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5chの自分の書き込みを削除したい!削除の基本ルールとやり方を解説
2024.08.02
SNSの普及にともない、「インスタで勝手に写真を載せられた」というトラブルを抱えている方もいることでしょう。
インスタのコミュニティガイドラインでは、人の権利を侵害するような投稿を禁止しています。
ガイドラインに抵触する場合は、投稿削除やアカウント凍結、アカウント削除などの対象になり得えます。
では、「一刻も早く、投稿を削除してほしい」と考えたときは、実際にどうすればよいのでしょうか。
この記事では、
について詳しく解説します。
結論からいうとインスタグラム上に勝手に載せられた顔写真を削除したい場合、弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
また、弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、インスタグラム上でのプライバシー侵害の解決を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
肖像権や著作権の侵害、名誉棄損罪や侮辱罪にあたる場合などは、インスタのガイドラインに抵触するため、投稿削除を請求できます。
しかし、中には投稿削除が難しいケースもあります。
ここでは、インスタで勝手に写真を載せられたときの投稿削除を請求できる・できないケースの判断基準について見ていきましょう。
【参考記事】コミュニティガイドライン | Instagramヘルプセンター
投稿削除を依頼できるケースは、いくつか存在します。
インスタに載せられた写真の状況や影響によって罰則が異なるため、それぞれのパターンを確認してみましょう。
次のようなケースは、肖像権の侵害にあたります。
たとえば、自宅や会員のみが利用できるサロン内の様子を許可なく撮影したり、個人を特定できる写真を隠し撮りしてインスタに投稿したりする場合などが挙げられます。
被写体が人物ではなくても、個人が撮影した写真を無断で転載する行為は著作権の侵害にあたります。
たとえば、風景や着用した洋服の写真であっても、著作権を有するのは撮影者です。
また、インスタで見つけた写真を少し加工して無断転載したケースも著作権の侵害に該当します。
インスタで勝手に写真を載せられるだけでなく、誹謗中傷や風評を広げられた場合は、名誉棄損罪や侮辱罪にあたります。
公然の場で具体的な事実を挙げて社会的評価を下げる可能性がある場合は「名誉棄損」、事実を挙げていなくても、個人や法人に対して誹謗中傷するような内容が投稿されている場合は「侮辱」にあたります。
たとえば「その顔、整形でしょ?本当は不細工なくせに」といった投稿は、事実であってもそうでなくても、名誉棄損罪や侮辱罪が成立します。
それぞれ、刑法で定められている内容は以下のとおりです。
第二百三十条 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀き損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。
引用元:刑法|e-Gov法令検索
第二百三十一条 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、一年以下の懲役若しくは禁錮若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
引用元:刑法|e-Gov法令検索
インスタで勝手に写真を載せられても、投稿削除が難しいケースも一部存在します。
ここでは、投稿削除や罰則の対象とならない、難しい3つのパターンを見ていきましょう。
背景の一部として自分が写り込んだ写真の場合は、投稿削除が難しいといえます。
被写体が個人ではなく食事や風景などであり、人物が明らかに特定できるものでない場合は、インスタのガイドラインに抵触しない可能性が高いでしょう。
大会やイベントなどの公の場所では、多くの人が写真撮影をおこなうことが予想されます。
この場合は「あらかじめ写真に写り込んでしまうことを了承している」と判断される可能性が高く、投稿削除は難しいといえます。
自分の顔にモザイクやスタンプなどの加工がされており、個人を特定できない場合も投稿削除が難しいでしょう。
肖像権の侵害にあたるかは「被写体が誰かを特定できるかどうか」だからです。
ただし、モザイクが薄かったりスタンプが小さかったりして、個人の顔を判別できる場合は肖像権の侵害にあたる可能性があります。
服装やスタイル、後ろ姿のみといった投稿も同様です。
インスタで勝手に写真を載せられていることが発覚したときは、主に3つの削除方法があります。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
投稿者が知り合いかつ連絡できる間柄の場合は、直接削除請求することも可能です。
相手との関係が良好であれば、「勝手に写真を載せないでほしい」「恥ずかしいので今後もインスタに載せないで」などの要望を汲んでもらえやすいでしょう。
ただし、まったく関わりのない他人の場合はトラブルになる可能性もあるため注意が必要です。
インスタのガイドラインに抵触する場合は、運営側に投稿削除を依頼することができます。
申請方法はアカウントの有無で異なるため、それぞれの手順を見てみましょう。
インスタのアカウントをもっている方は、以下の手順で投稿の削除申請が可能です。
削除申請が完了すると、インスタの運営側からメールが届きます。
「投稿を削除しました」という連絡があった場合は、削除されているかを確認しましょう。
インスタのアカウントを持っていなくても、投稿の削除申請は可能です。次のような流れになります。
投稿削除の要望を伝えても応じてもらえない場合は、裁判所を通じて削除要請をしましょう。
インスタの運営側に削除申請をするときは「当該写真のどこが肖像権・著作権にあたるのか」を証明する書類を揃える必要があります。
裁判所が「この投稿はガイドラインに抵触しない」と判断すれば、投稿は削除されません。
インスタの写真が削除されたあとでも「損害を受けた」「精神的な傷を負った」と感じた場合は、投稿者を訴えることが可能です。
ここでは、インスタで勝手に写真を載せた投稿者を訴える方法について、見ていきましょう。
投稿者を訴えるためには、アカウント情報や投稿画面といった証拠が必要です。
投稿URLや削除されても訴えられるよう証拠(スクリーンショットなど)を残しておきましょう。
インスタの運営者は米国の「Meta Platforms, Inc」ですが、東京都千代田区にある「ビーコンサービス株式会社」が日本代表として選任されているため、アカウントのログイン時IPアドレスの開示の請求は同社へおこなうことになります。
開示された発信者情報をもとに、投稿者が使用しているプロバイダ(NTT・Softbankなど)を特定します。
次の段階として、プロバイダ側へ発信者情報の開示請求をおこないましょう。
発信者情報開示請求においても肖像権や著作権の侵害、名誉棄損や侮辱にあたるか否かを証明して訴える必要があります。
裁判所で「情報を開示する義務がある」と判断された場合は、プロバイダに対して発信者情報開示の命令が下り、相手の氏名や住所などが開示されます。
またインスタの書き込み者を特定するためには、①IPアドレス特定→②アクセスプロバイダへの開示というルートのほかに、メタ社に開示命令をおこない、メールアドレスや電話番号などの登録者情報を開示し、弁護士会照会でその情報から書き込み者を特定するという方法もあります。
投稿内容が悪質であったり、勝手に載せられた写真によって被害を受けたりした場合は、民事訴訟によって投稿者に慰謝料請求や刑事告訴ができる可能性があります。
ただし、時間や費用がかかるだけでなく相手の反応によって展開が変わるため、弁護士に相談することをおすすめします。
インスタで写真を無断使用されたら、まずは弁護士に相談しましょう。
ここでは、弁護士に相談するメリットについて見ていきます。
勝手にインスタに写真を載せられた場合でも、肖像権や著作権の侵害にあたるのかどうか、素人が判断するのは難しいケースもあります。
対して、弁護士に相談した場合は、これまでの経験から削除請求が可能なケースか否かを判断してくれるため、スムーズな手続きをおこなうことができます。
個人で裁判所を通した投稿の削除申請はハードルが高いかもしれません。
弁護士に依頼をすれば、投稿削除にかかる手続きを一任することができます。
また、具体的にどのような証拠が必要なのかについても詳しく教えてもらうことが可能です。
悪質なケースの場合は、慰謝料請求や刑事告訴が可能です。
しかし、自分でおこなうのは困難であるため、弁護士なら民事訴訟にかかわる裁判対応も依頼できます。
民事訴訟は場合によって時間がかかるほか、法的根拠を持った書類の作成や証拠の収集が必要となります。
そのような一連の対応を弁護士に任せることで、個人にかかる労力やストレスを軽減させつつ、手続きを着実に進めることができます。
インスタで勝手に写真を載せられた場合は、弁護士に相談することをおすすめします。
「ベンナビIt」では、インスタをはじめ各SNSの削除対応が得意な弁護士を多数掲載しています。
インスタの投稿・写真で困りごとがある方は、当サイトから弁護士を検索し、問題解決の糸口を探ってみましょう。
結論からいうとインスタグラム上に勝手に載せられた顔写真を削除したい場合、弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
また、弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、インスタグラム上でのプライバシー侵害の解決を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。