をスムーズに説明するため、返済に関する書類や契約書など、借金の状況を把握できる資料を用意しましょう。
これにより、詳細な状況を理解してもらいやすくなり、解決までの道筋が立てやすくなります。
弁護士に依頼する場合、必要な手続きによって費用が異なります。
以下、手続きごとに費用の相場をみていきましょう。
任意整理とは、借金の返済を楽にするために、利息のカットや分割回数を債務者側と交渉することを指します。
仮に任意整理で借金を100万円減額する場合、弁護士費用の相場は総額で20万円程度です。
個人再生とは裁判所に再生計画(借金を返済する計画)の認可を受けることで、借金を大幅に減らしてもらい返済を続ける手続きです。
個人再生の場合、弁護士費用の相場は総額で40万円~60万円程度です。
自己破産とは事情があって借金の返済が不可能であることを裁判所に認めてもらうことで、返済が免除される手続きです。
代わりに高価な財産が処分されるなどさまざまなデメリットがあるため、借金問題解決のための最終手段となります。
自己破産の場合、弁護士費用は総額で30万円~60万円程度です。
借金問題を適切に解決するためには専門的な知識が必要となるうえに、手間や時間がかかる交渉・手続きをする必要があります。
自分だけで解決するのは困難ですし、身体的・肉体的に大きな負担がかかるのは避けられません。
弁護士に相談することで、適切な解決策を提案してもらえます。
また依頼者にとって負担が大きい手続きや交渉を全て代行してもらうことも可能です。
弁護士に借金問題の相談をしたい場合、まずは無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。
「ベンナビ債務整理」であれば、債務整理をはじめ借金問題が得意で、なおかつ無料で相談が可能な弁護士を検索できます。