私的情報・画像流出
【事例あり】個人情報漏洩とは? 被害を最小限にする対処法を徹底解説
2024.08.27
ネットで住所が晒されたら、何らかの嫌がらせを受けるのではないかと不安になるものです。発信者に対して怒りを覚える方もいるでしょう。
ネットで住所を晒される被害にあったら、まずはサイトに対して該当の書き込みの削除を依頼することです。
できるだけ人の目に触れさせないようにするためにも、迅速におこないましょう。
そのあとの対応は、被害に遭った本人が何を望むかによります。
犯人を特定し、それなりの償いをしてもらいたいなら、発信者情報の開示をもとめて裁判手続きをし、さらに慰謝料の支払いを求めることになるでしょう。
今回はネットで住所を晒されてしまった場合の対処法のほか、発信者を訴えられる場合、訴える場合の流れなどについて解説します。
被害を最小限に抑えるためにも、この記事を参考に落ち着いて対処してください。
ネット上に住所を晒されてしまい、嫌がらせを受けたり、被害を受けないか心配で悩んでいませんか?
結論からいうと弁護士へ相談・依頼すれば、個人情報を削除する方法や相手を訴える方法がわかります。
また、弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、ネット上のプライバシー問題の解決を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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ネット上に無断で住所を書き込まれてしまったら、少しでも人の目に触れないようにすることが最優先です。
犯人の特定よりもサイトに対して書き込みの削除依頼をおこないましょう。
削除依頼の方法は、サイトによって異なります。サイトの利用規約を確認し、サイトのルールに従って申請しましょう。
ただし、サイト側が該当する投稿を削除してくれるのは、各サイトで定められているガイドラインに違反している場合や、プライバシー侵害に当てはまる場合に限定されるケースが多いです。
サイト側に認めてもらえなければ、晒された住所はそのままになってしまうので、そのほかの手段で削除依頼をおこなう必要があります。
削除依頼に対する対応はサイトによって異なります。
削除依頼をしても何も対応してもらえず、連絡すらこないケースもあるでしょう。
そのような場合は、法的手段を講じるしかありません。
仮処分の申し立てをして該当の書き込みを削除してもらいましょう。
しかし、裁判所への申し立ては、個人でおこなうには手間がかかるうえ、法的な手続きが難しく感じることもあるでしょう。
削除依頼を確実におこなうためにも、手続きに不安がある方は弁護士へ相談・依頼するのがおすすめです。
ネット上に住所を晒されれば、刑法に触れる行為ではないため刑事責任には問えません。
一方で、プライバシーの侵害を理由に慰謝料の支払いを求める民事訴訟なら起こすことが可能です。
ただし、慰謝料の支払いが認められるにはプライバシーの侵害を受けた事実が認められなければなりません。
ここでは、どのような場合にプライバシーの侵害があったと認められるのか、または認められないのかについて解説します。
プライバシーの侵害が認められるには、その公開された内容が以下の要件を満たさねばなりません。
この3つの要件を満たせば、保護されるべき個人情報とみなされ、無断で公開された場合にはプライバシーの侵害があったと認められます。
プライバシーの侵害が認められる具体的な事例としては、以下のようなケースが挙げられます。
【プライバシー侵害が認められやすい事例】
一方、次のようなケースはプライバシーの侵害があったとはみなされません。
たとえば、以下のような投稿内容については、プライバシー侵害とはみなされない可能性があります。
【プライバシー侵害と認められにくい事例】
プライバシーを侵害した相手を訴え、償いを求めたいなら、まずは相手を特定しなければなりません。
相手を特定するには、サイト運営者とプロバイダの2社に対して発信者情報開示請求をおこないます。
まずは書き込んだ相手のIPアドレスを知るために、サイト管理者に発信者情報開示請求をおこないます。
問い合わせフォームや郵送で直接請求することもできますが、応じてもらえるケースは少ないため、裁判所に仮処分手続きを申し立てるのが一般的でしょう。
仮処分命令が下されれば、IPアドレスの開示と、プロバイダとの本訴中に相手の通信データが消されてしまわないようにしてもらえます。
サイト管理者から教えてもらえるのはIPアドレスだけです。
相手の名前や住所など、身元を特定する情報を得るにはプロバイダに問い合わせなければなりません。
下記のようなツールを使えば、IPアドレスから利用されているプロバイダの特定が可能です。
IPアドレスから特定できたプロバイダに対して発信者情報開示請求をおこないます。
郵送などで直接請求してもかまいませんが、個人情報保護の観点から簡単に教えてはもらえません。
発信者情報の開示を求めて訴訟提起をするのが一般的な流れでしょう。
勝訴すれば、プロバイダよりネットで住所を晒した相手の住所や氏名などを教えてもらえます。
相手の身元がわかったら、慰謝料請求訴訟を起こします。
請求できる金額は個々のケースによって異なりますが、10~50万円程度であることが多いでしょう。
2022年10月1日より改正プロバイダ責任制限法が施行されました。
この法改正により、サイト管理者とプロバイダに対する発信者情報開示請求は「非訟事件」とよばれる訴訟以外の手続きでも可能となり、より簡単かつ迅速に相手の個人情報の開示が期待できます。
しかし、全てのケースにおいて従来の手続きよりも早く開示を受けられるとは限りません。
従来どおりの手続きを利用したほうがよい場合もあるでしょう。
どちらの手続きを利用すべきかは、弁護士に相談することをおすすめします。
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ネット上に住所などの個人情報を晒されてしまったら、速やかに弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士に依頼すれば、下記のようなメリットが期待できるからです。
ネットに個人情報を晒されてしまったら、一刻も早く該当の書き込みを削除してもらわねばなりません。
まずサイトの問い合わせフォームなどから削除依頼をしますが、自分でおこなってもなかなか対応してもらえないケースもあるでしょう。
削除してもらうには、対象となる投稿・削除依頼をする理由・背景事情などを主張せねばならず、不慣れな方にとってはなかなか上手くできないものだからです。
弁護士に依頼すれば、法律に基づいた説得力のある主張をしてもらえます。
応じなければ法的手続きに移行するおそれもあるため、サイト管理者が迅速に対応する可能性が高まるでしょう。
発信者情報開示請求の手続きは、煩雑な裁判所での手続きを利用せねばなりません。
提出が必要な書面も多く、書面の作成も難しいため、不慣れな方にとってはかなりの負担となるでしょう。
また、発信者情報にせよ慰謝料にせよ、請求が認められるためには、自身が被った損害を正しく立証しなくてはなりません。
有効な証拠を準備のうえ正しい法律知識をもって論理的に主張することが重要になります。
弁護士に依頼すれば、複雑な裁判手続きを一任できます。
もちろん法律知識も備えていますから、効果的に主張をおこない、依頼者の要望をかなえてもらえる可能性が高まるでしょう。
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ネットに住所を晒されてしまったら、速やかに弁護士に対応を依頼することをおすすめします。
書き込み削除は個人で依頼しても対応してもらえないケースも多く、発信者情報開示請求や慰謝料請求などの裁判手続きは不慣れな方には複雑で負担が大きいものです。
弁護士に依頼すれば、サイト管理者が書き込み削除に対応する可能性が高まりますし、裁判手続きも一任できます。
迅速に書き込みを削除してもらい、慰謝料を獲得できる可能性も高まるでしょう。
ネットでプライバシー侵害の被害にあったら、速やかに弁護士に相談しましょう。
ネット上に住所を晒されてしまい、嫌がらせを受けたり、被害を受けないか心配で悩んでいませんか?
結論からいうと弁護士へ相談・依頼すれば、個人情報を削除する方法や相手を訴える方法がわかります。
また、弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、ネット上のプライバシー問題の解決を得意とする弁護士を地域別で検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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