リベンジポルノ
リベンジポルノとは|主な特徴と問われる罪・被害に遭った場合の対策
2024.08.02
好きな人から「裸の写真を送って」と頼まれた、SNSで知り合った人から「写真を送らないと学校に行けなくするぞ」と脅され、写真を送ってしまったなど、裸の写真が流出する被害は後を絶ちません。
裸の写真がインターネット上に流出した場合には、日常生活が送れないほどの被害を受ける可能性もあるため、早急に対応する必要があります。
流出してしまった写真による被害に今すぐにでも対処するために、本記事では以下3点について詳しく解説します。
写真の流出に悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。
結論からいうと弁護士に相談・依頼すれば、写真を削除する方法や、犯人を刑事告訴する方法を教えてもらえます。
また、弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、ネット上でのリベンジポルノなどの性被害の解決を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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裸の写真が流出した場合に取るべき対応は次のとおりです。
裸写真の流出について、警察への相談や加害者へ損害賠償請求をおこなう場合は次のような証拠を用意しましょう。
画像の投稿者がわかる場合は、アカウントの情報や投稿者とのやり取りも証拠として記録しておくことが大切です。
ただし、投稿者との直接のやり取りはリスクが高いため、弁護士に相談しつつ行動しましょう。
流出した写真から個人を特定できる場合は、肖像権侵害に該当するため、Webサイトの運営者に削除依頼をすることで、写真を削除してもらえる可能性が高いでしょう。
ただし、サイトに写真を削除してもらうように依頼した場合でも、情報が足りないと、削除してもらえない可能性もあります。
個人で削除依頼をおこなう場合は、どのような権利を害されているのかを明確に伝えなければなりません。
サイトへの削除依頼は、弁護士を通じておこなうことも可能です。
確実に削除してもらうためにも、手続きに不安がある方は、一度弁護士へ相談してみましょう、
写真を流出させた加害者に対しては、損害賠償請求が可能です。
ただし、損害賠償請求には加害者の名前や住所などの個人情報が必要になるため、加害者の身元がわからない場合は、サイトやプロバイダに発信者情報開示請求をおこなわなければなりません。
とはいえ、発信者情報開示請求や損害賠償の手続きは個人でおこなうには難易度が高いので、弁護士に相談するとよいでしょう。
警察に相談をおこなうことで、現状の被害に合わせて公表罪・提供罪・わいせつ物頒布罪・児童ポルノ公然陳列罪・名誉毀損などの罪状で告訴状を提出できます。
裸の写真を流出した加害者に対しては、公表罪・提供罪で次のような罪を問える可能性があります。
私事性的画像記録提供等による被害の防止に関する法律(いわゆる「リベンジポルノ被害防止法」)
『第三条 第三者が撮影対象者を特定することができる方法で、電気通信回線を通じて私事性的画像記録を不特定又は多数の者に提供した者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
2 前項の方法で、私事性的画像記録物を不特定若しくは多数の者に提供し、又は公然と陳列した者も、同項と同様とする。
3 前二項の行為をさせる目的で、電気通信回線を通じて私事性的画像記録を提供し、又は私事性的画像記録物を提供した者は、一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
4 前三項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。
5 第一項から第三項までの罪は、刑法(明治四十年法律第四十五号)第三条の例に従う。』
引用元:e-Gov法令検索
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ここからは、裸の写真を撮られたうえで脅されている場合の対応について見ていきましょう。たとえば、「裸の写真を撮られてしまったが、まだ流出はしていない。しかし、裸の写真をネタに脅されている」場合などは次のような対応が可能です。
脅迫が行われている場合は、LINE・メールのやり取りのスクリーンショット、スマートフォン・ボイスレコーダーで録音した音声データなどを証拠として 保存しておきましょう。
警察に相談をおこなうと、これまでの状況に合わせて恐喝罪・脅迫罪・強要罪などが適用できる可能性があります。
仮に、自分の生命・身体等や家族を脅かす旨の発言や金銭を要求する内容などがあれば、被害届の提出も可能です。
強迫行為や流出行為に対しては、裁判所に仮処分命令を申し立てたうえで警告を出すことも可能です。
仮処分命令を申し立てた場合は、脅迫・流出どちらも差し止められる可能性があります。
裸の写真を撮られたものの、流出や脅迫なども受けていない状態であれば、弁護士を通して削除の要請をおこなうことが可能です。
データを保有しているだけであれば法的手段などで強制的に削除することは難しいものの、弁護士からの警告によって加害者に対する抑止力としての効果は高いといえます。
裸の写真の流出トラブルでお悩みの方に対して、弁護士がおすすめといえる理由を紹介します。
実際に裸の写真の流出被害に遭っており、加害者から脅迫や強要、名誉毀損などの実害を受けている場合は弁護士に相談した場合どのような犯罪が成立するのか明確に判断してくれます。
たとえば、Webサイトでの投稿によって日常生活が送りにくくなっているといった場合には慰謝料も請求できる可能性があるため、弁護士への相談をおすすめします。
Webサイトへの削除依頼は、掲載されている本人か弁護士しかおこなうことができません。そのうえで、自分で削除申請をおこなう場合には、次のような対策が必要となります。
弁護士に依頼した場合は代わりに削除依頼をおこなってくれるだけでなく、加害者への警告も可能となるため、被害拡大を防止することも可能です。
ネット上の被害を受けたうえで、裸の写真を理由にして、加害者が暴行や脅迫・強要をおこなってく可能性もあります。
弁護士に依頼した場合は加害者から受けた被害の内容によって次のような対応をおこなってくれます。
裸の写真が撮られたといった場合、加害者が恋人や夫婦などであっても早めの対応が必要となります。
仮に裸の写真がネット上にばらまかれた状態であれば、迅速に対処し被害拡大を防がなければなりません。
投稿サイトなどであれば、投稿者を割り出して損害賠償請求等をおこなうことも可能です。
しかし、個人が迅速かつ的確な対処をおこなうのは難しいものです。まずは、弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士であれば被害の状況を鑑みたうえで、被害の拡大防止、加害者への法的対処も可能です。ネットの流出トラブルで悩んでいる場合は弁護士への相談を検討してみましょう。
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