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Amazonの悪質・違法なレビューを削除する方法
2024.08.02
「5ch(5ちゃんねる)」の魅力のひとつは、匿名で自由な書き込みができることです。
しかし、匿名で書き込みできるため、つい過激なことや他人の個人情報などを書いてしまう人もいます。
そのような自分の書き込みを後から削除したくなった場合は、どのようにすればよいのでしょうか。
本記事では、5chの書き込みを削除したいという方に向けて、5chに用意されている削除方法や書き込みに伴う責任追及について詳しく解説します。
5chで自分の書き込みを削除できず困っている投稿者はぜひ参考にしてください。
5chでついその場の流れで、誹謗中傷や晒しのような投稿をしてしまった…今からでも投稿を削除したい、と悩んでいませんか。
結論からいうと、自分の書き込みを削除するのはかなり難しいため、弁護士に相談することをおすすめします。
5chでは、認められた弁護士からの削除依頼に応じることが明記されているため、弁護士経由なら自分の書き込みも削除してもらえるかもしれません。
弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、ネットトラブルを得意とする弁護士を地域別に検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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5chの基本原則には「表現の自由は最大限保障されるべきものである。」と書かれており、むやみに書き込みを削除しない方針であることが伺えます。
しかし同時に「表現の自由も絶対無制限のものではなく、他人の権利を侵害するものについては削除を行う。」とも書かれています。
まずはそんな5chの削除の基本ルールを確認しましょう。
5ch(5ちゃんねる/旧2ちゃんねる)とは、1999年に開設された匿名形式のインターネット掲示板群のことです。
社会、地域、食文化、受験・学校、趣味など多岐にわたる「カテゴリ」があり、それぞれのカテゴリ内に「板」と呼ばれるジャンルが存在します。
板の中には「スレッド」と呼ばれる細かな掲示板があり、利用者はこのスレッド内に書き込みをおこないます。
使い方には最低限のルールとして「他人に迷惑をかけることはやめよう」と書かれています。
5chにおける書き込みの削除ルールは「削除ガイドライン」に記載されています。
非常に文章量が多いガイドラインとなっているため、ここでは削除対象になる書き込みや、削除をおこなう担当者といったポイントとなる部分を解説します。
5ch内で削除対象となっている書き込みは固定ハンドル叩き、連続投稿、アスキーアート、下品ネタなどさまざまあります(特定の「板」では認められている場合もあります)。
特に以下の書き込みは削除の優先度が高くなっています。
5ch内の書き込みの削除作業は、「削除人(削除屋)」という削除権限を与えられたボランティアが対応します。
そのため、投稿者や閲覧者が任意で書き込みを削除することができません。
また、書き込みを削除するかどうかは削除人の判断に任されており、削除依頼を出したからといって必ずしもその書き込みが削除されるわけではありません。
削除依頼を出したい場合は、後述の「5chの書き込みを削除するためにとれる手段」を確認してください。
書き込みだけでなく、スレッドの削除依頼を出すことも可能です。
スレッドの削除について5chは「掲示板の趣旨に関係があり、論理的で主観だけではない批判は残します。」としていますが、以下のようなものは削除対象になります。
5chの書き込みを削除する手段は5種類あります。
これらの手段には、5ch上の公開の有無、受け付けている削除内容、利用できる人などいくつか違いがあります。
以下でそれぞれの主な違いや利用方法を確認しましょう。
削除方法の種類 | 削除方法の特徴 | 削除依頼の種類 | 利用できる人 |
1.削除要請フォーム |
| 重要削除対象 (権利侵害など) | 当事者 利用者 |
2.運営会社へメール |
| 当事者 | |
3.削除要請の仮処分 |
| ||
4.指定の弁護士 による削除依頼 |
| ||
5.削除整理フォーム |
| その他の削除対象 | 当事者 利用者 |
参考:5ちゃんねる削除体制
5chが用意した「削除要請フォーム 」から削除依頼を出すことが可能です。
削除要請フォームで受け付けている依頼内容は個人情報、差別・蔑視、荒らし行為、企業への誹謗中傷といった重要削除対象などで、いわゆるガイドライン違反を報告するための通報窓口となっています。
なお、フォームを利用した場合は5ch内の削除スレッドに依頼情報が公開されます。
本名やメールアドレスなど、公開されて困る内容は入力しないように注意しましょう。
入力項目 | 個人の場合 | 企業・団体の場合 |
お名前・担当者名・部署/役職 | 依頼主の名前を入力する | 依頼主の名前、部署、役職を入力する |
メール | 依頼主のメールアドレスを入力する | |
法人名/団体名 | 空欄で問題ない | 法人名や団体名を入力する |
対象区分 | 通常は「個人・三種」を選択する | 「法人/団体」を選択する |
掲示板アドレス | 対象となる掲示板のURLを入力する ※個人の場合は入力必須 例:http://○○.5ch.net/○○○/ | 対象となる掲示板のURLを入力する 例:http://○○.5ch.net/○○○/ |
既存依頼スレッド | 空欄で問題ない | 以前依頼した場合か、再依頼する場合は入力する |
削除対象アドレス | 対象となるスレッドのURLを入力する 例:http://○○.5ch.net/○○○/test/read.cgi/○○/○○ | |
削除理由・その他 | 削除理由を入力する 例:個人の私生活情報晒しとして、個人の住所晒しとして、個人に対しての誹謗・中傷 など |
権利侵害の書き込みは、メールで削除依頼を出すことが可能です。
前述の削除要請フォームとは異なり、メールの場合はスレッド内に公開されないことが特徴となっています。
5chでは「同定可能性(中傷されている対象者と特定できること)」が重視されているため、氏名・住所・顔写真入りの本人確認書類の添付が必要です 。
項目 | 内容 |
宛先 | meiyokison@5ch.net |
件名 | 削除申し立て |
内容 | URL レス番号削除理由 |
添付資料 | 理由を根拠付ける資料 本人確認のための資料 |
裁判所から削除請求の仮処分決定が出された場合、5chはその命令どおりに対応するとしています。
9. 裁判所の決定・判決
判決・仮処分の決定など *
裁判所より削除の判断が出た書き込みは削除対象になります。引用元:5ちゃんねるガイド:応用
メールやフォームで削除依頼をしても対応されなかったという方は、裁判所に記事削除の仮処分申し立てをおこないましょう。
申し立てが認められれば、仮処分の内容と疎明資料を添付のうえ、前述の「メールでの削除を依頼」を参考に削除依頼を出しましょう。
なお、5chの運営会社である「LokiTechnologyInc.」はフィリピン法人であるため、管轄の裁判所は東京地裁となります。
東京地裁は削除請求の無審尋上申(債務者を呼ばずに手続きすること)を認めていないため、手続きは複雑になってしまうでしょう。
5chのガイドラインによると、5chが認めた「表現の自由に配慮したリーガルマインドを持つ弁護士」からの正当な理由がある削除請求には原則対応してくれます。
しかし、「誰が認められているのか」「どういった基準で認めているのか」などはガイドラインに記載されていません。
そのため、任意で探して依頼するのは難しいかもしれません。
依頼する場合は、ネットトラブルに詳しい弁護士を探しやすい「ベンナビIT」から、5chの削除経験がある弁護士を選んで依頼しましょう。
参考:5ちゃんねる削除体制
一般的な削除依頼は「削除整理フォーム」から出すことが可能です。
個人情報、差別・蔑視、荒らし行為、企業への誹謗中傷以外の違反がある場合には、こちらのフォームから削除依頼を出すと良いでしょう。
5chに書き込んだ内容によっては、プライバシー権の侵害や名誉毀損罪といった民事上・刑事上の責任を追及される可能性があります。
このような責任を追及するにあたり、被害者はサイト管理者やプロバイダに発信者情報開示請求という手続きをおこなうのが一般的です。
その後、不法行為に基づく損害賠償請求や刑事告訴などをおこないます。
5chのように投稿者を特定できないインターネットトラブルの場合は、サイト管理者とプロバイダなどに対して投稿者の氏名・住所・電話番号・IPアドレスなどを開示させる「発信者情報開示請求」という手続きが取られます。
投稿者の特定を検討している被害者は、まず5chの運営会社(LokiTechnologyInc)に対して、投稿者のIPアドレスなどを開示させるための情報開示請求をおこないます。
5chの運営会社は送達条約に加盟していないフィリピンの法人であるため、請求中にログ情報が削除されないよう無審尋上申でおこなわれるのが一般的です(情報開示請求の場合は無審尋上申が可能)。
なお、この段階では投稿者は発信者情報開示請求されていることを把握できません。
IPアドレスを取得した被害者は、投稿者が利用しているプロバイダに対して、投稿者の氏名・住所・電話番号などを開示させるための情報開示請求をおこないます。
請求を受けたプロバイダは投稿者に対して「情報開示に同意するかどうか」という確認をするため、投稿者はこの段階で初めて情報開示請求されていることに気付きます。
開示を拒否することは可能ですが、裁判所から開示命令が出された場合は拒否していても開示されます。
投稿者を特定した被害者は、投稿者に対して民事上の不法行為に基づく損害賠償請求をおこなうことが多いです。
損害賠償を請求された場合は、任意の話し合いをするか、裁判で争うことになります。
また、中には刑事責任を追及するために警察に告訴状を提出するケースもあります。
以下に、問われる可能性がある主な責任をまとめておきます。
責任の種類 | 書き込みの内容 |
民事上の責任 |
|
刑事上の責任 |
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【関連記事】
発信者情報開示請求は拒否しても大丈夫?その後の流れやリスクを解説
5chに自分で書き込んだ内容を削除してもらうのは、非常に難しいといえます。
他人が書いた文章を削除するケースと同様で、5ch内の書き込みを削除するかどうかは削除人が判断します。
削除をしてもらうためには、客観的に見て削除が妥当だと考えられる理由が必要です。
しかし「自分の書き込みなので削除してほしい」という理由だけでは、削除人は削除を実行してはくれないでしょう。
自力で対応が難しくなった場合には弁護士に相談・依頼しましょう。
自力で対処ができない場合は、IT問題を得意としている弁護士に依頼することをおすすめします。
弁護士に依頼すれば被害者からの情報開示請求に関するアドバイスをもらえたり、逮捕や起訴を回避するために被害者と示談交渉をしてくれたりします。
以下で、5chの書き込みの内容や削除について弁護士に依頼するメリットを確認しましょう。
5chは匿名掲示板なので、被害者は損害賠償請求や刑事告訴などをするために情報開示請求をおこなうのが一般的です。
その際、プロバイダから投稿者に対して「情報を開示しますか」という意見照会がおこなわれます。
事前に弁護士に依頼しておけば、意見照会された際にどのような対応をすればいいのかアドバイスがもらえるでしょう。
5chに自分の書き込みが残っていると、その書き込みを見た被害者が名誉毀損や侮辱などで投稿者(あなた)のことを刑事告訴するかもしれません。
しかし、名誉毀損や侮辱などは親告罪であるため、早い段階で弁護士に依頼しておけば刑事告訴される前に示談がまとまる可能性があります。
示談が成立すれば逮捕や刑事罰などを回避できるでしょう。
インターネットトラブルを得意としている弁護士に依頼することをおすすめします。
プロバイダからの意見照会に関するアドバイスがもらえたり、損害賠償請求や刑事告訴などになった際にサポートが受けられたりするでしょう。
参考文献:弁護士神田知宏著『インターネット削除請求・発信者情報開示請求の実務と書式』(日本加除出版)
5chでついその場の流れで、誹謗中傷や晒しのような投稿をしてしまった…今からでも投稿を削除したい、と悩んでいませんか。
結論からいうと、自分の書き込みを削除するのはかなり難しいため、弁護士に相談することをおすすめします。
5chでは、認められた弁護士からの削除依頼に応じることが明記されているため、弁護士経由なら自分の書き込みも削除してもらえるかもしれません。
弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。
当サイトでは、ネットトラブルを得意とする弁護士を地域別に検索することができます。
無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。
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